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イレーネさん>
す、すいません。
急に用事が入って、間が開きまくりました。
もうすこし、落ち着いてからレス返させてください。
こちらこそ、超低速にお付き合いありがとうございました。
薬があったです、か。
じゃあ、早く口移ししてあげてくださいです。
[笑い出そうとした、しかし出来なかった。
ハインリヒの口から出た言葉に衝撃を受けた]
また、ですか……。
エーリッヒも、です?
[前回ほどの衝撃はなかった。
二回目だからだろうか?
直接見てないからだろうか?
あるいは、自分が守る約束してないからだろうか?
それでも、感情は苦しみを訴えてきた]
[どれぐらい呆然としていたかは定かではない。
ハインリヒが目の前にいるという事はたいした時間ではないのだろう。
沈黙する空気を吹き飛ばそうと口を開く]
でも、黙ってる場合じゃないで、す。
アーベルに薬を使うです。
[アーベルはそれを望まないかもしれない。
だけど、それでも生きて欲しかった。
これ以上の犠牲はいらない、心の底からそう思っていた]
…エーリッヒと…もう1人。
確認はできてないが――恐らく、カルメンも。
[人の変わった様な様子を見せたゲルダも、
ダーヴィッドを抱え込んだヘルムートも
同じ名を口にしていた――何かがあったのは確かで。]
……今から行く。
[頷いて、それから廊下の奥の方に紺青の眼差しを向ける。]
…せんせいって人は、集合場所に来たか?
顔に、症状が出てきてた人だ。
[喋ることもままならないようだったから、彼にも早く使ってやりたい。
少しでも良くなれば…治りたい、生きたいと思うはずなのだ。]
[あまりの衝撃で身体全体が硬直した。
ぐいと腕を引かれればなされるがまま]
……!?
[これは、あの時視えた 白い花?
違う。コレは、茨――。だけど。]
く、…ッ
[松葉杖を伸ばし、バタンとその扉を閉める音がしただろう。]
カルメン? だれです。
知らないです、僕は。
[知らない人がまたいたことに驚いた。
そして、知らない人の死には何も感じない自身の感情にも]
フェヒナーさんですか?
そうい、えばいつの間に、か消えてた、です。
確かに、言葉も辛そうだったでした、直して、くだ、さいです。
[オトフリートの様子を思い出して苦い顔をする]
[扉が閉まった。
“危機”―と、そう彼女が感じたもの―が遠のけば
白い花をつけたいばらは静まりほどけていく。]
ッ……は
[ノーラの腕を掴んだまま、
さらに数歩退くと。]
は―― 、…
[膝から、かくりと崩れ落ちる。]
お姫様は平気、です?
[ブリジットの事だった。
振る舞い、気品などがやはりしっくりと来た故だ]
爺は面倒見てあげないと駄目で、す。
でも、今は王子様優先でもいいと思うですです。
[爺といわれて少しむっとするであろうハインリヒから少し距離を離した。
一緒にいないということは恐らく3Fにいるに違いないと考えた。
ならば、爺の代わりに自分が行けばいいのだ]
…助かった、わ。
[それは彼女と、助けてくれた白い花と茨に向けて。
彼女が崩れ落ちれば腕は掴まれたままで
一緒にその場にぺたりと座る形になるだろう。
ふわりと赤と長い黒髪が揺れて、横を見れば彼女も―――]
…
[僅かに見えた首の隙間――数値が上昇して]
あ、そうだツヴァイ、一つ薬よこせです。
数があるんだったら、途中で誰、かにあったら渡してあげます、です。
そして、お姫様は任せ、ろです。
僕が様子を見てきてやろうで、す。
[ハインリヒから薬を受け取って偉そうに胸を張った]
…知らないか?
ふわっとした、大人しい感じの綺麗な…
[ユリアンに向けた自分の喩えがあまりに抽象的すぎて眉を下げる。
他に特徴を思い出そうとして浮かぶのは――あの、虚ろな]
…彼女は、
もしかしたら…クスリを飲まされてた…かもしれない。
[今思えば――…そうなのかもしれない。
あれが…あれが、クスリによるものだったとしたのなら。
何故だろう、それ以上を考えようとすると脳が揺れる心地だった。]
お前さんも派手に動いてて石化とは関係なく
怪我してそうなんだがな…そこは我慢せず言えよ?
ああ…行くならついててやってほしい。
せんせいとやらも、ついでに探しに行ってくれ。
[>>197爺という言葉にはムッとしたように眉を上げてから、
大きな溜め息と共に用事をもう一つ押し付ける。]
体が一つじゃ…足りんな。
――じゃあ、姫さんのことは今は頼んだ。
誰かに薬を打った後は疲れるだろうから休ませるようにな。
[薬を渡すと、また咳が零れる。――…軋む音。
すぐ近くにも聞こえるのに何処が軋んでるのかわからない。
もどかしいような感覚にまた一つ溜め息が出た。]
…行こうか。
[ゲルダとベアトリーチェを、促して。]
えぇ…
[座ったまま、扉を見て]
蛇と石像だらけ。
他の部屋と――比較にならないわ。
[意見を求めるようにブリジットを見ながら]
…中に大事な物がある時って
決まってこんな状態だと思わない?
