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[茶虎猫、ベアトリーチェに同情するよに、うなん。
この学校、無茶する人多くて大変だよね、なんて。
同調が切れているから安心して鳴いて答えたとか。
猫の言葉を解せるものには伝わることだろう]
[とか言ってたら、本当に懐から取り出しましたよ。この人。
とか思ってたら、よりによって反対方向に投げやがりましたよ!?]
ちょっ!? な、何してんのーーーー…………
[ビックリして、ダッシュで取りに行く。
彼女が、追いついてバッタもんだと気づくのはもう少し後。]
[ちなみにゲルダに斬られた自分の腕の傷は、すでに半ば塞がりかけて血も止まっていたりする]
相変わらずですねえ、導師も。
[何か似たようなことを試験が始まる前に誰かに言われた気もするが気にせず笑う]
ええ、これで、今年の春の選抜試験...本試験は終了です。
[無事、と言えないのもいつものこと、そして追試はまだ続いているのだった]
なんと!?
[いつも自分がやっている魔法に対して正面から突っ込むということをやられて、驚いたように目を見開いた。
そのせいで、回避するのが遅くなり、その身に闇の刃の一撃をわき腹に思いっきり食らった。
―――のではあるが]
……痛いぞ。
[光の鎧とオートマジックシェルで大分和らげたおかげで、その刃はヘルムートの体を分断するまでにはいたらず、1cmほど食い込むことで終わった。
そして、その状態のままライヒアルトへ口を開き]
密着距離なので、槍の距離ではない……と思うか?
グングニール!
[叫び、一瞬だけ槍を振ると、伸びていた槍が50cmぐらいまで縮み、それをライヒアルトへと突き出しながら]
伸びろ!
[次の瞬間にはまた元の大きさに戻り、ライヒアルトへと伸びていった]
05/10
ちょ!? ナターリエさん! これって偽もn……っていねぇ!?
(がががーん)
うわぁ、騙されたぁぁぁっ!!
[そうして、しばし頭抱えて悶えていたとか。]
[視線を向けた先のオトフリートは、血は止まれど大きな傷跡と赤が流れ出た跡を残していて]
そっくりそのままお返ししますよ。
[と言って小さく笑った]
そうですね、本試験は。
…さて、向こうはどうなっているやら。
[視線は空を見つめる。
僅かばかり垣間見るつもりのようだ。
そうしながら、ゼルギウス達へと語りかけるオトフリートの言葉を聞く]
よって、ここに、今年度の魔法実技の必要単位を修得済みであることを認めます。おめでとうございます。
[にっこりにこにこ。とってもいい笑顔だった]
痛くなかったら、色々ヤバクね?
[斬り込んだ姿勢で、にぃ、と笑う。
とはいえ、手応えの浅さは感じていたので、次の動きに──と、思ったその時]
て、え? ちょ、まっ……!
[縮んで、伸びる、槍。
とっさに後ろに飛ぼうとするものの、距離が近く]
……くっ!
[避けきる事はできず、直撃はしなかったものの、脇腹に浅くない一撃が入った]
やっぱ、慣れねぇ事はするもんじゃねぇなっ……。
[は、と一つ息を吐きながら、大きく後ろに飛び退く。
黒の尻尾がゆら、と揺れた]
「まぁ、しょうがなくね?
……色々と。」
[茶虎猫にはオーヴァンがそう答えて。
ベアトリーチェは展開に慌てたりとかしながら見ている。]
[大きく後ろに飛び退いたのを見て、ヘルムートが目を閉じて、ライヒアルトの言葉に応じた]
ふ。全くだ。
お互い、慣れぬことなどするものではない。
[1秒]
やはり、私には突撃するのが一番ということだ。
君もこのような接近戦よりも得意な戦い方があるのだろう?
[2秒]
次はそれで来るがよい。
私も次は、最大の一撃を仕掛けさせていただく。
【神よ!我に加護を!!】
[3秒の溜め時間。気付かれていたかもしれないが、それでも会話に絡めてうまく時間をかせぎ、最大の一撃のための魔法をかけ、ヘルムートの体が眩く白く光に包まれた]
06/10 必殺技発動 決着判定ロール
[痛みは引いたが、反治癒魔法の効力のせいで乱れた体内魔力は簡単には戻らず、まだ床に寝そべったままだったが、それでも学長の言葉にようやく終わった……。と力を抜いた]
か、勝てなかったら追試かと思ってた……。
[どうやら思いっきり勘違いしていたようです。コテンと頭を床につけて、安堵の溜息をつきながらだ〜っと涙を流した]
これで「この程度しか魔法使えないのか? だったら追試だ。しかも前にいった連中の三倍だ!」とか言われたら、二度と立ち直れないよな……。
[更に彼の中では教師陣は鬼のようです]
ま、苦手を克服するのも、大事だけどな……!
