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ああ、いんや。
なんでも。
[覗き込んでくるゲルダに、乾いた声で返すのと、叫びが起きるのはどちらが先か]
……は?
な……何事??
[丁度、視線がそちらに流れていたためか、突然の出来事はしっかりと目撃できて。
思わず上がったのは、惚けた声]
[腰が抜けたように、噴水の中から蛇を見つめ続けるが、当の本人は]
『僕、なんかした?』
[とでも、言いたげに可愛く首を傾げて、レナーテを見つめ返している]
な、なんで、こんな街中に!!?
や、もう、早く、消えてよ!!
アタイなんて食べてもおいしくないよ!!
[最早、自分でも何をしているのか、何を言っているのかよく分からないが、それでも、手に触れている水を蛇にまいてみたり]
……えーと。
[がじ、と。
困ったように、蒼の髪を掻く。
視界に入るのは、蛇と、それに対して恐慌を来たしているらしき、見知らぬ女性。
ただならぬ騒ぎに、広場に集まっている人々もぽかん、としているらしい]
そこの、おねーさん?
一体、なに、してんの……?
11人目、旅の香水売り ローザ がやってきました。
[馬車はガタゴトと揺れている。果物の類いを運んでいるらしいそれには、娘が1人座っていて、なんやかんやと御者に話しかけている。]
そういえばこの間の村は大変だったのよう。
香水?なにそれ美味しいの?とかいってね、
飲んで不味かったから毒だ、
やれ火あぶりだとかいってー…。
[あんなに原始的な場所は初めてみたの…なんて言う娘が乗っているそれは、どうやらイキシア行きの馬車らしい。次第に、ひらりひらりと舞うような花びらが見られるようになってきた。]
…っと、この辺りでいいわ、
街の中に入ったら、歩いて情景を楽しむ主義なの。
運んでくれてありがとね、おじさん!ちゅっ!
[華やかな街の門をくぐったあたりで荷馬車を降りた娘は、小瓶がいくつも入った大きな篭を背負って、華やかな街の中へと繰り出して行く。]
―広場―
…何事だろう。
[音の元を探して、行き着いたのは先程まで居た広場。
何よりも先に、噴水の中で何やら騒いでいる女性の姿が眼に入る。
2、3度緩く瞬いた]
ああ、私はゲルダ。ちなみにこの子はアーニャって言うの
「ヨロシクダゼ」
[カヤの笑顔にこちらも笑顔で返す
そんなこんなしていると突如上がる悲鳴
びっくりしてそちらに目を向けると、蛇とそれを見て恐慌状態の鎧着たお姉さん]
……………んん〜?
[いまいち状況を飲み込めていないご様子]
[水をかけられて]
『ちびてっ』
[と言う様に、小さく首を振ったが]
*#&!=%&$@?:+
[訳の分からない言葉を叫ぶ人間に、負けたようにやがて、その身をゆらゆらとどこかへと移動させていった。
元々、蛇は攻撃性の高い生物ではない]
……。
[その遠ざかっていく姿を、ジッと真剣な目つきで睨みながら、その様子を見守っていたが、やがて、我に返ると自分に集まる視線に気付き、照れたように笑い出した]
……やー、騒がしたようだね。
ごめんごめん。あはは……。
―広場・露店―
ありがとうございました。
またご贔屓に。
[客は宝石箱を大事そうに抱えて帰ってゆく]
[こちらも満足そうな笑顔]
[どうやら悪くない取引ができたようだ]
向こうはいつもにまして賑やかだな。
……これだけ賑わっているってのに、まったく。
[隻眼の記者の話を思い出して小さく溜息をこぼす]
[彼がいなければただの噂と流せただろうに]
[何となく周囲の店や行き来する人々を見ている]
あ、えーと。
[照れたように笑われて、思わず上げる、とぼけた声。
自分的には、話がそれたんで、助かった、と言えば助かったのだが]
……とりあえず、いつまでも浸かってないで、上がったら?
いくらイキシアがあったかくても、風邪、引くぜ?
