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[呟くような言葉。
言われずとも、そうするつもりではある、けれど。
少しだけ、常と違う響きを感じたように思えたのは、気のせいか、それとも]
不良のサボり魔、だからね、俺は。
昔から、人のいう事、大人しく聞けるようにはできてないんだ。
[微かな疑問は押さえ込み、返す言葉は冗談めかす。
もっとも、教会の神父らに問うたなら、幼い頃は素直な良い子だった、との答えが返るのだろうけど]
それでも、ライヒさんが気ぃ使ってくれてるのは、一応わかってるつもりだよ?
[肩を落とす様子に、こてり、と首を傾げる。
幼げな仕種。
だから、長身の男子がやるには、それはどうなのかと]
…ばくは?!まじで?
[帽子のつばを上げずに声を上げる。
鼻をずび、と一度すすり手首で拭いてから]
詰所?
あいつら何か掴んだのか?
あら、ハンス。
……大丈夫なの?
[問いかけるさまは、やや暢気というか、場違いでもある。
自衛団員はと言えば、何だか黙りこくっていた。
ハンスの手を払うこともしない]
―広場―
手を離せ。同じ轍を踏む気か。
[エルザから一度手を離させる]
[沈黙する団員の表情は険しいものだったが]
大丈夫じゃない。
変なことを言い出されもすれば特にだ。
[暢気にすら聞こえる声に溜息を吐いた]
カヤ君を疑いたくないというのは分かる。
だが……。
失踪からの安全をというのなら、あの子でも同じだろう?
昔はもっといい子だったと聞いた気がするんだが。
誰かと聞き間違えたかな。
[揶揄するような言葉で見上げる相手は、彼より20cmばかり高い。
聞き入れられない理由の一端かもと考えたこともあるが、すっかり慣れてしまってはいた]
そうかい。
『一応』と『つもり』が取れないのが残念だよ。
[故に幼げな仕種にも、特に言うことはない。
眼を細め、苦笑を浮かべるだけだ]
[カヤの言葉ににっこりと微笑み]
……何か掴んだかはどうか知らないけど
というか、この際どうでもいいんですよ
だって、あの阿呆共、『私の獲物』を濡れ衣で連れていっちゃうんですもの
そりゃ、爆破のひとつもしたくなりますよ
[満面の笑みで、そう言い放つ
もちろん周りにそれを聞き咎める人物が居ないことは承知の上]
─大通り・広場近く─
えもの?
[ゲルダの言葉に、首を傾ける。
顔を見ながら話すのは、なんだか久しぶりの気がする。
少女はなんだかもそもそと落ち着かない態の侭
言われた言葉を不思議そうに繰り返した。]
…キラキラの瓶くれた人?
獲物って、どういう事だ?
そう、かも、ね?
[聞き間違い、という言葉にくすり、と笑う。
残念、という言葉も、その笑みで受け止めて]
……さて、と。
ここで立ち話してても、爺様やベッティが見つかるわけでなし。
動いていかないと、かな。
……ライヒさんは、これからどーするの?
[話題を切り替え、ごく何気ない口調で投げるのは、こんな問い]
……疑いたくないわけじゃない。
[離された腕は少し痛む。
もう片手で摩りながらの台詞には、嘘が見える]
ハンスは、そう思ってるのね。
[呟くように言う。
無言の自衛団員に一礼すると、踵を返した]
[落ち着かない様子に僅かに首を傾げつつ
カヤの言葉にこくりと頷くと]
そう、ローザ
んー、まあ『獲物』って言うのはちょっと語弊があったね
私の友達。彼女をどうこうしていいのは私だけ
それを阿呆共は勝手に持って行ったんだから、その報いは受けて然るべきだよね
[笑顔で相変わらずとんでもないことを口走る]
[返答には小さく肩を竦めるばかり。
話題が移ると苦笑を止めて、少し考えるように宙を見た]
…そうだね。
取り敢えず、広場のほうを見てみようかとは思ってるが。
……んー。
[なんとなく、部外者が立ち入れないような雰囲気で話していたので黙ってみていたが、カヤの話になるとちょっとだけ眉を寄せた]
つか、よく2人の話を理解してねえかもしんねえんだけど、カヤを犯人だと思ってんの。2人とも?
