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ぁ…、ゲル、ダ…!
[自分も哀しいし、恐ろしかったけれど、彼女の様子を見れば放っておけるわけもなく。
ゲルダの叫びと泣き声に、ようやく時が動いたように足が動いた。
ライヒアルトが彼女の頭を撫でるのを見れば安堵の色を浮かべて、そっとゲルダの隣にしゃがみこむと肩を支えるも、名を呼ぶしかできなかった。
彼女が顔を覆う手首の包帯が乱れているのを見れば、ライヒアルトの顔を見上げるが何も言うことはなく。
彼女が落ち着くまでは、傍にいようとしたけれど。]
・・・ベッティ!!
[扉がまた開き。幼馴染が投げ込まれるのを見ると思わず立ち上がった。
ユリアンとアーベルが彼女の傍についてくれたのを見れば、そのまま心配そうに見つめるも先程飛び出ていったはずの赤毛の男の言葉に思わずきょとんとして。]
…え?
―朝方・宿屋食堂―
[ゲルダ>>268の声にも少し煽られていたかもしれない。
彼女の声より先に自分の心の重さに囚われ、切り替わってしまっていたからその過剰さには気がつけなかったけれど]
気にしない。大丈夫?
[助け起こしたベッティ>>254に尋ねて、痛めてそうな所があればアーベル>>261の言うとおりだと治療を勧めて。
立ち上がったのにあわせて周囲を確認すればゲルダが蹲っていて]
……ライさん。ゲルダちゃんの手も。
包帯ぐしゃぐしゃ。
[毒気を抜かれたおかげで態度を取り繕うことはできるようになったけれど。今の気分のまま接するのは良くない気がした。
ライヒアルト>>272があやすのを見ながら、さてどうしようかと思案しているとアーベルからの小声が届いた]
助けて、くれたの、かな。
[ベッティの代わりという訳ではないのだろうが、自衛団員に連れていかれる赤毛の男をぽかんと見送った後、ぽつりと。
だが、すぐにベッティが投げ込まれたことを思い出してライヒアルトに彼女の手当てを、と頼んだ。]
ベッティ、朝ご飯のしたくなら私でも手伝えるから。
無理しちゃダメだよ。
[ゲルダの背を撫でながら、男勝りで女の子らしい幼馴染を心配して見つめた。]
[そうして、ゲルダが落ち着くまでは傍にいようと思った時。
先程とは違う顔ぶれの自衛団員がきて、自分の名を呼ばれ。
なんだろうとそちらを見るも、今しがたの事があった為表情は強張り睨むようになっていた。]
私に何か用ですか?…ギュン、爺ちゃんが?
…わかりました。行きます。
[自衛団長の遺した指示の中に、自分に何かあった時には骸をクロエに見せるように、というのがあったと言われると、表情は硬く変わり自衛団員の後についていこうとして。]
ゲルダ。ごめんね、ちょっと…行ってくる。
─宿屋─
[幼馴染が泣くゲルダを慰めるのを、少し離れた場所で見ていた。
彼女の傍にクロエもいたため、助け手は足りているだろうと
自分はそこに行く事も出来ず。
一人椅子に座ったまま、ここで成された会話などを思い出していた。
結社、人狼、占い師、霊能者、守護者、あとは…なんだっけか。
元々そういった御伽噺の類は、夫に幼い時ねだった物語でしか聞かされておらず
何をすることが最善なのか、考えてもよく分からなかった。
夫が隣に居ない。
いつも傍立つ夫の存在を支えにしているのはこちらも同じで。
その為か、やや不安定な心を抱えて少し落ち着きなく周囲の様子を見ていた。]
[本当は彼女の傍を離れるのは心配だったけれど。
幼馴染達や宿に居る者に視線を向けて微笑み、ゲルダの髪を撫でた後そっと離れた。]
大丈夫。すぐ戻るよ。
…触らないで。
引っ張られなくても一人で歩ける。
[そういって微笑むと、自分を連れていこうとする自衛団員の手を拒んで自分の足で宿屋を出、詰め所へと向かった。]
―宿屋 食堂―
[一人になりたいというユリアンを>>279、頷いて見送れば
ふと昨晩世話になった事を思い出し、
そういえばどことなく夫を注視していたような>>224
そんな事も思い出したが、別段何かと告げる言葉は思いつかなかった。
程なく夫がミハエルを連れ帰ってくれば>>274、不安な表情はいくらか和らいだ。]
おかえりなさい。
[無事だった事にほっとしたように、彼の傍へと。
隣のミハエル様子はどうだったか。
どこかおかしい様であれば、大丈夫?と声をかけた。]
……自衛団の人になにかされた?