……。
[噴水の中で、ただ流れる水を浴びるままに、座っていたが、気を取り直すように、コホンと咳払いを一つすると、心配そうに(?)近づいてきてるアーベルに、顔を向けると]
……そうする。
[全身から水を垂れ流しながら、レナーテが噴水から上がった]
……ちょっと汗を流すために入ろうとかと思ったけど、実際に入ることになるとは思わな……ぶぇっくしょい!!
[言葉の最後に豪快なくしゃみが出た]
……汗流すのが目的なんだったら、宿取るとか、でなきゃ公衆浴場行きなって。
[レナーテの言葉に、呆れたような口調で、ぽつり、一言]
……本格的に風邪引く前に、あったまるのを勧めとく。
わー、あれはすごい!水がぶしゃーってなってる。
[遠目に噴水を見つけ、たとたとと駆ければガシャガシャと背中の篭が鳴る。とくべつ割れ物用の包装なんてまったくしていないが、とりあえず今は、それで割れてしまったなんて事はなさそうだ。]
人が溺れている!…わけじゃないみたいなの。
[ふしぎそーにレナーテを眺めている。]
[きょとんとしている彼の足許を、先程の蛇が通り抜けて行ったようだ。
当人は気付かなかったが]
祭となるといろんな人がいるものだね。
[そういう結論になったらしい。
青年と会話をしているらしい女性から、視線を何気なく動かして広場を見渡す]
……眠くて頭が回らなかったんだよ。
[アーベルの言葉に、頭をかきながら答えた]
さすがに、噴水の中に飛び込んだら、頭も冴えたけどな。
ああ、そうだ。
話の流れで聞くが、アタイこの町来たばっかなんだけど、いい宿屋知らねえ?
[話しながら、ローザの声が聞こえると]
溺れてはいねえよ。
[苦笑しながら言ったが、理由は更に間抜けだったので言わないことにしておいた]
─広場隅・ベンチ─
…記事にもならねぇ騒ぎは起きてるな。
[ふ、と紫煙を吐きながらの呟き]
[それでも口端は楽しげに吊り上がる]
にしてもあの剣士、どこかで見たような。
[隻眸が噴水でずぶ濡れになっている女剣士を捉える]
[仲間と共に取材した人物の連れがあんな顔をして居なかっただろうか]
[そう思うも、その時は対象に興味が無かったために仲間任せで]
[取材対象も薄っすら記憶にあるか無いか程度だったりする]
溺れてはいないの…。
うん!大丈夫よ、生きてるのが見えるもの。
[うんうん、と頷いていたが、その言葉の中で気がついた事があったのか、ハッと顔を上げた。]
…宿屋!!そうだわ宿屋なの!
あのね、宿屋ってお祭りがあるとパンパンになるの。
入れなくなっちゃうの!
急いでお部屋取らなきゃ!
[今あったばかりの女性にそう捲し立てると、宿屋を捜して*猛ダッシュ*]
―広場・露店側―
おや、どうしたの。
[歩いてきた一人の少女に視線が止まる]
[声を掛ければ泣き腫らした顔がこちらを振り向く]
帽子がなくなってしまったのか。
自衛団には行ってみたのかな?
[そこにもなかったのと再び泣き出しそうな少女]
[周囲に聞くも知らないなという答えばかりが返る]
[放っておけなかったのはいつものことといえばいつものこと]
[店の荷物を片付けて暫く空ける旨の札を置いた]
噴水側の方が人が集まっているからね。
手伝うよ。ほら、行こう。
[手を差し伸べる]
[目を擦る少女を連れて噴水の方へと歩く]
[不意に聞こえた無邪気とも思える声と、瓶が擦れる音にちらり、とそちらを見て。
それから、改めて、女性の方へと向き直り]
んー、見栄えに拘るなら、大通りに幾つでもあるけど。
居心地と、メシの美味さを重視するなら、通り一本奥に入ったフーゴーのおっちゃんとこがお勧めかなぁ。
[お勧めを問われ、上げたのは、自分もちょくちょく厄介になる宿屋。
厄介になるのは、主に家に帰りたくない時なのだが、それはそれ]
―楽団練習所―
[扉が開かれる。
内と外の空気が入り混じり熱を孕んだ大気が逃げていく]
[視線を転じると、そこには楽団員のひとりがいた。
先の荒い演奏を咎められるのかと楽師たる女は内心辟易とする。
発された台詞は、もっと厭気を呼び起こすものだったのだが。
――アーベルが、
その名前を聞いた瞬間に、初めて、女の顔に表情が浮かんだ]
[まくしたてるだけまくしたてて消えていったローザの言葉を反芻しながら、空を見上げて呟く]
祭りかぁ。
いいね、心が騒ぐね。
周りの様子を見る限り湿っぽい祭りでも無さそうだし、良い感じに騒げそうだな。
[口元に笑みが浮かぶが、すぐにローザの言葉の前半を思い出し]
って、もしかして、やべえのか!?
