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[ユリアンの礼の言葉には軽く微笑んで台所へ]
まさか、お嬢さんなんて言われるとは思わなかったわ。
[紅茶を渡した金髪の青年の言葉を思い出して笑う]
[鍋の中を覗き込むと、かなり量は減っている]
食べ盛りの子が何人もいるのよね。
・・・みんな事件起こすような子には見えないのに。
[いろいろ考えながらも、大勢の人相手に料理するのが楽しそう]
[果物とかぼちゃのパイを焼いている]
あ、そーなんだ。
ブリジット・・・・じゃあ、ジティだね。
[違うといわれればあっさり笑顔になる。
そのままでいいと言われた筈だが、聞いていたのか否か勝手に命名した。恐らく拒否されれば普通に呼ぶだろう。]
ほんとはぼく、リューディアって言うんだけどね。
リディで良いよ。皆そう呼ぶから。
[にこにこと嬉しそうに笑う。
黒い鳥が懐いている様子には、小さく感嘆の言葉を零すか。]
[そしてアベルが出て行く前に新しく来た無精髭の男が挨拶をする間もなく身上書を書き始め、さっさと部屋へと上がって行った様子を見て、慌てて握ったままくしゃくしゃになっていた紙を取り出す。]
忘れてた…書かなきゃダメなんだっけ。
[飲みかけの紅茶をテーブルの脇に置いて、皺になった紙をぐしぐしテーブルに押さえつけて伸ばす。]
[そして書かれていた項目を読む…。]
[が、読めない。]
[多分こうだろうと思い、眉を潜めうんうん唸りながら、拙い単語を埋めてゆく。]
■名前:ブリジット=クリングベイル(Brigitte=Klingbeil)
■年齢:もり
■職業:18歳
■その他:一人
[辛うじて自分の名前だけはきちんと埋められたものの、他はずれたり間違ったりしている。]
やはりそうか。俺もそうだ
[と紅茶をすすってからため息をついた後に出るエーリッヒの言葉に鷹揚に頷くと]
確かにな。こういうとき、外部の人間ってのは鬱陶しいぐらい疑われる。芸がないことだ
[不機嫌も露にそう返しながらも、一拍おいてから]
ただ旅の者だけ集められてるわけじゃないらしい。だからそんな単純なものでもないのかもしれないだがな。
─中央広場─
[一人、外に駆け出して。
集会所の周辺を、哨戒するように歩いていた自衛団員を捕まえ、団長の居場所を聞き出し、向かった先は村の中央広場]
「こんな所で何をしている。集会場にいなさいと……」
ああ、ちゃんと戻ってやるよ。
だけど、その前に、どうしても聞いときたい。
[諌めるような言葉を遮って低く言うと、団長は何をだね、と問いかけて]
……俺たちを、あそこに集めた理由だ。
なんかの被疑者……ってのは、聞いたが。
それが、殺人事件の……ってのは、どういう事だよ。
何だか、思ったより大事みたいかしら…?
[聞こえてくる話は徐々に怪しさを増してきている。
確かに被疑者とは言われたが、殺人事件?
本当にわけが分からない]
あ、ユリアンさん。
教わった色石使ったらこんな感じにできました。
[近くにやってきたユリアンに軽く手を振り返して。
ここに来る時に持ってきたランプを掲げて見せた]
[身上書と格闘しながら、出て行くアベルを見送り。]
[ザフィーアが何となくジト目で見ている気がしたが。理由が分からないので知らないふりを決め込んで。]
[ようやく書き終えてほぅと一息ついてから、顔をあげれば灰髪の少女と目が合って。]
こんばんは、ええと…。
[見かけた事はある。が、名前を覚えていないので、首を傾げたまま。]
[肩に乗ったザフィーアが、真似するように首を傾ける。]
[直球の問い。
それに、団長はやや、表情を険しくしつつ、誰がそんな事を、と問いかける]
ブリスが、自分を連行に来た自衛団員がそう言ってた……って言ってたぜ。
あの子は、こんなタチの悪い嘘で人担ぎゃしねぇ。
……確かに、そういう事件があったら対処すんのがアンタのお仕事だろうけどよ。
それだけのために、あれだけの人間、一箇所に押し込めるとか、ちょっと異常じゃねぇか?
