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― 路地 ―
呪われた人間――…
ああ、そんな呼び方もあったっけ。
[ゼルギウスの言葉に我が身を見遣る。
人とは違う毛深い獣の前足]
呪い、なんて、思ったことなかったけど。
そういう見方もあるのか。
[なるほど、とそんな風な響きで頷いて]
これが呪いじゃなく病なら、
先生に治してって頼めたのになぁ。
[いつもの軽口にも似た調子で獣の姿のままへらりと笑う。
歩む気配を感じ、それに倣うようにまたゆらり尾が揺れる]
─ 4日目/黒珊瑚亭 ─
[ユリアンから抜いた剣は、昨日と同じく服の下に。
ずっと慕ってくれていた可愛い妹分。守りたいという気持ちは当然のようにあって、気になるのだけれど]
シスターもフラフラじゃないですか。
休めていない…もしかして食事も抜いていませんか。
食欲の出るような状況じゃないのは分かりますが。
[目の前の人を放置することも出来なかった。恩人が感謝していた人でもあったから。拒まれなければその肩を支えて、ひとまずアーベルの部屋の前から離れさせ]
一度下に降りましょう。
[食堂へと促した。
修道女の持つ籠の中に何が入っているかは、やはり知りようがなく]
―3日目/黒珊瑚亭―
……はい、もう大丈夫ですから…。
[数分、意識を失っていたけれど、
暫くすれば起き上がって、食堂を後にした。
横になった拍子に、胸ポケットから、
姉の形見の、紅珊瑚の指輪が零れたことには気づけなかった。
薔薇の花を象った紅珊瑚と、
繊細な彫刻を施された金の腕を持つ指輪は、
たしかユリアンの父の工房に依頼したものだったか。
腕の内側に“ユーリエ・ガウナー”と姉の名が彫られているから、
誰の持ち物か、すぐにわかるだろう。
―――たとえ、『どんな場所』に、落ちていたとしても]
─ 路地 ─
呪術の方には明るく無い故。
[軽口の様な言葉に返るのは淡々と。
首を傾ぐ程度で普段から余り変わらぬ表情は
生真面目にも見え様が表情が薄いのは常の事]
……病であれば、術を探す事も出来ただろうが。
[歩みは止まらず、彼の目の前まで進めば
両膝を地につけるようにしゃがみ込み、右手を差し出して]
……お手。
[真顔である]
─ 黒珊瑚亭 ─
[視線の合わないカルメンの瞳>>83。
僅かばかり首を傾げる間に紡がれる声は、何かを隠そうとしているように見える]
あの。
ご心配なのでしたら、カルメンさんも、ご一緒に。
[下へ、と促すヘルムート>>85に一つ提案をし。
籠を持たぬ手をカルメンへと差し出す。
彼女がどこまで見えているかは判断が付かなかったため、出来るだけ近くへ伸ばすようにした]
――…ん。呪術の類とは思ってないんだ。
親父は呪術を知ってるみたいだったけど
俺のは、それに当てはまらないみたいだったから。
[感情が読みづらい淡々とした声。
ゼルギウスが病であればと続けた言葉に小さく笑み零す]
先生には感謝してたんだよ。
親父が病になったとき、
苦しくないように薬処方してくれたし。
あれで随分楽になったって、言ってた。
[ぽつぽつと語るのは三年前の事。
本来ならもっと前に言うべきだった言葉。
膝をおれば目線の高さは近く感じられる。
差し出された右手にきょとと瞬いた]
犬じゃねーってば。
[手の代わりに口を近づけて、掌をぺろりと舐めようとする]
[デザートまでくれると聞けば、
何時もよりずっと甘やかされてるようで、
驚いて目を丸くしたが、躊躇ったのは一瞬だけで、
食べれる物はしっかりいただいておいた。]
…なんか味しねぇ。
わた食ってるみてーだ。
[味に文句を言って、ちょっと怒られた。
一口めはほろほろ崩れるようなクリームが、
二口、三口と食べると重くて
まったく美味しく無かったのだから仕方ない。
ナターリエが戻頃に、一緒に帰った。
子供だけで宿に泊まる気分にはまったくならなかった。]
―前日・路地―
うん、そうだね。
[ヘルムートお兄ちゃんの言葉>>47に頷いたところで]
カルメン、お姉ちゃん?
あ、エーリッヒ、お兄ちゃんも?
