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[ハインリヒかベアトリーチェかのどちらか、あるいは両方かしか居ない、と思いつつも一応は確認してみる。]
(一番危険であるのはハインリヒだ、昨夜の哀れな犠牲者が彼だとしたら……何もやらないうちに葬られてしまうのはあまりにも無常に過ぎる……な)
そう思い扉を叩き、ハインリヒの名を呼ぶ……が]
(そういえば、彼は確か)
[昨夜、確か居間で転がっていたのではなかったか。
冷静になると、確かにそうだ。 ならば、夜中に移動していない限り室内から返答が来るわけはないのだ]
―居間―
[部屋に下りたあと、エーリッヒの服装を見てため息をひとつ]
[イレーネの言葉と、エルザの言葉を聞きながら、とりあえず毛布を探す]
[投げる]
かけときなさい
[まったく、と呟く]
[エルザの歌は、綺麗だ]
[そっと、穏やかな微笑を口元に浮かべる]
[外では、人が、死んでいるというのに]
[アーベルが行ってしまった、という言葉]
[どこに行ったのだろう]
[あとでスノーマンに、ホットワインでもご馳走してあげようかと思う]
[しばらくエルザの歌を聞いていた]
[目を閉じて]
[と、上から響いてきた声に]
[少し、悩んで、階段に]
[しかし声の主は見えず][上ったところで、へたりこんでいるザムエルを見つけた]
……大丈夫ですか?
[思わず、一言]
[それから問いを、思い出して]
ベアトリーチェと、アーベル……だと。
―二階廊下―
─一階・居間─
……うわっと!?
[突然飛んできた毛布に驚いて。一体、何を言われたのかと、しばし、戸惑う]
……あ。ああ。
[戸惑いながら、毛布を肩にかける。予想以上に、身体が冷えていた]
……そう言えば。
[ベアトリーチェの機械犬はどうしているんだろうか、とふと思い出す。少なくとも、外では見なかった。
部屋にいるんだろうか。それと、ペルレ。置いてきた。
そんな事を考えていると、上からの問い。それに答えるように、オトフリートが階段を登って行くのが、視界に入った]
―一階・居間―
[熱に、窓の冷たさは心地好かった。暫くそうしていたが、幼馴染の動く気配に、す、と身体を離した]
[旋律を紡ぐエルザに寄添うようにしているブリジットの姿は見えたが、自分は接しないのが一番だろうか、と。
耳に届く歌声の心地好さに、目を細める]
そうか……ありがとう、オトフリートさん。
それで、ハインリヒさんは。
彼は居間に居るのか?
無事なのか?
[冷静さを極力保とうとしているが、少々浮ついている様子が見て取れる。 自身でも何故ここまで彼に肩入れをするのだろうと、意識の片隅ではいぶかしんではいても、それで落ち着きを完全に取り戻せるわけではなかった。]
[花の溶けた透明な容器を置いて]
[温かなココアを入れる。自分用と、それから、皆用に。
流石に食事を作る元気は無かったが。
置かれたままのフレンチトーストや、フルーツグラタンが視界に入る。
はく、とひとつ齧りついて。甘い味。
ああそう言えば、と。聲を思い出す]
そ、そうか……いや、それなら良いのだが。
ありがとう。
そうか……ベアトリーチェと、アーベルか。
[ひざに手を突いて、力を込めて立ち上がる。
やや眩暈に似た感覚を感じてはいるが、それを極力見せないように気をつけ、オトフリートの隣をすり抜けて、階段へと向かった]
[大丈夫だろうか、と心配そうにザムエルを見る]
[と、ちょうどやってくるエーリッヒ]
……体調不良ばかりですね。
[ザムエルもだし、ユリアンもだし、エーリッヒもだし、イレーネもだし]
―スノーマンの頭上―
[少女は裸足でスノーマンの頭の上に立っている。
眼下の穴に横たわっているかつて少女だった物体と違い、
少女の服には一滴も血は付着していない。
ただぼろぼろになりはて、右手などは袖ごとない]
[冬の夜空にも関わらず、少女は平然と立っていた。
もはやどんな格好でも暑さも寒さも感じない存在だから]
[袖が無い右肩には花びらを模した聖痕が、
流れた血の代わりに燦然と真っ赤に燃えている]
……っと。
[すれ違うように降りてくるザムエルに気づき、道を開けて。
何やら、ふらついているように見えるのは気のせいか……などと思いつつ。
ともあれ、仔猫を連れてきて……、と考えながら、階段を登りきり]
……大きなお世話だ。
[聞こえた言葉に、思わず突っ込んだ]
[階段の降り口の近くですれ違ったエーリッヒに会釈をし、手すりをしっかりと掴み、一歩ずつ確かめるようにして階下へと移動する]
[そんな事を思われているとも知らず。
小さくくしゃみをしたのは、風邪の所為か、噂(?)の所為か]
[ココアを持って、居間に戻る。
いくつかのカップを、テーブルの上に並べて。御自由にどうぞ、と]
[少女は呟く。誰にも聞こえない声を]
『死とは恐ろしいものだな』
『肉体から解放されて、爆発的にアイデアが浮かんでくるのに』
『精神だけでは物に触れない。
アイデアを実行するすべを持たない』
そんなことを言いますか
[エーリッヒの言葉にそう返す]
で、本当に大丈夫ですか……?