…それと、
さっきの茨は…――?
ふわっとした大人しい感じです?
綺麗な人はいっぱいいるです、でも大人しい感じは記憶に無いです。
………………。
[イレーネを除いてとはあえて口に出さなかった、
いや、出せなかった……]
クスリ飲んでてなんで、殺されるです?
[副作用の話をむっとした表情のハインリヒから聞きだす。
同時に仕事がもう一つ増えた>>202]
な、るほど副作用です?
そして、僕は丈夫だから平気、です。
それじゃ、行ってくるです。
―3F扉奥―
何か……守ってる、かもしれないわね。
[扉を睨みつけたまま呟く。
入れるだろうか、少しだけ腰を浮かせる。]
…蛇も噛むのでしたかしら
[逡巡。荊について訪ねられれば
少し困ったような顔になる]
…分かりませんわ。…私も、驚きましたもの。
―3F・休憩室―
[休憩室に目当ての人物達は見当たらなかった。
そのままでようと思った時、光を放つものを見つける]
ああ、立ち寄ってよかったです。
[光を放つもの、それは刀だった。
近くに落ちていた鞘と合わせて拾い上げる]
短剣も拾わないとです。
[短剣を探し始めた]
…そう。
それが妥当。
[何かを守っている。同意するように頷いて]
火でも…持って来ましょうか。
[ぽつりと呟いた。焼き払う事に躊躇はない。
困った顔が見えれば、正面を向いて呟く。]
――…ガードシーカー。その可能性は?
私は貴方を視た時、「異質」なものを感じたわ。
もしかして、貴方も何か…投与されたのかもしれないわね。
[短剣を拾い上げた瞬間に三匹の蛇がその姿を現した。
投擲で始末しようかと短剣を抜こうした。
しかし、感情がそれを拒否した。
前回の結果を思い出したのだ……]
逃げ、る、です……。
[感情はお前のせいでイレーネは死んだ。
お前があの混乱を起こしたから彼女は死に至ったのだと容赦なく攻め立ててきた。
そんな感情を振り払おうと別の方向へと走り出した]
●業務連絡●
Dの石像は、ゼルギウスに関するファイルのパスを持っています。
このパスを持ってパソコンでアクセスをすると、
ゼルギウスからの反応が返ってきます。
→つまりゼルギウスと短い会話が可能になります。
そんなに長くアクセスはしないはずなので、ゼルギウスに訊いておきたいことがあれば考えをまとめておくといいかもしれません。なお、すべての質問に答えてくれるとも限りません。全員も無理でしょう。
―図書室―
[奥に向かう前、向けられた、ありがとう、という言葉>>89には、微か、笑んで]
[戻った後に語られた過去は>>90は、静かに聞いた]
……そう、か。
[声に出したのは、短い言葉。
伏した天鵞絨に過る感情は様々で]
……なら、生きろ。
俺も、そのために、生きるから。
[静かな宣。
ヘルムートたちの訪れは、その後の事。
伝えられる話>>78。ヘリと、薬と、そして]
……あいつ、が。
[エーリッヒの事。
天鵞絨が僅か翳る]
……わかった。
俺たちも、行く。
[空白を経て、告げる声はやや掠れていたか]
[どうしよう、と問う、声>>92。
しばしの思案の後]
……研究者、というやつは。
扱う研究にもよるが……希少サンプルの扱いには、気を使う。
[淡々と告げた言葉は、本来の肩書きを知らぬナターリエには唐突か]
ゼルギウスの目的の一環に、俺たちの経過観察があるならば。
病弱悪化による全滅は、最悪の結果だろう。
なら、それを回避するための延命措置を考えるのは自然だ。
……全くリスクがない、とは断言できんし、正直、飼い殺し同然のこの状況は癪だが。
使えるものは、使う。
……生きるために。
[迷いなく言い切った後、微か、笑んで。
行くか、と*促した*]
…――そうね。
蛇が居ると…厄介ですもの。
[そうして、今度こそ立ち上がる。]
“ガードシーカー”…
あの、クスリの一覧に在った?
……――
[自分の手を見る。
視界の端、いばらは白い花を咲かせている。
――異質。]
そう。…そうかもしれないわね。
[投与。クスリ。お父様は、―― …だ]
[後ろをみると追ってくるものは無かった。
ほっと一安心して膝を突いた]
い、きな、り全力疾走はつかれた、です。
何してるんですか、僕は馬鹿です、か。
[乱れた息を整えようとしているとまた別の気配を感じた]
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