[傷の痛みを押さえ込みつつ、は、と一つ息を吐く。
ヘルムートの周囲に何やら力が集まっているのは、感じていたけれど。向けられる言葉から、意は察して──ふ、と笑みを浮かべる]
……ま、そういう事なら……。
[呟きつつ、ポケットから出したカードを脇腹に滲む紅で複写する。それを、手にした闇夜刃にすい、と添え]
これは、俺も初めてやるんで、上手く行くかはわかんねぇんだが……全力って事で、やらせてもらう!
闇より生じし刃、力の導き手に従いて形変え……我が信念、貫き通す力となれっ!
[言葉と共に、カードと、刃と、それらを天へと投げ上げる]
……月牙繚乱っ!
[言葉と共に、『歯車』と『聖戦』のカードが砕け、闇の刃の周囲に力が満ちる──[12]]
ぶはっ。
そこまで酷かねぇよ。
[ゼルギウスの認識に、空から視線を戻してげらげらと笑い出す]
ここまで勝ち抜いてきただけでも相当なもんだっつーに。
遠目でお前には分からんかったかも知れんが、お前の魔法、かなりきつかったぞ。
[笑いながら言い、涙を流すゼルギウスの頭をぽんぽんと叩いた。
良く見れば男の服はゼルギウスの召喚魔法でボロボロになっているのが分かることだろう]
/*
は、今気がついた。
これ、こっちが先に描写した方がいいかな?
06/10 『覇王』『誕生』『歯車』『聖戦』使用済み
/中/
んー。
こちらとしては、ヘルムートが突っ込む→迎撃されて負ける
という流れで考えていたんですが、つじつまあわなそうでしたら、そちらから先でも大丈夫ですよ。
[だだ泣きしているゼルギウスに、天使の微笑み?を向ける]
追試の方が良ければ、今から手配して差し上げますが?
[鬼で間違ってません]
/*
あ、いや。
描写にこっちの動きを絡めたいかな、と思ったんで。
基本、迎撃技なんで、問題なければ、そちらからどうぞ。
力と力の真っ向勝負。
どちらが強いのか、これ以上に分かりやすい手段はないな。
[ライヒアルトの闇の刃に更に力が注ぎ込まれるのを見て、ヘルムートが口に笑みを浮かべた]
―――ヘルムート=タウゼン=フォスラー=ヘルズガンテ=ホーク=ド=ゲーテニルヒ=ロクラルクエン!
いざ参る!!
[今までは遅く硬いだけの印象しかなかったヘルムートが白い稲妻となって、ライヒアルトへと神速の速度で持って突撃していった]
ゴッド・チャージ!!
/中/
ってことで、後はお好きなようにあしらってやってください。
勝手に吹き飛ばすも、この身に刃叩き込むもご自由にどうぞ。
[さすがにまだマテウスの服を見る余裕などなく、ただ言葉に肩を落とした]
一応融合精霊は上位クラスに属する力は持ってますからね。それできつくなかったら……。
[そこで一旦言葉を切って]
いや、やっぱそれ、嘘でしょ?
[かなりキツイと称した魔法を剣で打ち消しているのだから、信憑性を感じられなかったらしい。ジト目が結構キツ目です。
だが、その時聞こえてきた学長の言葉に、光を超えろ! とばかりに力の限り首を振った]
イ、イエ! ケッコウデス!
[追試になったら本気で再起不能だと、本能が訴えていたり]
[光速超えて首を振るゼルギウスに、すごいすごいとぱちぱち拍手]
本当に、お二人ともここまで良く頑張りました。
私達は一度相手をしただけですが、あなた方は、ここまで勝ち上がって来たのですからね。
誇っていいと思いますよ。
[誇るべきは、己が力か、それともそれ以外に生まれたものか。それは各自が考えること。ゼルギウスとゲルダに向けた視線は、いつもとは少し違う、優し気な笑みを浮かべていたのだ、が...それを二人が見ていたかどうかは定かでない]
確かに、一番わかり易い方法だなっ!
[答えるこちらの声も、どこか楽しげで。
解き放たれた力を繰りつつ、突っ込んでくるヘルムートを見据える]
[闇夜刃の符術は、使える中でも安定度が低い。
それに対し、更に符術を重ねる──重ね符術を行うのは、実はかなりの高位技なのだが]
……ここで、引く気は、ないっ!
[宣と共に、カードを投げ上げたまま翳していた左手を振り下ろす。
上空で、二振りに分かれる闇夜刃。
二本は舞うように突っ込んでくるヘルムートへと飛び]
……舞え!
