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─回想─
[そうして水盤の向こうで繰り広げられる争いを、ただじっと見ていたが]
(……嘘を吐いてまでも叶えたい願い、ね
はっ、ないとは言えない自分が悲しいかな
…………ああ、でも。ベッティは怒るかな
あいつ、馬鹿がつくほど純粋だしね)
[そして、今目の前に居る何も知らないが故の純粋さをもつビーチェの言葉にスッと目を細めると]
ああ、やっぱりビーチェちゃんは優しいね
[そう言って、優しく頭を撫でていたか]
─回想─
[そうして、水盤の向こうでは扉に凭れ掛かりながらもイヴァンが皆の前に現れ]
…………勝負あったね
[そう呟くと、間も無く光の輪はゼルを捕らえ]
……やぁ、ゼル。久しぶりだね
[落ちてきたゼルを見るその目は、かなり冷たかったが]
……って、ちょ。ビーチェちゃん!?
[そんな彼に慌てて駆け寄るビーチェに思わず驚きの声が漏れる]
はぁ、ほんと優しすぎるというか、純粋というか
[おかげで幾分か毒気は抜かれていたか]
―自室―
見つけた、ようだな…
[浮かぶ笑みは、企み通りの混乱が起こったことへの満足ではなく、イヴァンの怒りの波動を快く感じたため。正しき怒り、それは、天の意思に適うものであったから]
[男は、剣を腰に提げ、部屋を出る。エーリッヒの力を切り裂いた時に受けたダメージは、すでに消え、その足取りはしっかりとしていた]
…ゲルダ殿?
[階下へ向かおうとするゲルダを見つけ、思わず声を漏らす]
[ベアトリーチェに抱えられてからしばらくして。
伏せた状態の耳がピクピクと動く。
くあ、と欠伸をすると、身動ぐ振動が腕に伝わったことだろう]
………くぅ?
[丸々とした金の瞳がパチパチと瞬く。
状況を飲み込めていないような様子で、首を巡らし周囲の者達を見た]
―館内・階段―
うん?
[名前を呼ばれて、くるりと振り返る。
このサイズなら沢山見上げなくてもいいから楽だ]
あ、おはよう。マテウスさん。
まだ結界解かれてないみたいだよ。
王様、何やってるんだろう。
[にゅ、と眉を寄せた顔]
欲しがってる?
…何が…――これ、秘宝、だろ…?
[ナターリエの言葉に ぽかんと少し口が空いた。
じいと、彼の胸元を見てから]
あ、すまん
[女性の胸元をみつめるのも失礼だと
ふと視線を外す 蜥蜴の貌]
─回想─
[そうして、黒江とゼルのやりとりやビーチェとゼルの問答を静かに聞いていたが]
……ま、妖精の本質として、己に忠実なのが多いのは事実な訳で
責めはすれども、否定はしないがね
ま、私個人としては動機その他は納得しても、その不誠実さは気に食わないけど
[そう言って、ギロリ鋭い目を向けたか]
―館内・廊下―
[振り返ったゲルダの疑う色の無い言葉に、微笑む。彼女の感じる困惑、焦燥…それもまた、親しき者を想う故]
さて、やはり何か我らの知らぬ事を、王はご存知なのかもしれぬな。後で、もう一度訪ねてみるか。
[澱みなく言葉を紡ぐ]
それはともかく、イヴァン殿の気配がとても強いようなのだが、何かあったのか?
[そうして、ゼルの治療を終えたビーチェと共に休んでいたが]
……………んう? どうしたの、ビーチェちゃん
[目を擦りつつ体を起こす
そうしてビーチェの抱きかかえるものを見ると]
……それ、エーリッヒか。またえらく縮んでるな
[そう言いつつ、ビーチェに歩み寄る]
ほしがる…?
[ナタルの言葉に、ナタルも秘宝使って何かしたくなったのかなと、
彼とイヴァンを見比べて、謝りながら視線をはずすイヴァンにじっとそちらを見た]
イヴ〜…?
