107 月光夜曲
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シスター ナターリエは、メモを貼った。
2019/01/16(Wed) 21:27:33
─ 教会・図書室 ─
[呼びかけへの反応>>40に、く、と小さく笑みが零れる。
向けられる警戒は想定内、むしろそれがなかったら問題だから、と思いつつ]
いやあ、知ってるって事を、回りくどく言うより、この方が早いかなーって思って。
[軽い口調で言った後、声をやや落として]
……ああ、ご心配なく。
俺は、『見出す者』じゃないから。
でもって、君と敵対する必然は、今の所ない。
[この後の返答次第では、ちょっとどうなるかわからない、というのは置いといて。
告げる様子は、先と同じく真面目に見えるもの。*]
(41) 2019/01/16(Wed) 21:27:47
─ 宿泊施設 ─
[流石に勤めに戻らなければ、と白猫を床に下ろしてソファから立ち上がる。
教会へと向かう途中、リディに祈りを捧げていないことを思い出し、遺体を置くと言っていた地下へと寄った。
3人に増えてしまったその場所の、リディの傍に膝をつき、両手を組んで魂の安寧を祈る。
『人狼』かどうかは分からない。
だからと言って、祈らない選択肢はナターリエにはなかった]
(42) 2019/01/16(Wed) 21:39:03
[その後は教会へと戻り、日課の掃除を時間をかけながら進めて。
食事の時は叶う限り口へと運んだ。
生きるという意志を示すかのように]
[その日の夜、勤めである祈りを終えた後に寝入るのは早かった。
それは心身ともに疲弊していた証拠。
また誰かが襲われるのだろうか。
もしかしたら自分かもしれない。
それとも、誰も襲われず終わるのだろうか。
眠るのが怖くも思えたけれど、身体は睡眠を欲し。
抗えずに闇夜を眠って過ごした*]
(43) 2019/01/16(Wed) 21:39:07
ー 教会・図書室 ー
……ごめん、本当に意味わかんないんだけど。
[置いていた本を胸の前に抱えて立ち上がり、椅子の後ろへ動く。
いざとなれば逃げ出せるよう準備しながら、
あくまでまだ、自分が“それ”だとは認めない。]
“見出す者”じゃない?
[そのまま、続いた言葉>>41に怪訝そうな顔をして。]
それって、えっと……なんだっけ。
人狼側の人間の……それだって、言いたいわけ?
[今の所、という言葉はひとまず置いておく。
正式名称は残念ながら忘れていたが、その顔を見詰めながら問いかける。]
(44) 2019/01/16(Wed) 21:42:45
─ 教会・図書室 ─
[椅子の後ろへ向かう動きを止める事はしない。>>44
警戒するのは当たり前、と思うから]
うん、そう。
[怪訝そうな顔と共に向けられた疑問には、一つ、頷きを返す]
闇側の影の護り手……なーんて、格好良く歌われちゃってたりするけど。
ようは、『月のいとし子』の存在を感知できる力を持っちゃった、どっちつかず、って事ね。
[問いかけに返す口調はごく軽いものだが。
向けられる視線から目を逸らす事はない]
(45) 2019/01/16(Wed) 21:55:45
……ま、いきなりこんな事言い出して、まるっと信用しろ、なんて言っても無理だとは思うけど。
どーしても、聞いておきたい事があってさ。
[言いながら、向ける蒼に宿るのは静かな色]
君は、この先。
どうしたい?
[それと共に投げかけるのは、こんな問いかけ。*]
(46) 2019/01/16(Wed) 21:55:52
─ 教会・図書室 ─
[得られた返答は、肯定。>>45
長く思えた沈黙の後。]
…… そう。
いたんだ。
[息を一つ吐いて、目線を落とす。
胸元の本を強く抱きしめて、]
どう、って。
……分からない?
もう既に二人も殺してるんだよ。
[宿命に抗うことはとうに諦めた。
真直ぐに、向けられた蒼を見返す。]
(47) 2019/01/16(Wed) 22:09:30
ここまで来ちゃったんだから、
生き残るしか、ないじゃない。
[その答えが如何なる結果を齎すとしても、
その声に迷いは無かった。]
(48) 2019/01/16(Wed) 22:09:42
─ 教会・図書室 ─
[沈黙の後に落とされた言葉。
一度は落ちた目線は、次の言葉と共にこちらを真っ直ぐ捉えて来る]
……そーだね。
その事実だけは、どうしようもない。
[二人を殺した事実、それだけは消える事はないから、ひとつ、頷いて。>>47
迷いない声が綴る宣>>48に、一度、目を閉じた]
……生き残る、か。
[呟きの後、口の端が微かに刻むのは、笑み]
(49) 2019/01/16(Wed) 22:25:37
生き残って、その先を、自分の意思で掴む。
……それが、君の選択って事で、いいかな?