…なんだろうねぇ、うん。訳わかんないよ。
かわいい女の子も何人も居るけどさ…。
[潜めた声で、]
まさか、あの子達も…?
いくらなんでも、ねぇ…。
[知っている言い伝えの断片をふと思い出して、まさかなぁ、と呟く。]
あ、私も出すの忘れてた。
[ブリジットが紙を取り出すのを見て、家で記入してきた身上書を取り出した。どこへ置けば良いのかと周囲を見渡したら、ブリジットが書き込んだ身上書に目が止まった]
…間違ってないかしら、それ。
[でも名前以外全部間違っている上に、どう考えても答えになっていないものがある。どう訂正すればいいのやら]
あはは。だといいけどね。
って違うや。それじゃぁずっといなきゃいけなくなるか。
[イレーネの言葉に軽く返しかけ、妙に真剣な顔つきで考える素振りをしだす。
かと思えばユリアンにはにこにこと手を振り返した。
カップの中の残り少ない茜色は、既に冷めかけているようだった。]
[椅子に座り。ただ周囲の声に耳を傾けていた...はエーリッヒの潜めた声で呟いたのを聞き逃さずにいて]
何か。思い当たることでもあるのか?
[視線は広間の面々を見ながら聞いた]
…イレーネです。
ブリジット、さん。
[18歳なら年上だ。でもどうにもそうは見えなくて。
さんをつけるまえに微妙な間が空いた]
どう呼ぶのがいいのかな。
[流石にジットというのは何となく違和感があって。
アーベルが呼んでいたのはちゃんと聞いていなかった]
[投げつけられた問いに、団長はしばし沈黙して]
「……今は、言えん」
なんだよそれ……それで、納得すると思ってんの!?
「お前たちが納得できるできないは関わりない。これは、やらねばならんのだ……村のためにな」
あんたは……結局、それかよ!
[それが自分の勤め、と言い切る団長の言葉に苛立ちが嵩み、声が荒くなる。
その様子に、団長が浮かべた表情は──夜闇に飲まれて、消えて]
「……関係者が全員そろったなら、事情は説明する。今は集会場で大人しくしていなさい」
[そして、投げられたのは、有無を言わせぬ言葉。
団長は、それきり話す事はない、と言わんばかりに背を向け、歩き去る]
[お湯を沸かして新しく紅茶を作る]
[焼きあがったフルーツパイとパンプキンパイを手にしてキッチンから広間へ]
お口に合うかわかりませんけど、お腹がすいた方は召し上がって下さいな。
[広間でみんなが打ち溶け合っている様子を見て微笑み]
[中身の少なくなったティーポットと空いたカップを片付け]
[キッチンへ戻って洗い物をはじめる]
ちょ、待てってのに!
[追おうとすれば、自衛団員に阻まれ。その間に、団長の姿は闇へと消えた]
……離せよ。
[しばし、団長の消えた辺りを睨んだ後、低くこう言って団員の手を振り払い。
集会場へ向けて歩き出す]
わっけ、わかんねぇ……一体、何だってんだよ……。
[口をつくのは、ただ、苛立ちを帯びた呟き]
改めて、こんばんは、イレーネ。
「さん」は要らないって言っているのに。
[掲げられたランプ。
それをつくっている色彩に、目を奪われる。
深い色。淡い色。添える色]
へえ。
[感嘆の声が洩れた]
……好い色が出ているね。
石もきっと、喜ぶ。
良い人に使われたって。
ジティ。
[初めて呼ばれた呼び名に数度瞬いて。]
[それが自分の名前だと知ると、なんだか嬉しくなって。]
[リディの方も、本当の名前は違うと知って慌てて謝罪しかけたが、嬉しそうな様子に思わずこちらも笑顔で応え。]
私もジティがいい。そう呼ばれたい。
[嘆息にはきょとんと、視線を手繰ると黒い烏。]
[近づいて、肩の上の烏を腕に乗せ、目の前に差し出す。おそらくもっとよく見たいのだと勘違いしたような。]
[そういえば、とふと思い出す。
教会に来ていた年寄りが、ごくたまに語る昔話]
……でも、あれはただの言い伝え、よね?