あの人達、ちょっと殺気だってたから……
[様子がおかしい原因はそんな所だろうかと思いながら]
─宿屋・食堂─
……ライは、そっち頼むわ。
[ベッティの手当てと、泣き出したゲルダの世話。
特に後者は自分の最も苦手とする所だから、他の者に任せて自分は皆がすぐに食べられるように、と食事の準備を整えておき。
ユリアンが部屋へ引き上げた後、呼び出されるクロエに気をつけろよ、と声をかけ]
……っと、お帰りー。
あ、俺、ちょいと用事あるんで、説明はライに任した。
[戻ってきたゼルギウスたちには、こんな言葉を投げて。
自分は蒼鷹を伴い、奥へと引っ込んだ]
[蒼鷹がこちらを見ていれば、少し表情を和らげて微笑んでみせ。
大丈夫だよ、と口だけ動かしてから宿を出ていくだろう。
瞳を閉じた状態で前後を自衛団員に囲まれた状態で歩いていき。
詰め所の中、自衛団長の骸が安置されている場所まで連れていかれればその眼を開く。
酷い傷をシーツで隠されたその姿を映す刹那、瞳から流れ込む感情は。]
あ、あ………ああああああああああ…っ
[疑念が本当だった事の悲痛、一人では太刀打ち出来なかった無念。
そして何より強い想いは、辛い思いをさせることになる自分達への謝罪。遺されゆく者への、激励。
白く透き通る光を纏った骸は、優しく厳しく不器用な自衛団長の心を雄弁に語っていた。]
じい、ちゃん………私、がんばる、から。
何を見ても、絶対、くじけない、から。
だから…だから……っ…!!!
[どうか、安らかに。その言葉は涙に塗れて消えていった。]
[そのまま自衛団長の骸にすがりついて泣き崩れ。
しばらくそうした後、一旦自分の家に戻って身なりを整えてから宿屋へと*戻るだろう。*]
―宿屋自室―
開いてるよ。
[窓の横に寄り掛かった姿勢でノックに答える。
机の上にはワインの瓶と、前にゲルダから貰ったチョコレート、ではなくチョコ風味な煙草の箱]
んで。話ってのは何だよ、一匹狼。
[火をつけないままの煙草を片手に、蒼を見据えて問いかける]
う…あ、 っく… ぅ…
ふ、ぅ…うぅ………
[大粒の涙をぼろぼろ零しながらしゃがみ込み、娘は嗚咽を漏らしたまま。塞き止められない感情溢れさせ其のまま泣きじゃくって。ライヒアルトの手が髪を掠めた時、一瞬だけ何事か呟くが、直ぐにすすり泣く声に変わり。クロエにも撫ぜられながら落ち着くまでそうしていた。]
(おじいちゃん…
――――…僕は本当に、一人ぼっちになってしまったよ。)
[貌を覆いながら涙は枯れるまで続く。ややして声が途切れる頃には肩を震わせるだけになり。]
…あ、でも、クロエ…
[涙声混じりに自衛団に呼ばれた幼馴染へ娘は視線を向ける。
翠の眸には未だ泪が溜まり、表情は不安に満ちていた。
「すぐ戻るから」の声に其れ以上声を掛ける事は憚られ頷き返し。
自衛団に伴われながら詰所に向かうその背中を、唯見詰めていた。]
―――――…
[ライヒアルトの傍ら、ミハエルの姿が見えると、
娘はごしごしと目許を拭いゆるゆる頸を振った。]
ン、情けない所を見られてしまったね
ミハエル君も―――…皆も、急に泣き出して御免なのだよ
もう、泣かないから
[小さく咳払いをすると、大きく息を吐いて。
>>279ユリアンから手伝いを申し出されると、お礼と頷きを返した。]
─宿屋・客室─
[開いてる、との返事に中へと入り。
机の上に並ぶものに、おや、という顔をした後]
……ん、まあ、大した事じゃあないんだが。
[一匹狼、という呼び名にふ、と笑んで]
お前、今回のこの件。
……伝承の能力者が関わってるかどうか、っていうのは、信じてる、か?
