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― 現在/宿屋 ―
[夜も落ち着いては休めなかったからか、悲鳴は夢現の中で聞くことになった。夢の中で悲鳴をあげていたのは、自分だったような気がする。重い頭を振って髪を結い、身支度を整えてから部屋から出る]
悲鳴?
夢の中で聞いたのかと思いました。
[落ちつかなげに外の様子を気にしている女将さんに、何かあったのかと問いかける。
悲鳴を聞かなかったのかと聞き返され、眉尻を下げる]
私も確認してこなければいけないかしら。
[怯えたような表情で入口扉を見た]
─ 玉泉への道 ─
[差し伸べた手は取られ、そこから感じるのは震え。>>137
団長夫妻の仲のよさは見知っていた。
この状況が与えた衝撃は、察することもできる。
とはいえ、自分にできるのは、手を離さぬようにすることと、歩みを支える事だけ]
……ん、そっか。
[嗚咽交じりに答えるブリジット>>139に、僅かながらも表情を和らげながら空いている方の手でぽふ、と頭を撫でてやる。
こちらに対しても、それくらいしかできない、のだが]
ああ……それで、どうやら最初に見つけたのが、ヨハナさんだった、ってわけ。
その次が、俺、かな。
[カルメンの呟き>>141には、こう返し。
ともあれ、作業の妨げにならぬように、と宿へ向かった]
―朝・宿屋―
……自衛団長が殺された。
そう、か。……それは、参ったな。
[駆け込んで来た自衛団員がもたらした、とびきりの凶報。
商売どころか、身の安全すら危ぶまれる事態に女は顔色を失くす]
で、やはり、人狼の仕業で、……間違いないのかい。
なんだ。……君は現場を、見ていないのか。
[ライヒアルトから遺体発見の報を受け、人狼容疑者の集められた宿屋を見張るため、慌ててやって来たのだろう。
団員の顔にはあからさまな畏れと警戒の色が滲んでいた]
その中で疑いたくなるのは、どうしても接点の少ない人になってしまうわ。
見るからに怪しいベアトリーチェと言う人、美術商だというノーラさん、後は……そう言えばあの人の名前、聞いてなかったわ。
宿屋に居た、赤い髪の女性なのだけど。
人狼である可能性は村の人だってあるのだから、こんな区切りをしてしまうのはおかしいのだけれどね。
[浮かぶのは自嘲の笑み。
人狼を探したいと思っても、結局のところ、エーリッヒも疑いたくないと言う意識が強いのだ]
― 自住居 ―
[悲鳴でも起きなかった男は、それでも普段より早く、自力で起き上がった。
ぼうっとする頭を振り、顔を洗い、服を替え。
更に暫くの時間を置いて。
衣類を詰めた袋を持ち上げる。
大きく欠伸をして、宿へと向かう事にした]
…ベアトリーチェ、と、い、いう人は…
う、うん、ふ、不思議ネ…
[黒いフードを思い出す。随分と小柄なひと。
それから告げられる言葉に、ん、と頷いて]
こ、コシェバ、さ、さんか、ナ。
そ、ソウダ、あ、
[謝らないと、と 昨晩のことを思い出す。
やがて宿屋が見えてくると エーリッヒを見上げて]
あ、ありガと、う。
………そ、その、イロイロ。
[感謝の言葉はゆっくりとくりと。
本当に色々沢山の事に向けて、想いを籠めて、告げた]
─玉泉への道─
……。大丈夫。
僕は、大丈夫、だよ。
[僕の頭に細工師さんの手が乗せられます>>143。叩かれる訳ではなく、ただ乗せられました。
きっと心配を掛けてしまっているのでしょう。
でも、今本当に心配されるべきなのは、僕じゃありませんでした。
だから僕は懸命に言葉を紡いで、それから顔を上げます]
……。
[何か言うように口を動かした奥さん>>137の近くに、僕は歩み寄ります。
何を言っていいのかは分からなくて、細工師さんと繋がれていない方の手を、両方の手で包みこむように握ります。
それで血の汚れが移ってしまっても、僕は構いませんでした。
振り払われるようなことがなくても、短い時間の後には手を離して、それから宿屋に戻る彼らの後に続きます]
[ブリジットを撫でるライヒアルトの手を見詰める。
普段ならば、私には? なんて軽口も出ようが
今だけはそんな台詞浮かびもしない]
ヨハナさんが、最初に……?
