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[出てきたのは自衛団長で]
[ランディからの伝言を]
[ディーノへ]
洞穴。
そうか、そこなら隠れられたんだ。
[小さく頷いて]
あ、うん。
いってらっしゃい。
…パトラッシュに、よろしく。
[足早に丘へと向かう]
[ディーノを見送った]
うん……そうですね……。
苦しくなったら……ちゃんと、誰かに……。
[シャロンの言葉にこく、と一つ頷く]
はい……ちゃんと寝ます……お休みなさい……。
[ふわ、と笑う。
動き回ったせいか、疲れは感じており、睡魔が下りてくるのは時間の問題と思えた]
[それから立ち上がって]
[自警団の詰め所へ]
ねえ。
ランディと話させて。
[顔を顰める団員に]
少しだけでいいから。
お願い。
[しぶしぶと]
[奥の独房へと通される]
[檻越しで団員も近くにいる状態でだったが]
…ランディ。
ランディは何を知っているの?
[フランの言葉に一つ頷いて。教えられた洞穴の場所へと直走る。既に陽は落ち、辺りは暗く、静寂に包まれつつある。丘に行く手前の坂。その裏手。教えられた通りに足を運ぶ]
この辺に……っ、あった…!
[子供くらいしか入れない洞穴。おそらく自分も入ることは出来ないだろうか]
…パトラッシュ…居るの…?
[その洞穴に向かい、そっと声をかけた]
[エリカが、目を閉じるのを確認すると、シャロンは濡れた手袋を脱いで、エリカの頭を優しく撫でた]
お休みなさい・・・エリカさん。
[そして、濡れた手袋をもう一度纏い、部屋の外へと。
ちらりと、レッグを見てみたが、こんなやり取りの中でもまだ寝ていたようで。
その横では、同じような姿で黒猫がすぴすぴと寝ていた]
・・・貴方は一人じゃない。
それは、とても羨ましいことだわ・・・。
[と、小さく呟き、扉を開けて、一度自分の*部屋に戻った*]
コポリと泡の音一つ。
気が付けば真っ暗な闇に浮く意識。
ここはどこかなー?
けれど何かに包まれるように心地良く。考える意識はぼんやりと溶けた。
[目を閉じて、舞い降りた睡魔にふわりと身を委ねる。
シャロンの立ち去り際の呟きは、恐らく届く事はなかっただろう。
眠りに落ちた意識は夢の狭間を漂うものの。
独りでは無い事への安堵があるためか、閃く光景は穏やかなもの]
[薄らと目蓋を閉じ、如何しようかと考えていると。
近づく人の気配、足音。
警戒態勢に入ろうと立ち上がりかけるが、それより先に鼻が「それが誰の気配なのか」を伝えて、一気に気を緩めた。
かけられた小さな声には、ほっと笑みまで浮かび]
ああ。ディーノ……だな?
[応えて、洞穴の外へ出る。
心配そうな顔をして立ち尽くすディーノの姿が目の前に。]
心配させて悪かったな。
あの後、大丈夫だったか?
[尻尾を振りながら、口元を斜めに上げる。
演出するのは余裕。大事なのはディーノを安心させること。]
〔荒々しく突っ込まれると、拒絶の意思のごとく檻に錠がかけられた〕
…っててて。
年寄りは大事に扱えってーの。
〔ぶちぶちと文句を垂れると、ぎろり、と睨まれた〕
〔首を竦めて、壁際に移動する〕
〔さて、どうしたモンかな、と、思考に耽っていると、聞きなれた女の声が聞こえた〕
…フラン?
なんでこんなところに…。
〔フランの質問を反芻する〕
〔何を知っているの〕
〔その問いに、思わず自嘲の笑みがこぼれる〕
…俺が、わかってることなんて、なんもねぇよ。
死ぬのが怖く、無いだけだ。
〔最後の一文は、囁きのような呟き〕
パトラッシュ!
[姿を見せたパトラッシュに飛びつくように首へと抱きつく]
良かった…無事で…本当に良かった…。
[それだけ呟くとパトラッシュの毛並みへと顔を埋め、瞳を閉じる。その目端からは涙が零れ、パトラッシュの長い毛を濡らす]
…僕は、大丈夫。
パトラッシュこそ、大丈夫だった?
何も知らないって。
ならどうしてパトラッシュを。
…死ぬのが怖くないって。
どうして?
死んだらもう会えなくなっちゃうんだよ!?
[その囁きに]
[目を見開く]
ねえ。
誰を信じたらいいの。
あたしは誰を信じればいい?
[どこか]
[泣きそうな表情で]
人狼はまだいるんだって。
パトラッシュじゃないのならそれは誰?
パトラッシュが喋るのを隠していた。
ディーノはどこまで信じていいの?
わからない。
わからないよ……。
[抱きついてきたディーノに、ちょっと驚いたように目を丸くして。優しい表情で]
泣き虫だなーお前。俺のことは心配いらねぇよ。
ランディのオッサンが逃げるの手伝ってくれたしな。
……あのオッサン、なかなか見所あるぜ。
[ちと危ういかもしれねぇが、という台詞は心の中だけで留めて置く。パトラッシュに喰い殺されても構わないと話していた時の彼の表情は強く、そして脆かった。]
ディーノ…独りにして悪かった。
追われると逃げるの、俺の悪いクセなんだ。
[ごめんな、と謝って。]
それで…シャロンが、俺のことチクッたんだって?
