91 白花散る夜の月灯
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― 図書室 ―
[問い掛けに返るのは肯定の意>>125
そうして、手伝いを頼まれて改めて目の前の湯治客を見る。
確かに、右と左では明らかに様子が違うのは見て取れた、だけど、確認しただけで、それ以上は触れない]
ん、それくらいならお安い御用、だよ。
[手招きにこちらに来るのを確認して>>126、手袋を外そうとしながら問い掛けに答える]
ちょっとばかり煩いのがいるから……
[その「煩いの」が彼が世話になっている宿の娘とまでは言う気はなかった、が]
………あ、見つかった。
[こちらに向けられた声>>128に、しまった、とでも言いたげに軽く舌を出して片目を瞑って、笑う]
(134) 2014/01/10(Fri) 00:42:26
―図書室―
[書架の陰に入って、けれど届いた声>>128に顔を上げる。
何処か棘のある言葉も気にした様子もなく苦笑した]
そんなに浸かってたらのぼせて倒れちゃうよ。
倒れて迷惑掛けられても困るだろう?
[事実18年。雪に閉ざされる村となれば幼い頃は仲良くもしていたように思うけれど、何時頃から彼女から向けられる言葉の雰囲気が変わったかは明確に覚えていない。
寂しくて拗ねて母親の元に駆け戻ったような記憶もあるけれど、それから幾つかの冬を越えれば慣れてしまっていた]
[アレ呼ばわり>>130も聞こえて苦笑と共に首を傾ぐ。
原因はわからないけれど、近くに居れば不機嫌になるのはわかっているし、不機嫌にさせたい訳でもないし。
今日は本は諦めた方がいいかな、と巡る思考]
(135) 2014/01/10(Fri) 00:42:49
[見つかったからにはしょうがない、と書架の影から顔を出し]
別に、疚しいことなんかないよミリィちゃん。
ただ、見つかったら面倒だなって思っただけー。
[さっくりと、直球を返す。
相手がどういう態度でも、年下女性に「ちゃん」をつけるのは忘れない]
(136) 2014/01/10(Fri) 00:43:08
─ 談話室 ─
[イレーネが何をしてきたのか、その予想は大体ついていたが、改めて指摘することは無く。
見上げてくる様子>>127に僅か口許を緩め]
茶請けにパイがあるそうだ。
[ライヒアルトからも勧められるだろうからと、それだけを紡いだ。
それから席へと誘導するべく、イレーネの背を軽く押す]
(137) 2014/01/10(Fri) 00:44:07
あぁ、無理に今聞く必要はあるまい。
[団長と老尼僧の話について>>131は同意を向けて。
手際良く淹れられる茶を見遣り、頃合を計って席へとつく。
ライヒアルトの仕草に合わせて首を傾ぐ小鳥が微笑ましい]
頂こう。
[用意されたカップを手に取り、中からも身体を温めた]
(138) 2014/01/10(Fri) 00:44:11
― 図書室 ―
なるほど。
エリィ兄ぃの劇団、こういうのもやればいいのに。
[いもうとの笑み>>130に釣られるように笑って。]
……うん何回か、見かけた気がする。
[たまーに見かけた、くらいの認識しかなかった。]
ミリィおとこのひと、好きじゃないよねぇ。
[どこか呆れたような、仕方ないような息を吐きながら頭を空いた手で撫でようとした。]
(139) 2014/01/10(Fri) 00:45:01
お客さまがいらしてたのね。
――…じゃあ、また後で
[場を辞そうとするも「ちょっとまって」と老尼僧の引き止める声がある。
ぱちぱちと瞬きして待っていると、
戻ってきた老尼僧から紙に包まれた何かを渡された。
包みの中には丸いパイ>>8が入っており、
エーリッヒからの頂き物と知らされた。
「アップルパイ、好きだったでしょ」とにこやかに言われると
少しだけ昔を思い出して懐かしいような気恥ずかしさが過ぎった。]
ん、今でも好きよ。
じゃあ、いただきます。
――会ったら、お礼いわなきゃね。
[はにかむような笑みを浮かべると
二人へと一礼し、女はその場から立ち去る。]
(140) 2014/01/10(Fri) 00:45:20
娼妓 カルメンは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 00:51:20
役者 エーリッヒは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 00:53:40
―図書室―
[腕のことを触れられても別に構いはしない。
腫れもの扱いされるのはあまり好きではないけれど]
ごめんね、お願いします。
[そんなことは表に出す事もなく、承諾してくれた>>134のに手袋を嵌めたままの右手を差し出す。
容易く外れていく手袋を見下ろしながら小さく笑って]
……もしかして、エミーリアは苦手?
