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[眼下で、自分に銃を撃った相手が血に染まってる。
少年に何かを言っている]
[相手のことをよく知るわけではないが、その姿は自分を気遣ってくれた姿と随分違う。信じるわけではないが]
[ハミングの音が小さくなった]
――ノブ、さん
[名前を呼んで、でも、ぎゅっと目をつぶった。
さらに小さくなる]
[先ほどよりも大きな声で音を紡ぎだした]
─ 第二階層・通路 ─
まったくだね。
誰を信じればいいのか。何を信じればいいのか。
[追いついてきた航宙士に視線を投げる]
殲滅プログラムなんてものまで用意されたから、ゆっくりと検討する時間もなくなった。
PMC排除のための必要性を認めないとは言わないけれど。
用意周到すぎたと思わない?
まるで、こうなることを分かっていたようにさ。
─ 第二階層・通路 ─
[一番信じていて、大好きだった人が嘘だった。
いつから嘘だったのか、どこまで嘘だったのか、もう解らない。
優しいノブが好きで。
尻尾のあるエリカも嫌いじゃない。
怖いと思うのは、
偽者だったと、失望するのが怖いから――。
何を信じていいのかわからない。縋りたい人はもういない。]
………
[「とーちゃん」と、いない人の事は呼べなかった。
ずる、ずると、ゆっくりさがって、起き上がろうと身体を捩る。]
―第二階層・集会室―
[やがてカルロスが現れた時も、スティーヴが現れた時も、大きな反応はなく。
座ったままただ寂しげに尾を振るだけだった。
ただ少女のような姿のそれ>>+48に向けては、おもむろに立ち上がり]
ぅおん!
[一度きり、威嚇のように吼えた。
“生きていた”時には、緊急時以外は禁じられていた行為。
リディアがカルロスに掴みかかる傍ら、低くうなり声を上げてから、視線は外れる]
…リディア…
ありがとう
[自己を認められる。
誰かの複製にしか成りえなかった自分にとっては、それこそ奇跡に近いのかもしれない。
嬉しく思うのは、ジョエルの本心。この言葉に満足できれば、自分はどれだけ幸せだったろう。
けれども、作られたアンドロイドは、望みどおりに出来なかった自分を、悔しく思う。
無理だといわれても、不可能だといわれても。
スティーヴの表情を見たからだろうか。]
[人に憧れることのない機械は、PMCに憧れることもない。
故に、それは何処までも敵でしかなかった]
[機械犬はちらとカルロスを伺うように見てから、
生きている者の後を追って、部屋の外へ飛び出した]
―→通路―
[少年>>21の謝罪にはゆっくりと頷いた。
許すかのように。あるいは大丈夫だと言うように]
宇宙船という閉鎖空間で、わざとPMCを逃がす。
それこそ小説のような話だけれど。
実験としてはありなんじゃないか、なんて思ってさ。
[銃を握る左手はまだ下げられたまま。銃口は床に。
右手は胸に当てたまま、航宙士>>20に答える。
「ノブ」らしい口調を保ったまま]
だとしたら、最後は殲滅プログラムで終わる、とは思えない。
実験に使ったPMCのことも、回収できるような何かがある。
そんな可能性を考えていたんだ。
[ありえない話をもっともらしく。
それは「ノブ」もよく使っていた話術]
[胸倉を掴む彼女に自嘲めいた笑みを浮かべ]
その存在に気付けずまんまとPMCの思うとおりに動かされていた。
挙句、気付いたときには遅い、自分で死ぬことも許されず捕りこまれていた。
今ならはっきりわかる、ここにいる全員俺のせいで死んでるようなものだ。
オーフのことは悲しませたりもした。
[拳を強く握り、体が震えている]
問題は理由じゃない…オーフが悲しんだことだ。
皆が死んでしまったことだ!
[理屈だけではない軍人として、父親としての道理。仕方が無いで済ませられるほど器用な正確はしていなかった]
―― 通路 ――
[生者と死者と、エイリアンと。
混沌とした通路に犬が来た]
[気配に気がつけば、自分の膝を抱えたまま微かに瞳を開けた]
…ならば聞くが。
お前が悔やんで、自分を責めて。
それで死んだ者が、私達が生き返るのか。
オーフェンの悲しみは消えるのか。
お前がPMCに寄生されるより前の時間に戻るのか。
今のお前の姿が、オーフェンの自慢の父の姿だと言えるのか。
[カルロスの震えが、こちらにも伝わってきた。
いや、胸倉を掴んだままの自分の手も、もしかしたら震えていたのかもしれない。
怒りや憤りや悲しみや、色んな感情が溢れてくる。]
このまま、オーフェンも殺されるかもしれないんだぞ!
