91 白花散る夜の月灯
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― 回想・談話室 ―
うん、それもしてたんじゃないかな。
パパが来てるのは上がってきてから知ったの。
[エーリッヒの解釈>>0:235を聞くとそれもありそうだと頷いた]
一人で作ったことはまだないわ。
クッキーならママと一緒に焼いたけど、失敗しちゃったの。
[泣いて戻ってきた弟に母の手が取られ、娘には火の調節がしきれず少し黒っぽくなってしまったものは父以外には出せなかったとか。
上達の秘訣>>0:236には頷きながらも何か物足りそうな表情をしていたが]
何度も作ることも大切なのね?
うんっ。エーリさんとも一緒に作りたい!
パイ以外のお菓子も教えてくれる?
[レースだって練習するうちに複雑な模様も編めるようになってきたことを思い出し、納得したような笑顔を浮かべた。
パイは難しいのだと言われたからお願いして。どんなお菓子が好きだとか、話は流れていった]
(81) 2014/01/12(Sun) 23:21:02
― 回想・談話室 ―
[自分の知っているピアノの上手な人は「お姉さん」だったから、呟かれた名前>>0:237が誰のものか結びつかない。
母の友人だというその人を見かけたのは聖堂で一度だけ。老尼僧に誰かと聞けば母の友人だと教えてくれた。お手伝いが終わって見に行った時にはもうその人はいなくて。
家で確かめたら母は笑顔で頷いてくれたけど、父が何だか不機嫌そうに娘は感じたので、詳しく聞くことはしなかったのだった。
ようやく身体が温まってきたら、前の晩に夜更かししていた娘の瞼は重たくなってきてしまって]
うん、ありがとう。
[エーリッヒ>>0:257に凭れ掛からせてもらえば、触れる温もりが心地よくて。そのうちに小さな寝息を立てて夢の世界に招かれる。
身動ぎでエーリの肩から頭が落ちてハッと目を覚ましたのは、自分の名前が呼ばれた>>22のとほぼ同時だった]
(82) 2014/01/12(Sun) 23:21:33
― 回想・談話室→深夜・個室 ―
ふあ。
あっ、ミリィお姉ちゃんもこんにちは。
おばあ様も団長さんとのお話、終わったのね。
[そして初めて外の天候がかなり荒れてきたことを知った。
不安そうに父>>33を見て、部屋が用意される間は怖いのを隠そうとしながら出来るだけ大人しく座っていた]
ねえ、パパ。
今夜だけ一緒は、だめ?
[別の部屋を用意しようと言われて一度は受け入れたのに、さて寝ようという時になると>>56そう言い出して同じ部屋に入れて欲しいとお願いした。
その夜トイレに行きたくなってしまった時は、父を起こしたりしないようにと娘なりに気をつけたり、頑張ってはいたのだけれど。
朝は頭まで布団の中に潜って小さく丸まっていた。父は先に起きたのだろう>>78目覚めた時には一人だった]
(83) 2014/01/12(Sun) 23:24:01
─ 聖堂・外 ─
[今見ているものがどうしても受け入れ難くて、声を上げた後は動くに動けなくて。
立ち尽くしていた青年の意識は、扉が蹴り開けられる音>>79と、追って響いた問いかけ>>80に揺さぶられた]
……っ!
マテ、ウス、さん。
[呆と上を見ていた天鵞絨が瞬き、ゆっくりと下へ、降りる。
そこに居るのが誰かを見て取ると、途切れがちに名を呼んで]
聖堂の、十字架、に。
……ひと……が。
[震えを押さえられない声で、それだけ告げた]
(84) 2014/01/12(Sun) 23:26:28
― 翌朝/客室 ―
[談話室から戻っていつのまに眠ったのか、目覚めれば目の前に食べかけのパイ]
……んー?