[不思議そうに首を傾げる]
―館内・廊下―
………。
[たっぷり3秒考える]
その時はボクも一緒に行かせて。
聞きたいことできたの。
[何か足りない気がした杖。
まさか、と思うことができないほど難しくはなかった。
でもまだ目の前の人物を疑うまでにもなってなく]
ううん。ボクもまだ起きたばっかだから。
でもなんかここの空気全体が、寝る前より酷くバランス悪いんだよ。
均衡を欠いてるような…。…均衡…?
[マテウスの顔をじっと見ながら考える。
相対したまま考え事を始めたからそうなっただけだけど]
…は?
ちょっとまて、お前、
[はだけられる胸元
思わず 視線を外すが ちろと横目で見てしまい]
…――おい、お前、だって。
犯人じゃない、だろ…?
[言いつ、ぶわり 熱気が肩から噴き出る。
尻の尾からも焔が チロリ]
[ざり 少しばかり後ろにさがると足音]
─反省房─
あ、起きた
[そうしていると、身動ぎしてエーリッヒが目を覚ます
パチパチ瞬いている彼をひょいとビーチェの腕から首根っこ掴んで引き抜くと]
エーリッヒ、何で縮んでるのさ
[目の合う高さまで持ち上げ、聞いてみる]
―廊下―
[ゲルダが3秒考える間に、火炎の気はまた強くなった]
ああ、そうだ、そういえば影輝の…エーリッヒ殿の気配も感じられぬ。
[全ての属に干渉する天聖の性は、欠けたものを認識することも容易い]
嫌な予感がするな。
[大股に、ゲルダを追い越すようにして階段を下りていく]
[胸元をはだけて、イヴァンへと近寄るナタル。
彼はどうも秘宝を欲しているらしく、
でもそれよりも、自分の中で膨らんだ疑問はひとつ、
なんでナタルは怒られなのかということ。
自分の時は見せるなって怒られたから]
ナタル…?
[イヴァンへと近寄ろうとする彼に、そろそろっと手を伸ばすように]
だめだよ〜……?
[そう声をかけながら]
―館内―
エーリ君の?
え、何で。じゃなくてっ。
[強まった火炎の気は同じく感じられて。
マテウスの言葉通り、何かとても嫌な予感がした]
ボクも行くっ!
[追い抜かされかけ、一歩遅れるかどうかの横を一緒に走る。
走りながらポケットに手を入れて、種を一つ握りこんだ]
な、に?ナタル?
[欲しい、って、秘宝が?
え、なんだ?
様子がおかしなナタルをみてたけど]
きゃ……
[おっさんから熱気が出てきて、あたいは思わず少し下がったのさ。あぶねって!溶ける!
雪色は困惑したままナタルとおっさんを交互に見てた。ナタル変なの、秘宝がありゃ治るのか?]
ナタル、秘宝、ないと、だめ、なの?
…ナタルが、犯人じゃ、ないなら、渡して、も…
[よくわかんねぇけどいんじゃね?
とおもってあたいはおっさんを見たのさ。]
[ぽけーっと周囲を見ていたら、リディに首根っこを掴まれた。
手足がぷらーんと垂れる]
くぅ?
ぅ、ぃ、ちか、らー、たー、ぃ、な。
……わふ……。
[力が足りない、と言おうとして上手く言葉が紡げない。
あまりの消耗具合に耳がぺしょんと垂れた]
…なんか、お前変だ。
別に渡してもいいはずなのに、
[何故か いけなきがする。
手の中の白引を握りしめ ぼう と
体から熱気と焔を噴きださせ
ナターリエへと 首を横に振った]
…オレ、って誰だ?
[共に走り出したゲルダをちらりと横目で見て]
どうやら元気になったようだな。
[零れたのは、そんな台詞。思えば、初対面の時から、彼女がぐったりしている姿ばかり見ている気がしていたので]
ナタル殿?どうした?
[やがて、ナタルがイヴァンに迫る?現場に遭遇すると、そんな考えもどこかへと飛んでいく]
―館→裏手―
[リディに掴まれたまま水盤の傍へ。
見えるのは館の裏手での様子]
ぉー、しゅ、じ。
ナ、ター。
『ひ、ほー』、ほ、ぃぁ、って、ぅ?
