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[周りの動きに従い、着いて行った先には、また新たな色が二つ三つ。
交わされる知らない名前の主は、今この場にはいないようです。]
皆さん、お客様なのですか。
随分と、多い…
[呟きながら、交わされる声が、どのひとから発されているのかを懸命に追いました。
誰と眼が合うことも、恐らくなかったでしょうが。]
はじめまして。
[先に進んだ者達の後ろから広間へと入り。
そこに居た男女に向けて深く頭を下げた]
どうぞ、ネリーとお呼びください。
[華やか、その評価を否定も肯定もせず]
[緋色を纏う女は、僅かに首を傾げた]
私も名を告げた方がよろしいのでしょうか。
――キャロル、と。
[自然な動きで歩を進め、一つの椅子を引き、座る]
[チリン]
ネリー。貴女も、御座りなさいな。
[淡々とした声が、告げる]
ハーヴェイさんね。ああ、手帳は見ないでください。
覚えやすいように、印象を書き込んであるんです。
見たら、気を悪くされるかもしれないから。
[そう言いながら、ペンを走らせる。]
まだ不完全だけど、私が書いた見取り図なら
見たければ見ますか?興味がないならいいです。
[どこか支離滅裂。]
無駄なことに労力を使うのも馬鹿らしいでしょ?
ああ、紅茶必要な人は言ってね。
また持ってくるわ。
クッキーも好きに食べて頂戴。
[ハーヴェイに言葉を返しながら、他の者達にも紅茶とクッキーを勧め。イザベラ告げる言葉には少し考え込む]
自分が自分では無いよう…か。
それは確かに不安かもね。
[その言葉を肯定するように頷く。向けられる非対称の視線には慣れることが無く、少し引き気味になってしまうのであるが。それから思い出したように初見の者達へと視線を向けて]
申し遅れたわね。
私はシャーロットよ、長ければ好きに呼んで頂戴。
しっかし夢にしても趣味悪いな、オイ。
どうせなら浴びるほど飲ませろってんだ。
[緋の原に出来た小道を無視して頑丈なブーツで踏み拉く。ぱきん、ぐしゃりと靴底で生まれる感触は夢より現実的。透明な泉を尻目に蔦の這う小さな古城へ進む]
…はい。
[立ったままの人々もいるのに逡巡を示しつつも。
掛けられた声に従って近くの椅子に席を求めた]
イザベラ様に、シャーロット様。
シャーロット様も他の皆様も。
何故此処に居るのかは、ご存じなく?
[問いかけて初めて違和感を覚えた。
此の館に居るのが自然だと、そう思っていたことに気付く]
客、ね。
客なら、迎える主がいると思うんだがな。
[ニーナの言葉に小さく呟いて。
ともあれ、空いていた椅子を寄せて、座っとけ、と呼びかける]
別に、それはかまやしないが。
人の見方なんざ、それぞれなものだし。
[ペンを走らせるイザベラに、最初は気のない声で返すものの。
続けられた言葉に、蒼氷はす、と細められ]
見取り図……?
見せてもらえるならば。
[男は壁に縋り――ずるずると座り込んだ。
記憶の扉が開いたのは僅かな間。
けれど、そこからもたらされた重みに、自らの身体を支えることすら難しかった。]
俺は――此処は――……
[目眩。]
[緑髪の女性──ネリーに様付けで呼ばれ、紅紫の瞳が瞬いた]
……なんだか懐かしいわね、その呼ばれ方。
[小さな呟きは果たして周囲にも届いただろうか。続く問いかけには頷きを返して]
全く分からないわ。
気付いたら森の中に居たの。
そこから獣道を通って来たら……この城に着いたわ。
紅茶。お願いいたします。
[シャーロットと名乗った少女に、そう声をかける]
[手伝うそぶりは見られない]
縮めて呼ぶ必要が有る時はロッテと。
ニーナ、です。
[周りの名を告げる声に合わせて、わたしもまた名乗りました。
何処を向いていいか分からなかったので、目線は中途半端な位置を彷徨っていました。]
えェ。興味がおありなら。どうぞどうぞ。
[ハーヴェイに、見取り図のページを開き渡す。]
くれぐれも、他のページは見ないでください。
至極至極、困りますから。とても。困るんです。
[右眼はハーヴェイを。左眼は検討違いの方向を
ぐるりぐるりと見て回っている。]
困るんです。本当に。ええ、本当にですとも。
[言葉遣いが妙。]
客じゃなかったら、なんだろうね。
でも、何かに呼ばれているみたいな感じはするよ。
みんながみんな、同じような状態で同じ場所に来るなんて。
そうじゃなかったら、夢でも見ているのかな?
