情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……っと。
先に、伝えておくべき、か。
[ブリジットがヘルムートに助力を求める声。
ふと、一連の騒動で失念していた事を思い出す]
……議員殿。
今の内に、お話ししておきたい事が。
[扉へ向かいながら、声をかける。
ゼルギウスとの通信で得た情報。
『他の目的』の事。
そして、それに自身の研究の一端が用いられているであろう事を。
彼に、そして先を目指す者たち皆に、*伝えるため*]
[城が、石が、人が、崩れる、崩れていく。
崩壊していく城を石となった己の傍で見届けていた。
遺された石達は城が崩れ落ちる最後の時まで、
咲く白の花びら達に護られるのだろう。
―――本来ならば。
崩れ去る石躯と共に意識も消え行くべきなのかもしれない。
けれど…、]
―――…エル。…すまんな。
ここで、お別れだ…。
[探していたもの、見つからなかったもの。
パスケース、そこに遺された二人の紺青の男の写真。
もう1人のハインリヒ…鏡合わせの2(ツヴァイ)。
ミヒャエル…、置いていく…。]
[城から連れ出される1人だけの名が刻まれた首輪。
…かけらと共に、それが少しでも彼女の生きる支えになるのなら。
そんな願いと、それが彼女にとって枷にならないかという不安。]
―――――………
[紺青の男の意識は 城から消えた。**]
[死後に開けられた穴なのかどうか解らない。
がり、と地面に触れる足からは嫌な音がする。]
…?
[皆は来ているかと振り返ると頼まれて渡したタイピン。]
―――。
[そのまま、広間らしきフロアをぐるりと見回した。]
誰か…
誰かいないの!
[声がドーム状の天井のせいかこだました。]
【RP】
その時、ふと、物影からおずおずと、
子供らしき人影が現れる。
二人
ただ、人間ではない。
一人は黄金の髪、一人は白銀の髪
まるで、一輪の薔薇をそれぞれあしらったような頭をして、目はそれぞれエメラルドグリーン。
顔つきは、人間のようであり、でも、猫のようでもあり。
何より、長い長い尻尾……。
まるで妖精(エルフ)のような…。
そして、彼らはこっちをじいっと見ながら、またすっと物影に消えていく…。
【RP】
また、あるものの前には、白い白い馬…。
だけど、火のように赤い目をして、何より、その背中から翼が生えている。
いななきはするけど、音はせず、
なのに、耳の奥に振動だけは伝わってくるだろう。
そして、それも、またしばらくたつと、消える。
!!
[不意に現れた小さな人影にベアトリーチェを守るように
ずず、と音を立てて少しだけ前に出るだろう。]
―――…
[金と銀の星。瞳の色は鮮やかな緑。
ブリジットの瞳の色を思い出す。]
貴方達…ここの人?
[問いは届く前に、ふっと消えた。
長い尾が――揺れるのが見えた。]
―――… Pegasus
[白き羽を持つ馬がどこからともなく現れ思わず呟く。
だけど、赤い、赤い瞳が恐怖を呼ぶ。]
〜〜ッ!!
[鼓膜に伝わる振動に瞳を細めた。]
【RP】
そして、探索を続ければ、
もっと奇怪な、物語や御伽噺にしか出てこないような物体が、現われてはすっと消えていく。
そのうち、誰かがみつけるかもしれない。
それらの物体が、石造の傍に現れることを。
まるで、石像がそれらの住処であるように……。
─ ヘリの中の出来事 ─
ダーヴィッドは、来ない。
アーベル。
[私がこの手で最後の命を奪った。自然に石化病でダーヴィッドが死を迎えるのをギリギリまで待つ、もしくは置いて行くと言う選択が、ヘルムートには無かった。複数ある理由それらは、どれも酷く利己的だ。
だが、敢えて。この手で──殺して、奪ってしまいたかった。
ふと、思う。
宣言した上で、動かない像を作る行為は、平凡な写真を撮る事と似ているか。
像は、切り取られ、静止し、永遠となる。]
わざわざ前髪を整えて、カメラを待つ
人間を撮るようなそんな写真は、記念写真は、
アーベルは、撮らないか?
[奥の座席へ身を運びながら>>16言った。横を通る時、ベアトリーチェには、ダーヴィッドを連れて来られなくてすまない、とも。]
ここは、――…一体、何を研究しているの。
[人ではないもの。
動物ではないもの。]
[投与された薬。]
……人は
[ずっと抱いていた 疑問。
長い眠り、目覚めても治らない伝染病。]
人はまだ――残されているの?
