情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
人から生まれて、人に憑くモノ―――『憑魔』。
ソレが、“犯人”ですよ。
…普通、誰が『憑魔』かなんて判らない。
──否定は、しませんけど。
[ショウの言葉に、短く、途切れ途切れに言葉を返す。
何で、どうして。
思いも掛けない相手から、向けられる感情に混乱の色を浮べ]
んなの、知らないッスよ
…俺が来た時にはあの人は倒れてた。
…ッ、俺じゃない! 俺は、殺してない!!
[歩み寄りながら、強く投げられる問いに。
答えを返す言葉も、次第に荒く変わる。
胸倉に伸ばされる腕は、避けずに──避けられずに]
うん、だからここにきたんでしょ。
でもダメ。
[牽制するかのように。
生徒会室から持ち出してきた果物ナイフを取り出して]
ヨウコはここをとおしたくないの。
だからとおしてあげない。
[再びニコリと笑みを浮かべて]
音色がたすけてくれたから。
こんどは音色をたすけたいんだって。
それが、わたしの、のぞみ。
[まだカバーの付いたナイフを握ったまま。
クスクスと笑う]
逢いに、行くよ……。
[呟いた瞬間、阻む壁の存在につき当たり。]
……ちょっと。
死んでもまだここに閉じ込められるの?
[不満げに軽く口を尖らせ。]
よく言う。それを言うあんたは先輩であって先輩じゃないんじゃないの
先輩の口でこれ以上喋r……!
[投擲されたガラス片をなんとか避けようとする。避け切れなかった脇腹に朱が走る。痛みを歯を噛み締めて押さえ込むと]
危ない……なぁ!!
[反撃の一矢]
俺は通りたいから、通してもらわないと困るんだけど?
[クスクスと、幼子のように笑うヨウコとは対照的に。
瞳は静かで、口調は冷静で]
助けてくれたもののために何かしたいんなら、同じなんだけどね……。
[一つ、息を吐く。
制御しなければ、と。
それができなければ、自分の風がどこまで吹き荒れるのか。
正直、それは検討もつかなくて]
[途中で給湯室に立ち寄り、水を一杯だけ飲んでから再び外に向けて歩み出す。
先程此処に来る前に、言葉を交わした少女を思い出す。彼女はきちんと約束を果たしてくれるだろうか。]
[そう考えていた所為なのかは分からない。気付けば視線の先には桜が咲き誇る。
此処でクラスメイトの少女が死んだことを洋亮は未だ知らない。ただ感情のぶつかりあう声が聞こえた。]
―桜―
……いいよね。
ミヅキ先輩はいいよね。
[ふとその口調が変わった]
好きなように動いて。
自由に過ごして。
それでも傍に心配してくれる人がいつもいて。
羨ましい。
[軽く伏せられた目。
視線を外すほどではないが、表情が曇る]
……。
[僅かに、言葉に引っ掛かりを覚える]
オレも、知らない。
夢じゃないって思うけど、現実だって証拠もない。
違うって、そう思いたい、でも―――
何ひとつ確かなモンなんてなくって、
………それでも、
やんなくちゃいけない事はひとつで、
だからっ、
[言っている事は支離滅裂で、
ただの八つ当たりなんじゃないかと、何処かで思う。
それでも、手は止まらなかった。
左手で掴んだ胸倉を引き寄せてから、1度離す。
間を与えず、右手で拳を作り、殴りかかった。]
流石に物わかりが良い。
助かるよ。
アンタは本当に手の掛からない後輩だったからね。
[再び、矢を床に捨てた。
回避動作を取った水月海に向けて二歩、
大きく跳躍して距離を詰める。]
[放たれた矢は、振り上げた前腕を深々と射貫き、
矢の中程まで刺さって止まった。]
[走り幅跳びの要領で、三歩目に大きく跳び
床からすくいあげるようにして、
射撃動作を終えたウミの顎を目掛けて蹴り上げた。]
でも、ヨウコには。
ヨウコの見ていた人たちは皆、別の方を見ていた。
仕事や勉強、或いは他の誰かを。
そこにはヨウコの居られる場所は無かったんだ。
[相手の言葉も聞こえていない様子で]
それでも良かったんだ。
良いと思ってたんだ。
でも、それは間違ってるって。
手を伸ばせば届くのにって。
[騙し絵のように、またクルリと表情が変わる。
フワリと微笑んで]
だってそうでしょう。
てをのばさなかったらとどくものもとどかないもの。
[語られる言葉を、静かに聞いていたが、やがて小さく息を吐き]
……そうだね。
手を伸ばさなければ、何も得られない。
[だけど、と。
そこで一度、言葉を切って]
そのために、君は。
その力を得た……?
……それで、本当に。
望むものが掴めると、思うの?
[一瞬だけ傷ついたような表情が掠める。
だがすぐにキョトンとした顔になって首を傾げて]
ヨウコはてをのばしたよ。
だから、わたしは、それをかなえるの。
おもうかどうかじゃなくて。
つかむんでしょう?
そのためのちからでしょう?
[ちがう?と問いかける声は純粋にさえ聞こえるもの]
[弓道場から校舎への通り道からは桜の木は見えない。見えたとしても、安心こそすれ心配はしなかったろう。真っすぐに校舎に駆け込み、階段へ向かおうとして、風の音に足を止めた]
──、ッ…!
