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覚悟あんなら、上等。
貫けよ。
……他の道、選ぶ気ねぇんだろ?
[語られる覚悟に、返す言葉は淡々として]
……止めた所で、止まる気もねぇんだろうに。
ただ、それをやるなら、俺の選択肢もひとつだけ、って事さ。
[確かめるよな言葉に、静かに返す。
蒼は、深緑を見つめたまま]
は……勝負に出た賭博師が、そんな簡単に引っ込めるわけ、ねぇだろ。
俺の掛け金は、命から何から、全てなんだから、な。
[さらり、と返す言葉は、外での暮らしを伝えるものでもあった]
あ、痛た…っ!
[全身を叩きつけて、痛む身体を引きずるように娘は立ち上がり。
駆け寄って呉れた人達を見詰め、ごめんねと伝えて。]
腰と、脚、打ったくらいかな…
是でも頑丈に出来てるから、うん…
[よろりと上体を起こし、心配して呉れる面々に謝って。]
(脚、少し捻った、かな)
[右脚を擦りながら、ゆるりと立ち上がる]
―宿屋・食堂―
[ミハエルにライヒアルトをと頼みながら、ゲルダからとめる言葉があるなら、その言葉を撤回するだろうか。
ただ、後でちゃんと治療を受けることを念押しながら]
ゲルルン、部屋までいくなら連れて行くぞ?
[そう幼馴染に気遣う言葉]
…ベッティ、ありがと
えっと、冷やすものがあったら持ってきて欲しいんだ
其れからでも部屋戻るか決めていい位だし
[この場にライヒアルトが居なければベッティにそう頼んで。
よろりと立ち上がり、一歩二歩歩み出して。]
[そして、夜が明けた生者の世界。
聴こえた赤の聲に、それまでわりかしぼけっとしていたゼルギウスは途端に死して尚、顔色をさっと青に染めた。]
視られたって、グラォ大丈夫?
気持ち悪かったりしない?
[おろおろと、妻の名の愛称を謂うは、
愛称を使わないライヒアルト――リヒトとは対照的に。
けれど、その聲は矢張り届かなくて、しゅんと頭を垂れる。
判っていたけれど、これが死ということかと改めて痛感する。]
アーベル君、先に食べてしまえば佳かったのかなぁ。
でも、2人はそれを望んでなかったから……―――。
[2人よりもアーベルに対する情は、ゼルギウスは薄い。
ただ、2人が大事にする人だから……という位置づけ。
だから、少し、聴こえる会話にやきもきとするのは……―――
ヴァイスルヴがグラォシルヴの為と謂いつつも
リヒトにも命をかけていいと思うに似た何かを
今のリヒトに感じるかだろう。
心配そうな眼差しで、けれど傍らに在ろうとするのは妻の近く。]
貫けって簡単に言うが……
俺は得物を持ってねぇぞ?
[アーベルに軽く肩を竦める。
人間を殺す為に得物は必要ではないけれど。
気付かなければ良いと思いながら
彼ならばわかっているんだろうなとも思う]
お前さんが靡けば止まるかも知れねぇぜ。
なんて、な……。
イレーネを危険に晒すなんて、出来ねぇか。
ゼルギウスに怒られちまう。
何だってこんなに頑固なのかねぇ。
賭博師だった、なんて、知らなかったぞ。
ほんとに、薄情な奴め………。
[込み上げるこの苦い感情は何なのか。
初めて感じるモノだから漆黒にはそれが何か分からない]
─宿屋・食堂─
[途方に暮れていると、ベッティから背中をぽんと叩かれ。
ライヒアルトを探して来るよう言われる]
分かった、探して来る。
[ベッティに頷くと二階へと上がり、各部屋の扉を開けてライヒアルトの姿を探した。
そこで見つからなければ浴場や宿屋内で居そうなところを探してみるも、見つけることは出来ず。
少し息を切らして食堂へと戻って来た]
ダメだ、宿屋内には居ないようだ。
外に出たのかも知れない。
[食堂に居る者に報告して、ゲルダの傍へと寄る]
わかった、冷やすものだな。
あんまり無理すんなよその足で。
[ゲルダの言葉に頷いて、冷やした水を汲んだ桶とタオルを手にして、
それを用意して持ってくるのと、ミハエルが戻ってくるのは同じ頃か]
そっか、アーベルの姿も見えないし、また…男の会話中ってやつか…?
