![人狼物語 ─幻夢─](./img/genmu.bl.jpg)
87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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─ 大広間 ─
ああ、うん。
それならオリガを部屋まで送ってから休むよ。
薬とか、傍にあった方が良いだろ?
[部屋を借りて休むと聞こえて>>194、オリガが僕を案じる様子に僕はへらりと笑った。
返す言葉の中に荷運びを手伝う旨も含める。
眠さもあってこの屋敷のこととかは一旦思考の中から追いやった。
こういう時は考えたって答えは出て来ないから]
(198) 2013/09/08(Sun) 23:43:39
─ 展望室 ─
……これ、は。
[ほぼ四方が硝子張りのその部屋からは、空も森もはっきり見て取れる。
自分の視界に映るのは、変わらず雨が降り注ぐ森と]
なんで、此処だけ。
[この屋敷の上だけくり抜かれたように、ぽっかりと晴れた夜空と、紅い月>>#4。
驚きに、呆然と空を見上げて]
(199) 2013/09/08(Sun) 23:44:44
─ 地下二階 ─
なんだ、って。
……地下墓地……ってとこかね。
[他に言いようもなく、最初に返せた言葉はそれ。
ジラントの疑問>>196の声に、彼が見ている墓標を見やり]
いや……さすがに、そこはわからんけど。
……明らかに、メイドとは思えない男性名もあったりするのが気になるなあ。
ここに来てから、男の使用人って、ぜんっぜん、見てない気がするし。
(200) 2013/09/08(Sun) 23:47:30
― 大広間→客室 ―
[リディヤ>>179が「確認してきて」みようかと言ったことは聞こえていたが、自分も共に行って確かめようとは――今は、できなかった。
だからただ、サーシャ>>184やキリル>>190、オリガ>>194に、おやすみの言葉を告げて。
ひとり、二階の客室へと戻っていった。
部屋に入れば、アレクセイ>>171が言っていた言葉の通りに、皺の無い新しい毛布がベッドの上に掛けられていた。
あの時も、ありがとうの言葉は彼に対して伝えたが。
その一言では足りないくらいの温かさが、毛布に包まれば感じられた。
そんな温もりに、浸り込みそうになるけれど]
…………逃げてちゃ、いけない、よね。
[誰も居ない、ひんやりとした客室で。
紅い、紅いドレスの主が告げた『ゲーム』を――意識に刻みつけられたその決まり事を、思う。*]
(201) 2013/09/08(Sun) 23:49:01
― 大広間 ―
[話を聞きながら、胸に置いた手を額に運ぶ。
視線はうかがうようにやや上を向いて熱をはかろうとした。
はっきりとした温度はわからないけれど
さきほどまで感じていた熱っぽさも薄れているような気がする]
お薬、効いてきたみたいです。
[ほっとしたような、熱が下がった事を喜ぶような
そんなはにかむ笑みを浮かべて部屋に残る者にそれを伝える]
(202) 2013/09/08(Sun) 23:50:09
― 大広間 ―
お疲れ様です、メーフィエさん。
[今が辛いとは感じていなかったので、私は目を瞬きながら部屋に戻るメーフィエ>>181を見送った]
(203) 2013/09/08(Sun) 23:56:25
[ベルナルトの指摘に、再び墓標を見返す。]
ああ、ホントだ……。
[記された知らぬ男の名を、指でなぞる。]
そういやいなかったよなぁ……。
メイドが何人いるか知らんが、男手がまったくない、ってのも妙な……。
それに……。
[奥の方を見やる。]
いくらなんでも、数が多い気がすんだよなぁ……。
(204) 2013/09/08(Sun) 23:56:35
─ 展望室 ─
………、あ、ぁ。
本当に、紅い。
[言の葉に落としたのは、女主人が告げた、ゲームの始まりの合図]
(205) 2013/09/08(Sun) 23:58:52
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