[斜め下へと引き寄せられる力に、僅か首が絞まって息を詰める。
と、離されると同時に繰り出される拳を、
反射的に右手で庇うように受け止めて。
そのまま勢いを往なしながら、手を素早く下へと滑らせる。]
…、目、覚まして下さいよ!
それが、センパイのやんなきゃいけない事なんスか…っ!
[腕を引かれる前に、その手首を掴んで動きを止めようと]
!?
[放った矢を腕で受け止め、距離を詰めてきたフユの蹴りが顎に迫る
咄嗟に腕を交差させてガードするが、蹴りにより弓は後方に流れ、自身も衝撃で飛ばされる
何とか受身を取り体を起こすと]
……それ以上先輩の口で喋るなって言ってるだろうが、この●■▲★(検閲削除
[静かにそう言い、背中から竹刀を取り出して構える
実は先ほどの蹴りで、左手甲に罅が入っているのだが、それを悟られないように隠す]
[くるり方向転換。]
[実態の無い筈の身体を、風が通り抜ける感覚。色素の薄い、長い髪が靡く。]
[やがて、再び桜の樹の天辺へと。]
……さぁ、私は何処へ行けばいい?
[ぼんやりと、行き交う人を見つめて溜息一つ。]
手を伸ばして、掴んで。
だけど、君は……いや……お前は何も与えはしないもの。
望むものを与えるための手段により、望みから遠ざけるもの。
[静かな口調で言いつつ。周囲を巡る風を、掴むように手を動かして]
……これ以上、話していても、平行線だね。
『司』と『憑魔』は……相容れることはないんだから。
[お互いがお互いの天敵だしね、と。静かに言いつつ]
……望みと望みがぶつかりあって進まないなら。
そっちの望みを、折らせてもらうっ!
[宣言と共に、手をしならせるように動かして。
それに従うように、大気の流れがヨウコへ向かう]
…………
[気配は二つ、一つは明らかに殺気を帯びて…もう一つは、知っている気配に思えた。もしそうだとすれば…]
……もう一人を止めるのが、先、か。
[恐らくは、風の主もそう望む…そう判断して、そのまま階段へと向かう]
……。
[ぼんやりと、行き交う人を見つめて。]
[彼女だったものの傍で呟く誰かの声が耳に届く。]
「…名前も知んないや。」
そうだね、私も貴方が誰か知らない。
[口元の、まだ乾かぬ血が拭われた後、謝罪の言葉に首を傾げる。]
痛い???
[呟いた刹那、ぴりとした感覚が身体を覆う。だが、それは一瞬のみ、やがて柔らかな暖かさに変わり。]
『天使の傍らって、もしかしてこんな感じなのかな?』
[そして、彼女は亡骸は彼らの現実から消えた。]
そんなのしらない。
のばせるてをのばすだけ。
[クスと笑って]
そうだね、ツカサはじゃまをするものだったよね。
じゃまされたくなかったら、食べちゃえばいいんだ!
[宣言に対してニィと笑う。
迫り来る大気が肌を切り裂くのも構わずに]
ツカサは、もっとあまくておいしいんだって。
それ、ちょうだい!
[ナイフのカバーを落としながら距離を詰めようと前に出る]
……これは、ありがとうと言うべきなのかな?
あんなのほっておけないものね。
この暑さじゃ、すぐに腐っちゃうだけだろうし。
――それにあんな姿……大輝には絶対に見せたくないし、ね。
[着地。
相手が受け身を取る間にゆっくり立ち上がる。
まるで聞くに堪えない暴言にも少しも構うことなく]
そんなに好意を持って居て貰えたなんてね
嬉しいよ。
まあ、アンタは例え私じゃなくて
親しい相手に対しても
もしやると決意したら、そのときは殺るだろうし
もし迷ったとしても決意を鈍らせることは無いんじゃないだろうかと思ったよ。
あのとき桜の下で、アンタがサヤカさんに対して厳しい事を言ったときにね。
アンタが本当の所は何を考えてるのか、
何を思って何を決意しているのか、私がそれをちゃんと分かることは無かったけどね。
[腕から矢を引き抜く。
そのとき少し骨に引っ掛かったが、矢羽根に手を掛けて力任せに引っ張った。矢の穿った傷口から、塞き止められていた血が勢い良く溢れた。]
だけどどうするの。
それじゃあ人は殺せない。
[引き抜いた矢を頬にあて、すい、と引きおろした。
矢にまとわりついていた血が、頬にひとすじ跡を描く。]
伸ばした挙句にっ……。
相手を滅ぼすだけだろうがっ!
[言いつつ、風を引き戻す。
制御が上手く行かない。
不安定な自分自身に、苛立ちが募る]
誰が……少なくとも、俺は、餌になるためにここにいるんじゃない!
[カバーが落とされたナイフの煌めきに、苛立たしげに叫びつつ、一度後ろに飛びずさり距離を取る。
白の胴着と、黒の袴が取り巻く風に揺らめく中、片膝をつき、いつでも飛び出せる姿勢で待ち構え]
[振り被った拳は、相手の掌により勢いを殺されて]
………っ、
[体重を移動させた足が、ざり、と僅かに土埃を立てる。]
わかんねぇ、よっ。
でも、…オレは、
[行き場のない感情を発散させるように、
再び殴りかかろうとするも、手首を掴まれてそれも叶わず]
……、……………離せっ
[それでも右足を軸にして、左足を後ろへと引き、
力の入らない体勢のままに相手の足目掛けて蹴りを放つ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新