[それを気にする様子もなく口に放り込んで、もぐもぐしながら起き上がる。
曇った窓を袖で拭いて、外を見た]
……う、わぁ……
[外は予想以上の有様だった。
よくもまあ、ここまで、と言いたくなる量の雪]
これは……完全に塞がってるよなぁ、道。
[そう思いながら、簡単に髪や服を調えて、コートを羽織る。
無駄と解っていても、とりあえず確認はしようと]
(85) 2014/01/12(Sun) 23:28:30
― →外 ―
[一度正面玄関に向かい、開けようとして挫折した。
風向きが悪かったのか、雪が押さえているようだった。
次に足を向けたのは勝手口で、これは思ったよりも素直に開いた]
あれ?もう誰か外に出たのかな?
[そこにあるのは新しい足跡。
誰のものかと思いながら新雪を踏んで外に出る]
っと、思ったより深いな……
[一度踏み込んだ足を引き抜いて進むのに苦戦する程度の深さに慎重に歩みを進めて……]
……っと、と、と……!
『どしゃ』
[バランスを崩して雪に埋もれた]
(86) 2014/01/12(Sun) 23:29:49
[降ったばかりの雪はそれなりに柔らかく、ダメージこそ少なかった物の、起きようとした手まで埋まってしまう物だから抜け出すのに時間が掛かった]
……ふぅ。
[漸く起き上がって、再び歩こうとした、その時
声が、聞こえた]
え…?何だ、この声……ライヒ君?
[疑問の声は、普段の司書がこんな声を上げるのを聞いたことがなかったから。
不思議に思いつつ、よく聞けば、その内容は……]
……人が、って、ちょ、一体何があった!?
[常にない叫びとその内容に、急いで声の主の姿を探す]
(87) 2014/01/12(Sun) 23:30:29
編物好き イレーネは、メモを貼った。
2014/01/12(Sun) 23:30:58
編物好き イレーネは、メモを貼った。
2014/01/12(Sun) 23:35:59
─ 聖堂外 ─
[ライヒアルトが顔を向けていたのは、上。
問いに反応するようにそれが落ちてきて>>84、震えた声が紡がれた]
十字架に、ひと?
[外から見える十字架と言えば、聖堂の屋根に立つもの。
だが、そこに人が居ると言うのはいくら何でも考え難い。
けれど、ライヒアルトの視線は現に上へと向いていた]
………────
[ライヒアルトに並び立つようにして視線を上へと向ける。
朝日が視界を邪魔したが、右手で光を遮ることで目的の箇所を瞳に映す]
(88) 2014/01/12(Sun) 23:36:06
──なっ、そんな、馬鹿な───!
[あり得ない。
最初思ったのはそんなこと。
だがその光景は現実としてそこにあった]
シスター……!
[十字架に串刺されたものが何なのか。
ライヒアルトが口に出来なかったものが零れ出た。
凄惨な光景にスコップを持った左手が一度、震える]
(89) 2014/01/12(Sun) 23:36:11
娼妓 カルメンは、メモを貼った。
2014/01/12(Sun) 23:38:59
[途中、二度ほど転んで、司書の元に辿り着いた時には既にマテウスの姿もあった]
一体何があったんですか?
人が…って、そう聞こえたけど……
[側に歩み寄りながらそう言って辺りを見回す。
少なくとも、雪の上には何もなくて……]
……聖堂の、十字、架?
[司書の声>>84が届くのと、辺りを見回した視線がそれを捉えるのとはどちらが早かっただろう?]
……な、んだ、あれ……まさか……
[信じたくない気持ちが、その姿の特定を躊躇わせる。
だけど]
………シスター………どうして……
[震える口元、その名を形作って、小さく零れ落ちた]
(90) 2014/01/12(Sun) 23:41:37
─ 聖堂・外 ─
[並び立つ位置で上を見たマテウスが零したもの。>>89
容認できなかった現実が裏付けられるような心地がして、目を伏せた]
……なん、で。
こん、な……。
[零れる声は、今だ震えを帯びている。
寒さとは違うものが身を震わせているのも、感じられていた]
(91) 2014/01/12(Sun) 23:44:52
―→聖堂・外―
[駆け抜ける最中、微かに聞こえた鈍い音>>79。
辿り着いた広い空間の先にある扉は開いたまま。
視線を落とせばそれが厚く積もる雪に動きを阻害されているとわかったのだろうけれど、そんなことに気を遣る余裕も無かった]
[左腕の不自由に、走る速度はあまり早いとは言えない。
それでも何とか辿り着き、先に在るのは既に一人ではなかった。
聞いた声の主は――]
ライヒアルト、
[どうしたの、とは問えなかった。
酷く混乱しているように見えるその様子に、零れたのは]
……大丈夫?