アタイは、カヤは犯人じゃないって思うんだけどなあ。
アイツがアタイに申し出た依頼の真剣さに嘘はないと信じてるから。
[こともなげに、レナーテが言った]
……広場、か。
あそこなら、人も集まるし、話も聞きやすいか。
んじゃ、俺も、寄り道してからそうするか、な。
[寄り道とは即ち、屋根の上の情報収拾ルートなのだが]
んじゃ、そういう事で、俺、行くよ。
[ひら、と手を振り、路地を蹴る。
ふわり、と周囲を取り巻く風は、以前よりも軽やかに]
[だが、くすりと笑うと]
まあ、爆破ってのは本当に冗談だよ
…………そんな一瞬で終わる悲劇なんて生ぬるいし
じわじわとじっくり苦しめてあげないと
[結局、とっても黒かった]
─広場・噴水傍─
[ちりちりと音を立てながら手巻きタバコは短くなって行く]
[頭の中では誰を調べるかの最終選択]
[青年と行商人は現状調べる必要は無い]
[女剣士もあの態度ならば今は外しておいても良いだろう]
[残るのは友人と子供、そしてあの人形使い]
……ひとまずは二択、かな。
[再びの二択]
[潔白を調べておきたい友人と]
[現状疑いがかかっている子供]
………。
[一度に二人は調べられない]
[しばし考え続け、最終的に下した結論は]
…自衛団の無能っぷりが不安ではあるが。
あれだけ炊きつけたんだ、ガキの方はあっちに期待してみるか。
[監視くらいはするだろうと]
[子供の方を切り捨てる]
[やはり友人の潔白は証明しておきたかった]
友達、――ともだち。
[ゲルダの言葉に帽子のつばの横から片目だけで見て
言われた言葉を口の中で繰り返す。
眉を寄せ、翠の瞳は揺れる。]
しかるべき、って、本当に爆破するのか?
[笑顔が少し怖い。
思わず声を低くした。]
……ああ。
気になる話があったからね。
[呟くようなエルザの言葉には低く返す]
手、大丈夫なのか。
[手を摩る様子に眉を寄せた]
[後を追おうとしたところでレナーテの問いが聞こえて]
本人を見ていると確かにそうとは思えなかった。
けれど、聞き込んでいるうちに不自然な点が出てきたんですよ。
まだ断定できるとまでは言いませんが。
[――思っていない。
そう口にしたはずの否定は、ごく小さかった]
へいき。
そんな、柔じゃないもの。
[その後のハンスの台詞も聞こえていたはずだが、
振り返らずに広場から大通りへと歩んでいった]
…ああ。
気をつけなよ。
[さっきの今で、引き止めるようなことは言わなかった。
風が頬を撫でるのを感じながら、青年を見送る。
その姿が見えなくなってから、先程言った通りに広場へと歩き出した]
ふあああ…。寝てた!おはよう!
んん…。なにも考えずに横になったから肩痛いの…。
[誰にともなく挨拶して、大きく伸びをする。きょときょとと辺りを見回し、毛布が空になっているらしいのに気がついて小首を傾げ、もう一回見回す。]
あれ?ベッティは…いた!
[膝を抱えた少女にふるふると手をふって、肩から下がったポーチをごそごそと探り、1つの瓶を取り出す。]
じゃじゃーん!
身体検査受けたときに香水は取られちゃったけど、
これは飲み物だからって言って死守したのー♪
飲み物の証明っていって1口飲んじゃったけどねー。
[いっきに飲んでってゆわれたのにごめんねー。なんて良いながら、また水盤を覗いてみる。なんか怖い事を名指しで言われた気がしてぞわぞわした。]
─屋根の上─
[ライヒアルトの最後の言葉は、風が運んで。
駆け出す直前、ちら、とそちらを振り返るものの、何か返すでなく、結局そのまま走り出した]
……さて、と。
上手く、使えればいいんだけど。
[零れたのは、小さな呟き。
途中、窓際好きから幾つかの噂話を聞きだして。
以前よりも身軽に、屋根の上を駆け、広場へと駆けて行く]
[ハンスの答えには、苦い顔で頭をもう一度かき]
不自然ってもなあ……。
依頼の意味を考えると、アタイにとっちゃ、それこそ不自然ではあるんだが。
まー、アタイの頭が悪いせいなのかもしんねえけどよ。
[そう返したところで、ハンスがエルザを追おうとする姿を見て、慌てて用意してた質問]
あっと!
