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[しばらくリズとイレーネのところに滞在した後、僕はまた別の場所へと姿を現す。
それは今まで暮らしていた祖父の家。
羊皮紙の散らばったテーブルには、置かれたままのリュートがあった]
…もう、引けないのかな。
[現世の理から離れた故か、生者にも物にも触れることが出来ない。
リュートにも触れられないのだろうかと、弦を一本、弾こうとしてみた]
《.........ポロン》
[触れられぬと思ったのに、弦は振るえ音を奏でる]
────………。
[一時、弾いた手を伸ばしたままの状態で固まり。
やや後にゆっくりと両手をリュートへと伸ばす。
現世にあるリュートからもう一つ現れるようにして、僕の手にリュートが納まった。
弾きたいと願ったが故に起きた奇跡なのだろうか。
使い慣れた感触を持つ楽器が今、僕の手の中にある]
[その楽器を手に、僕は家から姿を消し、宿屋の屋根の上へと現れた。
屋根に腰掛けるようにすると、静かに、リュートに指を走らせる]
[爪弾き奏でるは穏やかな調べ。
生前父に教えられた、幸せを願う祈りの曲。
その曲に込められた意味を知らぬまま、僕は静かに曲を弾き*続けた*]
― 宿一階・自室→食事スペース ―
そうだね。料理も覚えなきゃ。
[少女>>106の言葉に素直さを取り戻して頷いた。
そんなことで有名にはなりたくない]
うん、約束するよ!
[小指と小指を絡ませて、言葉を合わせ約束しあう。
力及ぶかは神のみぞ知るけれど、思いを確かにして厨房から出た]
はい、べアこれ。
ないよりはきっとある方がいいよね。
[装飾品として置かれていた銀食器の箱を下ろす。
5本のナイフのうち、一本を少女に渡して一本は自分で持った。
残りは箱に収めたまま、配膳台の上に置かれた**]
─ 宿・二階 個室 ─
[肯定の言葉と、右腕を上げた時の様子>>100に、また眉が寄った]
……痛いなら、格好つけんなよ。
[思わず入れた突っ込みは、黙殺されたか。
その後に続いた言葉には、ふ、と息を吐く]
……は……嫌なお互い様もあったもんで。
[殺せるのは自分だけ。
言わんとする所は掴めて、それ故に。
引っかかるものがひとつあったのは、心の内に収めておいた]
……なんで、か。
ほんとに、なんでなんだかねぇ。
[問うた所で、誰も答えられなどしないであろう、疑問。
この状況で、それはより強く、感じられるが。
今は、それに嘆くばかりではいられなかった]
……で、ライヒ。
お前は……お前自身は。
これから、どうするつもりなんだよ?
[部屋を出ようとする様子に、僅か、険しさを深緑に移しつつ、問いを投げる。
自分がどうするかは、粗方決まっている。
その中から何を選択するかは、今の問いへの答え次第]
─ 宿・二階 個室 ─
[オトフリートの突っ込みには、別にそんなつもりねぇ、と言わんばかりに睨むが、痛みに顔をしかめる中では効果は薄いか。
お互い様には全くだというような素振り見せるが、友人の胸中までは量れない。
扉に手をかける前に、投げられた問いを、拾った事を後悔した。
それは今一番痛い問い。
見なかったふり、がどうしてか出来ず。
ゆらと視線が友を向いた。]
ぉレは
どう…
[ほんの一瞬、表情に浮かびあがったのは。
子供が途方に暮れた時に見せるような、黒い陰。
自分がどんな顔をしていたかは無論知れないが。
無意識に隠すように、視線を反らした。]
……ゎ、かンね。
出来ネえ事ハ、決まつてンの、に。
[出来ることが遣りにくいことばかりで、身動きが取れない事はひしひし感じていて。
こぼした声が掠れていたのは、喉が枯れただけではなかった。]
─ 宿・二階 個室 ─
[ゆら、とこちらを向いた視線を受け止める、深緑は静かないろを湛え。
途方に暮れたような陰りと掠れた声に、ふ、と短く息を吐いた]
……出来ない事は、か。
んじゃ、質問、変えよう。
[言いながら、注意を引くようにとん、と足音を立てて、一歩距離を詰める]
お前、この状況で。
……何をしたい。何を、望む。
─ 宿・二階 個室 ─
[逸らした視線に足が映る。距離を詰められ、眉根をよせた。
沈黙を許さぬような友人の様子と言葉に、向いた翡翠は自然細めら睨む。
寄るなという訴えは、聞き届けられないか。
ぐらりと揺れる視界を覆うように、片手で顔を覆った。]
ぉレの望ミ、は
[子供を殺したくない。
叶うなら目の前にいる男も殺したくはない。
裏切るなと、牙立てられた傷が疼く。
だが一番、望んだ事は。]
ぃレーネ、に
恩を、
彼女ヲ生かシて、
帰しタい
[声は所々掠れ消えながらつむがれる。]
ぉレ、は
恩を仇で返スょぅな
人間ニ、なりタく、なぃ
[それは自分に残された、人としての最後の線だった。]
ウー…。
[否定のしようがなかったので、黙することしかできず。
自分の肯定がさらに肯定されると、ニコ、と笑みを深めた。]
……あのネ、ゲルダ。
…あたし今まで話せてた人と話せないのが寂しいって思うノ。
変かナ?
