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[ひどい汗で、全身すっかり冷えてしまっていた。起き上がると、バスタブに熱いお湯を張る。
クローゼットの着替えを出そうとして、『それ』に気づいた]
…こんなもの、昨日からあったかしら?
ユリアンに尋ねられたことも少し可笑しく。
しかしアーベルがユリアンの問いに答えるのを聞いて、今朝の様子を思い出す]
・・・・・・。
[人狼がいる。この中に]
[アーベルの言葉に]
うん・・・あたしのことだよね。
[なぜか独り言のように、確認するように言って。
表情の凍ったユリアンの方を見る。
この人は、表情豊か]
く、喰い殺され…?
[顔が青褪めた気がして手で覆う。
誰かが彼を心配してやる度、あの老人が呟いていたことが現実になってしまったらしい]
はは…じゃ、犯人は…
人狼ってとこ、なんだろうね。
[あまりにも突飛なことが起こっていて、死体も目にしていないユリアンには現実味が湧かない。
思い出すのは赤茶の色だけ]
…ふふ、ごめん。楽しい会話の邪魔しちゃってさ。
風呂入ったから喉渇いたよ。水でも飲みに行くわ、俺。
[ぺちんと頬を叩いて上げた顔は何とか笑えていて、本当は話を聞いたことによる渇きかもしれないが、そう言って台所へ向かうべく踵を返す。だけど一度立ち止まり、振り返ると]
無愛想勝負だけど…さっき初めて見たところによると、笑った顔が可愛いのはイレーネだね。アーベルさんも頑張れ。
[きっと誰かは抱きしめたくなるほど喜んでくれるよと軽口を叩き、今度こそ台所へと向かった]
[異国風の、黒鞘の懐剣]
[舞台の小道具で使ったことがなければ、ただの美しい細工物としか思わなかったかもしれない]
…重い。
[金蒔絵の細工が施された美しい懐剣は、しかし小道具とは思われない]
[そっと抜き放てば、乱れ刃紋が青白く光る]
[以前青龍刀を見つけたときとは違う衝撃だった]
…殺せ、と…。
生き残りたければ…。
[妖しくきらめく刃に見入っている]
……それ以外の誰の話なんだよ。
[問う声には、思わず呆れの響きが混じったかも知れない。
感情の起伏がないと言うか、変化が現れないと言うか。
その様子はふと、『協会』で暮らした自分の四年間を思い起こさせた]
[水のあふれる音]
…!いけない。
[あわてて懐剣を鞘に収め、バスタブに駆け寄る]
[懐剣を手放してはいけない気がして、迷った挙句着替えと一緒においておく]
[ユリアンの渇いた笑いをなんとも言えず静かに見つめる。
去っていくのを視線で見送っていると振り向かれ]
・・・・・・えっ。
[言われた言葉に、変に手が泳いだ]
まあ……そうだろうな。
[「犯人は人狼」。その言葉に、一つ、頷く。
死体の状態を見た時から、それは既に確信となっていた]
いや、別に邪魔じゃねぇが……って、なんだよ、それ。
だから、何の勝負なんだ?
[それから、立ち去り際の軽口に思わず呆れたような声を上げつつ、前髪をぐしゃ、とかき上げて。
一つ、ため息を]
−部屋→西側階段→1階広間へ
[ややあって、しなやかな薄紫のアンサンブルをまとって部屋の外へ出る]
[手にしたバッグに、懐剣を忍ばせて]
[アーベルの「誰の話なんだよ」という言葉に]
う、うん・・・。
[僅かに戸惑いだけが感じられる声。
ユリアンの言葉に頬が熱くなりそうな気がして、なんとなく下を向く。
でもしばし考え、顔を上げた]
アーベル、笑ったら、可愛いんじゃないかな。
[無表情で淡々と言う]
─自室─
[その長い柄の月の刃を、隠そうともせぬままに、
ひらりと立ち上がればスカートがふわり。
部屋に置かれた人形の家には、ずたずたに引き裂かれた老人の人形。]
だれから おこして あげましょう
よいこは さきに
わるいこ あとに
[ひゅん…と、月の刃を振れば、暗い部屋の空気に、青白く光が残る。]
10人のインディアンの少年が食事に出かけた
1人が喉をつまらせて、9人になった
9人のインディアンの少年がおそくまで起きていた
1人が寝過ごして、8人になった
8人のインディアンの少年がデヴァンを旅していた
1人がそこに残って、7人になった
7人のインディアンの少年が薪を割っていた
1人が自分を真っ二つに割って、6人になった
6人のインディアンの少年が蜂の巣をいたずらしていた
蜂が1人を刺して、5人になった
5人のインディアンの少年が法律に夢中になった
1人が大法院に入って、4人になった
4人のインディアンの少年が海に出かけた
1人が燻製のにしんにのまれ、3人になった
……?