それは………
[続ける言葉が見つからず、伏せる蒼]
結社員でも人狼に敵わないなら……
力ある存在が名乗り出たら、
同じようになってしまうのかしら。
[ぽつ、と独り言ちるように呟いて
女はライヒアルトたちから少し遅れて宿へと向かう]
― →宿屋 ―
[周りの空気がおかしかった。
人の視線を気にしないウェンデルでも、其れは伝わった。
だが、半分寝た頭では、ふらふらと宿へ向かうのが最優先される。
団長が、なんて声を聞いたが、
頭の中からそんな言葉も、飛んでいった。
起きていた所で、それくらいには眠かった]
はよ。
めしー
[言葉はいつもより少ない。目が半分閉じている]
―現在―
[青年にしては珍しく少々寝坊をした。
悲鳴を聞けばそちらへと顔を向けたが、
ライヒが向かったようなので、こちらが向かうことはしなかったが。]
………団長が。
[入ってきた凶報に眉を寄せ。]
…ヨハナの婆ちゃん、大丈夫かな。
[所帯を持ったら、ああいう夫婦になりたいなぁ、と憧れに似た思いを持っていたから。
そ、と、お茶を淹れる準備をし出す。]
[ヨハナの溜息にも似た音色が聞こえる。
意識を其方に向けて言葉を聞き取ろうとするが
一度重なる視線が、また落ちるを見てゆると首を振る。
団長の件は彼女に大きな衝撃を与えただろうと思うから
彼女に無理をさせたくはなくて]
――…。
[ふ、と思い出したように
ヨハナの手により集められた赤へと向き合い
紡ぐ聖句は冥福を祈るためのもの。
組んだ手を解き、彼女らの後を追う頃には
少し距離があいていた]
─ 玉泉への道→宿屋 ─
……謝ることなんて、なんにもないよ。
[途切れがちの謝罪>>148に、緩く首を横に振る。
謝らなければならないのは、むしろ自分だと。
心の奥、根付く想いは言葉にならない]
そっか。
[大丈夫、と返すブリジット>>151には、それ以上は言わず。
ヨハナの手を取る姿に、表情をまた少し、和らげた]
……その可能性は、高いだろうな。
[独りごちるような、カルメンの呟き>>152。
伝承や御伽話でも、力あると名乗り上げたものは狙われていた。
もっとも、それを阻む力が発揮された例も多々あるが、それには触れなかった。
……触れる事ができなかった、というのが正しいのだが]
[そんな事を考えながら歩み進める内に、宿へとたどり着く]
……お役目ご苦労さん、って言えばいいかね。
[そこに立つ、自衛団員の姿に口をつくのは皮肉めいた言葉。
向けられる、気色ばむような視線はかわして、宿の中へと入ると、何はなくとも、とヨハナを椅子に座らせた]
[宿に入ると人に挨拶もそこそこに、荷物を端のテーブルの足元に置いて
ちゃっかり椅子に座って、頭を落とす。
両腕枕に、ぐう]
―宿屋―
[扉を開く前から、そこに居る自衛団員の表情に。
鋭い視線がこちらに向けられるのに。
どうやら事態は広がり、自分達にかかる嫌疑が昨日よりも
痛く厳しいものになったらしきを実感する]
…―――
[宿屋の入り口をくぐる。
視線を一周滑らせると、口を開いた]
あ、アノ、ろ、ロミちゃん、はどこ?
[誰か知るだろうか、と少し、張った声]
[呟きに返る声があり女ははっとする。
ライヒアルトの背を見詰め、また視線を落として]
――…そう。
そう、よね。
[か細い声を漏らし、口を閉ざした]
─ →宿屋─
……。
……きっと、真っ先に狙われる、よね。
[彫刻師さんの呟き>>152が聞こえました。
僕の声も、それと同じくらい小さなものだったでしょう。
それ以上は殆ど何も言わないまま、やがて宿屋に着きました]
……。
[椅子に座らされる奥さんを見て、僕は両手に目を落とします。
泣いた痕はまだ僕の顔に残っているのでしょう。いつもなら母にきちんと結んで貰う三つ編みも、昨日寝る前に解いたままです。
だけど少しの間は、ただぼんやりとしていました]
………お前、起きてる?
[明らかに眠たげなウェンデル>>154に、蒼は呆れたような色が浮かぶ。
それでも、要望を聞くあたり律儀と言うか。
両腕枕>>160をしているのが眼に入れば、小さくため息を吐いた。]
─ 宿屋 ─
[自衛団員に向けられる視線は大して気にせず。
ゲルダに続いて宿屋の中へと入る。
そう言えば朝食がまだだったと考えて、後で自宅で食べようと思い直す。
一人暮らしになってからも、食堂で食事を取ることはあまり無かった]
あら、結構集まってるわね。
[その時には既にライヒアルト達も宿屋へと着いていて。
集まる人の多さに隻暗緑を緩く瞬いた]
[ブリジットの言葉が微かに聞こえへなりと眉が下がる。
無残なあの現場をみれば取り乱しても不思議でないのに
歳の割にしっかりしていると、そんな印象を受けた]
………ん。
[零れたのは吐息にも似た応え。
沈む空気を払いきれぬまま宿屋の敷居を潜る]
─ 宿屋 ─
…………。
この状況でも寝れるっていうのは。
ある意味、感心に値するな……。
[落ち着いた宿の中をぐるりと見回し、最初に口をついたのはこんな一言。
それが向けられた先は、言うまでもなくウェンデルだが]
っと、アーベル、悪い。
水と、タオル用意してもらえるか?
