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[どうにか受け止めて、ほっと一息。
ちたちたぺちぺちする様子を、従魔は不思議そうに見つめ]
あー、もう、落ち着きなさい、君は。
ていうか、髪に飛びつくなと……。
[猫にそれは通じないような]
< ちたちたぺちぺち。にくきゅ〜が、ぺちぷに。
こんな、遊べるものをもっていて、ざんねんです。
いたくなんて、するつもりはありませんのに。
にゃあと、ものすごく ふまんそうに なきました。 >
[肉球でぺちぺちされても、痛くはないわけで]
そこで不満げにされても困りますよ、と。
[不満げに鳴く様子に、困ったようにこう言って。
それでも、翠と紫の異眸はどこか、楽しげか]
……さて……とにかく、屋敷まで戻りますか。
行くよ、セレス。
[どこかぽかん、とした従魔に声をかけ、そのまま歩き出す。
……そのまま抱えて行く気らしい]
ん。
[重ねらされる言葉][少し、考えるように停止]
手伝い、は。頼む。
[ぎし、と僅かな身体の軋みは大きくなっていて]
[彼が受け取るのなら、腕の中の身体を渡そうと]
濡れる……のは、乾いた? 多分。
[首を傾げると湿り気のある髪が僅かに揺れた。]
< 抜け出そうとじたじたするけれど、やがておとなしくなりました。
……なんだか、眠くなってきたようです。
体を、らくなようになおして、猫は子どもを あおい、まっさおな目で見ました。
にゃあ。
猫はどこでも、いつでも、何をしてても、おきらくです。 >
ん。
[顔色や具合がとてもよさそうには見えないアーベルをちょっと見て。
ひょい、とアーベルの膝と肩辺りに手を添えて、アーベルごと抱きかかえようとした]
[猫が大人しくなった様子に微か、笑んで。
楽な姿勢で収まるのには、ちゃっかりしてるな、と呟きをもらし]
「……にゃあ」
[成り行きにきょとん、としていた従魔は首を傾げてあおを見返しつつ、鳴き真似一つ]
何をしてますか、セレス。
[呆れたように言いつつ、通路を抜け、屋敷へと]
< まねっこした子どもに、もう一度、こんどは見本のように鳴きました。
……一体、何をしているのでしょう。
屋敷へとけしきは、かわっていきます。
扉をあけるとき、猫はぴょこんと、その腕から抜け出しました。 >
[……きょとと、]
[突然変わる視界。]
[抱えた身体も抱える当人もさして重くないとは言え]
(むしろ、重いとすれば、その手足にある枷だろう)
[自分ごと抱えられるとは流石に予想外だったようで]
[緩やかに幾度も瞬いた]
[見本のように鳴く猫に、従魔はきょとり、と瞬いて。
習うようにもう一度、にゃあ、と鳴き真似。
その様子に微笑ましいものを感じつつ、猫が飛び出して自由になった手で屋敷の扉を開け]
……おんや?
[なんか、すごいものを見たような]
< 床にすとんと、きれいに ちゃくち。
猫は、一度、子どもを見て、にゃあと鳴くと、しっぽをぴんとたてて、するりと隙間から中に入りました。
……あれ。
なんだか、おもしろいことになっています。
抱いているのが誰か、っていうのはすぐにわかって、猫は玄関のわきにある棚とかとっかかりを使って、ぴょんぴょんぴょん――
もくてきち は、 ふたりをかかえた、マテウスの頭。 >
ええと。
一体、何がどうしてどうなって……?
[会釈するマテウスに礼を返しつつ、問いかける。
従魔は跳ねていく猫の動きをじい、と追って]
いや、なんか危なっかしいし?
