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どいてです。
[ブリジットの問いに返事をすることは無い。
無愛想に場所だけを要求した。
一息だけついた後、ピアノの前に立ち演奏を始める。
頬を暖かいものが伝っていくのを感じた。
だけど、そんな物はどうでも良かった。
天に届けと、
イレーネに届けと、
ただ、ひたすらに演奏を続けた]
[ケホ…ケホ、咳が 止まない。
顔を上げれたのはピアノの音が聴こえたからだった。
ユリアンの音を邪魔せぬよう、口元をきつく抑える。
頭が揺れるような立ちくらみを感じた。
数値が少し上がっているのかもしれない。]
――――――……
[ブリジットやベアトリーチェが部屋にいてよかった。
少しだけ…冷静さが戻ってくる。]
―休憩室―
[手を退いて、そのまま後ろへ
よろめくように、数歩。
演奏が始まれば口を噤んで。
キマイラはピアノに耳を傾けるかのよう。
――想いを読み取ったかどうかは知れず。
――されど、おとなしくなった歪な生き物は
静かにその姿を消すだろう。]
……、?
[視線を落としたとき、
自分の手に傷がついて緋が浮いていることに気づく。
どうして気づかなかったのだろう、と
僅か過ぎるが些細なことと、捨て置き。]
…リーチェ。
[少女はまだ部屋にいただろうか、名前を呼びかけて。
ブリジットの方をも見る。]
…部屋を、出よう。
[告げる声音はとても静かなものだった。]
[異変に動こうとすると左脇腹が重い。刺し傷は内臓には達していなかったが、部位が近い事を思うと冷や汗が流れる。表情には出さない。腰にさしたままのサーベルを片手で握り、支えにするようにしてから、真っすぐに立った。自身の動作は酷く緩慢で無防備に思える。暫くしてから、]
人為的行為と言う事は、
殺 人 か。
これだけ人数が居るのに、
一体、どうやってイレーネのバンドを?
そう、なの?
[ノーラの声にじゃあどうして音も声もしないのかと不安になる]
イレーネさん……。
[ノーラの手が離れた後、ハインリヒの声に頷くと、石になった彼女の名を呼んだ]
[ユリアンのピアノの音色。
キマイラが飛び去った方角は扉が無く、廊下のようなものが見え居た。位置関係を把握するなら、ヘリポートと休憩室の間にまた異なる部屋があるのだろうと思われる。]
/*
うーん、矛盾ない行動って難しい。
ガッチガッチに気にする必要は無いんだろうけど、やっぱ出来るだけ、ね。
そして頭が回んなくなってきたんで寝ます。
おやすみなさい**。
ごめんです、イレーネ……。
[懺悔の言葉と共に演奏を止めた。
部屋から出て行っている人間がいることに気付く余裕は無かった]
――…一度、全員集まろう。
…どこかに。
[ヘルムートにもそう告げて、
ピアノの音が止むと、ユリアンの方へ振り返る。]
……部屋を出るぞ。
[懺悔の言葉に悔しげにまた奥歯を噛みそうになるのを抑えて。
ユリアンに短く声を掛けた。]
先に行くといいです。
僕もすぐ行きます……。
[俯いたまま答えた。
心も体も今はまだ動いてくれそうに無い。
その証拠と言わんばかりに頬を伝うものはまだ止まってくれなかった……]
[ユリアンのピアノの音色は、同じピアノを弾いて居てもイレーネのものとは異なっていた。
──イレーネの旋律は、例えるなら
薄闇に光る、温かな灯火の色。
彼等が知る世界、繋がり、生きている、人々のいとなみ。
流れる時間を示すのは、灯火よりも遠い、星々の光。
先刻ヘリポートで見た広い広い空の色に似ていた。
瞬きをせぬまま、ユリアン音色を想う途中で演奏が終わった。ハインリヒに頷く。]
ユリアン。
―3階廊下―
[休憩室から出るといばらを避けつつ入り口傍の壁に背を寄せる。
その場から直ぐに動こうとはしなかった。
ヘルムートと、傍に居たのならダーヴィッドやエーリッヒにも。
腕を組んで、紺青の眸を向け]
―――…どう、考える?
