情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ん……。
[不意に飛び込んできた、他者の声。
振り返った先には、ハンスの姿。
微笑みつつ、どこか、脅えたような様子に。
向ける瞳には、刹那、鋭さが宿ったか。
それを見抜くには、それなりの経験が必要だろうが]
ああ。確かに、冷えるな。
[今更のように呟けば、更にかかる、声]
……はい、はい、と。
そろそろ、中、戻るか?
うん、よるはくらくて、ちょっとさむい。
でも、ひとりぼっちじゃないよ。
[ぎゅうとアーベルに抱きついた、細い腕は少しひんやりとして。
中から聞こえた声に、振り向いてお日様のような笑顔を見せる。]
ごはんたべよ?
[ぱたぱたと、たのしげに中へと。]
ナターリエ、私達の神は契約の神。
神の愛は万人に広がれど、神はまた私達を試される。
アブラハムは神から息子を殺せと言われた。
神は、私達を試している。
私達は、楽園を二度と追い出されぬ為に、神に伏し、神を信じ、神の愛を疑ってはいけない。
神に仕えるとは、そういう事なのだよ。
[クレメンスはナターリエの手をとり、頬にあてて呟く。ナターリエの手は、まだまだ熱い。]
ええ…それに、今は温かい料理をとる事が先でしょう。
[寒いの、というイレーネの問いに。
先程の壁の外の景色、そしてエルザの身体の冷たさを考え言ってしまった事に気付いたが、それは言わず。]
……やれやれ。
元気なもんだ。
[抱きついたかと思えば走って行く少女に、嘆息しつつ立ち上がり。
ぐしゃ、と前髪をかき上げる]
……ひとりぼっちじゃない……か。
[呟いて。
左手が掴むのは、銀のロザリオ。
蒼い瞳が月に向けられ、唇が何かを呟くように、動く]
[ハンスの言葉に、しばし考えるような仕草をして]
・・・・・・食べ・・・うん。食べ・・・る。
[考えている仕草の割りに、答えは上の空のよう。迷いがあるのだろうか]
外、どうなってた?
[みんなに食事の用意をしながら、先ほどまで外にいたであろう人たちに尋ねる。
新しく入ってきた金髪の青年に気付き]
・・・こんばんは。今、みんなでごはんを食べるところ。
仕事が速いのはそれだけで美徳です――
[イレーネに言いかけた所でエルザに手を伸ばされる。
やや困ったように]
いえ、そうお気になさらず――
[かといって身体は逸らさないままで]
[パタパタ軽い足取りで、広間の中へと歩み入り、
自分の髪には紙の花。スカートに抱えた生の花。]
おはな、たくさんあったの。
[広間に座っているものたちの、その頭に、
花をつまんで飾ろうとする。]
神の愛を疑うなどと。
そのようなことは、決していたしません。
[touch his cheek,彼の頬にふれて。]
to kill for live,
生きるためにわたくしたちはいきものを殺す。
…original sin
わたくしたちが、わたくしたちであるがために。
神の試練だというのなら――
わたくしは。
[word is stopped,止めた言葉の代わりに、頭をゆるく、横に振る。]
…神父様は、お食事を、とられましたか?
[疲れた様子は隠しきれず。]
[オトフリートに手を伸ばすエルザに、パンケーキの皿を差出す]
・・・エルザも、食べれるかしら・・・。オニオンスープも、あるの。
─広間─
[少女に遅れて入った広間はそれなりに賑やかで。
場に居る面々に、軽く会釈をして、隅の方へ。
少女が花を飾りつけようとする様子を眺めつつ。
自分は、受け取った真紅のそれをぼんやりと玩んで]
あああっ、忘れていた。
ナターリエ、君の食事を用意してもらっているんだよ。
[疲れた様子に、ナターリエの頭を撫でた]
今日は眠っていなさい。下から取ってこよう。
[クレメンスは、思いっきり立ち上がって、思いっきり頭をぶつけた]
…つぅぅぅ……
いいかい。大人しく寝ているんだよ。
[モノクルさえあればなぁ…と、ぶつぶつ呟きながら]
[外套に触れる]
[泥の割には乾きが早い?]
[いぶかるように男の顔を見る]
落ちるかしら…?
[翠の瞳]
[姉と見交わした瞳。ミハイルと見交わした瞳]
[くらりと頭が揺らぐ]
…!?
[目眩をおこし、きゅっと、オトフリートにしがみつく]
嗚呼、今晩和。ええと・・・
[銀の髪の少女の声に其方を見る。昨日ちらと見た部屋の表札にあった顔だったように思うが、流石に名前までは覚えていなかった。]
[少女が背伸びをするので、
膝をついてベアトリーチェの背丈にあわせた。
帽子のはしに飾られた赤い花は、
そこにとどまることなく、ぽとり。
床に落ちて、赤い花弁を撒き散らす。]
あ…。
…………。
ええっと、ピンで留めたほうがいいみたいだね。
ありがとう、ベアトリーチェ。
[その顔は、ずいぶんと青ざめているようだ。]
thanks, father.