[ただ、定められた事に流されるだけではない、というならば]
それなら……俺は、君が生き残れる道を探すとしましょーか。
[状況柄、打てる手は限られているが。
出来る限りはやってもいい、と思えたのは、『護り手』としての在り方か、それとも違う意思の作用かは。
自分でもちょっとわからない。*]
(50) 2019/01/16(Wed) 22:25:44
─ 翌朝/教会・私室 ─
[目覚めはいつもの時間帯。
意識が浮上する直前、瞼の裏で見たのは、昨日と似た光景]
[真白の空間に降り落つるひかりの欠片。
欠片が舞う先にいたのは、昨日ナイフを握った職人見習いの青年だった]
[強い光が浮かび上がらせるのは、ひとの形をした影]
[彼でもない]
[そう認識した直後、真白の景色は掻き消えた]
(51) 2019/01/16(Wed) 22:27:34
っ、 …はっ、はっ…… ぃた、
[目覚めて直ぐ、息が詰まるような感覚に襲われる。
早まる鼓動、それに同調するように息をすると、次いで頭がズキリと痛んだ。
右手で側頭部を押さえながら起き上がる。
ベッドの上で丸くなっていた白猫も、起き上がるナターリエに気付いて頭を擡げた]
ユリアンさんも、『人狼』ではない……。
[何故ユリアンが見えたのだろう。
どうやら眠る前に印象強く残っている人物を視てしまっているようだ。
1度目は疑っていたアーベル、2度目は豹変したように見えたユリアン。
分かったのは、どちらも『ひと』であるということだけ]
『人狼』は誰、もう、いない…?
[分からない。
ただ、胸騒ぎと頭痛が治まらない]
(52) 2019/01/16(Wed) 22:27:39
誰、誰なの、
[頭痛に耐えながら着替えて、白猫も抱えずに私室を出る。
その後ろを、白猫がするりと扉を擦り抜けてついて来ていた]
(53) 2019/01/16(Wed) 22:27:47
─ 翌朝/宿泊施設・客室 ─
[皆が生きているかを確かめたくて、宿泊施設の客室が並ぶ一画へと急ぐ。
誰がどこを使っているかは分からない。
片っ端から確認して行く心算でいたが、ある部屋の前で足が止まった]
………っ、
[扉は閉まっている。
けれど漂ってくる、鉄錆の匂い。
ここ数日で嗅ぎ慣れてしまった、死のにおい。
落ち着いていなかった鼓動が更に早まったような気がした]
(54) 2019/01/16(Wed) 22:27:55
[誰が。誰に。確認しなければ。怖い。
巡る思考は纏まらない。
けれど手はドアノブに伸び、震えながらも扉を開けた]
───…… っ、 ぅ、ぁ、
[開けてすぐ目に入る、ベッドの傍。
ベッドに凭れるように毛布を被った”なにか”がある。
毛布のしたからは流れ出た赤黒いいろが垣間見えた。
それが何なのか、認識した途端、景色が滲み出す。
視界を歪めるそれを指で拭いながら、誰なのかを確認するために頭にかかっている毛布を下へとずらした]
(55) 2019/01/16(Wed) 22:28:05
[>>35シーツに包んだ少女をアーベルが抱える。
手伝いを申し出れば、灯りを持つのを頼まれて。]
分かった。
[一つ頷くと、厨房よりランプを取って来る。
中に入った蝋燭に火を灯し、行く道は教わりながら先を歩く。
辿り着いたのは地下の物置。
扉を開けば、淀んだ空気と血の混ざった香りが鼻をつき、
中には他の2人が安置されていた。
女は少し怯んだものの、やがて中へと進んでゆき、部屋の中を照らす。]
(56) 2019/01/16(Wed) 22:28:27
あ、あああ、 ユリアン、 さん ───!
[『ひと』だと視た人が襲われた。
喉を、首筋を引き裂く傷が残り。
服の肩部分が引き裂かれ、その下にあっただろう部分が深く抉れている。
どこか団長と同じような殺され方のように見えた]
そんな、まだ、
リディさんじゃなかった。
じゃあ、
あと、
2人、
(57) 2019/01/16(Wed) 22:28:40
2人、どっち。誰なの。
[選択肢は狭まった。
残った2人の女性。
どちらかが、『人狼』]
どちらか。
見つけなきゃ。
見つけて、 ころさないと。
[続けて視ることは出来ないよう。
確証がなくても殺さなければ。
昨日は恐ろしいと思っていたことを、やらなければならないと。
意識の転換は恐慌を孕んだ不安定な状態で行われた]
(58) 2019/01/16(Wed) 22:28:50
皆さん、起きて。
起きてください。
[残りの人達の部屋を回り、ノックをしながら声をかける]
ユリアンさんが、『人狼』に、
まだ、います。
リディさんじゃなかった。
2人の中に、まだいるんです……!
