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解らない
[口調も声も同じもの。
本人認識をするに十分な情報だったけれど、返したのはその答え。
顔は顰められる。
止まらない涙に、それを怪我のように。
以前してもらった事を返そうと。手を伸ばし軽く撫ぜようとした。]
それもそうだな。
[顔を顰める様子に、微か苦笑を浮かべた。
手が伸びてくるのに気付いて、ジョエルの手まで通り抜けたらと一瞬身体は竦んだ。
けれど、その手が頬に触れたなら感じられる人の手の感触に安心したように、また涙が零れた。]
[ジョエルの手が頬を撫でても、涙は止まらない。
けれど、その顔は先程までの泣き顔でなく。
彼の知る女の顔に戻りつつあった。]
…ありがとう、ジョエル。
充分だ。
[手が離れたら、生前と変わらぬ柔らかな笑顔と共に礼を言った。
自分の手でも顔を拭って一つ鼻をすする。
泣きすぎて鼻と喉の奥が痛い、頭もぼうとしている気がする。
死んでもこういった生理現象は変わらないのか、とどこか冷静な頭で思いながら改めてジョエルを見た。]
でも本人なんだったら、
本人なんだよな?
[感情は不思議だ。
見た事のないパターンが奥深くに隠れている。
オリジナルにも、あったのだろうか。自分には、あるはずもないと思っている。]
泣いてるとこ、はじめてみた
[触れた先、さらに涙があふれてくると、あわてたようにパッと手を引いた。]
あっ ごめんっ
― 第二階層・食堂 ―
[遠慮なくハンバーグとか頼めるのは、殆ど死体を直視していない為。
確定でついたサラダは率先してパトラッシュに持っていったが、無駄な努力となった。ピーマンとニンジンはこっそり残す。
ノブの様子には気づけなかったが。
いいのかと逆に尋ねられると、少しまた間が開いた。]
んー………あのさ。
かーちゃん何で死んだんだっけ?
かーちゃんの葬式とかは覚えてるんだけど、なんで死んだか覚えてねーんだおれ。
[今朝見た朧な夢や、いくつも見た死体がなくした記憶を燻るのか。
忘れてしまった事をいくつか、思い出そうとするように*尋ねた*]
[知る顔に戻りつつある。
やはり彼女はリディアなのだろう。
変わらない笑顔。
ああやっぱり、彼女だ。
一つ息をつく。]
いや、俺は何もしてないし
[礼を言われると首を振り、改めて見られると、なんだろうかとじっと視線を返した。]
死んでいるのにお前を騙す必要など無いだろう。
[本人かと確認されると、苦笑を浮かべたままそう答えた。
慌てたように手を離し謝られると、顔を横に振って。]
違う、お前が悪いんじゃない。
謝らなくて良いんだ。
これは、お前のおかげで安心できたから出てきたんだ。
だからありがとう、なんだ。
[そう言って笑い。
泣いているところを初めて見たと言われたことには、少し気恥ずかしそうな表情に変わった。]
…私だって、人に泣いているところを見られたのは初めてだ。
[視線を返してきたのに気付くと、表情を改めて。]
ジョエル。
…お前、どうしてあんなことを言った?
[心にずっと引っかかっていた問いを投げた。**]
あっ そーか
[騙す必要がないという言葉に、頷いた。
苦笑のままの彼女に、すこしバツが悪そうに、はは…と笑う。
お前が悪いんじゃない、と。
何度も何度も、言ってくれた言葉。安心できる声だ、間違えようがない。
でも、リディアの方からも言われると疑問しか浮かばない。]
安心?