[聞こえない程度に小さな声で]
んや、俺の聞いたことのある話だとさ…
少女だったって…話、らしいんだ。
[少女達を見ながら、ぽつりと呟く。]
ま、おとぎばなしなら、その方がキレイだからかもしんないけどなー。
[言っておいて自分で、からりと笑い飛ばす。]
うーん。
昔なら、リューと同じに思ったのかも。
汚染されていたのが、都会で浄化されたんじゃないかな。
[あまり真に受けても仕方ないと知っているから、簡潔に返した。
……まあ、当の本人は喜んでいるようだから、いいんだろう]
[質問が流れてしまったけれど、歓談の邪魔をするのも何だから、アーベルが戻って来た時に訊けばいいか。
話してくれるかは別として]
……っと。
[勧められる料理に、台所へと戻っていく女性。
雑談をするばかりなら、手伝ったほうがいいだろう。
それに、カップも結局、持ったままだった]
片付けてくる。
[人が多くなっただけでなく、置かれた荷物のせいで、狭く感じられる広間を抜けてキッチンへと向かう]
イレーネ。うん、覚えた。
私はブリジットでも、ジットでもいいよ。
[呼ばれる分の敬語云々は気にしていないのでそう笑んだが。]
[身上書を覗き込まれ、不信気に言われれば、うっと声が詰まる。]
…違う?
[半分がっかり、半分やっぱりと肩を落としながら、皺を伸ばした身上書を持ってこっそりイレーネに近づいて。]
…あの、読んでもらっていいかな?
私、文字は読めなくて。
[実際は書くのもかなり怪しいのだが。]
[小声でそうすまなそうに頼んだ。]
少女…だった?…何がだ
[と思わずエーリッヒに問い返した、その後に御伽噺という言葉に、そういえばこいつは何かを民俗学というのを調べてるとか、あの時聞いたような。と今更ながら思い出し]
ってことは、エーリッヒはここに何か調べに来て、んで、ここに来ちまったってとこか。
難儀だな。お互い
[そういえばあの時も運が良くなかったなども思い返しながら]
あっ、つい癖で。
そう言ってもらえると、とても嬉しいです。
特にこの赤は、絶対に綺麗な色が欲しかったから。
[ユリアンに向けて心からニッコリと笑った]
素敵な石の使い方を教えてくれて、本当にありがとうございました。
また頑張ります。
わぁ。
ありがとうございます。
[並べられるパイに眼を輝かせ、洗い物へと戻るノーラに声を投げた。]
あは、気に入ってもらえたなら良かった。
じゃ、遠慮なく呼ばせてもらうね。
[呼び名を肯定されたのが嬉しいのか、相変わらず御機嫌な様。
差し出された腕の鳥に少し瞬き、興味深げにそっと手を延ばしてみる。]
……ん、っていうか。
[集会場へと戻る道すがら、ふと、ある事に気づいて]
関係者が全員そろったら……って。
まだ、誰か来るっての?
[人数を指折り数えて]
……やっぱり、何かおかしい……。
大体、なんで集会場で……共同生活でもしろ、って言わんばかりの状況にして……。
あー、っとに!
[大丈夫なのかと言われて、頷いた]
[目には涙が滲んでいたが]
本当にすみませんね。
俺がここまでドジじゃなければ、まともにお手伝いも出来たんですけど。
何でここにいたのかもわからないんじゃ、本当どうしようもないですからねえ。
[扉を潜り、内側へ視線をやった]
[壁にかけられた手紙は、ギュンター宛]
[差出人の名前は、クレメンス=ディスターヴェーグ]
[台所に向かうユリアンを見て、手伝った方がいいかなと思ったが。そこにブリジットの声が掛かって]
わかった。じゃあジットって呼ばせてもらうね。
あ、そういうこと。
これは上から、名前・年齢・職業で…。
[まだ手の中にあった自分の身上書も例にするように見せながら、小声で説明し始めた]
ぼくだって町には行ってるけどなぁ。
汚染されてきた、の間違いじゃないの?