[窓辺の椅子に器用に膝を立てて座り、
スケッチブックを乗せる。
紙は捲られ、真白の上に引かれる黒。
連ねられる線は形を作り眼に映る景色を写せど、
其処に人は居らず、*色は無い*]
[何故此処に居るのか。
ネリーの投げた問いに、ほんの一瞬、窓の向こうを見やり]
……気がついたら、花の中にいた。
そこから、この城が見えたんで、誰かいるかと思ってここまで来た。
どうやって来たのかは、さっぱりわからんね。
主?
あら、先程の方は…『番人』でしたね。
[ハーヴェイ、と名乗っていた声を聞いて初めて気付いたのですが、よく考えればおかしなことです。
宿泊の許可を出すのが、番人だなんて。
主がそう言付けていたのなら別ですけれど。]
あっ、済みません。
[椅子の引かれる音に、慌てて頭を下げて。
手で触り、座る位置を確かめてから、ゆっくりと腰を降ろしました。]
[キャロルに頷いて一度茶葉を取り換える。お湯を少量注ぎ蒸らしてから、更に注いで抽出。その間にカップを温め、頃合いになった紅茶を注いでキャロルへと差し出した]
どうぞ。
…ロッテ?
何だかラッセルの呼び方と似てるわね。
[変わった呼び方をする少年を思い出し、小さく笑いが漏れた]
[名乗る青髪の少女──ニーナの所作をじーっと見つめる]
…ニーナ、だったかしら。
貴女、もしかして目が…?
[ハーヴェイが手を引く様子。椅子を触ってから座る様子。それらをしばし見つめ、つい思ったことが口に出た]
……気持ちが悪い。
[乱れた呼吸の合間から声を絞り出し呟くと、横倒しに倒れ伏した。
ひんやりとした硬い床の感触を頬に感じたその直後、あっさりと意識を手放した。]
[シャーロットの呟きは聞えたのかどうか。
きょとり、と翠も瞬く。
ハーヴェイの声に同じく窓の方へと視線を投げ]
そうでしたか。
私も最初は花に囲まれておりました。
そして歩いているうちに此方へ。
何かに呼ばれて?
ああ…。
[ラッセルの声に視線を戻すと、小さく頷いた]
……そんなに、念を押さんでも。
他人の事には、さして興味などない。
余計な覗き見はしないさ。
[困る、と繰り返すイザベラに呆れたような声で言い、手帳を受け取る。
書き込まれた見取り図と、先にふらついた時の間取りと。
それらを重ね、朧気に構図を把握してゆく。
左右異なる動きをする眼にはやや、奇異なものを感じながらも、それを指摘はしなかった。
外見の指摘は、自身にもある種鬼門と言えるが故に]
ふ……ん。
わりと、広い……設備も、それなりにしっかりしてそうだな。
[小さな声で呟いた後、ありがとう、という短い言葉と共に手帳を返す]
[傍らの椅子に、少女が座る]
[そこにあった逡巡は、省みられることが無い]
ありがとうございます。
[チリン]
[差し出された紅茶を受け取り、手元に置く]
[告げられた名に、眼差しはあかの髪の少年へと向く]
彼は、何と?
[少女の笑う口許に眼を留め、女は問うた]
ああ。
ま、主がいるなら、何かしら言ってくるだろうさ。
[ニーナに返して。
シャーロットが彼女に向けた問いに、蒼氷を一つ、瞬かせる]
[黒ずみ錆びついて見える門が空けた隙間に口笛を吹く]
よっしゃ、乗り越えずにすんだぜ。
これで今夜の雨風は凌げるな。
さーて地下にでも酒の一本くらい転がってりゃいいが…ゲッ!