[『秘宝』を欲しがっているナターリエにぷらーんとなりながら首を傾げる。
イヴァンの姿が見えたなら、ちたちたと両手足を動かした]
―回想―
[確認するようなビーチェ>>+40の口ぶりに、まあ解りますよねえ、と苦笑をひとつ]
そうですね、彼が上手い事立ち回れば――いいなと思いますよ。
[ただただ好奇心研究心で動いていた己よりも、きっと彼の願いのほうが切実だっただろう。
そんな事を思い返して少しばかり瞳を伏せる。
悲しげな表情で幼子に叱られるのにはその通り、と頷くしかなくて]
怒られるのは受け入れますよ。
やりたいことを押し通したのですから。
ただ謝るつもりはないだけです。
[短く告げて、ビーチェと冷たい視線を向けていたリディが眠りにつくのを見る]
[それからしばらくの間、館を眺め――]
ああ、やはり、彼をこちらに………
[仲間が選んだ相手に納得したように呟き。
その力のぶつかり合いを、眸を細めて眺めていた。
やがて力負けしたエーリッヒが反省房へと落ちてくるのが見える。
気づいたビーチェがエーリッヒに駆け寄るのを眺めていた]
見事に小さくなっちゃってますねえ……
[どこか感心したように呟きつつ。
水盤の傍で館を眺め――そして、友人が秘宝をほしがる姿におやまあ、と眸を瞬かせた]
[それだけじゃない。
イヴァンの火炎は過剰すぎるように感じるし。
ベッティは見た目からしていつもと違ってて、気配に至っては女王様のそれも混ざってるようで訳分からないし。
榛名までいつもと違うように感じるのは気のせいか?]
今のナタ〜…、なんか変なの〜…
[困るという彼、自分の良く知ると彼と違う何かを内包したような、
ある種で、自分に近しい感覚を感じて]
ナタは〜、秘宝で何するの〜…?
だめだ!
ケチだがだめだ!
[ぐ、と握る手を背に隠し。
何やら警鐘が鳴るのを どこかで聞く。
ぼくだのオレだのと 胸元に やっと今彼が「彼」である事を認識するが、それを告げる空気で無い事くらいは理解して]
…朝焼け…極光?
[わからないな、と、首を傾ける]
あ、マティ〜…
[その場に現れた彼に、ナタルに感じるものの正体の片鱗が見えた気がして、
けれども彼が近づくのをとめるのは遅れ、ゲルダの姿に気付くのは珍しく遅れるだろうか]
あ、ゲル〜、ナタが変なの〜…
[今のナタルが、彼が以前言っていた暴走に近づいているのか、それとも、本当に『捨て石』にでもなろうとしているのか、男自身にも判断はつかない。しかし、一瞬向けられた冷静な視線は、彼が、己の意思で行動していることを示していた]
どうもしていないようには、とても見えないぞ。
[更に近づき、その肩に手をかけようとする]
[ちたばた暴れるエーリッヒを放さずに持ちつつ
じろり、一瞬鋭い目をゼルに向けるが]
……ゼルさん、ナタルさんとは知り合いなんですよね?
しかも、今回の騒動の中心人物
…………どういうことですか、これは?
[恐らくは自分よりも持ちうる情報は多いだろうと
そう訊ねると、ジッとゼルの目を見つめる]
ぉー、しゅ、じー。
[水盤に映るイヴァンに向かって呼びかけ。
尚も両手足をちたぱた動かす。
イヴァンの傍に行きたい、と言う感情を身体全体で表しているかのよう]
う、うん。
それは見ただけでも分かる、けど。
[榛名に答えながら、翡翠はナタルとマテウスをじぃっ。
右手に握りこんだ種がことっと動く]
[なおも暴れるエーリッヒに、いっぺんこいつ水の中に落としてやろうかという黒い考えが頭を過ぎるが]
(いやいや、仮に落として水盤が映らなくなると困るな)
[そう思って、思い止まるのであった
ちなみに、放すと自発的に飛び込みそうなんで、離しませんよ]
――わかんねぇよ。
[一歩 近づこうとするのに一歩 後退り。
笑みを止める様子に ぞわりとしたか
溢れる熱気の量が 増えた]
これは、王様に渡してくるんだ。
玉座いってくる!
[言って 後ろをくるりとむいて 走り出そうと]
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