[冷静ではない様子で口走るのを、皆はどんな様子で聞いていただろう*]
(59) 2019/01/16(Wed) 22:29:05
[>>36遺体を整えていく間、何かを言われる事はなかった。
静かに彼らの顔を見ていって。
心の中で詫びる。
一通りそれらが終わった後、立ち上がって物置から出て行く前、
問い掛けてみれば。]
……そう。
無事で良かった…で、いいのかな。
[騒動からの生き残り、と聞けば、瞳を瞬かせ、伏せた。
もしかしたら、彼も大事な人をその際に失ったかもしれない。
けれど深く問いを重ねる事は出来なかった。]
(60) 2019/01/16(Wed) 22:30:23
やっぱり人と月のいとし子では一緒にいられないのかな。
[独り言を落としたのは少し離れてから。
人の姿をした狼と、二人きり。
彼と月のいとし子とどういう関係だったかは分からないが、
殺されかけたのなら、やはり共存は無理なのだろうと。*]
(61) 2019/01/16(Wed) 22:30:41
[その後は自室に籠って過ごした。
窓からは雪の少し落ち着いた様子が見えたが、塞ぐ心は晴れず。
食事の準備が整ったことを知らされれば出向くものの、リディの一件があった為にあまり食欲はなく、
何とか半分程を口にして席を立った。
夜、眠る前に幼馴染の部屋の前には行ってみたものの、結局その扉を叩く事はせずに。]
…気を付けて、ね。
[紡いだ小さな言の葉は、
部屋の主の耳に届くまでに扉が吸ってしまったかもしれないが。
その後は真っ直ぐに己の部屋に。
ベッドに横になって目を閉じる。*]
(62) 2019/01/16(Wed) 22:31:04
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2019/01/16(Wed) 22:33:30
─ 教会・図書室 ─
[口元に笑みが浮かぶ>>49のを見て、手に籠った力が少しだけ緩む。]
そういうことになる、のかな。
[正直に言えば、生き残った後、その先の事までは考えていなかったけれど。
盾にしていた椅子をずらして、一歩だけそちら側に近づいた。]
なんで、そうしてくれるのかは知らないけど。
……信じていいのね?
[小さな声で、確認の言葉を投げた。]
(63) 2019/01/16(Wed) 22:37:47
― 宿泊施設・広間 ―
[殺さなければ。
コロサレル。
自分が対象でなければ同意していただろう言葉が>>+20即座に浮かび、顔面蒼白になる]
だって、そんなの。
あたしがそうだって証拠もないじゃない。
[震える言葉が弱いのは、自分でも水掛け論だと分かっているから。どうすれば彼>>+21を説得出来るのか、皆目検討もつかないから]
嫌だ、イヤ……
[頭のなかでグルグルと回っている言葉が声になっているのかどうか、もう自分でも分からなくなっていた]
(+25) 2019/01/16(Wed) 22:44:53
─ 教会・図書室 ─
[確かめるような言葉への肯定と取れる言葉と共に、一歩分、距離が詰められる]
まあ、俺の方にも色々と事情があってね。
……君が生きる事を望むなら、裏切る事はしない。
そこは絶対だから、信じてもらっても構わないよ。
[確認の言葉>>63に返すのは、肯定]
……ま、過度の期待されると、困っちゃうけどねー。
[一転、いつもの軽い調子に戻ってあっけらかん、と言い放ち、それから]
とりあえず、話したかった事は、それだけ。
……君は、君の思うままに。
[静かな口調でそう告げて。
他に問われる事がないならば、そのままくるり、踵を返す。*]
(64) 2019/01/16(Wed) 22:48:15
─ 教会・図書室 ─
そう。
なら、お願いするよ。
[信じてもらっても良い、との返事。>>64
信じろ、と言われるよりも信用できるような気がしたから、そう言葉を返した。]
……肝に銘じとく。
[そして一転、調子が変われば瞬きしつつも。
警戒は解かれ、護身用にと抱えていた本は足元に降ろされる。]
言われなくても。
[最後の言葉にはそれだけ返して。
彼の姿が見えなくなれば、椅子に凭れるように座って、大きく息を吐いた。]
(65) 2019/01/16(Wed) 23:02:20
[>>59ノックの音とシスターの声で浅い眠りから目覚める。
ユリアンが人狼に、との言葉に女はベッドから飛び起きた。
2人、の意味は分からないが。]
…ユリアン、が…?
[人狼に――殺されたのだろうか。
そう考えが至れば、心臓は拍動を増し、痛い程に締め付けられる。
けれどいてもたってもいられずに、部屋の扉を開けた。]
シスター!
ユリアンは何処に?
[問えば、教えて貰えただろうか。]
(66) 2019/01/16(Wed) 23:04:39
未亡人 ノーラは、メモを貼った。
2019/01/16(Wed) 23:05:45
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