―宿屋―
[クロエ>>276とユリアン>>277がゲルダを案じれば
彼女へと乗せた手を離しゆると頷く]
嗚呼、ちょうど換え時だな。
[ゲルダが泣き止む頃、手首の手当てをし直しておく。
ユリアンの言>>279には軽く瞬き]
ああ、それは構わないが。
調子が悪いなら無理すんなよ。
[クロエが自衛団員に呼ばれる>>283と困惑の色が滲む。
彼女の目に関する事なら手荒な真似はしないと思うが
ベッティへの仕打ちを見ているので安心は出来ない]
一人で平気か?
何かされそうになったら大声で叫べよ。
─宿屋 食堂─
ええ、それは……
ここにも団員の人が来て、少し手荒に伝えて言ったみたい。
[断定的な言葉でないのは、自分がその場に居なかったから。
その辺りは、ライヒアルトの補足もあっただろうか。]
そうだった、の……
大丈夫だった?
[夫がミハエルを助けたと聞けば、一度夫のほうを見て、心配そうな眼差しを向ける。
大丈夫だと言う言葉を聞けば、今度はミハエルのほうに少し近づいて。]
ミハエル君も……
辛かった、わね。
[第一発見者ということはつまり……と思えば、自然労わるような言葉が零れて。
眉尻下がった翡翠の少年の、金色の頭を撫でた。
それから彼がゲルダに用があるようなら、邪魔になら無いように少し離れようと。]
―宿屋自室―
……いるだろうなと思ってた。
団長さんは結社の印を見せつけてくれたし。
現にクロエちゃんみたいに言い出す子も出ただろ。
[こちらは笑みも浮かべずに一枚カードを切ってみた。
人狼が御伽噺でないことは各地で似すぎる話を聞けば想像できる]
そういうお前はどうなんだよ。
─宿屋・客室─
ま、あれだけ明確な実例出されちまえば、否定するのも無理か。
……クロエは正直、予想外もいいとこだが……。
[ぽつり、と零れたのは本音の一端。
しかし、それはすぐに押し込めて]
俺? ……さすがに、信じてない、とは言えんさ。
それなんて自己否定、って話になる。
[さらり、と。軽い口調でカードを一枚、場に投げた]
[ゼルギウスとミハエルの姿が見えれば安堵の色が滲む。
ミハエル>>284の翡翠色が此方を向くと瞬き一つ]
……ん?
嗚呼、若しかしてミハエルも知ってるのか?
自衛団長の事、なら、さっき団員が知らせに来た。
[そんな言葉を告げれば続けられる言葉>>292]
――…な、遺体を見つけた?
[酷い有様だったと聞いていたから
年下の少年が其れを見つけたといえば驚きが隠せない]
災難だったな。
……そうか、ゼルギウスが。
自衛団どもに酷い事、されなかったか?
[案じる声をミハエルへと向ける]
ゼルギウスさんは御外にいたのだね
[イレーネの近くへと向かうならぺこりと会釈をして立ち上がる。漸く落ち着きを取り戻した頃、ユリアンとアーベルらは部屋に戻ったらしく。ライヒアルトから手当をし直されると、有難うと礼を述べた。クロエを案じるような言葉には娘も同じ想いを重ねて。]
え――――…
ミハエル君が、おじいちゃんを見つけたのかい?
[すぐさま少年へ視線を写し、何処か落ち着きなさそうに見詰め。ひと騒動有った事、ゼルギウスが助けた事を聞きながら、彼らが酷い事をされたのでは無さそうだと解ると胸を撫で下ろして。]
そっ、か……大変だった事知らなくて…済まないのだよ、
二人とも何ともなくて、良かった…
─宿屋自室─
自己否定。へえ。
[開かれたカードに片眉を上げる。
クロエのことも否定はしなかった。ここで自分は狼だとわざわざ言い出す者もいないだろう。ならば考えられるのはあとひとつ。
同じ能力を持つものが集うことはまずありえないらしいから]
結社のことは気に入らないって態度だったよな。
お前「も」何か見えたりするとでも?
