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トキちゃん…だっけ? は、よくお菓子作るの?
[僕らよりは歳上の、女の人に「いいお嫁さんになれる」と
言われていた人にも、話しかけてみた。
なんか一人でぼーっとしていると、
余計なことを考えてしまいそうだから。]
[何となくしんみりしそうになった所に、かけられる、声。
一つ、瞬いてそっちみた]
あ、うん。
お菓子作るのは好きだよ。
オフの時は、いっつも差し入れしてるんだ。
罰ゲーム用のとかも、一緒に、ね。
いつも差し入れを? へぇ、そうなんだ。
でも好きなら大変とか感じないのかもね。
って罰ゲーム? お菓子で?
[しんみりしている様子には気付かずに、
ぼくは不釣合いな単語に首をかしげた。]
うん。
ナタリたんとか、かなたんとか、すっごく喜んでくれるから。
作りがい、あるんだよねぇ。
[にこぱ、と笑って一つ頷く]
うん、罰ゲーム用。
オフ会のネタ用なんだけど。
今回だと、さっきりょーたんが引いちゃった、ロシアンクッキーとか、そういうの。
あ、でも、食べられないものは絶対使わないよ!
食べても実害ないのは、ちゃんと確かめるし。
あーだからあの七重姉ぇか。
[先程の七重姉の早業を思い出した。]
でもうん、おいしかったからみんな喜ぶよね。
喜ぶ人がいると作り甲斐もあるし。
[破顔につられて僕もにっこりと口許をあげて]
りょーたん? 何かあったんだ…。
[廊下から聖と共に帰ってきた彼女のことを思い出し。
遠くを見つめるような気分になった。]
えっと、食べても実害がないって…
トキちゃん、罰ゲーム用も一応試食してるの?
[それはそれで身体を*張っているなぁっとか*]
うんうん、喜んでくれるのって、一番嬉しいんだよー♪
[同意されたのが嬉しくて、やっぱりにこにこと。
遠い目するのには、ちょっときょと、としたけど突っ込みはせず]
え?
自分ではしないよ?
人体実験はいっつもゆっきー……アートでやってるから。
[試食の事を聞かれたら、何でもない事みたいに、さらっと*言った*]
─ →倉庫─
[シャワーを浴びに行く人達と纏まってパソコンのある部屋を出る。
右手には新しく火を灯したランプ、左手には大きなキャリーケース。
がらごろ、と引いてまずは奏の案内で倉庫へと向かう]
あ、白いリボンってこれ?
[薄暗い中、灯りを先へと向けると真っ白なものが目に入った。
周囲とは対照的な色であるため、良く目立つ。
扉を開け中に入ると、色々なものが雑多に置いてあった]
何か掃除道具もありそうね。
でも今はタオルタオル〜。
[キャリーケースを扉の傍の壁に立てかけ、手分けして目的のタオルを探す。
しばらくの後にとある段ボールから大小様々な大量のタオルが顔を覗かせた]
あ、凄い。ちゃんとバスタオルまである。
何でこんなに揃ってるのかよく分らないけど。
どうしよう、箱ごと持ってって、皆の居るところまで運んだ方が良いかな?
[いちいち取りに来るのも面倒、と言う考えが先立ち、そんな提案をする。
けれど持って行くにしても大変であるため、後で男手を頼んだ方が良いと言う結論に達した]
それじゃあ自分達のだけ持ってまずはシャワーだっ。
[バスタオルとフェイスタオルを1セットずつ取り、ぞろぞろと纏まって倉庫を後にし、次の目的地へ]
─ →シャワー室─
[今度は涼の案内でシャワー室へと向かう。
水音が聞こえて来ると、少しだけびくっとしたが、ここだと涼に示されると軽く瞳を輝かせた]
それじゃアタシは入って来るよ。
かなたんはどうする?
入らないなら先戻る?それとも待ってる?
