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―廊下―
[なにやら声が聞こえた気がして足を向ける。
小さな人だかりと、遠くから見ても真面な状況ではないと分かる機構の様子に、一瞬固まってから足を向けた。]
…何が…?!
[踵が床を打つ。]
[床を蹴る音と、気配に視線をそちらへ向ける]
あ、雷撃の姉さん。
[呼びかけつつ手を振ると、肩のピアも一緒に手をちたちた振り]
すみません、疲労がたまって居たのか、だいぶ寝過ごしたようです。
エーリッヒ殿が居ると言う事はまたこちらに送られたのですね。
ご無事そうではないですが…何か出来る事は無いですか?
[ピアに少しだけ表情を緩めた後、エーリッヒの様子に強く眉を顰める。
…自身に治癒の技など無い事は良く知って居たのだけれど。]
[剣を、という風竜の言葉に、はたと思い出す]
そうだ、剣は、今、どうなって?
ベアトリーチェが、ノーラさんに渡したと言ってた、けど。
[まさに雷撃の如くに駆けてきた雷竜には、笑みを向ける]
え、と。だいじょうぶ、じゃないけど、だいじょうぶ、です。
ユーディットさん、のおかげで、痛みはないですし。
[どうやら、時空の停滞のおかげで神経系の伝達速度が遅れている様子。それを自分の力でさらに痛覚として感知するのを避けているとか、そんな感じらしい]
んー、休もうとしねぇの多いし、ちゃんと疲れとるのはいいんじゃね?
[お前も休め、という突っ込みは知らない。らしい]
うん、虚竜王の八つ当たりで。
あと……爺ちゃんが、こっちに。
剣は……二本とも、揺らされた連中の方に渡っちまってるよ。
[ため息混じりに、状況を説明]
[エーリッヒには、眼鏡の奥の目を痛ましそうに細めて]
充電が必要なら言ってくださいね?
[そういう問題ではなさそうだが。
ティルの言葉には目を見開いて]
ザムエル殿が…!!
では剣がひとつになってしまうのでしょうか?
振るわれたなら一体何が…?
[息を飲んだ]
[なんとなく、そんな気はしていた。浸食する剣の力の中に見え隠れする対の気配]
それじゃ、やっぱり…時間は無い、ですね。
[ゆっくりと、身を起こす。さらり、と僅かにどこかが崩れた]
…ふざけんな。
[抑えた声は、そのままぶつけたら壊してしまいそうだったから。]
消えればとか、壊れちゃえばとか、そんなこと思うんじゃねぇ。
[機竜の長兄の誕生に深く関わったのもあり、幼い頃から見てきた機竜達は弟も同然の存在だったから。]
さっさとここ出て機鋼王んとこのラボぶち込んでやっから…覚悟しとけな?
んー、なんか、ギュンター爺様の話だと、剣を一つにするのはできねぇみたい。
[その術の推測はあるが、あくまで推測なので、言いはせず]
だから、無茶やらかす前に剣を取り戻せばいいんだろうけど。
[両方が結界外に出されたら、手は出せない。
さてそこをどうするか、と思った矢先に立ち上がるエーリッヒの様子に]
ちょ、だいじょーぶかよ、ほんとに?
[雷竜の言葉には、目をぱちくりと]
充電…あ、お腹すいた時にお願いすれば良かった!
[今更気付いた]
ありがとうございます、無事に戻れたらお願いします。
[崩れ続ける身体にエネルギーだけを貰っても意味は無さそうだったので、そう言って、また笑った]
[焔竜の声に滲む想いには、さらにごめんなさい、と眉を下げる]
あー、機鋼王のラボにこの状態で行ったら、なんか喜んで改造されそうな…
[多分正解]
[身を起こそうとするエーリッヒに、慌てて]
無茶をしてはいけません。
貴方が無茶をして何かがあった時、悲しむ人が居るのでしょう。
[少しキツい目をして、言葉を紡ぐ。
その後目はダーヴィットに向き、抑えてくれるのだろうか、と。
…当の焔竜も元気そうにはあまり見えなかったが]
[無事に戻れたら、の言葉には眉を力一杯顰めて]
無事に戻りますよ。
誰も彼も。
[睨む暖かみある目は風竜王の指導をする時と変わらない。]
[心配そうな、周囲の声には、まだかろうじて生身のままの右手を上げた]
だいじょうぶじゃないです!(きっぱり)
でも、じっとしてたら、先には進めませんから。
[時を留める時空の結界を、自分の足で踏み越えた]
[結界を踏み越える機綱に眉を顰めたまま]
自分でまずいと思う前に引くのですよ?