[問いは小さく、密やかに投げ掛けた]
(141) 2014/01/10(Fri) 00:53:41
─ 談話室 ─
ありがとうございます。
[汚さないよう、布包みは棚へと置かせて貰った。
運ばれてきたカップ>>132を両手で受け取り、父に促されて>>138着いた席で、ふぅふぅ息を吹きかけてから啜る]
んん、あったかい。
[猫舌娘はチビチビとしか飲めないけれど、身体の中からも温もる感覚に表情は緩んだ]
エーリさんのパイ!何があるの?
[丸と半月と三角形と>>8どれも甲乙つけがたくて。
眉を寄せながら見比べ悩み始めた]
(142) 2014/01/10(Fri) 00:56:14
娼妓 カルメンは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 01:00:25
― 図書室 ―
別にー?
倒れても放っとくだけだし。
[苦笑>>135に返す言葉も素っ気ない。
幼い頃は年近い子が訪れる冬のこの時期を、毎年楽しみにしていたのだが。
ある時期からずっと、男性陣ほぼ全員に同じような態度を取り続けている]
あっそ、残念でした。
心配しなくても、そこで息止めてりゃこっちも何も言わねーけど?
[直球で返った声>>136には不機嫌そうに鼻を鳴らした]
(143) 2014/01/10(Fri) 01:04:01
あ、劇は喜ばれるかもね。
ちょっとアレンジすれば行けるんじゃない?
[“エリィ兄の”というところはともかく、同意を返した>>139相手に頭を撫でられると、口をへの形に曲げる]
だってさ、ロクなのいないじゃん。
うちの親父もだし、村のヤツだって……
[と指折りかけて]
……あ、イレーネのお父さんは別だけど。
[そこは例外らしい]
(144) 2014/01/10(Fri) 01:04:50
─ 談話室 ─
2つ、取ると良い。
[どれを取るか悩んでいるイレーネ>>142に、一つ声をかける。
自分は食べないからと、もう1つ好きなものを選ばせるつもりで言ったが、3種類あるとなると逆に悩ませたかも知れない]
エーリッヒも、相変わらずのようだな。
[独り言つような言葉は苦笑交じりの嘆息を含む。
独身故に腕前が良いのか、腕前が良い故に独身なのか。
なかなか判断がつかない部分である]
(145) 2014/01/10(Fri) 01:08:38
― 図書室 ―
ん、それじゃ外しちまうな。
[謝罪にも似た言葉と共に預けられた手>>141を取って、さっくりと手袋を外して渡す。
その仕草は普通に触れるのと何も変わらない。
変える事が失礼だと、経験で知っているから]
苦手じゃないよ、面倒なだけ。
[それを苦手というんじゃないか、というのはどこかに放り投げている]
会うたびにあれだと、相手するのに疲れる。
[それは多分、先に話した司書と同じような理由だろう]
(146) 2014/01/10(Fri) 01:21:37
[赤い髪の少女から返るのは、半ば予想していたもの>>143
やれやれ、と言った様子は隠さずに、もう一度顔を出して]
息止めたら死んじまうだろー。
ミリィちゃん、結構可愛いんだし、さー。
髪、そんなひっ詰めてないで解いて、化粧の一つもして、でもって、言葉遣いちゃんとすれば、もっと可愛くなると思うけどなぁ。
[なんかよく解らないことを言い放った後で、同意を求めるように湯治客を振り返った]
(147) 2014/01/10(Fri) 01:22:11
― 談話室 ―
いいのっ!?
[父の声>>145に目を輝かせ、いっそう真剣に3つのパイを見つめる。少しして、他の二つにはまだ悩ましげな視線を注ぎながら、半月型のカボチャパイを手に取った]
いただきまぁす。
[サックリとしたパイ皮を齧れば、中の橙色がホックリと口の中に転がり込んできて。幸福感と共に広がる甘さは、温かなお茶とは別に内側を満たしてくれる]
おいしい…!