[その目の前で交差すると、横薙ぎに大気を裂き。
生じた真空波と闇の波動で、ヘルムートを吹き飛ばした]
[学長の言葉に、ようやく試験が終了したんだという実感がじわじわと湧いてきた。なんというかほんの数時間なのだろうが、一層目の探索から始まってとても長い時間をゲルダと一緒に頑張ってきて、ヘルムートやベアトリーチェ、ナターリエとライヒアルトと戦い、最後の最後に負けてしまったがこれはこれで良かったなと思えた]
誇るなんて面倒くさい……。自分としてはもうこれ以上こういう試験に巻き込まれたくないっすよ……。
[多分、それは参加者全員の心象を語っていたようないないような……]
何でそこで疑うかね。
[きつめのジト目にきょとんとした]
俺がやってたことは打ち消してたんじゃなく、直撃を避けるだけの方法だからな。
攻撃はしっかり食らってるよ。
「まぁコイツは極端に丈夫やさかい。
そう思てもしゃーないけどな」
まぁ後は。
風系のダメージはヒューのお陰で軽減されるからな。
実質水精霊のダメージしか被ってないっつーのはある。
[ちょっとしたネタばらしでした]
え〜っと……風を軽減して頑丈で……? ってことは基本的に水の中位攻撃しか喰らってないって事?
っだぁ〜! なら無理してでも水の上位精霊結晶体を召喚しておけばよかった〜!
[両手で顔を覆い隠し、マテウスとの戦闘を思い出して悔しさに悶えている]
がっ!!
[ライヒアルトからの一撃に、ヘルムートの体が大きく吹っ飛び、地面に叩きつけられた。
実は、この魔法を使っているときは魔法抵抗力が極端に低くなる。
それは、普段自分の体の周囲にまとっている魔力までも全て攻撃力に変換するからだ。
だから、この状態のときにうまくカウンターを合わせられると普段よりも大きなダメージを受けることになる。正に、ピンチに活ありという言葉通りである]
……かっ……は。
[大きく息を吐きながら、地面に大の字で横たわったままヘルムートが今までの中でも一番大きく笑った]
は……やはり、強いものと戦うのは面白い。
例え、負けたとしても……私は満足だ。
ライヒアルト。私はもう動けん。君の勝ちだ……ありがとう。楽しかったよ。
/*
なんとびっくり。戻れたようです。(しかし既に眠い)さてどこいくかな
…まあやるなら不意打ちの一発判定及び会話だがな
光と闇の輪舞曲。
凄いわねぇ。
[菫色を細め、盛大にぶつかり合う二人の技を見る。
茶虎猫の藤色もキュッと細められていた]
…さて。
流石にダメージ負ってる方に不意打ちは悪いかしらねぇ?
まぁそう言うことになるか。
次元魔法における盟約龍との関係を知らなかったのも敗因かねぇ、こりゃ。
[顔を覆い隠しながら悔しがるゼルギウスを見て、僅かに苦笑が漏れた]
相手の力を看破して、効果的な方法を導き出すのも重要だぞ。
[ギュンター爺さんから回復ふわふわをもらって回復を終えながらうろうろしつつ。先ほどのことを思い出し]
ふふっ…素直なやつをからかうのは面白いなぁ。
[思わず笑う。こちらはこちらで、適当に誰かと遭遇しないかと気配を探りながら
まあ後はライヒアルトが留年しないようなら…と思っているが]
ま、あれで後は奪われてたら知らん…っとな
[いいつつ。先ほど触れた魔導素材の気配を辿るように向かう]
……
[途中で少しだけとまって。考える]
導師…もしくは学長…聞こえるか?
少し聞きたいのだが罰ゲームというのは…特訓になるのか?力を得れるのか?
……くっ!
[ヘルムートが倒れるのと前後して、こちらも膝を突く。
慣れない事もいくつかやったせいか、いつもよりも疲労は大きく]
ははっ……俺も、なんか、楽しかった。
[それでも、楽しかった、という言葉に笑って]
……次元魔法、初めて使ったり。
久しぶりに、精霊に声、かけたり。
全力、出せたし、ね。
……ありがと、な。
[確かに精霊魔法以外特に興味もないので、他の魔法を学ぶつもりなど毛頭なかった。それが敗因と言われればそれまでだが……]
……悔しいから、精霊魔法だけで、いつかぶっとばしてやる。
[頭の中で今後の勉学プランを考えながら、それでも終わった事は本当に嬉しかった]
あ〜……ヘルムートとの勝負つけないとな……。
[ベアトリーチェがヘルムートに駆け寄る様子を見つつ、は、と一つ息を吐く。
一戦凌ぎはしたが、まだまだ油断はできないわけで]
……ここで、気ぃ抜いて、留年は間抜けだし、な……。
[何でかんで、そこは重要らしいです]
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