[ぽつりと不安を呟く。]
─ ヘリの中の出来事 ─
[扉が閉まり自動操縦で動き出すヘリ。
ノーラがアーベルをピューリトゥーイだと言う声>>14。
緊張感がヘリ内に走る。
『心配しなくたって、どうせ───
もう、動けないよ。』
告発を受けたアーベルに、ヘルムートにどのような視線を向けただろう。アーベルがピューリトゥーイで有った事には、今は何も言わない。ブリジットの反対側。
ヘリが研究所へ向かう時間、アーベルの隣席で過ごす。
窓の外を飛ぶ、鳥を見付ける事は出来ず。
蓄積している疲労を感じる理由は複数ある。石化が進んだ所為で、全身の循環が悪くなっているのが分かる。脇腹から後腰が重い。腎臓に来ているのなら、二つある分、多少長持ちするだろうか。眠ろうとして、断片的な記憶がフラッシュバックする中、身体を切り刻まれる夢を見る。
ベアトリーチェが起き出して食料を見付けた時>>44、]
それは、ゲルダが用意してくれたものだよ。
頼んで先に積み込んで貰った。
[片目を開け、そう言った。
話すべき事があるはずのヘリの中、あまり口を開かずに*過ごした*。]
―ヘリ―
───そう。
[来ない]
[ヘルムートの伝える結果]
[わかっていたけれど]
[目を伏せた]
[新たなもうひとつの問い掛け]
[記念写真]
[答えようとして]
[ノーラの叫びで掻き消えてしまった]
ごめんね、ブリス。
[微かに呟く]
[何のための謝罪か]
[わからないけれど]
薬はいらない。
[苦笑]
痛みを、忘れたらダメなんだ。
[わらう]
痛い間は、生きてる時間だから。
[目を細めた]
[薬を拒否する理由]
[それだけが理由でもないけれど]
だから、ブリスが使いなよ。
[拒否する言葉]
[───ピューリトゥーイ]
[聞こえた]
[呼ばれた]
[声を出すことはなかったけれど]
[何のために欲するのか]
[細切れの意識]
[思い出したかのように]
[壊れた音盤のように]
───撮ったことあるよ、記念写真。
[ヘルムートの問い掛け]
俺が一番最初に撮った、写真だ。
[答える虚ろな声]
[ヘリを降りる時、ノーラとブリジットの依頼に、自身のこめかみに当てていた手を下ろして頷いた。
アーベルに、]
足はまだ動くのか?
[動かないのなら車椅子に。動くのならば何も言わず、壊れ掛けた人形のような青年の身体を*支える*。]
[招く言葉]
[誘う手]
───行くよ、呼んでるらしいから。
[ぎしぎしと]
[ほとんど動けないに等しいからだ]
[指の欠けた左手]
[よく前が見えないけれど]
[聴覚がどうにか生きているから]
[ゆっくりゆっくり]
[研究所をすすむ]
[ヘルムートの声]
[苦笑]
───楽をしたら、駄目な気がする。
[痛みを忘れたら]
どうにか、ね。
[歩けなくとも歩くと言う]
[痛みがあれば]
[ひどくゆっくりとした動きだったろう]
[背中に大きく穴の開いた石像]
[それは、まるで身のうちに掬った昆虫が、背中から羽化した様]
[ニンフのような、双子]
[勇者を乗せ、勇者を忘れた羽馬]
[ベアトリーチェの傍らで、心配そうに彼女を見下ろした]
[あるものは下半身が魚、あるものは人と思えば白鳥へ
まだ石との関連性には気づかないまま広いフロアを進む。
扉はいくつかあったけれどそこにゼルギウスは居ず
居たのは背が空洞の石像だけだった。]
……
[フロアに左右へ弧を描くような2本の上り階段。
2本の階段の間には扉がひとつ。
こちらへおいでと呼んでいる気がした。]
――…2階。
あの、扉の向こう…
[道を示して、導くように上を指さす。]
/*
オトーフおばん。
あれは八方美人ゆえ致し方なし。
かな〜し〜みの〜 むこ〜うへと〜♪
うん、ただでさえ中身は墓下逝くとログ読めなくなるというのに、フラグ構築なんて…
―研究所―
[ヘリから降りて、金の短髪が風に撫でられるのを感じ、目を閉じる。聞こえたライヒアルトの舌打ちに目を開けて心配そうに見上げる。
サンプル扱い、その言葉に吐く息に万感の思いがこめられているのが分かる。
繋がれた手を強く握る事しかできなくて不甲斐ない。大丈夫と返される言葉に、安心はできなかったけどうんと声を出して頷いて。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新