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[広げられた右手に少女は頷いて
球体がもう一つ操作盤に乗り。
先程よりも早いテンポで切り替わり始め……
捉えるのは3人の姿。]
俺は夜のひとり歩きだっつうの。
どこかの顔のお綺麗なおにーさんと違って、女の子がホイホイ連れるわけでもないんでね。
[む、と僅かに頬を膨らませながら]
…あのなぁ、懐かれてるからっていつも行動が一緒ってわけでもないんだけど。
[二人の気にする様子、それから少しの間のあと、若干怪訝そうな顔して首をひねった。
まるで二人の間にある空気の質を値踏みするように瞳を眇め]
…前言撤回。
ひょっとして、仲悪かったりする?
だからって別れ話って雰囲気でもないけど。
わかんない……か。
まあ、確かに、痛くする必要なんて、わからんわな。
[あくまでじゃんけんが主体な事に気づいているのかいないのか、それは定かではないが、苦笑しつつ言って]
んでも、ここでは、それが必要とされてる……痛い思いしないと、護れないから、な。
[低く呟いて。
ナターリエの一瞬の表情の変化に気づいてか、蒼が僅か、細められる]
[重なる問いかけに瞬きながらも、ユリアンを見る。
返って来た答えには、些か、不服げな表情を浮かべた。
が、]
……仲?
特別、よくも悪くもないと思いますけれど。
[心底、不思議そうに言う。]
別れ話、って。
付き合ってもいないのに。
ブリジット=エメス、エーリッヒ=ハイゼンベルク。
それに黒猫か。
[最後の人物は多少なりと見覚えらしきものもあったが、前者二人は特にどういう人物なのかを知らない。
少女が憶えているであろう名前と別の呼び方をしたのも気付かず、僅かに猜疑の混じる声で確認するように名前を口にした]
こちらは戦っているわけではないようだな。
[無数の槍に、瞬時に鎌を立ててその柄を下へと力いっぱい曲げ、反動で柄の先を中心にまるで鎌の上に逆立ちしているかのように飛び上がろうとした。
破れたスカートから、白いドロワーズが突き出て上へと伸びる直前、黒い槍がそのスカートを地面に縫いとめた]
…っち…!
[姿勢を崩し、地面に倒れると槍がその足に、腕に、突き刺さる。]
っく、ぁぁ…!
[冷たい地面と黒い鎌の上、朱が散った。]
あ、あはは…やだなぁ、ご主人様…。
ボク、まだやれるに決まってるじゃないデスカ…。
[ぶつぶつと呟き、フラリと立ち上がる。
ゆらりと揺れた。
前髪の間からちらりと見える眸は、かまぼこ型に曲がり。
ポタリ、ポタリ、と地面に血が落ちた。
ひらり揺れる、髪。
ゆらり揺れる、刃。
にたり笑う――口。
が、再びどさりと倒れた]
顔のお綺麗なおにーさんって、何処の誰の事ですか。それ。
でも、ぺったりだったじゃないですか。
そう簡単に、離れるとも思い難くて。
[顔を膨らます様子に、小さく笑いを零す。
ふと、値踏みするような視線と、続く言葉に。一つ瞬いた。
僅かに翠を細めて、ゆるりと首を傾ぐ。]
――如何して、そう思ったんですか?
[薄く、口許に弧を浮かべて。]
[きょとん]
…………黒猫はこっち……
[てぃるの言葉に思わず……少女はユリアンの通り名を知らない。
少女の言葉にあわせて、球体のうち二つのレンズが
猫の方を向く。]
痛い思いをすれば、護れる――の?
それなら、痛くても良い、かも。
我慢したら、護れるんだもの。
[さらりと言い切った後に、ふと気付いて疑問]
必要、とされてる――。
昨日話してた、みらいが取られちゃうってお話の事?
痛い思いをしないと、みらい、護れない――?
勿論、痛い思いせずに護れれば、その方がラクなんだがな。
[冗談めかした口調で言って。
続いた疑問には、ああ、と頷く]
未来をとられたくなかったら、痛い思いをして、でも、それに我慢するだけじゃなく……。
勝たなきゃ、なんないんだよ。
ここは、そういう所。
[わかるか、と問いつつ。
ぽふり、とイレーネの頭を撫でて]
うん?