イレーネのことほっぽりだして…幼馴染なんだろうがよ…。
[そう口にしながら、水で冷やしたタオルをゲルダの足の、ひねったらしいところあたりへ]
……別に、得物なんて、いらないんじゃね?
[肩を竦めるライヒアルトに、けらりと笑う。
人狼にとって、最も慣れた得物がなんであるかは、知っている。
その後は文字通り、身体に刻み込まれているから]
……わかってんなら、こだわんなよ。
俺は、俺の道を行く。
お前は、お前の道を行く。
……その道がかち合うなら、ぶつかるだけさ。
[返す口調は淡々と。薄情、との評には肩を竦めて]
元々、戻ってくるつもりなんてなかったからな。
……十九の時に、これと同じ騒動に巻き込まれて。
そこで、一度死んだようなもんだから。
[人と獣の狭間のもの。
生来の異能と合わせて、それが大切なものたちに害を及ぼすなら、故郷を捨てると。
そんな決意は、誰も知らぬこと]
─宿屋 食堂─
[ミハエルが見つけきらなかった二人の場所を、
知ってはいるが口にはしなかった。取り込み中なのは知っていた為。
暫くの間様子を見ていたが、ゲルダへ手は足りているのを知ると。
少しほっとした表情を見せた。]
……私、詰め所の方へ行って来るわね。
……やっぱり、もう一度見ておきたいの。ゼルの顔を。
[そういい残し宿を出ようと。]
――…いいのか、そんな事言って。
人でなくなっちまうかもしれねぇぜ?
ま、同じになりゃ……俺の手、拒めなくなるかね。
[深緑が金へと変わる。
殺して、喰らって、いつもはそれで終わりだから試した事など一度もないが。
その『感染』させる可能性を知らぬわけがない。
リヒトは純血の人狼なのだから]
道が違うというなら、同じにすりゃいいだけだったんだ。
は……、ほんと、莫迦だな。
[馬鹿げた考えだと思う。
幼馴染がそのようなこと望むわけがないのに]
――…災難だな。
こんなことに二度も巻き込まれるなんてよ。
[十九の時、その言葉にピクと片眉が跳ねるけれど
何がひっかかったのかはその時には分からない]
……ゼルギウス。
[さん付けはもうしない。
現世ならば届かない声も、川を越えてこちら側に来てしまえば届くものだろうか。より正確には声ですらないのだろうから。
こちらが拾ってしまったのは、イレーネへの想いが一途で強いものだったからではないのかと思う]
─宿屋 食堂→─
……大丈夫。
[向ける笑みは、小さい。
転ばないようにと言われれば、
よく夫と連れ立っては転びかけ、
毎回のように手を借りていた事を思い出した。
その手は、もうないから。]
転ばないように気をつけるわ。
いつもよりずっと。
[そうミハエルに告げて、宿を出た。]
[ベッティから貰った水とタオルで脚を冷やしつつ。
暫くそのまま休めば、それなりに動きもマシになるか。
唯、余り長い時間は走れそうにはないけれど。]
…そっか、御免ね
―――…でも二人とも何話ししてたんだろう
[昨夜から何処か様子が可笑しいのは解っていた。
募る焦りに、そわりと落ちつかなくなり。]
…二人とも、何か知らないかい?
[そう告げて。外に出るらしきイレーヌへと視線をよこし。
小さく行ってらっしゃいと告げて。]
……本当に、大丈夫なら、良いけど…
[聴こえる赤の聲に、きゅっと柳眉を潜める。
リヒトにグラォシルヴを一番に考えて欲しいとは、
負い目があるからこそ、音に出来ず。
そして、聲にしたとてそれは―――届かないから。]
ん?私を呼ぶのは誰?
