情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……半端に、血だけもらったりしたから、こんな事になったんですかね……龍先輩。
そうだとしたら、恨みますよ……?
[しばし、間を置いて。
こんな呟きを漏らしながら、煙草を灰皿に。
ベッドから起き上がり、気だるい身体を引きずるようにバスルームに行ってシャワーを浴びる。
濡れた頭にタオルを引っ掛けたまま、次に向かうのはキッチン。
正直、食欲は余りないが、食べないわけにもいかなかったから。
パンとコーヒーでごく簡単な食事を済ませた後、寝室に戻る]
……さて、と。
さすがに、丸腰では出られんよ、な。
[呟きながら、手をかけるのはクローゼットの扉。
その、一番奥から出すのは、黒い布の包み]
誰もいない。 みんないない。
私、一人ぼっちね。
[誰が憑魔なのかわからない今、一人で居る方が安全なのかもしれない。
……けれど。私は手近な木にもたれ、幹にぺたんと頬をつけた]
怖いよ。 辛いよ。 ……寂しいよ。
[下唇を口の内側に巻き込んで、ぺろり、ぺろり。
紅が落ちたってかまやしない。
こめかみを木の肌に押し当てて、そっと擦り付けた]
[布を解けば、出てくるのはサバイバルナイフが一本。
ずしり、と重いそれは、今は亡き『司』の形見]
……普通のナイフや包丁よりはマシだろ。
[そんな事を呟きながら、それをジャケットの下に隠し持つようにして。
新しい煙草に火を点けると、部屋を出て戸締りをする。
しん、と静まり返った空間。
階段に響く足音は、やけに大きく聞こえた]
―自宅―
[洗面所の鏡に映った自分の表情を見る]
笑うって、どうすればいいんだろう。
[唇の端を引き上げてみる。他者に見る笑みの形。
貼り付けただけのような表情になった]
感情をそのまま出すって、どういうことだろう。
[診察を受けても理解することが出来なかった。
感情が無いわけではないけれど、その振れ幅はとても小さい]
強く思うって、どういうことだろう。
[引き攣るような笑みを消す]
桜が覆ってくれた場所。
私に足りないのは、何。
― 中央公園 ―
[木から身体を離すと、濡れた頬をぬぐう]
あの子達、どこいったんだろ。
稲田さんちかしら?
[けれど、子供達は、瑞穂ちゃんは。
憑魔とはいえ人を殺めた私を、どう見るのだろう]
……遠回りしよう。
[そうして、住宅街を経由して繁華街に向かう事にした]
―→ 住宅街 ―
― 住宅街・地蔵堂 ―
ここ、は。
[昼頃、常連の男に追われてきた場所。
殺しあったらしき男女が倒れていた場所]
あの二人、消えてる。
[巫女さんが舞った後、雪夜君の身体は消えていた]
あれと一緒なの?
[傍の地蔵に問うてみるも、地蔵はただ、ただ、慈悲深く微笑み続ける]
……あれ。
[はた、と瞬く。
目の前にあった手をじっと見つめて]
え、……あー、うん。
構わないなら、助かる。
[瑶子からの提案には素直に頷いた。
地面に手をついても、既に塞がっていた傷口から砂が入ることはない。
立ち上がり、もう一度右手を見て]
……。
[何か言うこともなく、百華には頭だけ下げて、後を追って行った]
─住宅街─
[階段を降りきり、通りに出る。
通りもやはり、静けさの帳の内]
……さて、と。
どこに行ってみるか。
桜の所に行っても……あれは何も、答えはせんだろう、な。
[あれ、がさすのは言うまでもなく、桜の童女。
なら、どうするか、と。
思いながら、ひとまず宛てなく歩き出した]
/*
墓下中発言は……どうなんだろ控えめにした方がいいのか?
ぶっちゃけ、落ちるの早すぎてどう動けばいいか皆目見当が……
そんな俺は、現在『墓下でどう動くか』から発展した『霊魂の在り方』についてちまちまと書いてるわけだが……どうすんだこれ?
