![人狼物語 ─幻夢─](./img/genmu.bl.jpg)
15 緋月繚乱
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ショウは、何も考えず、血の痕を辿っていく。自分の赤も、それに混じった。
2007/08/09(Thu) 20:12:27
ヒサタカは、振り返らず、寮へと戻っていった。
2007/08/09(Thu) 20:15:03
ショウは、メモを貼った。 ![](./img/sp.png)
2007/08/09(Thu) 20:16:52
変なの。
ま、面白いこと聞けたし、いっかぁ
[しゃわーあびよっと呟いて、寮へと戻る。
赤はだいぶ乾いていた]
(81) 2007/08/09(Thu) 20:17:15
[寮に戻ると、冷蔵庫からツナ缶とミルクを探し出して、子犬に与えた。自分もパンを少し齧って…ふと思い出して、給湯室に向かう。自身の書いたメモはそのままで、冷蔵庫の中の水羊羹も一つしか減ってはいなかった]
………
[抹茶味の缶を一つ取り出し、口にする……苦く冷たい甘さに、*目を閉じた*]
(82) 2007/08/09(Thu) 20:20:14
ヒサタカは、メモを貼った。 ![](./img/sp.png)
2007/08/09(Thu) 20:21:23
[普段よりも時間をかけてゆっくりと、
廊下を歩みながら、窓の外に視線を移す。
陽は傾いて、地平線へと下りていくところだった。
全てが朱に染まる。
けれど血の赤が消える事はなかった。
あの場を離れて、少し落ち着いたのか。
漸く、痛みが蘇り始めていた。
それが、現実を認識させる]
(83) 2007/08/09(Thu) 20:23:12
マコトは、メモを貼った。 ![](./img/sp.png)
2007/08/09(Thu) 20:23:17
ヒサタカは、メモを貼った。 ![](./img/sp.png)
2007/08/09(Thu) 20:24:11
[屋上からの視界を避けるように校舎に沿いながら
グラウンド、体育館の方面へ向かう。
日頃は縁のない場所だった。
長く影が伸びた。]
(84) 2007/08/09(Thu) 20:24:22
フユは、メモを貼った。 ![](./img/sp.png)
2007/08/09(Thu) 20:26:16
[シャワーを浴びてさっぱりとする。まとわりついて髪にからまったそれを無理矢理に落した。
髪がばさばさになって気持ちが悪い。
それでも丁寧に、いつものようにケアをして。
そこから出たなら、部屋で少し眠った。]
(85) 2007/08/09(Thu) 20:30:21
[バトンの銀は光に輝くも、その端の白は、今は黒に近い]
(86) 2007/08/09(Thu) 20:31:24
[だから、だろうか。
手当てをしようという気は、起こらなかった。
痕を追う理由は、わからない。
生存者を見つけようとしているのか、
死者を確認しようとしているのか。
ただ、窓の外の景色を眺めながら、歩み続け、]
―――…あ、
[人影を見つけた。
ヒサタカともマイコとも異なる姿。
「殺されそうだった」、そう言った。
ガラリと、反射的に窓を開けた]
(87) 2007/08/09(Thu) 20:34:05
[傷が大体癒えたと確かめた後、ゆっくりと立ち上がる]
……下ろしたばっかりなんだけどなあ、これ……。
[切り裂かれ、変色した紅で黒く染まった胴着に、ぽつりと呟く]
ま、この後使うかどうかもわかんないし……気にしても始まらないか。
(88) 2007/08/09(Thu) 20:34:17
ショウは、メモを貼った。 ![](./img/sp.png)
2007/08/09(Thu) 20:35:13
マコトは、ゆっくりと階段を降り、二階でふと、足を止める。
2007/08/09(Thu) 20:35:25
[二階の廊下。当然だが、誰も片付けていないそこには、戦いの痕跡が残り。
窓から差し込む残照が、砕けたガラスを煌かせるか]
…………。
[僅かに、目を伏せ。しばし、その場に佇む]
(89) 2007/08/09(Thu) 20:38:23
[校舎を振り返ったのは唯の偶然だったのかも知れない。
音に対する感覚は鋭くても、聴覚が人並みはずれて優れている訳では無かったから。
周囲は、窓の開く音さえ聞こえるほど静まり返って居たが、それが耳に届いた訳では無かったのかも知れない。]
(90) 2007/08/09(Thu) 20:38:33
[見れば互いに何処かしら傷を追い、血を浴びた姿だ。
それがあまりに非現実的で、風景からかけ離れすぎていて、どこか可笑しくて少し笑った。]
(91) 2007/08/09(Thu) 20:42:17
マイコは、やがて目を覚まして
2007/08/09(Thu) 20:46:12
[フユの衣服も奇妙に染まっていた。
その正体など、考えなくてもわかる。
わざわざ玄関に回る時間が惜しくて、
窓を乗り越えようと手を掛ける。
が、それは途中で止まった]
………何、…笑ってんの?