[と、まるで赤の聲のように、空間を飛び越えて聴こえるは、例えるなら青の聲か。
空間違えば見えこと叶わぬのに、白銀は紅の眼をキョロキョロと彷徨わせた。]
[人でなくなる、同じにする、という言葉。
思わず、苦笑が滲んだ。
自分の中には、既に人狼の因子がある。
再度、傷を受けたならどうなるかは──わからない、けれど]
……さぁて、どうだかねぇ?
俺が筋金入りに頑固なのは、お前が一番良く知ってると思ってたけどー?
[深緑が金色に変わるのを見ても、蒼は動じた様子を見せない。
代わりに、というわけではなかろうが、ただならぬものを感じた周囲の動物たちがざわめきたった]
……ほんっと、災難な上にいい迷惑だよ。
じいさまが、それを知ってて俺を隔離組に入れたかどうかまでは、わからんけどね。
[軽く、肩を竦める。瑠璃を握っていた右手がポケットに戻り、ダイスを放した]
[揺らいでいた間の記憶はとても曖昧だ。
けれど今聞いたと思った声は、此岸のものよりずっと明確に響いてきて。また生前と同じような姿を影は取り戻した]
……ユリアン、だよ。
体良く踊らされたね。
[きょろきょろしているのは見えなくても雰囲気として伝わってきたものだろうか。呆れ混じりに青い世界で名乗った。
後半は自嘲含み。ああなるまで確かめなかったことを悔やんでいた]
[イレーネの言葉に、ゲルダとイレーネ二人を見比べながら]
一人じゃあぶねぇだろ?
あれなら一緒に行くぞ?
[ミハエルから共にとの言葉がなければそう自分が申し出た。
状況を考えるならば、あまり二人きりという状況はよろしくないのだろうが、イレーネから断わられると]
本当に…気をつけろよ?
[気遣う言葉を立ち去る背にかけた]
お前さんが頑固なのは知ってるさ。
お前さんが煙に巻くのが得意なのも
大事な事言わずはぐらかして……
いつも俺らを置いてくんだよな。
[泣きはしない。
けれどライヒアルトの表情が歪む]
アーベル
[幼馴染の名を紡ぐそのくちびるからは鋭い牙が覗く]
俺さ、家族が欲しかったんだよな。
[ぽつと零した言葉。
誰にも言わずにいたはずの本心。
距離を詰め誘うように誘われるように
アーベルへと手を伸ばした]
[妻が動くようならば、手は引くこと叶わずとも
その傍らをふよふよと漂いながら聴こえてくる青の聲に答える。]
あ、ユリアン君なの。
えーっと、2日ぶりかな?
[おそらく、声音の様子から白銀がどんな様子か知れるは容易いだろう。自嘲を含む相手の声音に、キョトンとした声音で返す。]
踊らせてた?
[生前と同じか、それ以上に無邪気に近い声音には、
罪の意識は滲んでいなかった。]
─詰め所→村の入り口付近─
[詰め所では、予想していた通り中へ通される事はなかった。
必要以上に食い下がらなかった為、手荒な真似はなかったが、
彼らが見る目は酷く冷たい。
身重だろうが、腹の子が人狼の可能性もあるのだからそれも当然かもしれない、とはぼんやりと思っていた。
そしてそれは事実なのだから。
けれど、本当の目的はここではないから、それでいい。
………会いたい気持ちは多分にあるが、それは堪えて。
詰め所を離れ、その先にある村の入り口、切り立った崖まで歩いた。
崖はだいぶ通れるよう作業が進んでいたが、吊橋はまだ半端なところで作業が止まっていた。
また一歩、そこへと近づく。
見極めようと目を凝らして。]
っ………。
[近づきすぎたか、作業をしていた者に見咎められれて追い払われた。]
私も、何の話かは教えてもらってないな。
あいついつも、なんも言ってくれないからよ…
そんで一人でふらっと、どっかにいなくなりやがるからな。
[ゲルダの疑問にはそう半ばあきらめたような様子で、きっと自分の入り込む余地は1ミリもないんだろうなと、そんなことを思っていたりした]
その足でゲルルン一人で、行くとか言わないよな?