ママが作るのも美味しいけど。なんでエーリさんはこんなの作れるんだろう。
[とろけ落ちそうなほど緩んだ頬に手を添えて、笑顔でしみじみと呟いた]
(148) 2014/01/10(Fri) 01:22:35
―図書室―
[素っ気なく返る言葉>>143にも堪えた様子無く笑う。
……幾ら慣れても、寂しいものは寂しいのだけれど]
じゃあ、それ以上の迷惑を掛けない為にも余計に長風呂はできないな。
[倒れたのを放置されれば余計に面倒なことになる。
暗喩に零して、寂しさは掻き消した]
[彼女の変化にどうしてと問うた相手は誰だっただろう。
結局、誰も答えを返してはくれなかった]
(149) 2014/01/10(Fri) 01:23:28
― 談話室 ―
あ、パパも一口、食べない?
[2種類食べられる誘惑には勝てないけれど。
全部自分で食べてしまうのも勿体ない気がして、父を*見上げた*]
(150) 2014/01/10(Fri) 01:24:38
―図書室―
[するりと手袋が抜けて、掌の上に返ってくる。
左手の分を突っ込んでいたポケットへ同じように収めて]
ありがと、助かったよ。
[エミーリアに対する問いに返された答え>>146に苦笑して]
……じゃあ、ちょっと付き合って貰えるかな?
[こと、と首を傾いだ]
(151) 2014/01/10(Fri) 01:27:56
― 図書室 ―
後で機会があったら聞いてみよう、うん。
[今が最大のチャンスと言えばチャンスだが、いつでも言えるし、と思って。
聞こえた言葉>>144に、ありゃぁ、とばかりに困ったような笑みが浮かんで]
ロクなの、って。
ソレを言ったらうちの親もロクなのじゃない、ってことになるじゃない。
エリィ兄ぃやミリィのおとうさんに、いいとこあるよ?
[自分の親ながら今回の旅行には突っ込みを入れたいが、
慰労旅行だと割りきっているから。
エーリッヒには小さく手を振って挨拶代わりにした]
(152) 2014/01/10(Fri) 01:28:14
編物好き イレーネは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 01:28:26
雑貨屋 エルザは、読書家 ミリィをもう一度、「いい子、いい子」と頭を撫でようと*した*
2014/01/10(Fri) 01:29:50
雑貨屋 エルザは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 01:32:08
― 図書室 ―
[顔を出した際、こちらに向けて振られた手>>152に、軽く手を振り替えして応え。
そうして、顔を戻して、渡した手袋がポケットに納まるのを見る>>151]
礼を言われることじゃないよ。
[小さく笑ってそう言って、続いた言葉にはた、と瞬き]
ん?ああ、もうここには特に用はないからいいけど……付き合う、って?
[素朴な疑問を返して、同じように首を傾げた]
(153) 2014/01/10(Fri) 01:41:34
─ 談話室 ─
あぁ。
[目を輝かせる>>148のが見えると、表情は自然和らぐものに。
娘の喜ぶ顔が、マテウスにとって何にも代え難いものだった]
さて……何か特別なレシピでもあるのかもしれないな。
[普段料理は妻に任せきりであるため、上達の方法など思いつきもしない。
唯一思いついたことを口にし、幸せそうな娘の表情を眺めながら、マテウスは茶を片手に一時の休息を得た]
(154) 2014/01/10(Fri) 01:41:45
うん?
──…そうだな、なら、一口貰おうか。
[見上げてくるイレーネ>>150の心遣いを受け、娘の方へと身体を乗り出す。
手にしているパイの端を、普段の一口の3割程度で齧り取った。
口端から、ほろ、と零れかかるパイ生地を親指で抑えてそのまま口の中へ]
…ん、美味いな。
[素直な賛辞を口にして、イレーネに小さく頷き返す。
妻の料理の方が美味いが、と言う惚気は心中のみに隠された**]
(155) 2014/01/10(Fri) 01:41:51
― 図書室 ―
え、そーゆーことなんだけど。
[酷い事を言った>>147]
……よけーなお世話ですー。
そんな事したって何の得にもならないし?
[化粧だとか、言葉遣いだとか。
色んな人から言われた言葉だが、改善する気はまったくないようだった。
べ、と舌を出す]
ま、親父が何とかしてくれんじゃない?