[多分うわさのせいにしたら、イレーネをしっかり怒るに違いない]
今更騒いでも、仕方ない事だろ。
この体質は、生まれつきだし……。
[言いつつ、僅かに見える蒼の痕を、見やって]
これに逆らおうとすれば、それだけ負担がかかるんだからな。
……自分が自分でいられる間は。大丈夫だよ。
―二階・個室―
[目を開けば、見慣れつつある天井が目に入った。
起き上がり、あちこちに走った鈍痛に顔を顰め]
…俺…起きなかったっけ…?
[首を傾げながら記憶を辿る。
確か、起きて、扉を開いて。
激痛を感じたところまでは覚えているけれど]
[……其処から先の記憶がない]
えー…っと…
[ベッドにいるということは…もしかして夢だった?]
[思い切り見当違いのことを考えながら鈍く痛む体のあちこちを無意識の内に擦る。
倒れた際に打ち付けた場所なのだが、当人はまったく気付いていない。痣にくらいはなっていそうだが]
それにしても……。
[少女は昨日の光景を思い返した。
生涯で最後に見た世界を]
[地面に血塗れで倒れこむ少女を見下ろす者。
満月に照らされたその姿は、少女がよく知っている人物]
……あのヒトが、人狼だったとはな。
あのパワーと俊敏性、とても興味深い。
あたしの研究に協力してほしいな。
構造解析してよりすばらしい機械を作るために。
[死んだとしてもあいかわらず少女は少女のままで]
―二階―
仕方ないかもしれませんけれどね
[視線を追うようにそれに目を向ける]
……あまり無茶はしないでくださいね
[微かに笑むと]
で、どうしたんですか? 何かを取りに?
[ぼーっとしていても仕方が無いし、と立ち上がる。
何時ものように頭に布を巻き付けてから扉を開いた]
―→二階・廊下―
[少し離れたところにエーリッヒとオトフリートの姿が見える。なんとなくお邪魔な予感?]
─二階─
無茶するな……か。
わかってる。壊れたら、周りまで壊すから、今は。
[僅かに瞳を陰らせつつ呟き。それから、その陰りを押し込んで]
ペルレ、おいたままだったから、迎えに。
あと……ベアトリーチェの、機械犬。
一緒じゃないみたいだったから……どうしたのか、気になって。
―一階・居間―
[ココアの甘い味にほうと息を吐くと、救急箱を持って来る。
“消毒は毎日かかさないように”。
右腕の手当てをし、そう言ってくれた少女は、もう――いない。
[ザムエルの視線を追って、ソファを見遣る。ハインリヒが其処に居た。あれだけの騒ぎがあっても目覚めないとは、余程深い眠りについているのだろう。
……少しずつ、皆、精神的にも肉体的にも、疲労が溜まっている]
[視線の先にはハインリヒが打ち上げられた海生生物のように横たわっていた。
それを確認したとたん、膝から力が抜けるのを感じたが、手すりをまだ放していなかったので、何とか体勢を保つ事ができた。
手摺から、手をどけ、ソファに座り込む]
イレーネさん……ベアトリーチェと、アーベルさんが亡くなったとか。
部屋の窓から、騒ぎは少し見えたが……何が一体。
[体の重みをすべて椅子に預け、詳細をと請う]
―二階―
[扉の開く音][そちらを見ればユリアンの姿]
おきて大丈夫なんですか?
[思わずたずねて]
[エーリッヒの言葉には]
周りのこともですけど、自分ですよ
あなたが苦しい思いをするのはいやですから。
[そして、ああ、仔猫と機械の犬か、と*思って*]
……いいんだよ、別に。
俺自身の事は……問題じゃないんだ。
[かすれたように呟いた後。気配に気づいて、ユリアンに向け、よ、と手を振り]
[男が目を覚ましたのに気付くも、ザムエルの問いに視線をそちらに]
………私も、直接、見た………訳、では……ないから……
[ベアトリーチェは――窓の方へと目を向ける。
狼に襲われたらしい、と付け加え]
アーベルは…………
……消えて、しまった………ように、感じ…られる……
…ベアトリーチェの時…とは、違う……?
[途中からは、再び、自問のような呟きに]
[オトフリートが此方を見て。
ああ、気付かれたか。なんて考えたのは何故だろう]
大丈夫、って?
…俺、何かした?
[途切れた記憶の先を知る筈もなく。
知っているように見えたオトフリートに問う]
[エーリッヒにも気付かれ手を振られ。
何となく保ったままだった距離を少し詰めた]
よ。
…そんな格好で平気なのか?
[寒そうだ、と呟く。
あまり人の事は言えない服装だったりするのだが、普段からこれなのでどうしようもない]
[ユリアンの問いに、苦笑し]
まあ……平気と言ったら、嘘になるが。
上着、やってきちまったからな……。
[誰に、とは言わず。ただ、ふと遠い目をして]
[遠い目になるエーリッヒに首を傾げる。
まだ、何も知らないから]
…ふぅん?
そんなら一回部屋行って着てきたら?
[腕を組み促すも、よくわからない、という顔で]
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