[奏に訊ねかけながらキャリーケースは更衣室の壁に立てかけて。
返答を聞いたならどちらの答えであっても頷いてシャワー室の個室の一つへと入る*ことだろう*]
―休憩室―
[資材置き場やベッドのある部屋などを教わって、自分も見つけた休憩室へと向かった。
埃だらけのソファではなく格子の嵌った窓近くまで進むと、メンソールで有名な銘柄の外国煙草の箱を取り出して裕樹へと差し出した。
自分も一本引き抜いて火を点ける。独特のオイル臭と煙が部屋に広がった。少しの間、無言で煙を燻らせる]
いや、俺のは繋がらなかったよ。
わざわざ聞いてくるってことはそっちもか。
[窓枠に置いた平型の携帯灰皿に灰を落としながら答えた。
それ以上は特に何も伝えることなく、村の話題に話は移った]
蒼さんの冒険家はよく憶えてるよ。
まだ初心者と聞いて驚いたし。
[その村の話は少し遠い目をして懐かしそうに。
他村の思い出や最近の動向、オフ会のことなどを話していれば時間は瞬く間に過ぎていった]
[そうして最初の部屋に戻ると、]
えっと…………タオル見つかったんですけど、こっちに運んでおきたいので誰か手伝って下さいませんか?
[そう言って協力の要請を申し出る。
誰か応じてくれれば、倉庫へと案内し、タオルの入った箱を運んで貰う*だろう*。]
─ →倉庫─
ん、運べるのかって?
見てみないとわかんないけど、バイトで結構重いものも運ぶから、タオルくらいなら何とかなるんじゃないかなぁ。
[運べるのかどうか心配されたら、こんな風に返して。
さっきも行った倉庫へと。
倉庫についたら、肝心のタオルを運ぶ前に、もう少し色々探してみる]
今まで見つかってるのが、非常食にタオルでしょー。
……あ、箒とちり取り。バケツもみっけ。
[掃除道具一式なんかも見つけ出してから、タオルの箱に向き合う]
……おう、ちょっと重いかも。
でも、もてなくはないねー。
─倉庫─
んー。
台車があればラク何だけどなー。
……ここに、ないかなぁ?
[ふと、思いついて、周囲見回して。
再度、家捜しモード突入。
大人しく男手の救援を待てばよかったんじゃ、というのは聞かない、聞こえない]
……ないか。
別の場所……資材置き場みたいなとこがあるなら、そっちにあるかな?
[なんてぶつぶつ言いながら、段ボール箱を抱え上げる。
重いけど、バイト先で運ぶ梱包された雑誌よりは、軽い。
と、思った]
……よし、じゃあ、頑張ってもどろーか。
―休憩室―
そろそろ行くか。
あまり長居してると戻ってから怒られそうだ。
[最初に目覚めた部屋を出てくる時の瑠衣の視線を思い出し笑う。
返事に頷いて先に休憩室を出た]
-休憩室-
[同じく窓近く、煙が外に逃げるよう何度か扇ぎながら会話が続く。
途中で一回盛大にクシャミが出た。
幸い手で押さえ振り返った為被害は最小だったが。
悪いと聖に謝罪しつつ。]
…ロクな事言われてねぇ予感がする。
[ぼそりと呟く。]
ああ、こっちも圏外。
…ほんと、ここ何処なんだろうな。
[窓を見る。灰色に濁った空以外、特徴的なものは見当たらない。]
ああ、ログは見た。けっこう展開の面白い村だったな。
セオリー知ってるから初心者には見えなかったのが。
[と蒼と呼ばれた奥に居た、最年長らしき女性を思い出す。]
にしても人狼って女PL多いんだな。たまたまか?