[台所に向かうユリアンに返す言葉の内容は兎も角、本人は至って真面目だ。]
あ!いただきますっ!
いやー、俺丁度腹ペコで…
[運ばれてきたパイに歓声をあげ、美味しそうにぱくつく。]
やー、手作りっていいよねぇ。
小さい頃にさ、友達んとこ遊びに行くと、パイ焼けたよーとかってさ。
うちじゃそんな手の込んだの作ってもらえなかったからなー。
無理強いする気はないけれど。
僕だって見習いなんだから、同じ同じ。
[去り際に、顔だけを向けて、イレーネへと軽く言う。
彼女の言葉が指すように、赤は、特に目を惹いた]
使い方を学んでも、
当人の腕と、何より心がなければ意味がない。
お爺がよく言っていたよ。
互いに、頑張ろう。
アーベル君にも呆れられましたが、本当に。
生まれながらの不器用なんでしょうね。
[行き倒れていたときのことを思い出したか、感慨深く呟いた]
歩くのは平気ですよ、本当に。
いくらなんでも何もないところで転ぶほど不器用じゃあ…
[立ち止まる]
そういえば、容疑者を集める、ということは。
他にもいるわけですか?
ああ、そう言えばそうだっけ。
だから、今まで会わなかったんだったね。
[彼女が町の学校へ通っているという話は、聞いていた]
向こうはどう? ……って、後でにしよう。
[テーブルにパイを並べるノーラに礼をして]
わたくしも一ついただいていいかしら?
[そう言って目の前にパンプキンパイを乗せた皿を置く。
紅茶も少しだけ貰って、遅い食事を]
……ち……仕掛け人がじーさんだと思うと、余計にイライラするが。
取りあえずは、お達しを待つしかねぇのかよ……。
[現状、それしかない訳だが。
いずれにしろ……何かしら、人命に関わる事態が絡んでいる事だけは、辛うじて推察できて]
あーあ……走り損、冷え損、怒鳴り損だぜ……。
[ぼやくように呟きつつ、集会場へと戻る]
[カチャカチャと洗い物をしている]
[ユリアンがキッチンに現れれば]
あら、運んでくれたのね。ありがとう。
こっちは一人で大丈夫よ。
向こうの部屋の方が暖かいし、ゆっくりしてらして?
[ユリアンに微笑んで、洗い物を続ける]
…はぁ、まあついたらわかると。
いえいえ、ここの村の人は皆さんこんな俺を気にかけて下さいますから。
[それは思いっきり転んだりするからだろうという自警団のつっこみは、右から左、馬耳東風]
そんな人たちが容疑者だなんて、一体何の事件なのかなと思っただけです。
教えては…
くれませんか。いえいえ、いいですよ。職務ですよね。
はい。
[少しだけ赤くなった顔で頷く。
掛けられた言葉を心に刻み込むようにしっかりと]
腕を磨いて、心を込めて。
お婆様も同じようなことを良く言われます。
一緒に頑張っていきましょう。
[火は落としてあるランプシェードを軽く撫でた]
…ん?
[口の中のものを飲み込んで、シスターの方へ向き直る。]
あぁ、色々言い伝えがさぁ…。
よくさ…夜更かしする子供をいさめるために、「早く寝ないと狼が来ちゃいますよ」って言うじゃない?
それの変種だとおもうんだけど、
「つきの少女が おおかみ呼んで、
たくさんたくさん たくさん呼んで、
たくさんたくさん たべちゃった。」
みたいな話が、ね。
あちこち伝わるうちに色々混ざっちゃったりしたのかもしんない。
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