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[現場へ向かおうとしたゲルダが何かに気付いたように足を止める>>82]
2人、です。
アーベルさんは『ひと』です。
『人狼』ではありません。
だから、ノーラさんか、ゲルダさんのうちの、どちらかです。
[躊躇いなく発した言葉。
隠している場合ではない、保身を考えている場合でもない。
残った『ひと』を護るために、『見出す者』として出来うる限りをしようと。
ゲルダを見詰める表情は恐慌のいろを孕んでいたけれど、瞳には意志の強さを示すひかりが宿っていた**]
―― 宿泊施設・広間 ――
[自分が何をしたのか理解した途端に、周りの音が景色が戻ってくる。
威嚇するような猫の鳴き声、崩れ落ちるシスター>>5とそれの駆け寄るゲルダ>>10
倒れたリディの名を呼ぶノーラ>>25を呆然と見詰め
掛けられた声にゆっくりとそちらを見た。>>7]
アーベルさん……俺……
あ、うん、大丈夫。
[そう返したのはいつもの自分。
さっきまで囚われていたモノが薄れたのは、人狼を殺したからだろうか?
気持ちが高揚しないのは、最後まで怯えていたリディの姿が離れないせいだろう。
終わるといい、と言う言葉に頷くのは弱い
彼女が人狼なら、というのは希望でしかないとわかっていた。]
[自分で思う以上に顔色が悪かったのか
休んできた方がいい、と言うアーベルの声に頷く。>>12
責める色が無い事が少しだけ嬉しいと思った。]
アーベルさんやみんなに色々任せちゃうけど、ごめん。
[何より今は、ここにいない方がいいかもしれないと思った。
ノーラやシスターに掛けられる言葉を、今の自分は持っていなかったから。]
[広間を出て、一度浴室に向かう。
血に染まった手を洗う。手の緋色は消えても殺めた事実は消えない。
リディに謝るのは欺瞞だ。自分は自分の意思でこうしたのだから。
(ほんとうに?)
誰も殺したくないと思っていた、だけど、抗えなかった。
あの日のギュンターを思い出し、それが聖花の影響だと気付くとぞっとした。
まだ、殺す事になるんだろうか? そう考えて首を振った。
終われば、そうはならないはずだ……リディが本当に人狼だったなら。]
―― 客室 ――
[それからは使っている部屋に戻りベッドに転がっていた。
食事に呼びに来たかもしれないけれど食べる気にはならなくて。]
どうして……
[リディが人狼だったなら、どうして力で抵抗しなかったんだろうと。
月のいとし子が昼間は力も何も人と変わらないと知らずに呟く。
本当に終わっているなら、どうして聖花はまだ鮮やかなままなんだろうか。*]
/*
遅筆はこちらの方が余程なので…!
表もドンドン進んでいますし、正しいと思います。
ここまでありがとうございました!
今宵はこれにておやすみなさいませ**
/*
こちらこそありがとうございました。
キリングは一方的になりがちなので、こうして対話で動けてよかったです。
ざくと表追いかけたけど、襲撃は明日にしよう……
おやすみなさいです。**
[どうして、とは思わない。
花だと言ったからか、
或いは宣言のなくとも、月のいとし子に分かる‘何か’があるのか。
詩の内容がこの騒動を指しているとすれば
彼が‘そう’であると知られたから殺されたのだろう。]
…っ、けほ、
[激情のままの慟哭。
声の調整をする事は出来ず、声が枯れて初めて叫ぶのを止める。
軽く咳き込みながら、
涙でぐしゃぐしゃになっていた顔を袖で拭って。]
…ユリアンを殺したのは、だれ。
殺さなきゃいけないのは、だれ。
[紡ぐ言葉は呪詛のよう。
リディは無実だった。
月のいとし子に加担する人、という可能性はなくはない――が、己の感じた範囲で判断するなら彼女は只の人だ。
特別な力を持たぬ女からは犯人の手掛かりは己の手で掴むしかない。
――けれど、最悪、此処にいる全員を殺してしまえば仇は討てるだろう。
そんな思考ですらあった。**]
うん?
何でそんなこと分かるの……あ。
[リディの一件が起こる直前。
広間で自分の投げた問いかけと、それに対する反応を思い起こす。
ナターリエがどう反応していたか、言われてみれば記憶になかった。]
シスターが″見出す者″?
……それって、信じていいの?