[困惑するような声に、やや、首を傾げ。
どうかしたかと問おうとした矢先に、言われた言葉]
……な……なんだ、それ。
[思わぬというか、思いもよらないと言うかな一言に、とぼけた声が上がる。
それが『らしからぬ』と気づく余裕さえ、どこかに落ちた]
3人のインディアンの少年が動物園を歩いていた
大熊が1人を抱きしめ、2人になった
2人のインディアンの少年が日向に坐った
1人が陽に焼かれて、1人になった
1人のインディアンの少年が後に残された
彼が首をくくり、後には誰もいなくなった。
[それを見たらしいイレーネにもアーベルにももう激しい動揺の色なんてものは見えず、和やかに話せていた。
きっと自分もじき落ち着いて、ああなれる。
やはり同年代に見えてしまう色んな事に慣れてなさそうなイレーネの泳いだ手、前髪をかき上げながら呆れた声を出すアーベル。
去り際の二人の様子を思い出して口元だけで笑みながら、自分にそう言い聞かせた]
(清潔なグラスで水でも飲めばすぐさ)
[台所に入ると、そこで思案顔のクレメンスを発見する]
…神父さま?
[思わずぽかんとする。
…まさかこの狭い台所で迷っている?
眼鏡がない時の彼だからありえるかもしれないと真面目に心配し、入って来た方を指した]
えっと、出口はあっちです。案内しましょうか?
[目が覚めたのは昼すぎだ。
怠惰な生活にすっかりなれてしまったせい、
というわけでもない。
歌がぐるぐると回って、離れない。
朦朧としたまま夜を迎えてしまった。
さすがに腹が減る。
好きな紅茶でも飲もうと、扉をふさいだ家具をどける。
緊張と興奮とで満たされた屋敷に、
家具をどける音だけが響く。
昨日までのそれは、
コミカルに響いていたはずなのに。]
(がたん、ごとん、がた、がたん)
[アーベルの動揺した声に]
なんだか、想像して、そう思ったの。
[むしろこちらが不思議そうに首を傾げる]
それに、アーベルが笑った顔見たこと、ないから。比べられないじゃない。
[扉を開ける。
隙間から吹き込んできた匂いは、彼の部屋に仄かに残っていたグリューワインの匂いをかき消した。
彼はその匂いを発する物を、確信する。
匂いの元は何処だ――]
―廊下―
おや、こんばんは?
ベアト……
[見下ろした先には、かわいらしい少女。
ぷっくりとした子どもの手には、
およそ似つかわしくない
(けれど彼女の背丈に良く似合った)、
鋭利な刃物。]
……。
どうしたんだい?それは。
ええと、君のクローゼットに入っていたのかな?
危ないから、僕に渡してくれないかな?
[唇を真っ青にしながら、右手を差し出す。
老人の死を知らない彼には、
少女の豹変の理由がわからない。]
……どんな想像だよ……。
[はあ、とため息をつく。
神父やシスターたちとは、また違った意味で調子が狂うかも知れない。
そんな事を考えつつ]
別に、比べなくてもいいが……。
[幻魔としての微笑。
正直、それ以外の笑い方など、忘れているようなものなのだが。
さすがに、それと告げる気はなく]
- 2F・部屋I -
[気が付けば部屋にも夜の帳が下りていて。
寒い部屋に小さく身震いをした]
ああ、神父様にも謝らないと。
失礼をしてしまった。
[言葉にして確認する。
声は震えずに出てくれた]
―in front of library →kitchen ―
[いつまでもここにいるわけには、と。
少し考えて、kitchenへ向かう。
本日は何の料理にしよう。
あの赤い色を思い出して、no,赤いものは止めておこう。
きっとあまり食べてもらえない。]
stuffed cabbageなんてどうかしら。
[呟きながらkitchenの前へ]
ううん、こっちはだいじだから。
[スカートからごそごそ取り出すのは、鋭利なトゲがたくさんの鎖鉄球。]
こっちなら、おじさんにあげる。
みんなをおこすの てつだって?
[がたん、ごたん、がた、がたん。
階上から響く音にどきりと天井を見上げる]
あ…そうか。
ハンスさんだきっと。
[我ながらびくついてる、と、グラスに水を入れて一気に呷った。
神父がそこに居なかったなら、酒にしていたかもしれない。
空のグラスにもう一杯水を入れて]
…え、台所から出られなくて困っていたわけじゃなくて、料理をしようか迷ってた?そうだったんですか。
[神父さまの手料理っていうのも食べてみたいですと笑う]
俺に何か手伝えそうなことあったら、言って下さい。
[扉を開けて、声の聞こえる方を向く]
[数人の人影]
[少女の手には冷たい三日月の光るモノ]
……!
[硬直]
[昼間の少女の姿が甦る]
[真っ赤な服を着て微笑んでいた]
―自室―
[扉の前に座り込んだ侭、どの位時間が経っただろうか。水を飲んでも乾ききった喉が完全に潤うことは無く。
状況を確かめなければ。そうは思ったけれど、動き出すのには相当の時間が掛かった。
震える手で箪笥の中の刃物を漁る。幅の広い湾曲した短剣。木製の鞘に収められたそれを身に隠す。
壁伝いに歩いて、廊下へと続く扉のほうへと歩む。]
―kitchen―
あら、声がする。
[doorをあけて、中に入る。]
…神父様? ユリアンさん?
食事、お待たせしてしまっていました?
[forced smile,小さく苦笑を浮かべる。]
わたくしが、やりますよ?
神父様は熱が出ていたのだから、休んでいてくださいな?
cheesecakeも作るつもりでしたし?
[最後はユリアンに悪戯っぽく]
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