[行動を問うたのか、理由を問うたのか。
曖昧な言葉]
(92) 2007/08/09(Thu) 20:47:02
んー、フユせんぱいどこにいるのかな
[目をこする。
少し霞んだ視界を、顔を洗ってクリアにして]
きいてみよっと。
(93) 2007/08/09(Thu) 20:47:27
……お互い……なに、やってたんだろ、ね?
[不意に零れ落ちた、小さな呟き。
微かに掠める、苦笑。
ゆっくりと窓に近づき、下を見やる。
裏庭に、人影は見えない。
それを確かめると、そのまま窓から下へ飛び降りる。
血痕は、目に入ったものの。
今は、自分の状態を整えるべきか、と思い、外壁に沿うルートで、寮へと向かう]
(94) 2007/08/09(Thu) 20:47:53
[いるかなぁ、いないかなぁなんて思いながら、彼女の部屋をノックする。
人の気配はない。
答えもない。
片手に握っているバトンが、くるくると回った。]
どこだろー、本当に
(95) 2007/08/09(Thu) 20:48:26
別に……。
アンタがそんな格好してんの、似合わないなって思ったら可笑しくなって。
(96) 2007/08/09(Thu) 20:48:35
…似合ったら、嫌だろ。
フユっちだって、似合わねえ。
手当て、しねぇの。
[身体を窓枠の上に持ち上げようと、腕に力を入れる。
傷口が痛みを訴えた。
眉を顰める]
(97) 2007/08/09(Thu) 20:51:42
まあここにはいないことだし?
[呟いて、階段を下りてゆく。
少し何かを食べようかなと食堂に入って]
(98) 2007/08/09(Thu) 20:52:23
マイコは、扉はあけっぱなし
2007/08/09(Thu) 20:52:30
アンタほどじゃないよ。
[無傷な右腕を差し出した。]
手当か。
……何かもう面倒になった。
どうでも良いかな。
(99) 2007/08/09(Thu) 20:55:04
[左腕に、肩口に、脇腹に。
確かに自分も、酷かった。特に、左腕が痛む]
…どっちもどっちだと思う。
[普段より苦労しながら、外に降り立つ]
せめて、なんか―――
あ。
[緋に濡れた手を服で拭いて、ポケットを漁り。
ハンカチを1枚、取り出した。
淡い青。それも、異なる色彩が移ってはいるが]
借りたまんまだった。
(100) 2007/08/09(Thu) 21:02:24
─寮─
[寮に戻ると、感じるのは人の気配。
食堂と、給湯室に生ける者]
…………。
[ただ、一方には。
微かに、嫌な感触。
それは、残滓のようなものか。
先ほど還した、もう一人の力の]
(101) 2007/08/09(Thu) 21:02:26
マコトは、ふるり、と首を横に振り、一つ、ため息。
2007/08/09(Thu) 21:03:21
[ショウの動作に、手伝うように手を添える。
血の染みついたハンカチを見て瞬いた。]
嗚呼、そんなのもあったね。
(102) 2007/08/09(Thu) 21:04:12
……気にしても、始まらない。
[自身を阻むものになり得ぬのならば、と。
正常でない状態への警鐘を、『知識』は鳴らすけれど]
(103) 2007/08/09(Thu) 21:05:45
[何も無いのを見てとると、あけっぱなした扉から再び外に出て]
んー。
……ま、いっかぁ
[小さく呟いて。]