[にまりと髭面を歪めて扉を開く。予想より軽い錠の感触と開いた隙間から見えた陰気な顔に濁声が上がった。蝋燭の灯りに照らされた番人が扉に近寄り、大きく開けて中へと目線で促す]
あー…入れってか、なら邪魔すんぜ。
で、ちぃとばかし体温めんのに酒が欲しいんだが。
ああ、ああ、場所さえ言ってくれりゃ手を煩わせやしねえよ。
ええ、よく見えないんです。
でも、どうしてだったかは忘れてしまいました。
[青い色――シャーロット、と名乗ったひとに顔を向けました。
他者の目には、焦点のずれた鈍色の眼が映ったことでしょう。
どうしてわたしがその色を知っているのか、それもまた思い出せませんが。]
呼ばれて、ねぇ…。
だったら誰が呼んだの、って話にもなるんだけど。
夢なんだったらさっさと醒めて欲しいものだわ。
[ラッセルの仮定について出るのはどこか苛立ちにも似たもの。考えても答えは導き出せず、全て分からないことだらけ。気分が良いものでも無い]
[差し出した紅茶に伸びる手と連動するように鳴り響く鈴の音。紅紫の瞳がそちらへと向かう。続き訊ねられるキャロルの言葉には]
ロッティ、ですって。
そんな風に呼ぶ人なんて居なかったから、なんだかおかしくて。
それはそれは、私とは違うのですね。
[手帳を受け取りながら]
私は、他人に興味ありますよ。とても。
暇を潰すなら、他人見ているのが一番です。
どうです?面白いですよ。
[イザベラがメモを取る>>172内容を、男は知ることがない]
[前後の流れから判るようなものだが]
名前がわかるということは――
完全にないわけでもないがな
ああ、確かに外が騒がしい
あの中を誰か通ってきたのか
[向くは彼岸の花が見える窓]
[そばへと足を向け、窓枠にもたれる]
[聞こえる二人のやり取りに、クツクツと低く喉を震わせた]
[それからやってきた人々に、黒紅の片目を向ける]
[暫くの間、男はそこから動くことはなかったが、名乗りだけは軽く、先に済ませた]
…本当に、同じなんですね。
[周りの語られる境遇は、どれも同じ。
それはわたし自身にも言えることで、小さく呟きました。]
全く同じ者同士、なんているもんじゃないだろ。
[イザベラの言葉に軽く返して、肩を竦め]
俺は、他人に入れ込むのは遠慮したい方だからな。
だからって、あんたが他人を眺めるのを、どうこう言いはしないが。
[声がする方へと向けたためか、ニーナの視線はズレては居たがこちらへと向いて居て。覗く鈍色の瞳には光が宿っていないように見えた]
そう、なの…。
見えないとなると、移動もそうだし何をするにも大変そうね。
初めて来た場所でしばらく過ごすことになるけど、大丈夫かしら?
[右手は興味本位にニーナの目の前でぴらぴらと振られた]
ハイハイ地下ね、わかったわかった。
仕事の邪魔して悪かったな。
[この地の場所すら尋ねもせず、番人の気が変わらぬ内に急ぐ。角を一つ曲がったところで吐いた息は酒臭い]
さーって酒だ酒だ。
古臭いが城の地下ってんなら葡萄酒かなんかあるだろ。
――新しい客人のようだぜ
[言葉を落として、男は窓から離れ、広間の戸に手をかけた]
[迎えに行くわけではないが、他がどう捉えても男は気にしまい]
[戸の向こう、廊下は、冷たい空気が流れていた]
フフフ……。それは結構なことです。
[ニーナの前で手を振るシャーロットの様子を無言で
指し示し、押し殺したように笑う。]
クク……こういうのがですね…クク…。
面白いんですよ。とても。
[陶磁器の中、あかの色彩を揺らし、口に含む]
[ニーナと名乗った少女に注目は集まっていたが、気にする様は無く]
[女は唯、手の裡にあるものを愉しんでいる]
ロッティですか。
名を変えて呼ぶのが好きでいらっしゃるのでしょうか。
[首を傾げ、女はまたあかを一口*嚥下した*]
新しい客人?
[広間の扉へと向かうクインジーの言葉。その動きは視線で追うだけとなる]
まだ集まってるのね、ここに。
今度はどんな迷い子なのかしら。
[気にはなったがクインジーの後を追って広間の外へ出ることも無く。その背が扉の奥へと消えて行くのをただ見送った]
[ニーナの答えに軽く睫を伏せて。
シャーロットの言葉に小さな溜息を吐く]
分からないことばかりですね。
[一度座ってしまうと立ち上がるのに気力が足りず。
人の動きを目に入れ、交わされる会話を耳にしながら、鮮明にならない思考を*巡らせていた*]
さてな
[シャーロットの言葉に、男はそれだけを返した]
[部屋を出る前に向いた視線はハーヴェイへ]
治療はしたか?
[問いかけたが、それに答えは求めていない]
[誰とも言わぬ、視線を向けただけであり、男はすぐに外へ出た]
[足音がする]
[他の者との会話に集中していたためか、イザベラの様子には気付かない。気付けばまたむくれていただろうから、少女にとっては幸いだったかも知れない]
そうね、クインジーのことはクーって呼んでたし、イザベラのことはベルって呼んでたし。
そう言う風に呼ぶのが好きみたい。
[紅茶を愉しむキャロルにそう答え、自分もクッキーを一つ口へと運んだ]
ぐえっ!
[先へ先へと酒精の切れかけた男の気は急いて、足元に転がる何かに躓いた。濁声と硝子のぶつかり転がる音が響く]
…いってー、荷物何ざ廊下に転がしてんじゃねえよ。
ったく……あ゛?
[飛んでった蝋燭を取りにいく為に足元の何かに蹴りを入れ、その感触に顎を開ける。胡乱な目で足元を見、屈んで形を確かめる]
人…か? しかも生きてやがる。
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