ああ、そうじゃなくて。
ユリアン・フェイ、だったな。
[釣られるように猫の方を見た。
それからふと気付いたように]
…会話ができないわけでもないのか。
[微かな笑みと共にそう呟いた]
テメーだ、テメー。
宿舎戻ったら鏡見てみやがれ。
[日碧に舌ひとつ出して。
二人の質問に首をかしげながら答える間、青少年は若干気まずそうに頬をかいた]
…なんかねー、空気が?
俺に気づくまでなんか話してたとしても、いきなり二人とも話の矛先が俺に向きすぎるっつーのかね。
あと、ここ二日三日の付き合いにしてはお互い気安いみたいな感じもあるし。
初見の相手同士なら、もう少し探りいれたり地雷踏んだりするもんじゃね?
……そんだけ。
まぁ、とりあえず。
[微妙、と唇の動きだけが描く]
…ふふふ、あははははは!
血を見たのはアナタの方だったわねぇ?
意外に綺麗な紅じゃない。
[襲い掛かった槍がユーディットを貫くのを楽しげに眺める。
それでも尚立ち上がる様子には驚いたように目を見開く]
ホントしつこいわぁ。
けどその怪我じゃろくに動けないわよねぇ。
[何かと話し、笑んだ後に倒れるユーディット。
倒れる拍子に鎌に付着していたユーディットの血が飛び、ルージュの頬へ小さな紅い班を散らす]
アナタは、ここで終わり。
けどまだ殺さないわ?
終わるまでは生かしておけ、って言われてるの。
遊戯の結末、別のところで指を咥えて見ててチョーダイ。
[頬に飛んだ赤を人差し指で拭い取る。指に広がる赤。
それをちろりと舐めると、ユーディットを見下ろし微笑んだ]
気安い、のかな?
わたしは、ここで、初めて会いましたけれど、
……余計な事を喋りすぎるから、かなあ。
[ずうずうしいってこと?と、腕を組んで眉を寄せた。
先日のアーベルとの会話も、思い出していたかも知れず。
それから、はたりと瞬いて、]
なんか話してた……
って、あれ。
そもそも、何話してましたっけ。
[覚えていないらしい。
蟀谷に指を当てて、ぐりぐり。]
忘れっぽくていけないなあ。
[ぱちくり。]
…………ユリアン黒猫…?
[てぃるの言葉にポツリ。
もう一つの球体が猫の方に向き。]
……本当は…声、許可ないと行使駄目……
[話せないではなく、話さない理由をポツリ。]
[少女は操作盤に指を伸ばしつつ]
[頭を撫でるアーベルの姿をじ、と見上げる]
我慢をして、勝たなきゃいけない。
我慢をしても、負けたら――いけないの?
[それで負けるなら、最初から我慢なんてせずに泣いてしまいたい]
どうして、誰が、みらいを取ろうとするのかな。
みらいは、皆持ってるんだって――言ってた。
自分のみらいで満足すれば良いのに。
誰かを我慢させて、負けにして、みらいを取るなんて。
そんなの、ずるい。
[空色の瞳は、小さくも強い力を持ってそう訴える。
理不尽の理由も正体も知らないけど。
それでも、理不尽を感じる事くらいはできるから]
[見下ろすルージュを睨むようにして見、大の字になって地面に横たわった。]
…ボクを殺さなかったら、キミを殺しに行くよぉ…?
[言って、虚空に視線を泳がせる。]
ご主人様ぁ、ゴメンナサイ…ボク…。
ご主人様の事だから、ボク捨てられちゃうんだろぉな…
[眉尻を思いっきり下げ、眉間に皺を寄せる。
じ、と天を見て、背中に広がる赤の暖かさを感じる。
息を吐くと、ひゅー、とまるで空気が抜けるような音がした。]
…僕ですか?