……いろいろ着いちまってるの、落とさないと……。
[色々が何かは直接口にはしないで、こう頼む]
あと、何か飲み物。
……できるだけ、赤っぽくないやつ。
―宿屋―
……。ロミ?
……えっと、部屋……かな……
[聞こえた声>>161に、ゆっくりと顔を上げます。特徴のある声は刺繍師さんのものでした。
今日はまだ見ていない気がする幼い姿を探して、辺りを見渡します]
えっと、……
[だけどきちんと確認する前に、もう一つ声>>169が掛かりました。
顔が歪んでしまったのが、自分でも分かりました]
……、エーリィ。
[僕は自分の手が汚れている事も忘れて、彼に抱きつく為に両腕を伸ばしました]
― 宿屋 ―
[ライヒアルトの視線と言葉にも、反応は無かった。
そもそも事態を理解していない男にとって、
現在は通常時と大して変わらない]
[ウェンデルの様子>>167には、深いため息を一つ吐いて。
今日の日替わりは野菜メインです。]
わかった。
茶も、すげー珍しいのがあるからソレ出すわ。
[高級品の茉莉花茶と共に、
タオルと水を張った盥などを持ってきて。
ウェンデルの食事が出たのは、それが終わった後になった。]
─ 回想・昨日 ─
[地底湖から家へと戻る間も、やっぱり周りの人の目はいつもと違って。
手を繋いでくれたままのブリジットが何度かしてくれた囁き>>99に、その都度こくこく頷いた。
ブリジットの顔もどこかぎこちなくて、怖がってるみたいに見えたから、怖いのは私だけじゃないって思えてほっとした。
家に帰って、宿に泊まるのは反対だという父に口添えしてくれた時、もう一つの理由を内緒にしてくれた>>100のも嬉しかった。
帰りたくないなんて、お父さんが聞いたらきっともっと悲しませたから。
リュックの中には着替えとちっちゃいお財布、それとお父さんがいつも使ってるパレットナイフ。
刃先は丸いから刺したりはできないけど、ぎんの細工がしてあるからお守り代わりにって渡してくれた。
昨日ゲルダお姉さんからもらったハンカチは雨で濡れてしまったからまだしっとりしてるけど、ポケットの中に入れて。
青い服の人形を抱っこして、ブリジットと一緒に家を出る時、もう一度お父さんがぎゅってしてくれた。]
へ、部屋に。
あ、ありが、トウ。
[ブリジットに礼を述べてから
落ち着きなく視線を廊下と其々の顔へと行き来させ。
足を向けるか悩む風にウロウロと、辺りを歩く。
あ、と視線止めたのは交易商人の上。
歩み寄り、顎を引いた上目で彼女を見て頭を下げた]
あ、あの、昨日はゴメンな、なさサイ。
─ 回想・昨日 ─
[ブリジットのおうちでも、ブリジットのお父さんとお母さんが彼女をぎゅって抱きしめてて。
それから、さっき湖から帰る時よりもしっかりと手を繋いで宿へ向かった。
女将さんは私も泊まると聞いてすぐ部屋を用意してくれて。
案内してくれると言われたけど、>>102ブリジットが待っててとどこかへ行ってしまった。
少し待って、すぐ戻ってきた彼女は何かを持っていて。]
ブリジット、何もってきたの?
…あ、お菓子だ!
これ、くれるの?ありがとう!!
[袋の中から出てきたのはキャンディやマカロン。
手のひらの上に乗せてもらったお菓子をみて、笑顔でお礼を言った。
それから、案内してもらったお部屋に入るとお菓子を机の上に置いて、マカロンを一つだけ食べて。
甘くて美味しいそれが心の疲れも癒してくれたのか、ゆったりとした眠気にそのまま意識を奪われた。**]
[頭はしっかり両腕にある物の、薄く時折目が開いては
琥珀色に情景を映してゆく。
何かがあったのか、まではそれだけでも伝わるが、
頭はやっぱり重かった。
視線を何とか一度は持ち上げて、
先程いなかった、ヨハナと一緒にやってきたようなライヒアルトへと向ける]
なに、あった?
[眠そうな声だった。聞くだけ聞いて、すぐにかくり、と頭を腕に落とす。
一応起きている証拠に、琥珀の目が薄く開いていた]
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