[カルメンお姉ちゃんもそこにきて、何か不思議な様子な感じがしたとおもったら、続けてエーリッヒお兄ちゃんがやってくる。
自分の言葉は聴かれていただろうか、あの時、何を言われても悪口>>37とは思わないと言ってくれたけども、
一人で抱え込むな>>38とも言ってくれたけども……、今なら彼に何を言えばいいのだろう。わからない]
ナータリエお姉ちゃん……
[ナターリエお姉ちゃんの姿を見かけたときには、すごい心配そうにそちらを見ていた]
―前日:→教会―
[いろいろあって、黒珊瑚亭に戻ると蜂蜜入りのホットミルクを差し出されるとそれを口にする。
デザートは……、せっかくだけども遠慮することになった。
ナターリエお姉ちゃんが戻る頃に、一緒に教会へと戻り。
一度聖堂で祈りをささげるナターリエを見に行こうか迷いながら、結局そこにいくことはなく]
私たちは、生きて……そうだよね……?
[ぽつりと、部屋で一人つぶやいていた]
─ 黒珊瑚亭 ─
[伸ばした手に近付くカルメンの手>>89。
その位置はやはりズレていて、さりげなく自分の手を動かしてその手をそっと取った]
お手間かけます。
[ヘルムート>>95には一言そう告げて。
その後は促されるままに食堂へと]
─ 路地 ─
……実際に呪術の類で無くとも、
其れに苦しんで居るのなら、呪いの様な物だろう。
[『治してって頼めた』……つまり其れは、
人狼の姿を望んでは居なかったと云う事なのだろう]
[紅玉を緩く伏せ、語られた言葉には首を左右に振った]
感謝される様な事は何も出来て居ない。
……苦しくない様にするのが、精一杯だった。
[薬師として此の島に来てから、幾つの生を取り落しただろう。
足掻いても足掻いても、零れ落ちて逝った幾つもの命]
触れてみたかった、故。
[手の代わりに近付けられた口。
掌を伝った感触に、少し瞳が細められた]
―翌朝・教会→黒珊瑚亭―
[目覚めは…、少しいいとはいえない。
前日はユリアンお兄ちゃんが人狼だったんじゃという話とか、カルメンお姉ちゃんがそれが分かる人なのだとか、そんな話を聴きながら、
じゃあそれなら人狼が、退治されて、それで終わりってことにならないのかとか、考えたりしていたのもある。
一人前のレディは護られてばかりじゃなくて護身もできないと、いけないかな?
ナターリエお姉ちゃんや、カヤ君を護れるように。
普段は服のうちに隠れるように下げているペンダントをぎゅっと握る。
包丁を台所から一本タオルに来るんで服のうちに忍ばせた。
黒珊瑚亭に向かうのはカヤ君と一緒だったか、一人でだったか。
村人の視線は……、もう慣れた、とはいえないけども、必要以上に気にしてもしかたないと思えるようになった。
それと同時に理不尽は感じていたけども]
今度は、アーベルおにいちゃんが…なんだ……
じゃあ、終わってないって……こと……だね……
[黒珊瑚亭につくとアーベルの死を知らされ、そう誰にともなく言っていた]
― 宿舎→黒珊瑚亭 ―
[その日の夜も、ベッドの中でもぞもぞとしていた。
子供は毎日同じ事を考えたり、難しい事を考えたりするのは苦手で、
傾けた集中力を維持すると、つい手や足が動いて身悶えするのだった。
そして気がついたら、また朝になっていて。
昨日の事を思い出すのに、また時間がかかった。]
……ナタねーとロミは?
[他の孤児に聞いたら、ナターリエは出かけていったと帰ってきた。
ロミについての返事も聞けば、あーそうと溜息するみたいな返事をして、またベッドに沈んだ。]
ねみー…。
[二度ねしたい欲求に駆られたが、そうもいかず。
結局いつもの装備を身につけ、黒珊瑚亭へと向かっていった。]
―4日目/黒珊瑚亭―
[辺りが見えていないようなカルメンの仕草>>77と、
ヘルムートの制止の声>>78に、
カルメンの目に、何かあったのだと知る]
カルもシスターも、気を付けて。
[カルメンの手を取ろうと立ち上がりかけるも、
支えているユーディットを離すわけにもいかず、
カルメンとヘルムートのやり取りを見守って、
ナターリエが彼女の手を取れば、ほっとした表情を浮かべ、
3人を見送り]
ユーディット、少し歩けそうなら、
君も食堂か部屋へ行ったほうがいい。
[アーべルの部屋から、彼女も移動させた方がいいだろうと、
ユーディットが立てそうならば、彼女に手を貸そうとする]
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