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―夜更け〜夜明け前/自室―
[扉の内側に背を預けて、じっと息を殺していた。
聞こえてくるのは愉しそうな聲。
好きにすればいいと言った。だから呼ばれなければ行かない。
やがて満足そうな、柔らかく女らしさを感じさせる聲が届く。
息を飲んで、扉に手をかけようとしたところで動きを止めた]
誰か起きてきた?
うん。
[小さな足音も聞こえてきた。
扉から離れて寝台にうつ伏せになると苦い息を*零す*]
[にぃ。
不意に、夜闇の猫が鳴く。
翠の眼には、案ずるいろ。
けれど、声は案ずるもの──繁縷姫、と名付けた真白の猫には届かない。
にぃ。
どこか寂しげに鳴く夜闇を、少年はぎゅう、と抱き締めた]
……いたいね。
[零れるのは、小さな呟き]
ったくなぁ…。
血がつながってなくても、正体がなんであっても、
家族は家族だろうに。
[大分奇特な考えではある。
フォルカー、エーファの年齢になると姪な感覚だが。
少なくても、この男の中ではエーリッヒも弟認定である。]
―回想(夜) 厨房―
[いつのまにやらエルゼも厨房にて料理の手伝いをしてくれるとのことで、ブリジットの問いかけ>>28に承諾して、野菜を切っていく。
切るとかぐらいなら問題ない。いろんな意味で介入のしようもないしね。
そして何を作るかなどの会話が成される中、ゲルダとエルゼの会話を邪魔をするのもなんなのでと静かにしていたところで、アーベルの声>>31が聞こえて、一度カウンターより顔を出し]
…あんな、そりゃ診るけど、なにやって…
[とそこで言葉が止まったのは血濡れのアーベルの姿を見たからだ。とはいえ怪我はないとのことだが]
…おまえな…あっさりいうなよ
[殺してきた。死んでるという言葉に思うことはあれど、まず出てきたのはそんな言葉。]
ん、ちょっといってくるからブリジットはこっちお願いな。
[何はともあれ治療だとして、料理の手伝いはやめ、ブリジット>>34にそういい置いて、厨房を引っ込んで、広間へと向かった]
― →広間―
―回想 広間―
[間近でみてもいまいちエーファかフォルカーかわかりづらい、さすが双子と妙なところに感心しながら、フォルカーの元まで向かい]
どの辺りが特に痛いか教えてくれるか?
[と聞くと、だいたいの痛む位置を教えてもらえるか。
その話を聞きながらも血止めをまず行った後、話に聞いた痛む箇所を更に細かく触れ押したりなどして、特に痛むところに軟膏を塗りつけていく。]
どこか足は捻ったりなどしてないか?
[などときき、もし該当する箇所があれば湿布を貼り付けたりするだろう。
その間の治療は無遠慮にさえ感じたかもしれないが、当人は特に意識はしていない。その間にエルゼ>>45からヴィリーのことを聞いたりもした]
ん、後は、痛み止め、それと夜になったら熱がでるだろうから熱さましな。骨までいってはないが、後でどこか痛む場所があったらいうように。いうまでもないが安静にしてろよ
[と説明も加えながらフォルカーへと飲み薬も渡し、アーベルが説明やらから戻ってきたらフォルカーをと二階に連れて行くために頼むだろう。なければ自分が連れて行くのだ]
[ぽふぽふ、と撫でられ二対の翠が細められる]
……みんな、いたいの、かな。
いたいの、やだ、な。
[零れる呟きは、少年の感覚か、青年の記憶からくるものか]
―早朝/二階廊下―
[とある扉を叩くと眠たげな声が聞こえた。
扉の向こうにエルゼリートの姿が見えれば
説明するがそれは何処か言葉足らずだったようだ。
エルゼリートの口から零れたのは花の話>>73]
おにいさまは朱花だったようですが……
エーファさんが如何して襲われたかは……
私には分かりません。
[小さく頭を横に振り紡ぐ言葉は
彼女が花であったかどうかは肯定も否定もしない。
深読みすれば何か察せることはあるかもしれぬが
女はただ嘘を吐かずに蒼花の存在を秘匿しただけ]
[そした治療も終わったか、ぐらいの中でライヒアルト>>66の言葉を聞いた。
でも動じなかったのは、ブリジットが自分の態度のおかしさに気づいたと、理解していたからだ。
もしもそれがなかったら、不自然な態度をとっていたことだろうけど]
エルゼさん…手伝ってくるか。
[理由は単なる消去法。ゲルダやブリジットに頼むわけにもいかし、アーベルやフォルカーは騒動の当事者と微妙であるし…と
その頃には既にシーツに包む作業>>55までは終わっていて、運ぶ作業の手伝い>>71だけ行って、その後広間に戻ったりなど、他にやることなどがあれば行い、自室へと戻り、考え事をしながらも、夜が更け、いつの間にか眠っていた。]
―回想終了―
皆、なんやかんや怪我したりなんだりしてるからなぁ。
[精神的外傷含む。
二対の翠が細められる様子には嬉しげにほほえんで]
今は、大丈夫だろう?