[その顔をじっと見詰めて、そして、]
─ 宿泊施設・廊下 ─
[ゲルダが右手を動かす>>89のは見ているような見ていないような。
それよりも意識はもう一つの話題へと向く]
……はい、私が『見出す者』です。
簡単に信じてもらえないことは承知の上です。
ですが、このままでは無実の人を更に殺めかねません。
それは避けたいのです。
[問う声>>90に返すのはそんな言葉。
紡ぐ言葉にはささやかながら決意が乗る]
私を信じて頂けるなら、『人狼』であるのはゲルダさんかノーラさんのどちらか。
お互いにとっては、相手が『人狼』となります。
私が、どちらかを視ることが出来れば良いのですが……。
日に何度も視ることが出来るわでは、ないようで。
[申し訳なさそうに視線を落とし、唇を軽く噛む。
視線を戻せば、ゲルダの視線はユリアンがいた部屋へと向いていて>>91。
つられてナターリエもそちらを見る。
途切れた慟哭が何を齎したかは、まだ気付かぬまま*]
ー 宿泊施設・廊下 ー
そう……だね。
[自衛団長とユリアンは双花。
リディもノーラも、広間での問いへの反応を見る限りは違うようで。
残りで可能性があるとすれば、最初に死んだ管理人の老人くらいなものだが。]
……ん。
信じるよ。
[もしも自分が人狼でなかったとしても、そう結論付けたのかも知れない。]
―― 真夜中・客室 ――
[夜が更けてもロクに眠れなかった。
浅い眠りと覚醒を繰り返し、ベッドの上に身を起こす。
本当に終わったのか、その実感は感じない。
左肩の蒼花はいまだ鮮やかなまま、それが何を意味するのか。
人を一人手に掛けたというのに、どうしてこんなに落ち着いていられるんだろう。]
神の いとし子……って、なんなんだろうな。
[殺したくないと思っていたはずなのに。
なのに、躊躇いなくリディを刺した自分は……]
ん?
[沈みかけた思考はドアの外、僅かな足音で途切れた。]
[同じように眠れない人がいるのかもしれないと、ドアに視線を向けたその時。
何の前触れもなくドアが開いた。>>75]
……っ!!
[反射的に立ち上がる。
そこに人が居たと思ったのは一瞬の事。
声をあげる前に飛びかかってきたのは白銀の獣。
倒された弾みで背を打ちつけて息が詰まる、声が途切れる。
油断したわけじゃない、不意を突かれた、全てはその一瞬の事。]
っ、く
[呼吸を封じようと押さえつける力は強い。>>76
必要な酸素が足りなくて視界が霞む。
まるで何かを探すような鼻息を感じながら、震える手でまだそこにおいたままのはずの物を探し]
[さくり、ナイフが届いた前足を切る。>>77
一度人を刺し手軽く拭っただけの刃の切れ味は鈍い。
確たるダメージを与えきれないまま、力の抜けた手からナイフが落ちた。
もう、抗う術がない。
傷つけられた怒りなのか、月の色を帯びた獣の目が射抜くように見据えて
次の瞬間感じたのは痛みではなく衝撃。そして、熱。
命を繋ぐ熱い赤が、散る。]
ひゅ……
[口元、呼吸が戻っても聞こえるのは声じゃなく、切り裂かれたその場所から空気の漏れる音
意識が、全てが遠くなって、そうして、一つ思ったことがある]
[幼い頃にどこかに行って戻ってこなかった、同じ花を持っていた母さん。
あれは、戻ってこなかったんじゃなく
戻ってこられなかったんだ、と。]
[ふと気がつけば、蒼花を失った自分の体が目の前に見えて。
そこに居たのは……]
………ゲルダ、だったのか。
[リディじゃなかった、なのに、殺して
今度は自分が人狼に殺された、役目を、果たせなかった。]
アーベルさんが気付いてくれるといいんだけど。
[同じ経験をしたと言う彼なら、きっと、そんな風に期待を込める。
そのアーベルが向こう側の存在だと、花をなくした聖花は知らない。**]
─ 宿泊施設・廊下 ─
……ありがとうございます。
[信じる、と言ってくれたゲルダ>>94の反応に、ホッとした表情になる。
けれど、問いかけ>>95を向けられると、困ったような表情になり]
…正直なところ、全然分からないのです。
私はアーベルさんを疑って、けれど彼が『ひと』であることを知りました。
今朝視ることが出来たのも、昨日豹変したように見えたユリアンさんで。
けれど彼も、『人狼』に襲われてしまいました。
目に見えるもので判断出来なくなっているのです。
何で判断すれば良いのか、分からないのです。
[落とした視線の先で、白猫がナターリエに寄り添うように座っていた]
……先程のノーラさんの嘆きを聞く限りは、彼女がユリアンさんを襲ったとは思えません。
けれど、その判断を信じて良いのかが分からないのです。
[今まで、考えていたことの逆の結果が現れていたせいで、ナターリエは決断出来なくなってしまっていた*]
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