/*
Wikiにあるとおり、
姿はもう生者には見えないけど霊体の形で桜の結界内は自由に動き回れて行く末を見ることはできる、でいいんじゃないかな?
中発言は書いてないけどいつものこととか、もろもろ考慮するとなるべく控えたほうがいいかなって思うよ。
[公園から離れる後に聞こえてきた礼斗の言葉には]
……。
[何も答えることなく、ただそのまま去っていった。
そして、そのまま何処へ歩いていったのか自分でもよく分からない。意識は半分以上断ち切られていた。
気づけばそこは、何処かの建物の階段だった。
そこにうつむいたまま座ったまま、どれくらいの時間が経ったのか神楽は知らない。
頭の中は、あれから今までずっと憑魔のことだけだ]
/*
いやそれはわかっている。問題は、
「墓下のゆっきはー黒いのか白いのか」
これで、動き方がガラリと変わっちゃうからね。
そこを考えてて長大考察まで発展しちゃった、てへっ。
結論、「ゆっきー元から色々あって歪んでる」で決定した。
よし、そう動く。
……そーいえば。
[ふ、と歩みを止めて。
携帯用の吸殻入れに、灰を落とす]
しばらく行ってなかったし。
地蔵様の顔でも拝んでくるか。
[仕事に行き詰ったときによく出向いた場所。
宛もなく歩くなら、と。
そちらへ向けて、歩き出した]
―自宅―
[母親が泊まる時のためソファベッドの入っている居間。
コーヒーカップをローテーブルに置いた]
少しは疲れ取れた?
[一つは両手に抱えて一口飲んだ]
史兄さん。
もし、私が憑魔だったら、どうする?
[いつものように淡々と問いかけた]
/*
うん、そこは好きにしていいと思うよ。
言ったもん勝ちだし、そもそも墓下すごす憑魔、雪夜さんだけだし。
ということで以下中発言控えるよ。
― 住宅街・地蔵堂 ―
[手を伸ばし、地蔵の頬に触れようとする。
寸前で手を引っ込めた]
オン カカカ ビサンマエイ ソワカ……
オン カカカ ビサンマエイ ソワカ……
[店に来る客には本当に色々な人がいた。
私から客に素性を聞いたりはしないけど、彼は自分から坊主だと名乗った。
お酒を勧めていいものか、随分戸惑ったっけ。
私は手を合わせ、彼に教わった地蔵に願う時のおまじないを繰り返した]
……急にお願いされても、困るか。
[地蔵にかけた願は、平安。
子供たちと自らの、そしてあの場に集まっていた者達の。
困った時の神頼みというやつで、私は苦笑を漏らした]
───ぐ。
[そして、唐突にまた鳴り響くは鈴の音。
白い光が、黒い光に塗りつぶされていく光景と共に、瑞穂の姿が思い浮かんだ]
みず……ちー……。
[これがただの幻影ではないことはよく知っている。ただの幻影だったのならば、どれほど良かったことか]
次は、みずちー、か。
[それは、瑞穂が小さい頃からずっと見続けてきた可愛い妹分。
家族と触れ合う機会がほとんど無かった神楽にとって、まるで本当の妹のように可愛い存在だった。
その大事な子が、憑魔に殺され、何処かでその骸を晒しているのだと分かっても、神楽には動く気力は出てこなかった。
短い時間の中で起きた一連の騒動は、神楽の心をへし折っていきそうなほど、辛いことばかりだった]
─住宅街・地蔵堂─
[近づくにつれ、感じ取れたのは人の気配。
それを訝り、警戒も込めて足を止めるのと、声が聞こえるのとはどちらが先か]
……こりゃまた。
随分と、思いも寄らないというか、なんと言うか。
[まじないを唱えていたのが誰か気づいて。
最初に口をついたのは、そんな一言]
……雪夜。
[信じたいと願った人は憑魔だった]
……瑞穂。
[信じたいと願った人は憑魔に殺された]
……綾野さん。
[短い時間の中で触れ合った人も、憑魔に殺された]
……。
[誰が、何が、悪い?