気づけばだけど。
[掻き消された感情>>149には気づいた様子もない]
(156) 2014/01/10(Fri) 01:43:54
役者 エーリッヒは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 01:44:05
……あ、そっかごめん。
姉さんとこのお父さんも別ね。
[困ったような笑み>>152に手を打ち、付け加える。
雑貨屋にはよく世話になっていたし、別に取り繕った訳ではない。
いいとこある、という言葉には何も答えなかったが、頭を撫でられると少し複雑そうな顔をした**]
(157) 2014/01/10(Fri) 01:44:18
自衛団員 マテウスは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 01:45:03
読書家 ミリィは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 01:45:30
―図書室―
[そう声を掛けて、陰から一歩引くように姿を彼女たちへ見せる。
一度、軽く首を傾いで]
ちょっと手伝って貰いたいこと思い出したから、行ってくるよ。
ごめんね、また後で。
[一方的に告げて、今度は自分が彼を手招く。
エミーリアの隣の女性には軽い会釈を向けて。
右手で扉を開いて、その先へ]
[実際のところ、目的地などはない。
不機嫌にさせたくないと。ただ、それを見たくないと。
ひどく身勝手な、逃亡**]
(158) 2014/01/10(Fri) 01:54:33
湯治客 アーベルは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 02:04:28
― 図書室 ―
[こちらが言い放った言葉に返るのは>>156、やはり予想通りだったから、思わず場所も忘れて声をたてて笑う]
いやまあ、予想してたけどやっぱり酷いなー。
[面倒だなんだと言いつつ、相手をするのは性格だろうか。
そうして、笑いを納めてから一つ溜息をついて]
損得の問題じゃないぞー?
ミリィちゃん、一応看板娘なんだし、そこ、考えないと。
でも、そういう頑なな所、俺は嫌いじゃないけど。
面倒なだけ、で。
[やはり、返すのは直球で、結局はお互い様かも知れず。
いまだ結婚どころか相手の気配すらないのは、そこが原因なのかもしれない]
(159) 2014/01/10(Fri) 02:09:43
[何処へ、との返事が返らぬまま、湯治客の彼が動く>>158
首を傾げたまま、女性たちに向ける声を聞いて、手招かれるまま後をついてドアを出た。
その背中に、まだ何か聞こえるかもしれないが]
手伝って貰いたいこと、って?
[後を追うように付いて行きながら用件を問う。
その理由を聞けば、少しは反省するかもしれなかった**]
(160) 2014/01/10(Fri) 02:10:05
役者 エーリッヒは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 02:13:31
―厨房―
[立ち入って僅かに感じるのは紅茶の香り。
汲み置きの水で手を洗ってからパイの包みを開いた。
艶やかなパイの照りと甘く香ばしい香りが食欲を誘う。]
器用よねぇ。
お店でも開けば毎日でも買いにいくのに。
[小さく笑って、ぱくっと一口かぶりついた。
人目がある時は取り皿に乗せてナイフとフォークを使いもするが
我が家のようなこの場所では少しだけ気が緩んで
そうした用意をする時間も惜しむように行儀悪く立ったままの姿勢。
パラ、とパイの欠片が口許から零れる。
慌てて空いている手を口に添えて食めば
甘酸っぱいリンゴの味がいっぱいに広がった。]
〜〜〜っ、おいしー。
[へにゃりと顔が緩む。]
(161) 2014/01/10(Fri) 02:37:39
[バターの芳醇な香りがふわっと鼻に抜ける。
サクサクとしたパイとふくよかなリンゴの食感が相まって
しあわせそうにそれを噛み締めた。
ふと過ぎるのは老尼僧の顔で“母”を示す綴りの形に唇が動きかけた。
此処で暮らしていた頃の呼び方から他の皆が使う呼び方に変えたのは
自立してからだが、癖はなかなか抜けてはくれない。]
シスター、を、待ってれば良かったかな。
[老尼僧がその心算なら養い子にそれを渡しはしなかっただろう。
暫く手が離せないと察することは出来たけれど]
美味しいから、よけいに、一緒に食べたくなるのよね。
……けど、そんな事言ったら子供っぽいと笑われるかしら。
[独り言ちて、また一口頬張る。
とろけるようなパイをぺろりと平らげて
指先についた生地の欠片を舐め取った。]
(162) 2014/01/10(Fri) 02:37:56
[朝から甘いものしか口にしていないが
カルメンにとってはよくある事だから気にも止めない。]
ご馳走さまでした。
[満足そうに一つ息を吐いて手を洗う。]
さあて、食べた後は動かなきゃ。
まずは此処のお掃除しちゃいましょ。
[ストールを折り畳み調理台の片隅に置いて
床を掃いてから布巾で隅々まで磨き上げる。
週に一度、二度、聖堂を訪れては
こうして目についた場所の掃除をして帰るのがお決まりになっていた。]
そろそろ水も汲んでおいた方がいいかしら、ね。
[水桶の一つを持ち出して厨房にある勝手口から
井戸へと足を運んだ。**]
(163) 2014/01/10(Fri) 02:59:23
娼妓 カルメンは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 03:03:44
―図書室―
[エミーリアに向けられていた視線が急にこちらを向いて>>147、思わず瞬く。
数度の瞬きを繰り返した後に首を傾いで]
……必要ないと思うけどなあ。
今のままで充分可愛いと思うけど?