[オトフリーとには笑いながら返しつつ、階段を上がって部屋の一つにナターリエを寝かせた。
片手に抱いたアーベルはそのまま階下と連れ、ぴたりと止まって]
……はあ。
[簡潔な答えに、思わず上がる、とぼけた声。
いや、他にどう言えと。
従魔は抱えられている者、その両方に心配そうな視線を向けて]
< ざんねん。よけられてしまいました。
くるりん。羽根をひろげて、しっかりと着地。……飛べばいいじゃない、なんていいません。
すみっこの方で、右の前足をぺろぺろ舐めます。それから、顔を洗って……
食事よりも、さっき、上にはこばれてしまったナターリエが、気になりました。
階段にぴょんっと、一段いちだん、とびのります。マテウスの横をすりぬけて。 >
……まあ、危なっかしそうではありますが。
[その評価自体は、否定すべくもないのだが。
ついでに、問われている内容へは、肯定を返すべきとも思うのだが。
……なんか、豪快だ、と思ったかも知れない]
< とととん。とん。
階段をかけあがって、猫はどっちかなと、きょろきょろしました。さきほどまでと、目の青がすこし違うよう。
猫らしさより、人間のような色が強いのでしょうか。思慮深いようにも見えるかもしれません。
そして、うろうろしたあとで、人の姿にかわりました。
扉をノック、そして開いて…… >
あれ?
[よけたつもりは無かったが自分の頭をかすり、前を歩いて行った白いふわふわが目に入り、アーベルを抱えるのと別の手を伸ばした。]
[柔らかな――草ではなく木綿の褥が、私の身体を受け止める。
深き眠りにあった私は、すぐには覚醒しきれなくて。誰かに運ばれた事すら理解できぬまま、重い瞼を持ち上げようと試みる]
……ぁ…
[扉を抜ける大きな背が、不自然な位置にある青の髪が、視界を移ろいゆく。私は声を掛ける事も出来ずに、淡い菫色の焦点が合うのを待った]
[シャワーを浴び、荷物から出した新しい服に着替えると、シノを肩に載せて階下へ。
すると、目の前をマテウスとマテウスに抱きかかえられたアーベルが通過。
それを見て、暫しポカーンとしていたが]
……えーっと。
…………どういう経緯でああなるんだろう。
[小首傾げ。]
−屋敷すぐそば−
[黒猫がにゃあとなく]
…あー。はいはい。わかったわかった。
まったく…我侭だししつこいし。
誰に似たんだかね、お前。
[ちょい、と方にへばりつくように乗っかった猫の鼻に指先で触れる。
視線を猫から前へと戻すと建物がそこにある]
…迎賓館、というわけでもなさそうだけど。
[カラクリの世界にしては色々なカラクリでないものの数を感じて首をひねり]
……風呂。
[一拍の間]
[首肯を返して風呂場の中に入り、]
[キュ、][ザーーーーーーーーーー]
[服を着たまま蛇口を捻った。]
あわ、ちょ、おま!
[服のまま風呂場へ入って行ったアーベルを見て、驚愕。
腕を伸ばして熱いシャワーから引っ張り出そうとする。]
いた。
よかった。
< 返ってきた声を聞いて、安心した声がでました。
とびらをあけて、身をおこそうと しているのを見て、あわてて、近寄ります。あんな状態だったから、しんぱいなんです >
ナターリェ、無理しちゃ、駄目だ。
……大丈夫?
ってつめたっ!
[熱い筈と思っていたシャワーが冷たくて、思わず肩をすくめる。
細い肩を掴んだまま、首にかけていたタオルでがしゅがしゅと顔をふこうと手を伸ばす。]
[建物の扉を叩く。
返事がある前にあけてしまったのはなんとなくなのだが。
肩にぶら下がっていた猫は、軽やかに着地すると、我先にと細い扉の隙間からその建物の中へとかけてゆく]
あ、こら。シシィ、待てってば。
[猫は中へと身を躍らせ、くるっと同行者のほうを見るとニャーと泣いてたかたかと進んでいく]
…まったく、あの馬鹿猫は。
[どうすんだ、とつぶやきため息。
その割りに、仕方ないとか言いながらもこちらも気兼ねなく扉の中へと体を滑り込ませた]
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