今まで本気で人を疑おうと思わなかった自分か?
信じている人を奪っていく憑魔か?
一連の騒動を巻き起こしているであろう桜花か?
死者しか判断出来ない呪われた力を残した司か?]
……誰?
[しゃがんだまま振り返る。
膝には布に包まれた包丁が乗っているのが見えるだろう]
あ。
[立ち上がろうとしたが、しばらくしゃがんでいた為足がしびれ、
後ろに尻餅をついた。
余りに無防備な態勢に、口元が僅か引きつった]
えいち、えーの人ね。
[店で会ってから、彼の名を目にする機会はなかった]
―瑶子宅―
お蔭様で。
……あー、さんきゅ。
[瑶子が戻って来て、姿勢を正した。
女性の部屋ということで一応気も使っているのか、礼斗の部屋の時とは違い隅の方にいた]
瑶が?
……いや、そりゃねーだろ。
[問い掛けに瞬いた後、真顔であっさりと否定する。
テーブルの隅には水の入ったコップが一つ置いてあった]
[振り返り、倒れ込む様子。
いつもなら、軽口と共に手を差し出すような場面だが、今はそういう気にはなれなかった。
だから、その場から動く事はせず。
ただ、呼ばれ方にひとつ、瞬いた]
……はい?
ああ……そういや、名乗ってなかったか。
[呼びかけ方がイニシャルと気づいて、こんな呟きを漏らし]
礼斗緋文、だ。
[短く、自分の名を告げた]
―瑞穂家・二階―
[ご飯を用意したのはだれか。冷蔵庫にあったパンと牛乳を食べた。]
…あれ、みずねえちゃは?
[いない人のなかに瑞穂がいたので、誰となしに尋ねる。
答えは返ってきただろうか。
いなくなった、知らないと、どちらを言われればしょんぼりする。
だれも居なければ、うさぎが無言で返事して。
それから暫くは大人しく、本を開いて中を見ていた。]
――きみゃくはめぐる、ちからのままに。
――きざめ、きざもう、いのちのしるしを。
[雪夜の書いた、桜の絵本。桜花の事はそこにはない。ただ桜にまつわる綺麗な挿絵と、不思議な言葉が綴られている。]
きみゃく…。
[言っていたのは百華だったか。不思議な言葉だと思った。]
[気づけば自宅の二階にいた。
千恵が自分のことを尋ねている]
千恵ちゃん。
[そっと頭を撫でようとするもその手は触れることはできない]
死後の世界ってあったんだね。
[ぽつりと呟く]
ああ。 それであやみん、なのね。
店でも言ってたけど、本当に変わったお名前。
[少し硬い笑顔を向ける。
相手が距離を置く事に、私は少し安堵していた。
そして同時に寂しさを感じていた]
お店で言ったかしら。百華よ。
なんとでも呼んで頂戴。
[足首をくるくる回すと、私はゆっくり立ち上がる]
―自宅―
言い切っていいの。
[首を傾げる。
水の入ったコップが視界に入った]
まあ、いいんだけど。
もし親しい人が憑魔だったら史兄さんならどうするのかなって。
そっちが聞いてみたかったんだ。
[そうして、各々が別行動を取る段になると、伽矢の後ろを憑いて行く。
そして、場所は瑞穂の家。そこで伽矢が瑞穂を襲い、その心の臓を喰らう光景をただジッと見下ろしていたが、]
よう、偽善者。大した自己犠牲愛だな。
感動しすぎて涙が出るぜ。
[新たに桜に囚われる魂に向けられたコエは、多分に嘲りを含んだもの。]
[精神が壊れて、狂ってしまえるのならばどれほど楽なことか。
それが出来ないのは、小さな頃からやってきた神社の修行。それから、それを許さない司としての治癒能力。
双方が合わさり、神楽にそのような逃げは決して許さなかった。
───逃げることが出来ないのならば、道は一つしかない]
憑魔。
[暗い目が、前方の暗闇を見据えた。
その脳裏に浮かんだのは、礼斗の言葉。
『魔を滅する事に囚われ過ぎて、お前自身が魔に堕ちるなよ』]
魔に堕ちる?上等じゃない。
お嬢様なことをして、憑魔を消せるなんて思わない。
私がやることで、魔に堕ちるというのならば、そうなればいい。
役割は果たし、絶対に此処から生き延びてやる。それが終わったら……桜花め。どれほどの時間がかかっても、今まで亡くなった人達の分も含めて……消してやる!