[既に一人、そうなのだろうかと思った人もいる。
疑わしいというのをありありと出して尋ねた]
しかも何でわざわざ俺に話しに来た。
俺は結社の人間じゃねえぞ。
[ミハエル>>301から事の成り行きを聞けば]
厳ついのに詰め寄られて怖かっただろ。
……何はともあれ無事で良かった。
[はぁ、と安堵の息を漏らして。
ゼルギウスの方を見遣り]
お手柄だったな、ゼルギウス。
[労いの声を掛け微かに微笑む]
―宿屋・食堂―
そこまで言うなら、少し休ませてもらうぜ。
[治療を受けるように言われて、アーベルからの言葉もあれば素直に受けた。
泣いてるゲルダや落ち込んでる様子のクロエのことも気にはかかったが、これ皆に心配をかけるわけにもいかないと]
ありがとな、ライヒアルトには昨日から世話になってるな。
[ライヒアルトに治療されながら、そう笑いかけて]
クロっち、気をつけてな?
[行って来ると、クロエの言葉にそう声をかけて見送り。
アーベルがどこかへと行くと自分はいすに座ってぼーっとしていた。
団長が死んだという話、先ほどおぼろげに聞こえた話はどうも本当らしく、
その場にいる周囲の皆を視線だけで見回した後に、頭の中で考えるのは人狼や伝承のことなど。
自分は多くは知らず、もっと詳しい人に話を聞くべきだろうかと考えたり]
─宿屋・客室─
……そりゃあ、なあ。
『二度目』ともなりゃ、突っかかりたくもなるぜ?
[『結社』に関してはさらりと流す。過去の出来事は苦い記憶。
お前「も」、という言い方に僅か、視線は険しさを帯びるものの、今は]
……答えは、簡単。
お前が、『人間』と確信できる相手だから。
[疑いの態度は、真っ向から受けつつ。
もう一枚のカードを、開いた]
―宿屋―
[ミハエルと連れだって宿屋に戻ると、
丁度ユリアンが部屋に戻ろうとしていた所だった。
眼差しが交わることあれば、微かに困ったように微笑んだ。
その表情の意味を伝えることがなかったのは、
宿内の雰囲気を察して。]
ただいま。
ん、いや、私は大したことはされてないけれど……―――。
こちらの方が大変だった?
イレーネは、大丈夫?
皆の前で突然取り乱してしまったから…
…ううん、君のその通りだね……御免よりはありがとうなのだよ
[勘が良い者からすれば、娘の様子を訝しがられたかも知れず。
昨夜少年に伝えた言の葉を返されて、何処か照れたように微笑む。
>>301彼から早朝の事情を聞くと、少しの間を持たせ口を開く。]
…そっか、それなら本当に好かった
―――村の皆、きっと怖いのだよ
得体の知れない何か、見えないものに怯えてる
僕の腕の怪我も、向こうの恐怖の表れだったのかもしれない
[あの時、娘の腕を掴んだ団員の手は震えていた。
だから無理な抵抗をせず、途惑うまま此処に来た事を思い出し。
少年の苦笑いに気が就くとなんとなしに手首から視線を離した。]
―宿屋・食堂―
じゃあ一緒に行くか。
[動いてないとという言葉には頷いて、イレーネと一緒に奥の厨房の方へと]
他のみんなの分もついでにもってくか。
[そうイレーネに、水差しとお盆を二つ取り出し、グラスはイレーネに出してもらい]
なぁ、イレーネ。
人狼って、なんなんだろうな……。
うちらの中に本当にいるのかって、いまだに信じられねぇんだよな、私は。
こんな状況じゃ甘いこと、言ってるんだろうけどさ。
[ぽつりとそんな呟きをひとつ、それからイレーネに笑いかけて]
こっちは頼むな。
[グラスを載せたお盆のひとつをイレーネに頼みながら、自分はもうひとつ水差しとグラスを乗せたものを手に食堂へと戻るだろう]
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