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[整理しないと落ち着かない、というハンスの言葉にへえ、と気のない声をあげ]
整理したところで、答えが出るとは思えんがね。
……ま、あんたも後で、問答してみりゃいい。
[埒が開かんがな、と付け加えつつ]
[困ったような顔を向けるシスターに]
……気が向いたら。
別に、何を信じようと信じまいと、俺の勝手だろ。
[返す言葉は、冷たく響き]
[エーリッヒの名乗りには、そちらを見て優しいsmile。]
ナターリエ=ホリーと申します。
[それは当然、エルザにも聞こえるだろう]
[女性のほうを気に掛けるように振る舞いながら、男の声には振り向いて。]
御仕事中に、ですか。
僕は昨日、自宅の部屋で横になったところまでは覚えて居るんですが・・・・
[大仰な身振りには少々わざとらしさを感じるものの、彼が今のところ何かを企んでいるという風には感じられない。
水を運ぶシスターに気付いて一歩引いて。]
歌を忘れた・・・
[女性の言葉を繰り返したが、変につついて厄介を招くのは嫌だったからそれ以上は何も言わない。]
いいえ、こちらこそ。
お名前を間違えてしまうだなんて、とてもいけないことですもの。
[puddingの話にはblushing]
美味しかったのならば良かったです。
あなたのお口に合いましたかどうか、わからなかったものですから。
そう言ってもらえることが、何より、priceless,価値のあることですわ。
[ハンスの言葉に頷いて、...は頭を下げた。]
[エルザの歌には何処か聞き憶えがあって]
[それを必死に手繰っていたため、咄嗟の事態に動き損なった]
[シスターが運んできた飲み物を口にする彼女の姿にホッとして]
[もう一人、同じ歌を口にした男をぼんやりと見た]
あなたが来てくださる日、楽しみにしています。
[アーベルの言葉に、そう言ってから。]
ええ。
わたくしたちはあなたに神を信じろとは言いません。
ただ、神はいつでもわたくしたちをご覧になってくださっていますわ。
[女性の微笑みに、ようやくほっとしたsmileを浮かべる。]
ええ、どうぞお飲みになってくださいな。
病でしたら、無理はしてはならないですから。
身体を酷使しようとは思わないで下さいな
アーベル君。それにシスター・ナターリエ、ですね。
宜しくお願いします。
[青年のほうは偽名なのだろうか、察しはついたが矢張り何も言わず。偽名を使うような人種はなるべくなら関わりたくない存在ではあるが、状況が状況なのだから仕方がない。
シスターの笑顔と同じようなあくまで人当たりの良い笑みを2人には返して。
「肺病」の言葉には一瞬言葉を失うも、飲み物を口にする女性にとりあえずは安堵の息を。]
[楽しみに、という言葉には、はいはい、と大雑把に返すのみ。
恐らく、その気がないのは誰の目にも明らかな事だろう]
……説法は、興味のあるヤツにしてやってくれ。
俺は、神や神の教えに、興味はねぇから。
[投げやりに言い放つ]
[尻すぼみになるハンスの問いには、思案するような素振りを見せ]
さて……な。
感情の読めん、妙な男だったから、なんとも言えん。
[実際には、害意らしきものは感じなかったのだが。
肩すくめて返す言葉は、どこか曖昧にぼやかして]
……ああ、皆様にも改めて。
[ふと思い出したように一同に声を掛け、頭を下げなおし]
ミハエル=フォン=ベルンシュタインと申します。
どうぞ宜しくお願い致します。
ゲシュペンスト殿、シスター・ナターリエ、バチャーニー…いや、ハンス殿。
幾分にも若輩者の身でありますし、宜しければミハエルと。
ええ、こちらこそよろしくお願いいたします。
[エーリッヒの言葉にsmile and bowing。
頭をあげればアーベルの言葉に、困ったような顔になって。]
気が向いたら、本当に来てくださいな。ユリアンさんと一緒にでも。
…はい。
説法は、教会で、神父様がきっと。
[止めるつもりはないらしい。]
まあ……取りあえず、な。
[よろしく、というエーリッヒには、名を告げた時と同様、無造作に返す。
笑みの下の感情は察していても、特に気にした様子はなく]