ま、漢字だけ書いて、まともに読まれた例はないな。
[珍しい、という物言いに、掠めるのは苦笑。
百華の心の相反する感情には気づかない]
……で、こんなとこで、何を。
[立ち上がる様子を見やりつつ。
素朴な疑問を投げかけた]
たまたまよ。たまたま通りかかったの。
[少し目をそらす。
わざわざ住宅街を通った理由が、子供のような現実逃避だったから]
お祈りよ。 元通りになりますようにって。
[血がこびりついた手に目を落とす]
―回想・死んでるあたり―
[地面に倒れてすでに命も事切れたころ、何か声が聞こえた気がした。
どこかで聞いたことのあるような声、それは殺され雪夜のものだっただろうか?
自分は死んだはずなのに声が聞こえる?しかも死んだはずの人の。]
…
[物言わぬ死体となった自分にそれに何かを返す術はない。
それからどれくらいの時間がたっただろうか、自分の体が桜に取り込まれるころ……自分がいたのは自宅の二階]
―瑶子宅―
うん。
根拠はないけどな、信じていい気がする。
[一見すれば頼りない言葉。
傍らのコップの中では、白く色付いた氷の花がゆらりと揺れて、溶けていった]
親しい人が、か……
……その、『憑魔』ってのがいなくならなきゃ、出られないんだろ?
だったら、……倒さないといけない、だろうけど。
[「殺す」という言葉は避けた。
カップの中の黒い水面に視線を落とす]
……やっぱ、分かんねーや。
そうなってみないと。
……たまたま、か。
[目を逸らす様子。
深く追求はしない。
昨夜の出来事を思えば、精神的には参っているだろう、というのは伺えたから]
……祈り。
元通りに、か。
[あかの痕の残る手を、ちらりと見て。
は、と小さく息を吐く]
……ま、確かに、俺も。
このまま進んで……前の時のようには、なってほしくはない、な。
― 住宅街・地蔵堂 ―
[礼斗君の視線は私の手に。
赤い痕を隠すように、きゅっと右手を握った]
前の時?
貴方。 同じ目に遭った事、あるの?
[推測し、尋ねる]
─住宅地・地蔵堂─
[痕を覆い隠す手の動きに、視線をそこから外して。
投げかけられた問いに、一つ、頷いた]
ああ。
今から三年前に、ね。
だから、今起きている事については、多少は知っている。
……そして、あの時と同じ最悪の結果を避けるための方法も、ずっと、考えている。
[そのために、どうするか。
結論は一つ。
しかし、そこに至るための答えは見つかっていない。
ならもう一つ。
力あるものの隠れ蓑にはなれるか否か。
そんな思考も、意識の隅にはずっと、あった]
そう。 そうだったの。
[こんな恐ろしい事に二度も巻き込まれるなんて。
抑えきれずに、一度ぶるっと身体を震わせた]
最悪の結果を避ける……あの時と同じ?
[こんな事聞いてしまっていいのだろうか。
戸惑いながらも唇は質問を紡ぐ]
一体、三年前に何が?
貴方は、どうすればいいか知っているの?
[最後の一匹をみつけ、屠る為にはどうすれば]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新