[先ず、彼の様子を伺う言葉]
(92) 2014/01/12(Sun) 23:45:58
[それから、マテウスの視線を追う。
状況を説明する言葉>>84は聞けていなくて、だから、彼の驚愕の言葉>>89の意味は理解できていなかったのだけど]
…………え、?
[朝日が照らす冬独特の冷たく澄んだ空。
そこに立つ、十字に]
そん、な……っ
[誰か、を。認めたくはなかった。
冬の度に訪れるのをいつも微笑み受け入れてくれた人。
それが、そんな]
(93) 2014/01/12(Sun) 23:46:23
─ 聖堂外 ─
[エーリッヒがやってきたのは見えていたが、声を返すよりも現状確認が優先されて。
それでも彼は十字架を見るに至ったようだった]
───っ、
誰か、ライヒアルトを中へ。
それと団長を呼んできてくれ。
[そうこうしているうちにアーベルもやって来て、現状を目の当たりにし言葉を失っている。
このまま外に立ち尽くさせるわけにも行かないため、場を仕切るように声を出した]
(94) 2014/01/12(Sun) 23:50:15
― 朝/客室 ―
……ん、ぅ?
[目覚めは、誰かの叫び声>>75で。
目覚めは悪くはないが、幼い頃の夢を見たような気がして。]
……なにがあったんだろ。
[温かいガウンを羽織ると客室の外へと出て、外へと向かおうと。
正面玄関へ一度向かったが、扉は開かなかったため、厨房の方へと向かい。]
……なにが、あったの?
[途中、外から戻ってきた人と出会えば、問いを口にした。]
(95) 2014/01/12(Sun) 23:57:19
─ 聖堂・外 ─
[名を呼び、大丈夫、と問う声>>92を捉えた天鵞絨は緩く瞬く]
……大丈夫、です。
[どうにか、それだけは返す。
震えは完全に収まってはいないし、声も途切れがちで。
とてもそうは見えない、という自覚は全くないが]
俺は、大丈夫です、から。
[仕切るよう声を上げるマテウス>>94にも、こう告げるが。
この場で何かするために動ける自信は、あまりなかった]
(96) 2014/01/12(Sun) 23:58:23
―夜―
[個室のクローゼットの中には目当てのコートも残っていた。
今は着なくなった少女の頃の服を懐かしく思いながら眺める。
今とは違い露出の少ない服は酒場に着ていくには不似合いな
少女っぽさを感じさせるようなデザインのものが多い。
その中のいくつかは老尼僧が縫ってくれたものもあった。
思い出深く着なくなって久しいのに捨てられなかったもの。]
これ、お気に入りだったのよね。
[尼僧の服に似た黒のワンピースを手に取り微笑む。
おそろいのようで嬉しかったのに
結局女は、尼僧になることもなく娼妓として暮らしている。]
(97) 2014/01/13(Mon) 00:01:44
[思い出に浸っている間に時は過ぎて
気付けば食事時と思しき頃合となっていた。
浴室で湯を借りて埃っぽさを落としてから
談話室に向かいライヒアルトにより用意された食事を頂く。
キッシュをつまんだ際には「ワインが欲しくなる」なんて零しつつも
ワインよりもあたたかなスープが好ましいのかそちらを堪能した。
なごやかな時間を過ごし、片付けくらいは手伝って、
その後はふらりと部屋に戻り眠りについた。*]
(98) 2014/01/13(Mon) 00:02:19
―聖堂・外―
あ、うんっ
[確りとした声>>94が耳に届いて、はっと我に返る。
屋根上から視線を引き剥がしてライヒアルトへと視線を返し]
[大丈夫、と返す>>96のに、敢えて微笑を浮かべた]
……ん。
でも、ここは寒いから。
お茶を淹れてくれると嬉しいな。
[そっと、右手で背を緩く叩く。
それで動き出せれば、と思って]
あ、マテウスさんっ。
団長さん、どの部屋?