死んだ身では何も出来ないんだ、せめて見守るぐらいしてやらないか!
子供を守ることが親の義務だろう、最後まで責任を持て!
……連中、んなこと言ってやがったのか?
俺が専門外だからって報告怠りやがったな…。
[そう言って軽く表情を歪め、小さくない舌打ちをしたのだった]
……まぁ、確かにねぇ。
ここまで非現実が続くと、そんな可能性もありかなあ、なぁんて。
そんな考えも浮かぶけど、ね。
[淡々とした口調を崩さず言って、目を細める。
向ける視線は、真意を探るようなもの。
黒の猫尻尾が、思案するようにゆらり、揺れる]
……けど。
ウチ、そういうご都合主義は信用しないタチなんよねぇ。
それに……。
[ふと、思い返すのは、先に通路で交わしたスティーヴとのやり取り]
そんな都合のいい裏があるんだとしたら。
……あのセンセがあそこまで必死になる必要って、ない気もするし。
それこそ、てきとーに死んだ振りでもして、やり過ごせばいいんじゃないの?
[言い切ると、唇を噛んで顔を伏せた。]
…はやく行け。
ノブ達もオーフェンを追っていったんだ。
手遅れになる前に、早く。
[表情を見せないままに、胸倉を掴んでいた手を離し。
とん、と軽く胸を押してカルロスをせかした。]
―通路―
[生き物たちは程なく見つかった。
男と女と少年、たったの3人]
[その上から降ってくる歌声>>+61。
先も見た姿を見上げて、静かに尾を揺らした]
―― 通路 ――
[犬の尾が揺れる。微かに眉尻が下がった]
[ハミングは途切れない。延々ループする。
下に一度下りようとして、でも、足が生存者たちにかすりかければ、またぱっと浮かび上がる]
[さっきから、物理法則は完全に無視していた]
[パトラッシュに向かってそろそろと手を伸ばす]
ならないな。
[リディアの言葉に答えながら]
おきたことは返らない、タイムマシンなんてものは存在しないからな。
[父親として、その言葉に震えは増すだろうか]
あいつは……一人で…乗り越えなきゃいけないんだよ…これから先…
[かつて自分がそうだったように]
時間になったら、行くさ。
[父親として息子に残すべきものは残してきた、それに気付くのは何時になるかはわからないが]
エリカちゃんらしいお言葉で。
[ご都合主義と切り捨てられ、模倣ではなく苦笑が浮かぶ]
必死でなかったら、もっと早くから疑ってたよ。
死んだふり?
……それは思いつかなかったな。
念のためとかでトドメ刺されたら怖いじゃないか。
[軽く首を傾げて。感情の浮かばない眸は真意を読ませ難い]
オーフェンはどう思う?
そんなにご都合主義な考え方かな、これ。
まあ、スティーヴ先生がPMCじゃなかった時点で、色々間違ってる部分はあるみたいだけど。
[できるだけ軽い口調で少年にも声をかける。
ちゃんと気にしているのだと見せるために。答えを強く希求してのものではなかった]
―通路―
[会話の内容も、途切れない歌も、耳を動かし余さず拾う。
高い位置から伸びてくる手>>+67をじっと見つめて]
[少し伸びあがって、自らその手に近づいた]
……馬鹿。
時間って、何だよ。
どうして今、行かないんだ。
見たくないからか、見ていられないからか。
あの子が一人で乗り越えなきゃいけないのは当然だ。
でもそれは、無事、ここを生き延びてからの話だろう。
今はまだ、お前が傍に居なきゃダメだ。
もしもあの子が、こちら側にきたとしたら、その時お前が傍にいてくれなかったら、あの子はどうしたら良い。
一人はダメだ。せめて、傍に居られる間は傍に居たほうが良い。
[顔を伏せたまま、カルロスに言葉を投げる。
顔をあげないのは、勝手に目から水が零れるから。]
[機械の犬の耳が動いた。
いつもだったら、動くそれをひっぱってみたくもなったのだろうけれど。今は、近づいてくれたそれの首筋に腕を回した]
[抵抗されるだろうか。
悪戯をしてもあまり抵抗してこない彼。
今回もそうだと信じきっているように触れはしたけれど。
向けられた銃口の画像がフラッシュバック。一度動きが止まる]
[それでもカタカタと震える腕でぎゅっとしがみつき、その毛皮に顔をうずめようとした。歌はとまることがないけれど、毛皮に近づき、こもったそれはまるで嗚咽のようにも響く]
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