ずぶ濡れになった後に、路上で寝るのはさすがに嫌だぞ、おい!
[振り向いた時には、対象らしき少女は既に駆けて行ったところだった]
今日は随分と慌ただしい日だ。
[そう呟いた当人はのんびりとしているが]
[あせった様子のレナーテに、アーベルの言葉が届くと]
見栄えなんかよりも、メシだ!
勿論、そこに行く!
他のやつに取られる前に、早く場所とっとかねえとな!
[言って、たったと足踏みをしながら、アーベルに笑いかけ]
サンキュー!
アタイの名前はレナーテだ。
何でも屋をやってっから、なんかあったら連絡してくれ。
この町にいる限りは対応してやるよ。
じゃ、またな!
[手を振り、次の瞬間には韋駄天の如く素早さで、広場から*姿を消した*]
[猛ダッシュで駆けて行った少女と、その言葉に弾かれるように駆け出して行った剣士──レナーテと。
なんとも慌しい様子に、がじ、と蒼の髪を掻く]
……なんていうか、今年の祭りも。
賑やかなのが揃ってんなぁ……。
[ぽつり、と零れ落ちたのは、そんな一言]
[レナーテとアーベルのやり取りを首を傾げつつ見ていたが、嵐のように去っていくレナーテをぼかーんと見送り]
んん〜?
[やっぱりいまいち理解できていないご様子]
―広場・噴水側―
慌しい人が多いな。
……今のは見覚えがある気もするんだが。
[すれ違った二人の女性を軽く視線で追いかけ]
[小さく呟きながら人の一番多い方へと改めて]
誰か……と、アーベル?
なるほど君か。
[サボリ魔とは口にしないが]
[軽く肩を竦めて見せた]
[波打つ青い髪は、今は一つに括られていた。
しかし尚も乱れた様子は先の演奏の激しさを窺わせる。
歩きながら額に張りつく髪を払い、紐を解いて背へと流す。
春めいてきた大気も今の彼女には涼しく感じられ大きく息を吐く]
[直後、視界の端から端へ、一気に駆け抜けていく影を目にし瞬いた]
…………お祭りの時期だものね。
[ひとり納得の呟きを漏らして、影の来た方向へと眼差しを転じる。
何かを探すように、暫し揺らめいた]
─広場・噴水側─
[騒ぎは起こした当人が去った事で一応収拾がついたようで、人の群れも動き始める。
が、未だにこちらの問題は解決していないわけで]
さぁて、さすがに自衛団頼らねぇと、無理かなぁ。
[呟き、見やるのは隼のくわえる帽子。
取りあえず、動くか、と思うのと、名を呼ぶ声が耳に入るのはほぼ同時で]
……っと。誰かと思ったら、ハンスのにーさんか。
[振り返った先、目に入った姿。
やほー、と言いつつ、気楽な様子で手を振った]
[認めるよりも、聞きとめるほうが早い。
音には聡かった。
群集の中から、ひとつの音を拾うことも。
噴水のある方向へ歩み、ある程度の距離を保って立ち止まる。
ちょうど振り返った蒼髪の青年からは、死角になった位置だ]
[腕を組み、様子を眺める。眼を細めて]
相変わらずだな。
あれだけの演奏が出来て、未だに見習いなのかい。
[気楽そうな相手に笑いながら手を上げた]
[近くを見れば隼が何やらくわえている]
なあ、もしかして。
その帽子は拾い物だったりするかい。
「あっ、レミの帽子!」
[下を向いていた少女が顔をあげ]
[言うと同時に隼へ向けて走り出す]
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