[律儀に姓で呼ぶミハエルには、一瞬、呆れたような表情が覗くか]
……アーベル、でいい。
[ため息混じりに言いつつ、ぐしゃ、と長い前髪をかき上げて]
ミハエルさん、ですね。
よろしくお願いいたします
[smile, 微笑んで頭を下げる。
but エルザの言葉を聞いて、少し驚きの顔]
あら、お気になさらないでくださいな。
わたくしがやりますわ。
ゆっくりお休みになってくださいまし。
貴女に穏やかな、幸せな眠りが訪れますように。
Good night
[端から聞こえる単語、そして箱庭の歌。]
駒。
[その言葉がやけに引っ掛かる。そんな気がした。
考えに耽る間も無く、女性に声を掛けられ。]
嗚呼、矢張り。
昔何度かステージを御見掛けしたもので。
[なるべく今のことには触れないように。尤も彼女が姿を消してからは、こうして目の前に現れるまですっかり忘れていたのだったが。]
[部屋に入ろうとするが、名乗り合う人々を見て、ハスキーな声で自分も]
ああ。あたしはエルザ。…それだけでいいわ。
[自分の声の酷さに苦笑い]
まぁ、そんな風に言っていただけるなんて、作った甲斐がありますわ。
ここが教会でしたら、またご馳走するのですけれど。
[そう言って、forced smile,苦笑]
今度、教会にいらしてくださったときにでも、ご馳走いたしますわ。
街に来るときは、ぜひお寄りになってください。
[ハンスに微笑を]
さて、私もそろそろ下がります。
もう、気をはりすぎて疲れましたよ…。
みなさん、おやすみなさい。
ミハエル、質問の答えはまた明日で。
聞いておいてすいませんね。
アーベル、判った。
[青年には小さく肯き]
いや、出自は知らない。
けれど……母が歌っていたような気がする。
まだ幼い時のことで、よくは憶えていないけれど。
[侯爵家を知るものなら思い当たるだろうか。
今の侯爵夫人は、彼の生母ではない]
[...は退室すると、再度バリケードを作り始めた。がたごと、がたごと。]
ほんっとにもう!
重いんですから!
これ!もし倒したって!
僕には弁償できないんですからねーーー!
[館の主人への悪態が*続く*]
[シスターの言葉には、処置ナシ、と言わんばかりにため息をつくのみ]
[それから、ハンスを見やって]
ま、そこらはお好きにどうぞ、としか言えんね。
自分の身は、自分で守るしかねぇ……こんな、わけのわからん場所じゃな。
[告げる言葉は、やや投げやりか]
優しい夜の闇による安息があなたに訪れますように
[おやすみなさいというハンスに、眠りのことばを唱えて]
Good night。
良き夢をご覧になってください。
[首を振って]
気を張っているのはあたしもね。
…お先に失礼するわ。
みんな、おやすみ。
[髪をふわりとかき上げて、*部屋に戻った*]
…一体、どうしたのかしら。
[消えた彼の先、物音に首を傾げて。
手に持ったcupを、一度置きに部屋に戻ろうとして気づく、name plate]
…まぁ。
わたくしのこと?
どうしたのかしら、これ。
嗚呼、御休みなさい。
[そう言って見送った男の部屋から、またがたごとと音が響くのを聞きながら。]
では、僕も。
そろそろ失礼します。
[此処が何なのかは結局分からなかったが、慣れない環境の所為か身体が休息を求めていた。あの柔らか過ぎるベッドで良い夢が見れる気はしなかったけれど。
頭を下げて表札の掛かった部屋に戻りながら、その内では先程聞いた歌がリフレインして*いた。*]
ああ、そのプレートならどの部屋にもあるようですよ。
白いままのものもあるみたいですが。
…何故なのかは依然として判りませんが。
[ほら、と自分の部屋に付けられたプレートを指して。
次にシスターの部屋の隣、まだ白いままのプレートを指した]
ま、呼び易いように呼べばいい。
[頷くミハエルに、返しつつ]
……一体、何をやってんだか……。
[ハンスの部屋から響く物音には、呆れたようなため息を]
……さて、と。
俺も、一度、休むか……何があるか、わかりゃしねぇしな。
[呟いて。場に居る面々には、じゃ、と短く告げて、最初に現れた部屋へと戻る]
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