[パチと手の中に小さな静電気が起こった。]
[こっちはこっちで、燃料タンクに被弾した戦闘機状態だが、それはとりあえず棚にあげておくとして。]
ともかく、どっちかがこっちに居るときになんとかするしか無いだろ。
もしくは…結界を維持してる奴をなんとかすりゃ、フラストレーション溜まり放題の王達がちょちょいと…
[それもかなり危険です。]
おま、それをきっぱり言うのかよっ!
[突っ込みいれつつ、止める事はしない。
留まり、守られるだけでは何も変わらないのは事実だから]
……ってとー。
んじゃ、この中でできる事は……剣探し、かな。
あと。
内側から結界破る方法がほんとにねぇのか、探してみねぇ?
……精神のは、暴れると『悪い方向に』壊れるって言ってた。
てことは、『良い方向に』壊す事も出来る、って事だよな?
[確かめるように問いかけつつ、ぐるり、場にいる者の顔を*見回して*]
…古傷開いたんだっての。
そこだけ生命力巡んなくなってるから、簡単には塞がらないんだよなぁ…
[一枚足りない三枚翼をぱたり。]
[その古傷のことは、兄達のメモリーの中にも有り]
人のこと言えないじゃんか!俺抱えて動いたりしてっ!
無理ばっか…
[そーだ、と思いついた顔で、案ずる様子でこちらを見ている雷竜を振り向いた]
この馬鹿が、また無理しそうになったら、雷撃で眠らせちゃってください!
[いや、たぶん、自分が先]
[ティルの言葉にふむ、と頷いてくっと拳を握り締める。]
そうですね。
何か手が無いか…比較的元気な私が走り回るのが良いと思います。
[ゴゴゴゴと効果音を出しつつパリパリと音を立てた。
それから眼鏡の奥の濃紅で回りを見渡した]
[風竜の提案には頷いて]
俺は、さすがに剣を探し回るってのは無理そうですから、結界を調べてみます。
[幸いメモリーとの接続は生きている。更に結界の維持者が対である精神と判った今なら、何か新しい手段が考えつけるかもしれないと、そう言った]
[エーリッヒの言葉と、ダーヴィットの言葉が耳に入ると
至極真面目な顔で]
えぇ、貴方に限らずそうしましょうか。
[深く頷いた。]
別に無理なんかしてないんだけどなぁ。
やれる事やれる範囲でやってるだけで。
[それが無理だと(略)]
まぁ、俺も探ってみるさね。
[小さな灯火を偵察に。]
―東殿/どこかの部屋―
[茶を飲み終えた後、生命竜が回復に努めるのと同様、青年も体を横にせぬまま浅い眠りについていた。
腕輪は今のところ所有者である青年を苛む事はなく、沈黙を保っている。それは精神と影輝のニ者が共にある為だろう]
――…そろそろ、動けるかな。
[二つの剣を一つにする為に、まずは邪魔をする力を持つ者を排除する必要があると寝台から降り立つ。上体が少しふら付いたが、壁に手を付く事なく姿勢を正した]
私も何か無いか探してみますね。
[探知等が使えないのが歯がゆいが、そういって手をこまねいて居るつもりは無い。
誰か共にか一人かは周りの竜にまかせ、廊下から歩き中庭へと出た。]
―中庭―
―中庭―
[うすらと漂う水の気配、水鏡が外の様子を写し出す。
暫しの間見つめ手を伸ばせば生れ広がり消える波紋。]
ここは外と通じていたり…しないのでしょうか。
[思うは言葉となって口唇から零れる。]
二つの剣を――…一つにする為に。
[秘なる書の青年は禁じられた知識と、かつての友から覗き見た秘密を引き出していく。二つの竜王。天聖と影輝。
十五竜王は結界の中に、ならば代理の、または新たな――…]
探さなくてはな、エレオノーレ殿を。
[足元には*影*]
―回想―
御師様が…。
はい、先にそちらですね。
[掛けられた言葉に逸る心は一時鎮まる。
神斬剣は聖魔剣と違い、個としての意識を投じてはこなかった。
つまりそれは、何かあればより直裁的な力となって動くはずで。
それだけ負荷の掛かり方も大きそうだった]
―回想―
