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[歌う様子を、離れた所でぼんやりと眺める。
邪魔をする気はなく、ただ。
彼女の歌をちゃんと聴いた覚えがないから。
聴いておこうかと。
そんな気まぐれが、働いて]
[長く続くように思えた階段は途絶え、目の前には幾枚かの扉。
どれも同じ様に見える中で、一つ。それを選んだのは偶然だったのだろうか。
手を伸ばす。]
・・・・・・・!
[硬い。
触れられない筈の手が触れたのは、此処が異空間であるからだろうか。
扉を押す。音の無い場所に初めて音が生まれた。]
[歌は唐突にやんで]
…アーベル。
[振り返らずに、顔は月を仰いだまま]
考えていたの。消えうせたあなたの身体、エーリッヒの身体…どこへ行くのかと。
[呼びかけに、ふと我に返り。
視線を、月を見上げる歌姫へと向ける]
俺の身体……『幽霊』の形骸、か。
確かに、気にはなっていた。
最初の犠牲者……ギュンターの身体が消え失せるのを、目の前で見て。
エーリッヒの身体も、いつの間にか消えていたし。
俺自身の形骸が消えるのも見た、が。
それがどこへいったのかは……全く、わからん。
しかし、少なくとも、生きていた頃には、そんなものを幾つも置けるような場所は……見ていないんだよな。
ああ……。
[振り返ったエルザに一つ、頷いて]
死によって解放される……とベアトリーチェは言ったが。
俺たちは、ここに留め置かれたまま。
勿論、箱庭の主の悪趣味もあるんだろうが。
それ以外にも、何か要因はありそうだな。
この空へ駆け出そうと思った。月の光を受けて、高く、遠く。
でも途中で見えない壁のようなものにぶつかって、あたしは堕ちてしまった。
…こんな天国がありうるものか、あの神父様やシスターに聞いてみたいものだわ。
[皮肉な微笑]
[要因、と言う言葉に感心したように頷いた]
[それからかすかに首をかしげ、尋ねてみる]
ね、アーベル。
あなた、ここから出られるとしたら、出て行きたい?
――二階階段前――
[階段の手摺にもたれかけ、銃弾を確認した。
クレメンスは、拳銃の扱い方に長けている方ではない。]
〜♪
[教会でよくしていたような、アメイジンググレイスを鼻唄でうたう。Iの部屋から物音が聞こえてきている。]
空に、壁……。
正真正銘の、箱庭……閉じた場所、って事か。
[蒼の瞳を一瞬、空へ投げて]
聞いても、望む答えは返らねぇと思うぜ?
信仰に生きるヤツらってのは、そんなモンさ。
自分の信じるものに、盲目的で。
他者からの否定を拒む。
……ま、だから、俺は教会もカミサマも、全く信じちゃいねぇんだけどな。
[視線を空から下ろして。ひょい、と肩をすくめつつ軽く言う。
その声には、皮肉の響き]
……出られるとしたら?
[その問いは、全くの予想外で。
戸惑うように、一つ、瞬く]
俺は……まあ、正直どっちでもいいが。
この場所は気にくわねぇ。
長居したいとは、思わんかね。
[アーベルに向けた笑いに、一瞬こもる憎しみ。それは、『カミサマ』と言う単語に反応してのもの]
…あたしは、この閉ざされた場所について、神の下僕たちがどう言い訳をするのか聞いてみたいと思っただけ。
神なんか、信じないわ。
その点だけは意見の一致を見たわね。
[開けた扉の先は真っ暗。それでも見えたのはあの血のお陰なのか、それとも既に生きてはいないからか。
同じ形の、幾つか立ち並ぶオブジェの傍へと。]
――あ。
[透き通ったオブジェの中に、何処か見覚えのある顔を見た。
“武器を取って人を殺せ”そう言っていた老人と良く似た精巧な人形。良く見ればあちこちパーツが欠けて・・・
・・・・・否、人形では無かった。
硝子の棺に納められた、死体そのもの。]
[アーベルをじっと見て]
エーリッヒは、元の生活に生きて帰る事を望むでしょう。ハンスも。
あなたは?