[探しにとのゲルダの言葉にはそう釘をさすように]
[置いて行く、という言葉。
ほんの僅か、蒼が翳った。
幼い頃に、一族の異能を教えられて。
その時から、周囲との距離を一定にしていたのは、事実]
……お前、このタイミングで、そーゆー事、言うのかよ……っ!
[歪む表情と覗く牙に、蒼鷹が警戒の声を上げるが。
告げられた言葉に、一瞬、動きが鈍る。
右手は懐に潜ませたままの銀へと伸びる、けれど。
それよりは、距離を詰められる方が僅かに、早い]
―宿までの道―
……飛べるかどうか。
……どうだろう。
[大人しく宿へと戻る最中に、ぽつと呟いた。
人の足では先ず無理だが、
獣の足でなら―――それでもわからない程度の距離が空いている。
確実を考えるなら、もう少し待つべきだが、急ぐのなら
……だが失敗した時の対価は命だ。
それも二人分の。
眉根が寄った。]
…早くは走れないかもしれないけど
でも、転んでも構わない―――…後悔するよりは、ずっといい
[ミハエルとベッティにそう告げて。
ミハエルから身体を支えられ、其れに甘んじる形となるか。]
…有難う、僕は本当に幸せ者だね
なんだかいつの間にか僕ばかり心配されてる
[手を取り、ぎゅうと握り占め。
温かさに涙ぐみそうになるが、ゆるゆる頸を振って。]
…皆で探しに行こうか
三人で探せばきっと早いよ
[ベッティにくぎを刺されるとそう応え。]
……あれだけ意味ありげに人のことを見ておいて。
そりゃないだろう……。
[変化してゆく場に緊張しながら。
同時に青く響いてきた声の無邪気さにじゃ少しだけ脱力させられた]
生き残るために利用したんじゃないのか。
俺のことも。ミハエルのことも。
――…ずっと、欲しかったんだ。
[アーベルの首筋へと顔を寄せ牙を剥く。
銀が抜かれるのとどちらが早いか。
それは人狼ではなく吸血鬼のように――
殺す為ではなく『感染』を促す為の行為。
殺す程の力は込めない。
家族を知らぬ純血の獣は
ずっと、何処かで家族というものに憧れていた]
―宿屋 厩舎―
[宿へと戻ると、入り口の方へはむかわずに、
真っ直ぐ厩舎のほうへと向かった。
そこにいることは教えられていたので。
獣の匂いが濃くなる中で、知った匂いがふたつ。
ゆっくりと、近づいていく。
下手に同胞の気を逸らせないために注意を払いながら。]
[皆でとのゲルダの誘い、自分は少し迷っていた。
誘われずとも、おそらくはライヒアルトと一緒にいるであろうアーベルをすぐに探しには行きたかったのだが……]
そっちは、二人で行ってきてくれよ。
アーベルが話さないってことは、私に知らせたくないことだったんだろうからよ。
[自分を抑えるように、銀の食器の前まで歩いていって]
なんてか、アーベルに……迷惑はかけたくないんだ。
[そう二人に笑いかけて]
ああ、二人とも銀のものもってるか?
なければどれか好きなのもっていっていいぞ。
ないよりは、ましだろ?
[そう皿とナイフとフォークの銀の食器セットを見せながら]
あるならこんなものいらねぇだろうけどよ。
[伸ばした手はゲルダの手を握り。
紡がれる言葉ににこりと笑んだ]
僕は前にゲルダ達に心配して貰って、助けて貰ったから。
今度は僕が助ける番だよ。
[ベッティの釘刺しに返す言葉を聞けば、笑んだままベッティへと視線を向ける。
一緒に行こう、と言うように]
あ〜。うん。
誰に占い師だよって伝えようか悩んでて。
ちょうどユリアン君がいたから。
[崖を見詰める妻を、心配そうに見詰めながら、嘘はなく告げる。]
妻と子が生きる道の為に、
利用できてたのかなぁ……―――。
うぅん、出来てたかどうか、現状だと悩む、ね。
[ぺしょんと凹むのは、ユリアンとミハエルに対する罪の意識でなく、最愛の人の現状を見て。
生き残る―――そこに己の名は入ることはない。]
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