[案の定、食堂に寝かされていたザムエルは精神的にもかなり磨耗した様子で。それが心竜に掛けられた呪を振り払うためでもあったのだとは知れなかっただろうが]
…私ではここまでしか。
[初歩の治癒術では血止めをするのが精一杯というところ。
後は少しでも回復力が上がるように力を注ぎ込む程度しか出来なかった。それも命竜のそれとは異なり、どこまでもゆっくりとしたものでしかなく]
気付かれましたか、御師様。
はい、状況は…。
[ティルと一緒に説明をした。
剣が二振りともに相手側の手にあることを知ったザムエルが強引とも見れる方法で傷を塞ぐのを見、少しばかり悄然となってしまうのは止められなかった]
―回想―
[ギュンターの所にゆくというティルにはついていこうとしたのだが。少しばかり状態が追いつかなかった]
…もう少し、ここで休んでから。
それから私は剣を探してみます。
[隠されているだろうそれを見つけ出すのは、たとえまだ結界内にあってもそう容易いことではないだろうが]
私は私の出来ることを。
何か分かったら教えてください。
[ザムエルから送られただろう視線には、あえて沈黙を返す。
そう、本当は「動けない」のが正解だった。ザムエルが落ち着いたのを見て、少しばかり安堵してしまったがために。
過剰な力は身体に負担を掛ける。今は酷く「疲れやすい」状態で。それでも口には出さなかった。出せば心配をかけるだろうし、階上へと向かう相手など怒りもするだろうから]
─西殿・廊下─
[それぞれ動き出す面々を見送り。
さて、自分はどうするか、と考えて]
んー……。
オレの力は、起きた事を感知する、方。
積極的に探すには、むかねぇよなぁ。
あ、てゆーか。
今の話、爺ちゃんたちにもしとかねぇとヤバイか。
[二人はまだ食堂にいるだろうか、と考えつつ、そちらへと足を向ける]
―回想―
[エーリッヒ達の話を聞けたのはいつだろう。
聞いたのは彼らが動き出した後で。心配ではあったけれどその邪魔をしないようにを先に心がけた]
[そして自分は。剣に向かって何度も「声を掛け続け」た。
少しでも反応を引き出すことが出来ないかと。届く可能性が低いことは承知の上で、それでも諦めずに]
―回想終了―
[何度目かの休息の後。
今もまた、目を閉じて意識を澄ませて声ならぬ声を紡ぐ]
─西殿・食堂─
[食堂に戻り、状況を話して。
探査を試みるというエルザの邪魔をしないように、出て行こうとしたものの。
八つ当たりの後遺症が出たか、やや、足元が覚束なく。
……そんな状態で外に出してもらえるというのはさすがになく。
しばし、そこで休息を取る事となった。
実際、きつかったのは本当で。
どのくらい眠っていたかは自分でもわからなかったものの]
……ふわ……。
[目覚めて最初に目に入ったのは、眠る前と同じように意識を澄ませるエルザの姿]
[あの部屋に人は来ない。
ばさりと蝙蝠がはばたいた。]
―地下室―
[と、先ほどまでは反応しなかった首飾りが、かすかに熱を帯びた。]
[まどろみの中から、一気に覚醒する。
逃げ場は無いわけで。]
――まだ平気でしょうかね?
[快調には程遠いけれど。
そばの闇を、そっと掴んだ。]
―東殿・どこかの部屋―
[声に目を開ければ、アーベルがすでに立ち上がっており、ふらつく様子は辛うじて見えなかった。見ていれば、後に頼まれた事には従わなかったろう。
続くように自分も立ちあがる。
何度も繰り返した転移と治癒、そして剣を持ったときの反動と、三対の一つが欠けた影響は、こちらは頭痛と自己の回復方面に出たようで。
失った体力の戻りが遅い。今も完全には少し足りない80%といったところか。
目の前のアーベルよりは大分マシだとは思ったが。]
―東殿・どこかの部屋―
まぁ無理すんな。
怪我でなくとも、何かあったら呼んどけ。
[決意するような声にそう言いながら、自分はその場からゆらりと消えた。]
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