[など会話は続き。
聖が吸い終わった後、自分も火を消した。]
さんきゅ、助かった。
…ん、礼になるかは分からんが。
[と鞄から取り出したのは、惣菜パン2つ。聖に渡す。]
バイトの余り物だけど。
数無いから、全員には渡せねぇからさ。
[食うなら早めになと言い、そろそろ戻るかと休憩室を後にした。]
あ、俺ちょっと時間潰してくる。すぐ戻ると匂いがな…。
[そう言って、まっすぐPC部屋には戻らず廊下を歩いた。]
[烏の行水とは良く言ったもので、然程時間をかけることなく個室から出て来た。
見る者が居ればそれなりの体型をした七重がタオルを巻いた姿で更衣室に向かう姿が見れるだろう]
えーっと、アタシのはこれで良いか。
[キャリーケースから取り出したのは足首近くまである長い水色のフレアスカート。
上には白いワイシャツを着て、その上にパステルピンクのカーディガンを羽織った。
ちなみにこの衣装は以前裕樹に無理矢理着せたものと同じもので、家庭教師の衣装である。
オプションで度が入っていないフレームの細い眼鏡をかけた]
んーと、りょーたんのは……ズボンよりスカートのが調整しやすいかな。
…おお、携帯用ソーイングセット発見。
偉いぞアタシ。
[自分を褒めながら取り出したのはカシュクールラインのあるカットソーマキシ丈ワンピース。
サイズは勿論自分用なので涼に合わせるとかなり長い。
胸の部分も自分に合わせたものであるが、中にシャツを着てカーディガンを羽織ってしまえば気にならなくなるだろう。
涼が戻って来るまでに終わらせようと手早く裾上げを開始した]
─廊下─
[とてとて。
歩くペースは、いつもよりちょっと遅め。
一応、先導はしてもらえるから歩くに支障はない。
のだけれど。
傍目には、結構危なっかしく見えるかも知れない。
自覚はないけど]
―休憩室―
あまり気にしたことなかったからな。分からん。
おっ、ありがとう。
またのご用命があれば遠慮なく。
[男女比についてはそんな感想を返し。
惣菜パンはありがたく受け取った。薄い肩掛け鞄が少し膨らんだ。
匂いにはなるほどと納得し、苦い顔には面白そうに含み笑って裕樹と別れた。
こちらは特に気にする必要が無いのでそのままPC部屋に戻る]
─シャワー室・更衣室─
[ちくちくちくちくちく]
……先にちゃんと髪拭いてからの方が良かったわね。
[長い髪を巻き込んだ形で頭をフェイスタオルで包んでいるのだが、端から少量ではあるが水分が垂れて来る。
それでも着替えが優先と、バスタオルで水分を拭ってから裾上げ作業を続けて行った]
―廊下―
[聖と別れてから携帯を開く。
そこに書かれてある文章をもう一度読み、軽くため息をついた。
などと注意力を沿いでいた為、人の気配には気づかずに。
角を曲がった時にドンと、奏とおもいっきりぶつかった。]
うわ!……って、悪い。大丈夫か?
[転がった奏に、慌てて手を差し出す。
ついで背後に居た人物にぎょっとした。]
―パソコンの部屋―
…。
[座り込んでいると声が掛かる。
睨むような目を晴美に向け。]
…いい。
…。
[ぼそりと呟き、膝に顔を埋めた。
そのまま暫く黙り込む。]
─廊下─
……お?
[荷物の重さから意識を逸らすのに、考え事に気をとられていたから。
こっちも角の向こうの気配なんかは気づけずに]
て、なにっ!?
[ぶつかる音、倒れる音。
とっさの判断で、一、二歩後ろに下がってから、箱を下ろす]
びっくりしたなぁ、もう……かなたん、だいじょーぶっ!?
[なんて声をかけながら。
その向こうに見える姿に、じとーん、とした目を向けてみた]
[シャワー室に入る前]
それじゃあ、服のことは後で考えることにしましょう。
[七重に笑いかけて自分もタオルを持ち一室へと、
七重に比べれば比較的長い時間過ぎた後にタオルを巻いた姿で更衣室の方へ、
裁縫をしている七重の姿が見えて]
あっ、ナタリーさんそこまでしていただいて申し訳ありませんわ。
[七重にそう声をかけて]
お裁縫得意ですの?
―― 回想 PCのある部屋 ――
[中務に声を掛けても、答えは想像したとおり。
遠慮なのか、それとも関わりたくないのか。
判んないからこうして距離を少しずつ縮めようと
話しかけるけれど、無理強いはしない。]
そっか。でもあまり無理したら身体に毒だよ?
…おんなのこ、なんだし。
[性別を強調するのは好きじゃないけど、
無理をさせたくないと思ってしまう男心。
ま、子どもの足掻きだよねとか思うけれども。]
―最初の部屋―
ただいま。
[薄荷と煙の匂いを残したままPCのある部屋に戻った。
晴美に片手を上げてから、中を見回して]
調子でも悪いのか。
[顔を伏せている玲の方に近寄った]
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