(104) 2007/08/09(Thu) 21:06:55
ん、…サンキュ。
[手伝われた事に驚いて、
目を見開いてから、そう返して]
そ。
いつ、借りたんだっけか。
なんか、すんげぇ前の気がする。
[こんな格好でするには、暢気な話だった。
いや、今だからこそ、だろうか]
(105) 2007/08/09(Thu) 21:11:11
ん。
[小さな布に、目を落とした。
そこには、既に乾きかけて黒くなった血の染みが在ったが。]
凄い前の事みたい。
まるでもういつだったか思い出せないくらい昔のこと。
[ハンカチを持ったショウの手を、彼に向けて押す。]
血くらい拭きな。
(106) 2007/08/09(Thu) 21:16:34
…そっちが拭けばいーのに。
[口を尖らせながらも、言われるままに、
乾き切らない血を拭う。
濃厚な緋色が、淡い色彩を塗り潰していく]
あー。
返そうと思ったのにな。
また、洗って、
[言葉は途中で止まる。]
―――…またなんて、あんのかな。
(107) 2007/08/09(Thu) 21:21:38
私は別に良い。
……アンタ背、低いんだから
そういう顏すると子供に見える。
[少し笑った。]
(108) 2007/08/09(Thu) 21:26:42
また、
か。
アンタらしい発想だよね。
……。
戻るつもりも無いから。
どうでも良いから。
(109) 2007/08/09(Thu) 21:28:25
っ、せぇーな!
背のコトは、言うなっての!
[表情を歪めながらも、眉を吊り上げる。
手の中で、ハンカチをくしゃりと握った。
視線を上げる]
戻るつもり、ないって。
どうでもよくなんて、…ねぇだろ。
(110) 2007/08/09(Thu) 21:31:52
……どうでも良いって
言ったでしょう。
[声を荒げる。]
大体アンタ、いっつも煩いの。
教室でもはしゃぐし声はデカイし馬鹿だし
私は静かなのが良いって思ってたのに。
(111) 2007/08/09(Thu) 21:36:20
フユは、半ば乱暴に、ショウの首に手を伸ばした。
2007/08/09(Thu) 21:36:59
マイコは、しばらく考えていたが、他の場所を探そうかと出口へ向かう
2007/08/09(Thu) 21:38:17
……かがみせんぱい?
こんばんわー
[そこに居た彼に、にこーっと笑ってご挨拶]
(112) 2007/08/09(Thu) 21:39:55
[白のチュニックドレスなどではなく、
今はミニの白いプリーツスカートと、
白に青の文字の入った半そでのシャツ]
(113) 2007/08/09(Thu) 21:41:54
[呼びかけに、ゆるり、と視線をそちらに向け]
ああ。
こんばんは。
[返す挨拶は、どこか抑揚なく響くか]
(114) 2007/08/09(Thu) 21:42:36
どうかしたんですかー?
すっごい怪我だと思いますけど
[首をかしげて]
お風呂、入ってきたらどうですかー?
(115) 2007/08/09(Thu) 21:43:47
[食べ終えた水羊羹の器を捨て、水を一杯汲んで飲む。いつの間にか足元にやって来た子犬に、いくらか柔らかい視線を向けたか]
(116) 2007/08/09(Thu) 21:44:33
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