[何故そんなことを言うのかわからないとでも言いたげに問う。
エミーリアに向かいもしない藍鉄色の視線が、一切の他意の無さを示していた]
[辞去を告げたのは、その後]
(164) 2014/01/10(Fri) 19:32:57
―図書室→回廊―
[更なる問い>>160を背に聞きながら扉を潜り、振り返りもせずに回廊を歩む。修道院の奥へと幾程か進んで、から]
――もう、終わったよ。
[独白の様にぽつりと、静かに零して。
それから振り返る顔には、何処か申し訳無さげな苦笑が浮かんでいた]
なんて、ね。
ごめん。手伝ってほしいことなんてなかったんだ。
エミーリアは俺たちが居ると笑わないから、さ。
[態良く男二人を揃って図書室から離れさせたかったと白状する。
そうして]
……何処、行こうか?
[困ったように笑った**]
(165) 2014/01/10(Fri) 19:34:24
湯治客 アーベルは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 19:37:44
― 図書室→回廊 ―
[湯治客の呟き>>164は聞こえているのかいないのか。
回廊を暫し歩いた所で返された答えに、ぴた、と足が止まる]
……え?
[苦笑と共に落ちた言葉に小さく相槌を打ちながら]
ああ…そういう事か。
なんか、気を使わせちゃって悪かったなぁ…
[ぽつ、と落として苦笑にも似た笑みを浮かべる]
ミリィちゃん、あんな調子だけど、元はいい子だって知ってるからさ。
なんでああなったか、俺も知らないけど……
俺の事、ああ言う事で気が紛れるなら、直球で相手した方がいいかなって。
面倒だ、って言ったけど、それと心配するのは別だし。
[ぽり、と頬を掻いて、視線を逸らして]
(166) 2014/01/10(Fri) 21:16:29
― 図書室 ―
ありがと、ごめんね?
[ミリィの言葉>>157に、謝罪も口にして。
兄と慕ってる人の言葉>>159に苦笑が浮かぶ]
(その言い方はエリィ兄ぃも傷つくだけだと思うんだけどなあ。)
[浮かんだ思いは口には出さず。]
エリィ兄ぃ、とそっちのお兄さんはまた後でね。
[出ていく人たちに、そう声をかけた。*]
(167) 2014/01/10(Fri) 21:17:31
それにさ、普通に心配とか言ったら、あの何倍もの言葉が返ってくるし?
それなら、冗句に紛れさせて笑った方がいい。
余計なお世話、って言われるだろうけどなー。
[最後の言葉に乗せるのは苦笑とは違う笑み。
そして、行き先について困るのを見て]
決めてなかったなら談話室に行こうか?
ライヒ君がお茶淹れるって言ってたし、図書室もここも寒い…体、冷えたんじゃない?
[そう提案して、否が返らなければ談話室へと。
その道すがら、気になったことを湯治客に耳打ちする]
……そのままで充分、って、さ。
もしかして、ミリィちゃんの事、気になる?
[問う側からすれば、とても真面目な話だった**]
(168) 2014/01/10(Fri) 21:18:12
雑貨屋 エルザは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 21:18:50
― 談話室 ―
特別だと、教えて貰えないかなあ。
[小さな弟にも手がかかるため、料理は習うのでなく手伝いながら少しずつ覚えているところ。そんなレシピ>>154があるなら聞いてみたいのだけれどと、父の言葉に想像を膨らませ]
はいっ。あーん!
[身を乗り出してくる父>>155の口元に、食べかけのパイを差し出した。弟にするのと同じ所作となったのはご愛嬌。
心中に隠されたものは知らず、我が意を得たりとばかりに頷き返す]
(169) 2014/01/10(Fri) 21:23:16
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