俺もいるし、な。
俺達は見守る事しか出来ないけど、この結果の先の世界も見届ける事は出来るさ。
[言い回しの違いでしかないかも知れないけど。]
─翌朝/自室─
[エーリッヒの部屋へ向かう前、ナターリエが部屋を訪れた時。
花の話に返されたのは、是とも否ともつかない言葉だった>>79]
んー……そっか。
オレのも話を聞いての想像でしかないからな。
とりあえず、エーファをどうにかして来るよ。
[ぽり、とオレは頭を掻いて、ヴィリーの時と同じような言葉を紡いだ。
ナターリエの言葉は二通りの解釈が出来たけど、どっちを意味しているのかまでは分からなかったから、ひとまず横に置くことにした。
そうして、オレはエーリッヒの部屋へと向かうことになる]
ええ、ってことで、もし花なんか持ってたとしても俺には言わないように。そんな重いもの持つのはなかなか大変ですからね。
―翌朝 自室―
ん?…はい。起きてますよ
[と、ノックの音に答え、ベッドより起き上がり扉を開け、とナターリエ>>61の姿。どうしたのかな?と問うて、戻ってきた言葉に]
エーファ…が…か…
[エーリッヒの部屋を指し示しているということはそこで亡くなっているのだろう。]
シーツでも…とってくる。
[そういってナターリエは他の人にも知らせを送っている中...は一階へと降りていった]
うん、いたそう。
[怪我の話に、こく、と頷く。
少年の翠が映すのもまた、外傷的なもののみには留まらず]
大丈夫……うん、大丈夫。
いたくない、よ。
[今は、と言われて、こくりと頷く。
夜闇の猫は耳をぺたり、とさせながら、それでも、肯定するようににぃ、と鳴いた]
結果の、先。
……みんな、いたくないと、いいね。
[ぽつりと呟く、けれど。
それが簡単に望めないものである、という認識は、おぼろにあるようで。
声は、小さい]
[ヴィリーが死んだ。
人狼かもしれない存在が死んだ。
それは、悼む気持ちよりも、どこか喜びが生まれた。
気付いた瞬間に、ぞっとした。
血の気が引くのが分かる。
ただ、心配げにされても、大丈夫だと答えた。
エルゼリートの様子も心配ではあったけれど、顔をあげることは暫く出来なかった。
それから、料理を作り終え、広間に戻る。
ライヒアルトの言葉を聞いて、小さく息を吐いた]
そう、か。人なのか。
[また、死んだ。
少し体が重くなったような気がしたけれど、とりあえずは食事を勧めて、自分は部屋に戻った]
―回想 了―
[そして、リネン室に行く前に、一度広間にて暖炉に火を灯し、厨房へと入る。
そこには昨日作られていたスープの余りがまだあるだろうか。その中からナイフを二本拝借する。懐にはヴィリーを運んだ後にひっそりと手にしたスティレットもあった。]
― →リネン室―
[そのまま足はリネン室へと向かって、シーツを手にとる。
最初の状態を見てはいないが、随分隙間が大きくなってきている。全員分は足りるだろうけど、どうなるのだろうか。なんて思いながら二階へと向かった]
― →二階廊下―
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