[そういえば部屋を知らない、と思い出して、問う]
(99) 2014/01/13(Mon) 00:03:02
― 朝・客室→回廊 ―
ううん。
[目覚めは良くなかった。頭が重たい。
ぐずってから布団を出て、借りた籠の中の包みを開く]
良かった。こっちのパイは消えてないわ。
[談話室で待っている間、カルメンの話>>30を聞いて自分も思い出し、お土産用に三角のパイを包んで籠に入れて貰ってあった。ちゃんとあることを確認して戻すと、深呼吸して部屋を出た]
(100) 2014/01/13(Mon) 00:08:45
─ 聖堂・外 ─
……お茶、を?
[笑みと共に向けられた言葉>>99は、意外で。
天鵞絨は、不思議そうに瞬いた。
自失と覚醒の合間で揺れていた意識はその言葉と、背を緩く叩く感触で、覚醒の側へと傾いて]
……わかり、ました。
[今はここにいても、何も出来ない。
それは感じられるから、ひとつ、頷いた]
(101) 2014/01/13(Mon) 00:08:54
─ 聖堂外 ─
団長の部屋は───。
[問い>>99には簡単に場所を教えて、ライヒアルトについては他の者に任せる。
自分はもう一度十字架を見、それから村へと続く道へと視線を移した。
ここから見ても、雪の量が尋常ではないことが窺い知れる]
あっちでも気付いて作業してくれりゃ良いが…。
……それよりも。
[道を拓くことと、ここで起きた事件。
二つを比べて比重が大きかったのは、事件の方だった。
遺体をあのままにはしておけないと言う意識も強いが、あそこから下ろすには危険も伴うだろう]
(102) 2014/01/13(Mon) 00:11:25
編物好き イレーネは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 00:11:48
― 聖堂外 ―
[何が起きたか、把握したくない気持ちで呆けた耳に、マテウスの声>>94が届く。
はっとしてそちらを見て、司書の様子を伺う。
大丈夫、と言う声>>96はまだ震えていたようだった]
ライヒ君、本当に大丈夫?
[声を掛けると同時、アーベルが動いた>>99のを見て彼に任せることにする。
昨日、何かと気があっていたアーベルが一緒なら、少しは落ち着くかもしれない、と]
アーベル君、ライヒ君の事、任せるよ。
ライヒ君は、お茶、頼むね。
ああ、それと……女の子たちに、この状況は見せない方がいい……
もし、こっちに来そうなら、止めないと。
[そんな事を伝えて、自分はどうするべきかを考えた]
(103) 2014/01/13(Mon) 00:14:46
―聖堂・外―
そう、お茶を。
……お願いしてもいいかな?
[瞬く天鵞絨>>101を鉄紺色が緩やかに受け止める。
返された頷きに、思わず安堵も微かに漏れたけれど]
それじゃあ、こっちから行こう。
[背を叩いた手でそのまま軽く押すようにして厨房の方へと導く]
[自身が足を踏み出す前に、一度振り返って]
わかった、ありがとう。
すぐに呼んでくるよ。
[問いに返された位置>>102を反芻して頷く。
先にライヒアルトを室内へ送ってから動くことになるけれど]
(104) 2014/01/13(Mon) 00:19:01
役者 エーリッヒは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 00:21:19
―翌朝―
[暖炉の火は消えて冷えた空気が鼻にくる。
毛布に包まり寝台の上でもぞもぞしていたが
小さな呻きと共に起き上がり座った姿勢で腕を伸ばす。
ぐ、と弓なりに背を反らし伸びをして、はぁ、と息を吐いた。
起きたものの瞼は重く徐々に下がる。]
ん、んー。
[寒さに毛布を被りなおそうとしたところで
遠く、叫ぶような声>>75が耳朶に触れる。]
……え。
[はたと瞬くと、毛布を手放し、下着姿の女は寝台を下りた。
枕元に置いていた昨日と同じ服を纏い部屋を出る。]
(105) 2014/01/13(Mon) 00:21:56
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