[真面目な顔で尋ねる。]
…なぁ、フラン。
パトラッシュを殺して、全て終わると思うか?
パトラッシュが人狼だという確たる証拠も無いのに?
俺が死ぬ事で、皆が生き残る手がかりになるんなら…。
無駄死にじゃないんなら。
〔ジュリアは許してくれるだろう〕
〔そう思う本音は隠したまま〕
俺は無駄に生きるよりもよっぽど有意義だと思うんだ。
それは。
思わない、けれど。
[口篭る]
[だがすぐに顔を上げて]
どうして!
ランディが死んだら全部終わるの?
ランディが人狼なの!?
そうじゃないでしょう。
それじゃランディが無駄に死ぬことになるじゃない!
無駄に生きるだなんて。
そんなの、ありえない……。
そんなの、あたしは嫌だよ……。
[最後は嗚咽交じりになって]
[その場にしゃがみこむ]
…そっか…やっぱり、ランディはパトラッシュを助けてくれたんだね。
ランディには助けられてばかりだ。
僕が倒れた時にも運んでもらったし、今回もパトラッシュを助けてくれた。
[顔を上げると顔の涙を拭って。少しだけ嬉しそうな笑みを浮かべる]
ううん…あの時パトラッシュは逃げなければ彼らに捕まってた。
捕まったらどうなってたか…。
こうやってまた会えたんだから、気にしないで。
[ね、と諭すように声をかけて。続けられた言葉には表情を暗くし]
…そうみたい。
自警団の人も顔まで布で隠した旅人風の女性、って言ってた。
彼女もパトラッシュが喋れるのを聞いてたみたい…。
〔嗚咽を漏らすフランに、心の中で詫びる〕
〔向日葵のような強さを持つ彼女が、とても小さく感じられ、檻の中から手を伸ばし、頭を撫でる〕
フラン…。
俺だって、誰を信じたらいいのか正直わからんのだ。
だが、こんなふうに疑わせるのが、奴らの手段、なんだろう?
負けてたまるか、とは思わないか?
打ち勝つにはどうするか。
お前はおまえ自身を信じたらいい。
お前が信じたいと思う人間を信じたらいい。
俺はお前の事を信じたいと思う。そして信じている。
お前に騙されても、後悔はしない。
パトラッシュ以外に人狼だと思う奴がいなければ、奴を殺すのも仕方ない…とは思ってるんだ。
〔俺は、俺のやり方で、奴が人狼かどうか確かめたいとは思ったが…と、言うと、また彼女は悲しむだろうか〕
ランディ…。
[顔を上げる]
[悲しそうな顔のまま]
[自警団員に肩を叩かれる]
……うん。
またね、ランディ。
[見上げても首を振られ]
[しぶしぶと立ち上がる]
[促されるままに詰め所を出て行った]
[自室に戻り、濡れた手袋を変えて、食堂へと。
誰もいない食堂で、ゆったりとした時間でもすごそうかというとき、宿屋の扉が荒々しく開かれた]
「喋る犬の居場所を見つけたぞ!
誰でもいい!手を貸してくれ!」
・・・。
[そんなこと言ったが、周りを見渡してみても、マスター以外はどうやら自分しかいないようで。
正直、あの犬の顛末がどうなろうと、どうでもいい。
ただ、人狼かも知れないものの最後の姿を確認するのは悪くは無いと思った]
・・・私では、お力になれませんが、場所だけ教えてもらえるかしら?
[その言葉に、自警団は渋い顔をしたが、猫の手でも欲しいと思っているのか、場所だけ伝えて、また人数集めへと走り始めた]
[気にするな、と言われて。微かに顔が歪む。]
[それじゃ駄目なんだ、という言葉は呟きにすらならずに消える。パトラッシュの心の中に。]
そ、か。
多分、あの時だな。酒場で俺がお前に話しかけた時……
あの後、お前が風呂に行ったろ? その時に、奴に意味深な顔で見られたんだよ。俺はてっきり、お前が危ない目に遭ってるんじゃ、って思ったんだけどさ。
[低い声で、俯いて地面を睨む。]
あいつ……なんでこんなことするんだ? 本当に占い師なのか? わけわかんねぇよ。あいつが人狼なのか?
あの時か…。
僕が居なくなってからそんなことがあったんだね。
[自分が呑気に風呂へ行っている間に。本当に、彼女が何を考えているのかが分からない]
…シャロンは、人狼じゃないよ。
人間だった。
きっと、クローディアを殺されて、気が触れたんだと思う。
自分がクローディアの力を受け継いだと、思い込んでる。
[その言葉を紡ぐ表情はどこか寂しげだっただろうか。敵視されているにも関わらず、彼女には同情を禁じえない。自分も下手をすればああなっていたかも知れないから──]
[自警団の言葉は、かなり適当で、細かい場所など分からなかったが、それでも、旅慣れしているせいか、普通の人では見つけることの出来ない犬の足跡を見つけて、一つの洞窟へと辺りをつけた。
耳を済ませてみると、洞窟で反響した声が二つ。
分かりにくい声ではあったが、一つはディーノのものだと思った。
ならば、もう一つは簡単だ。
シャロンが回りに散らばっている自警団の一人を捕まえると、この洞窟の中を指差した。
そして、小声で]
・・・もう少し集めてらっしゃい。
今度は逃がさないように。
お得意の人海戦術で、ね。
[それは、無能な自警団への嘲りの言葉も含まれていたのだが、その自警団はそれにも気づかず、周りの自警団を集め始めた]
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