[それは引き千切られたバンドに対してのものだろう。
視線は、床に落ちる。先程は…その先に、落ちたバンドがあった。]
……どう考えればいい。
[その先の結論は、できれば出したくなかった。]
ユリアン。
おそらく、イレーネは──
君が獣に襲われる事を望まない。
──私も望まない。
後で頼みたい事が有るから、忘れないでくれ。
[まだ動けそうに無いユリアンを残して、彼も廊下へ出る。]
……、 ――… 他者の存在 は
…薄い、ですわよね。
[老人は死んでしまった。
カプセルのErrorのアラートは残らずついていた。
片手を自分の手で抱くような格好。
伏せた眼、空気は重い。]
─ 三階廊下 ─
[顔を上げて首を横に振る。]
全員で固まって
お互いを監視し合った方が良い。
先刻の「一度、全員集まろう」は
そう言う意味だと思ったよ、ハインリヒ。
[壁にもたれ腕を組んだ。]
──冷凍睡眠で眠っていた者が、
不注意の事故でうっかり、
生命線のバンドを断つとは……考え難いな。
[ヘルムートの言葉に]
分かってます、大丈夫です。
頼みたいこと? 了解しました、後ほど伺い、ますです。
[普段ならその場で聞いていたに違いない。
しかし、今は役に立てそうに無い気がしたから聞くことはしなかった。
だけどイレーネを守れなかった自分にもまだ誰かに役に立てる。
それだけで少し立ち上がれそうな気分になってきた]
―3F廊下―
[ヘルムートを横に流し見る。]
……――事故には見えませんでしたわね。
でも、どうして 皆、生きるために…
此処に きた、 はず なの に
[たとえば じぶんは
かえる。 かえるには 外へ ――でも
再び湧き上がって来た記憶を沈めるように
頚を横に振った。代わりに、思考を割り込ませる。
苦しげな響きが聞こえれば其方へ視線を向ける。]
─ 三階廊下 ─
そうか。
バンドは、長期間の冷凍にも耐える構造だったな。
それを刃物を使うでもなく、強い力で引き千切った痕跡。
[組んでいた腕を解いて、自身の首のバンドに触れた。無言で二度頷く。]
大広間、二階、このフロアにもある石像が
何故、各位置でああなったのか考えようとすると、
──今は、良い連想が浮かびにくい。
悪い方向に不可解だ。
[茨、蛇、キマイラ。最初の放送から、ずっと。悪い性質の悪い脱出ゲームに参加させられているようだった。]
……イレーネに、何が起きたのか。
おそらく、目撃証言を募る話し合いは難しいだろう。
何故なら、現時点で誰も口にしていない。
ともあれ、全員で集まって
話し合った方が良いだろう、な。
新しいヘリコプターが隠し扉の先にあった事も。
[石化病患者に、残された時間は減って行く。進行を確認する為に、無意識に自身の左脇腹を指でなぞり、爪を立てていた。まだ、痛みを感じる事が*出来ている*。]
−3F・廊下−
[会話が聞こえた。
壊れるはずの無い首輪の話だった]
でも、僕の首輪、壊れたです、よー?
[何事も無かったかのように会話に入っていく。
その口調はいつもと変わることは無い。
今はそれでよかった、悲しむことは後でも出来る。
石化の呪縛から逃れた自分に出来る事は他にも何かあるはずだから]
…一応、首に巻くもんだからな。
何があっても壊れないってわけでもない。
あとは――…俺の管轄外だ。すまん。
[首のバンドのこともある程度までは知っていても、
製造チームではなかったので詳しくまでは知らない。
首もとのベルトに触れる、良い連想にならない。
ヘルムートの言葉に同意するように頷く。]
…皆が名前を呼んだ時、既にイレーネの様子はおかしかった。
触れた時は…もう、石化していた。
[イレーネに触れた時のことを思い出す。
肩に触れた時、蛇を助けた時のような温もりはもうなかった。]
[ブリジットの声>>75に傍によると、手を引かれ廊下へと歩いていく。途中、イレーネのバンドが裂かれていた事を知ると一瞬戸惑ったようだったが]
バンド……病気の、進行度が表示されるって言ってたこの首輪ね。でも、人の手で裂けるの?
[バンドに手をかける。起きてからも、ずっと気にかけなかったそれ]
たぶん、そう。ノーラさんアーベルさんのことを気にかけていたから。ノーラさんがどこにいるのかはわかるけど、アーベルさんがそこにいるかまではわからないの……。
[聞かれて答える。自信はなかったけれどそうだろうと]
薄い……?
[ブリジットの、零した言葉の意味を理解できずに繋がれた手をきゅっと握り返し]
バンド、壊れたの? ……ユリアンさん、は病気が治ったの?
じゃあ病気は治るのね? って聞いても、その口ぶりじゃどうしてかも判らないみたい。
[聞こえたユリアンの声に、ようやくそのことを知って驚いた。
ただ、羨ましい、という感情ではなく視える一本の糸のように、かすかな点のような、希望、のように感じて。
みんなも同じように治るといいのに、と*思った*]
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