ベアトリーチェが言うような目覚めがあるとしたら、あなたはそれを望む?それとも、天国へ召されたい?
[左腕から滴る、新たな赤も気に留めず、
少女はよろりと立ち上がる。
落ちた時にひどく身体を打ち付けたせいか、浅い息をするたびに胸が苦しい。]
えるえるのとこ、いきたい?
それとも…かたき、うちたい?
[それでも、誘うように笑う。]
[笑みに掠めた憎しみが何に向いたか。
それを察知した蒼の口元に浮かぶのは、皮肉っぽい笑み]
言い訳……ね。
まあ、当人は言い訳してるつもりなんてねぇから、その点が面白くねぇ、かな?
[意見の一致、と言われれば、また、笑って]
一致したな。
基本的には、考え方は正反対だと思ってたんだが。
[浮かぶ笑みは、楽しげなもの]
/中/
墓下は基本的に早い者勝ちで設定作っていいかと。
まとめにもこれと言った指針はなかったので、こちらのノリと勢いでいいと思います。
[コンコンコン]
[何の音?]
[Iの部屋をノッキング]
[あれあれ誰もいないかな?]
[お邪魔しますよさあどうぞ]
おやおや。
[おやおや血の匂い]
元の暮らし、か……。
[向けられる瞳を、真っ直ぐに見返して]
アーベル=ゲシュペンスト……『銀糸の幻魔』に。
闇に潜む暗殺者に戻りたいとは……思わない。
だが、それ以前の俺……アーベル=レオンハートにはもう、戻れない。
もし、許されるなら……。
[そこで一度、言葉は途切れ]
カティアに。逢える道を選びたい。
……可能なら、だけどな。
―my room―
[やがて服のうちにそれらを隠し、...は立ち上がる]
料理、つくりましょうか。きっとどなたも作っていませんし
――ッ
[悲鳴は出なかった。
一歩後退りしようとして、向かいの棺に背中が当たる。
振り返った先には金の髪。紅に塗れ、虚ろな翠が2つ此方を見ていた。
嗚呼、こんなところに居たのか――]
[ユリアンは考え続ける]
俺は…。
…じゃあ、どうしたいんだろう?
[嫌な顔一つせず、自身も孤児だったというナターリエは教会に行けばいつも、笑顔で迎えてくれた。
質素な材料から魔法のように作り出す美味しい料理以上に、人間として扱ってくれる彼女が醸し出すその温かな雰囲気が大好きだった。まるで自分にも再び、家族ができたような気がして]
こんな所に来てまで、シスターは手料理を欠かさないで…
熱があった日まで、作ろうとしてた。
本当に人狼なんだろうが何だろうが、…シスターはシスターだ。
[――そして。
ギュンターを殺し、アーベルを喰らい、エーリッヒやハンスを結果的に死に追いやった。
あるいは今日も。
もしかしたら…、これからもずっと]
―広間―
[気が付けば、広間の中央に居た。
先程の壁を見つめるけれど、見るだけでは何も分からず。
今見たものを再び確かめに行く勇気も僕には無かった。]
…可哀想なシスター。
[優しいあの人は、そんな自分に耐えられるのだろうか。
自分で自分の死を願うほどに、苦しんではいないか。
――いや、違う。
あの人の優しさしか知らないままであるうちに、その姿が血で塗れているところを見てしまわないうちに、今、シスターの死を願っているのは自分だ]
俺はシスターを……殺そう。
…アーベル。行けるかもしれないわ。
ここは、此の世とずれた位相に存在している。夜を透かして微かに見える世界が、違うの。
ifのどこかへたどり着く道も、ここからならば。
/PL/
脱出そのものは出来なくても、脱出しようとあがいてみるくらいはいいかしら、と考えてる中がここに。
/中/
>脱出
実際に出来るかは兎も角、キャラが練る分には良いんじゃないかなと個人的には思ったりしていますが。
・・・如何なんだろう。
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