大丈夫、ですか?
[giggle,ぶつぶつと呟く様子に笑ってしまう。]
わたくしのことは、気にしないで下さい。
ゆっくり、寝ていますから。
神父様も、ゆっくり、食べてきてくださいな。
[the sound of the door.
外へと出て行った姿を、bedの中から見送る。]
[エーリッヒの様子に首をかしげ。無表情にぽんと小さく手を叩く]
あたしは、ランプ屋のイレーネ。あなたは?
あ。
[眩暈を起こした様子のエルザのほうを振り返る]
ありゃ、おちちゃった。
[ハンスの帽子からころげおちた花をその目で追いながら。]
かわりはたくさんあるからだいじょぶだよ。
[スカートに抱えた花の中から、別な一輪を差し出して笑う。]
誰かが、死んだ…の?
[暗がりに火花でも飛ばしたときのように、見えたもの。聞こえた声]
[子どもの頃見えて、今はもう分からなくなったと思っていたもの]
金髪のこども…光の導く方向へ逃げ出そうと…。
[何?何なの?これは]
殺された?
[わたしはそこに手をかける。少し冷たい空気を感じる。
わたしはそこに顔を出す。早くでなきゃと、それだけを思って…]
[誰かの意識をトレースしている]
[顔を扉に向けていたので反応が遅れる。
声を上げこそしない(それは彼の習性である)が、驚いて緑の目を見開く]
どうなさいました、お嬢様?
[見詰める]
[ぱたぱたと駆ける金の髪の少女を横目で見ながら。
集団の一人、男性が此方を向くのが見えた。その顔にあ、と思う間もなく声を掛けられて。]
あれ、オトフリートさん。
貴方もいらしてたんですか。
[いらしてた、と言うより連れて来られたと言ったほうが良かったかも知れない。本の仕入れで良く世話になっていた男にそう声を掛けて。]
!
[エルザがふらつくのを見れば、咄嗟に動きかけ]
[けれどすぐにその動きは止まる]
[躊躇い、戸惑い、もどかしさ]
[鈍い頭痛が頭の奥で走る]
[ベアトリーチェの声にそちらを見て、少女の持っていた青い華を見つめる]
・・・綺麗、ね。とても。花はすきよ。綺麗なものはね、好きなの。
[少し口の端を上げようとして。
同じように花を飾られたらしいハンスの青ざめた顔に、首を傾げそうになってとどまった。花を落とさないように。]
すぐ戻ってくるよ。何も心配は要らない。
[クレメンスは、よろよろしながら(まだ足も痛い)大きく頷く。ナターリエの部屋を出ていくと、階下へ向かった。皆が集まっている居間へと入ると、]
皆集まっているようだね。
ええっと…イリーネ、は、と。
[キョロキョロ探す]
―on the bed, in my room (A)―
[暫く、doorを眺めた瞳が、ゆっくりと閉じられてゆく。
*その頬に涙が伝うのは――*]
裏庭の、くらいくらい穴。
[声に出てしまう]
[少女を見てきたオトフリートに触れたことで、なにかが『つながった』のか?]
誰かが、そこで、殺されて…。
[胸を押さえた]
何の罪もない人間が、突然、どうして?
[オトフリートを見上げた]
あの子はどうして、死んだの?
……ん?
[目眩を起こしたエルザ。
それだけなら、特に気にするようなものでもなかったが。
オトフリートにすがる姿勢の彼女の口からこぼれた言葉に、わずか、瞳に険しさが宿る]
……何を、言ってんだ……?
[それは自身も見てきたものであるが故に、困惑を感じ。
思わず、声に出して呟いていた]
うん、きれいなものは、わたしもすき。
[イレーネの言葉に頷いて。]
おにんぎょうは、すき?
おへやにね、たくさんあったの。
おおきなおうちと、おにんぎょう。
おようふくもべっどもてーぶるもあったよ。
嗚呼、此れは失礼。
僕はエーリッヒ=カルゼン=ブラッカーと。
[ランプ屋と名乗った少女にそう返して、一礼。彼女は名しか名乗らなかったが、青年のように偽名と言うわけでは無さそうだと思った。]
・・ん?
[何やら呟くような女性の声が聞こえて、其方に視線を移した。]
[効率よくテーブルの準備を仕上げていく。
色とりどりのジャムにバター。
好きに取り分けられるように持ち出したスープ。
あたためたミルクに、コーヒー、紅茶。
人々が席につけば、彼もまたにこにこと
料理に舌鼓を*打つだろう*。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新