あまり女性に好意を持たれた記憶はないんですけど。
[そもそも、あまりそういう事に興味無いですし。
相手の様子に小さく笑いながらも、何処か不思議そうに首を傾げ。]
…空気、ねぇ。
まぁ、ちょっと僕が先程まで、不機嫌だったので?
[その所為じゃないですかね。
首筋へと手を添えて、こきりと首を鳴らす。
何処かはぐらかす様な、曖昧な言葉を返して。]
あまり、人を詮索するのは好きじゃないんです。
気安いんじゃなくて、当たり障り無い会話をしてるだけですって。
それ、彼の猫だろう?
だからかな、そう呼ばれることもある。
[流石に通り名その他についてを細かく説明する気もなく。
猫の動きを追っていた視線を少女へと戻し]
許可?
それを出すのはユリアンなのか?
[それとなく探りを入れるように尋ねてみた]
んっと……
[首を捻っていたが、不意に、手を打った。]
ああ、エーリッヒさん、
何処かへ行く途中だったんでしたっけ?
お邪魔して、ごめんなさい。
[くるりと向き直って、頭を軽く下げる。
開いたままだった端末を、ぱたりと閉じた。]
……ここ、変な感じ…… 臭いも、するし。
わたしも、他、行こうかな。
ああ、負けたら、取られちまうしな。
[静かに、頷く。
特に自分やこの少女のような特異な力を持つ者は、生きながらも自身の未来はない、という状態を強いられるのは目に見えているから]
……確かに、ずるいな。
自分の都合で、人に痛い思いさせて。
それで、未来まで取ろうとする。
とんでもねぇ欲張りだ。
……ま、だからこそ。
大人しくいう事聞いたり、負けるわけには行かないんだよ。
[口調は、静かで。
そこに込められるのは、自身の決意でもあり]
[睨みは意に介した様子も無く。
むしろ笑みを湛えていて]
いつでもどうぞ?
けど”今は”殺さないだけ。
アナタは『遊戯』に負けた。
どの道死ぬ運命にあるのよ。
[それがこの『遊戯』だから。
殺さないとは言っても、進んでユーディットの手当てなどしようとはしない。
そのうち『遊技場』のスタッフが回収しに来ることを知っているから]
ボク、死ぬのかぁ。
まぁ、仕方ないよねぇ、悪いコトいっぱいしたし。
[自分の意思で動かせない重い体のまま、ルージュを見上げて]
ねぇ、キミ最初イレーネさんだったよねぇ。
イレーネさんなの?
[てぃるの説明に納得の表情で頷き。
その後には、ふるふると首を横に。
詳細を隠すために、首ふりだけで済ませたのではなく
単に話さないことが多いから、その癖だったのだが。]
………強制制御強化
[少女は操作盤に向き直り
球体を4つ操作二関わらせ、
ユリアンの現在地を…モニターに映る場所の
位置特定にかかる]
気安いって、あ、ええと。
なれなれしいとかそういうことじゃなくて…うーん、無理だ。
俺、あったま悪いからさぁ…。
[語彙のない自分をさらしながら小さく肩を竦めた。
隣人の言葉にも、ただ曖昧な顔してうーん、と唸るだけ。
けれど、青少年の頭ではシリアスがそんなに長続きするはずがなかった]
[静かにこくりと頷くと]
私、まだみらいが分かんない。
だから――先に他の人に取られるの、嫌。
分かっても、取られるのは嫌。
欲張りさんは、懲らしめてあげなくちゃ。
取られたみらい、取り返してあげなくちゃ。
[そうだよね、と同意を求めるようにふわ――と翼が一呼吸]
あっと。
ユリアンさん、李雪の面倒、ちゃんと見て下さいね?
[釘を刺すのは忘れない。
気安い、云々の話題に対しての理解は諦めたようで。]
きっと、李雪にとっては、
……すっごく、大切なんだから。
この『遊戯』で未来があるのは勝ち残った者だけよ。
弱者にはそれなりの未来が待ってるわ。
[問われた言葉には少し考え込んでから]
さぁ、どうなのかしらね?
誰かがそうだと言えば、その人にとってはそれが事実となる。
アナタはアタシがイレーネだと思うのかしらぁ?
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