悪い!どっか行くんなら、先に聞かせてほしいことあんだ。
他はともかく、この短いスパンで起こった団長とベッティの共通点とか共通の知り合いとか聞きてえんだ。
師匠さんは、ベッティのそういうところ分かるか?
[ゲルダの惚けた笑みには、ふると一度頭を振って
エルザへと視線を一度移して]
…さっき、声、聞こえた。
でっけぇ声。
[ぽつり、小さく呟く。
それから深く被った帽子の下、俯いて。]
[もう一人は人形師。
ざわめきの中、他に意識を奪われていたこともあり、
会話の内容を聞き取ることはできなかった。
話題の主が近くにいたことの戸惑いに、
一端、足を留めた姿がどう映ったかはわからないが]
[しかし二人の近くへと寄り、一礼する。
なるべく普段通りと心がけた笑みを作った]
カヤちゃん、――に、ミューラさん。
……お取り込み中でした?
こんにちわ、エルザさん
先程は大きな声でびっくりしましたよ
[先程までカヤに話していた物騒な気配は一切匂わせず、笑顔でエルザに話しかける]
あら。聞こえちゃった?
やぁね、恥ずかしい。
[カヤの呟きに、眉を下げて苦笑する。
痛めていない方の手を、ぱたぱたと振った]
……昨日、平気だった?
ごめんなさいね。
私がもっと、きちんと注意していたらよかったのに。
[申し訳なさそうな表情。眼を伏せる]
─大通り・広場近く─
うぅん。
ゲルダが、ローザが連れてかれたのがはらたつって。
そーゆう話で、別に取り込んではいないぜ。
[エルザの顔を、覗くように帽子のつばから
片方の目だけで、そっと、見上げる。]
ミューラさんも?
あんなに大きな声出したの久しぶりだから、
喉を痛めてしまいそうだわ。
[喉元に手を当てる]
[先の問いに対するカヤの声には、そう、と頷いた。
彼女の瞳が覗いたと知れば微笑みを作ろうとしたものの、
暗い表情を消すのは少しばかり遅かった]
[エルザの問いに首を横に振りつつ]
いえ、ただ先程カヤちゃんと偶然会いまして少々愚痴を聞いて貰っていただけで、別段取り込みごとは無いですよ
[さらりと嘘を吐く。いや、あながち間違ってないのか]
わ、わ、謝らないで…!
オレ平気だし、その、
――ベッティ呼んだのオレだし。
[エルザの申し訳なさそうな表情に、弾かれたように顔を上げて。
振られてない方の手を、腕を取ろうと、手を伸ばした。
煤の匂いがふわりと漂う。]
─広場・露店側─
よ、と。
[あちらこちらを巡り、露店側の屋根から広場へと降り立つ。
やって来た広場には、言葉で言い表し難い空気が漂っているようにも思え]
……なんか、あった……のか?
[肩に止まった隼と、顔を見合わせながら、呟いて。
ぐるり、周囲を見回した]
頭の良し悪しじゃないでしょう。俺にも依頼の意味は分かりません。
ただ、俺が聞いた範囲で、カヤ君が誰かと一緒に家へと走っていったというのがあるんです。
ベッティをずっと家で待っていたはずのカヤ君がね。
[溜息交じりの答えはエルザにまで届いたのかどうか]
[呼び止められて振り返った間にエルザの姿は人波に紛れていた]
[もう一度溜息をついてレナーテに向き直る]
いや。俺も実の所そう詳しくは。
ベッティは、3年前に熱意に負けて旅についてくるのを認めただけなんです。過去のことはあまり話したがりませんでしたし。
共通の知り合いで一番先に浮かぶのは。
カヤ君ですよ。これまたね。
[気だるそうに顔を上げて、声のした方を見つめる]
[視線の先には知り合って間もない、能天気な友達……だった相手]
[しばらくそうしていた後、口を開く]
ローザも連れてこられたの?
……あの子に。
[見覚えのある薬瓶に微かに表情を歪め、ローザから視線を逸らして水盤へと向ける]
―広場―
[広場に着いたのは、青年よりも遅かったかも知れない]
さてと。
[取り敢えずは露店のある方向を目指し、歩いて行く。
――人の波に紛れながら、友人を見たのは一瞬だけのこと]
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