[人狼として目覚めたばかりで、人としての思いが強かったのか。
それは女にはわからないけれど。]
……ごめんネ、変なこと聞いたネ。
…また後でネ。
[パタパタと手を振り、その場から離れる。
生者たちがどうしているのか、確かめるために。]
[爪弾く音は絶えず、途切れず、緩やかに曲を織り成していく。
生者には届かぬ音。
けれどそれは村全体へと行き渡った。
多くを願えぬ僕の代わりのように、音は作り手の想いを載せて響き渡る]
……父さん、この曲、こう言う時に奏でて良いんだっけ?
[ぽつりと呟く問いに、答える声は無い。
曲の意味を聞いたことはあったかも知れないけれど、当時理解することが出来なくて、そのままになっていた。
かつては詩もついていたらしいと言うのは聞いている。
けれど父もそれは知らず、僕も知ることは出来なかった]
― 宿屋一階 ―
料理なら一緒に出来るね。
二人で習えば覚えるのも早いかも。
[へらっと笑ってフォルカー>>109と顔を見合わせる]
美味しい時の作り方をメモすれば
きっとお料理自慢のお宿になるもの。
私、おじさんの料理、好き。
[二人で交わした約束は未来を意味するもの。
どこかで覚悟を決めながらそれでも未来を諦めきれずにいた。
大事な約束の証が残るような気がする小指をじっと見詰め
少しだけ情けない顔でへにゃりと笑う。
銀のナイフを一本、お守りがわりに少年から受け取り
両の手でぎゅっと握り其れを胸元へと引き寄せる]
フォル、ありがと。
[しばらくリュートを弾いていると、近付いて来る淡い光>>+98に気付いた]
…………?
[弾き続けながら、軽く首を傾ぐ。
向けていたのは以前と変わらない、虚ろな瞳だった]
―宿一階―
[ヘルムートが死んだ後のリーゼロッテはどんな様子だったろう。
その死を悼んではいる、と思うのだが、それほど親しくないゆえに、今の状態でどう声をかけるべきか悩む。
それでも聞かなければならないから声を発して]
リーゼロッテ、アンタは誰を疑う?
ここまで減った中で、疑えるものは限られているしね。
[ヘルムートの死のことは避けて問いかけた。
その答えはどうだったか。問い返されれば軽く肩をすくめて]
だから疑いを晴らすために声をかけてるんじゃないかい。
[端的に、友人の死を悲しんでいるだろう相手を疑っていることを告げて。
あとは相手の返事を待つ間がながれた]
─ 宿・二階 個室 ─
[寄るなと言われて下がるようなら、そも、最初から近づかない、というのは態度に出たか。
片手で顔を覆う様子に、気遣うように眉が寄るものの。
手は出さずに、問いへの答えを聞いて]
……生かしたい、なら。
この状況を、『終わり』にするしか、ないんじゃないのか?
[ゆっくり、ゆっくりと、言葉を紡ぐ。
深緑に宿るいろは、静かに]
それに……他者を殺し続けた上生かされる事って、さ。
恩返しに……なるのかよ?
[そこまで言った後、はあ、とまたため息を一つ、落とし]
……ま、何としても恩を返したい、って気持ちはわかるさ。
俺も、似たような気持ちは持ってたからな、エリザ嬢に。
……それが叶わないきつさも、今は、わかる。
まー……だからこそ、さ。
自分にも相手にも悔いが残るような恩返しは……させたくない、ってのが、あるんだけどね、俺。
[独り言のように呟いた後、友の肩にぽん、と手を置いて。
そ、と離してから、部屋を出るべく扉を開けた]
【業務連絡】
メモ相談もまとまったようですので。
表は【24時まで様子見つつ、24時半コミット】でお願いします。
墓下の皆様もそのつもりでよろしく願います。
ゼルギウスさんが戻れなかったら、国主様お力をお貸し下さい。
― 宿一階 ―
そうだよね、もっと丁寧に作ったらきっと。
一緒に覚えよう。
[少女>>117よりも単純に、ただただ未来を信じた。
信じることで引き寄せたいと思っていたのかもしれない]
ベアを守ってくれますように。
[ありがとうと言われて緊張しながらも笑みを浮かべた。
小さなナイフがお守りになってくれるように祈って、行商人>>118と薬師の方を見た]
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