[そのまま口に出てしまう。]
…
[視線を戻したところに、訊ねられる疑問。
ああそうだ
俺は彼女を裏切ったんだった。]
……
[表情が消える。少しだけ視線を下げた。]
俺はねリディア
PMCに、なりたかったんだよ
[至極あっさりと答えた内容は、*許されてはいけないもの*]
だからせめて、
時間稼ぎの手伝いをしようってさ、…思ったんだ
[ピーマンやニンジンをこっそりと残すなら、自分のサラダの分も追加した量をオーフェンの口もへと。
これを食べようとしないときはいつものお仕置きコース野菜オンリーの三日間がはじまることになるだろう]
お前の母さんは…、ロザリーは…
[一度迷った後に、この機に全てを話すことにした]
アナーキー野郎の爆弾で死んだ。
[難しい言葉は理解されなかったかもしれない]
要は爆弾テロってやつだな。たまたまあいつが帰郷しようと居合わせた宇宙船が爆破されたんだ。
もっとも母さんの両親、つまりお前のおじいちゃんとおばあちゃんはそうは思っていないけどな。
[つまりは自分が連合軍の軍人だからその妻が狙われたんだと。
他に食堂にいた人たちにも聞かれることになったが気にした様子はなく]
爆破されたって言っても、ロザリーがいたところは爆発の中心から遠かったから死体は綺麗なものだったよ。信じられないくらいにな。
[母親の遺体については息子も見た記憶はあるだろうか**]
[エリカが隣にいてくれる。
輪の中心から少し外れた位置取り。
食堂につけば手持ちのフリーズドライ食料を食べられるよう封開けて、コーヒーを彼女や必要な人に給仕した]
……………
[ただ、スティーブには近寄らない]
[俯いて、フォークで行儀悪く皿の上の野菜をつついていた**]
─ 第二階層 食堂 ─
キャップの部屋に入るなら俺のカードでも入れるが…居た場所が場所だからな。
リディアが襲われた理由がそれである可能性は否めない。
後はリディアの知識を狙った可能性、だな。
寄生第二段階以上なら、遺伝情報を集めながら知識も身の内に蓄積していく。
食らったものの知識をも糧と出来るなら…その知識が必要だったために襲った可能性もあるな。
[軍人の疑問>>102に仮定の言葉が多いものの、答えを返し]
先も行ったように知識を糧と出来るなら、元々の宿主が手馴れていなくても、食らった相手がその知識を持っていれば活用することは可能だ。
結局のところ、PMCに寄生されている可能性は誰にでも残っている。
[それが面倒な部分だと言いたげに、苦々しく言葉を紡いだ]
キャップ自身が狙い…?
いやしかし………だがまだしっかりと実験したと言う話は聞いていないな…。
PMCが死体も食うと言う話は聞いていない。
だがそれを実験したと言う話も聞いていない。
俺達ヒトも死体を食ってるようなもんだ、特に動物性のものはな。
それを知識として取り入れたとするなら……実行に移した可能性はある。
ただ、死体から遺伝情報と知識を得られるのかどうかまでは……分からん。
だが、ただの餌として捕食するなら、リディアだけで事足りたはずだ。
[だから遺伝情報を得るために死体を食らう可能性は否めないと、軍人>>105>>109や通信士>>107に対して言葉を向ける。
変異体についても可能性が無いとは言えない、と付け加えた]
生物である以上進化するのは自然の摂理だ。
俺達は特に手を加えなくても、進化するものは進化する。
環境に合わせた変化をした可能性は、否めん。
[落ち着かない様子のフランを見ていると、あの時生かしてしまったことが余計に不幸だったかもしれないと考えたりもしてしまう。この先生き残れるにしても、途中殺されることになるにしてもあの様子では地獄なのだろうなと。
他の生き残った者達に関しては表面上はそれなりに落ち着いているようにも見える。自分の息子がまだずっとおびえてばかりじゃないのは救いだった]
リディアの知識…機械関係か。クローディアさんのこととあわせると、向こうも今の状況をなんとかしようとしてるのかもな。
完全な擬態っていうくらいだから見た目だけじゃないんだろうが、知識までってなるとそっくりそのままのコピーになっちまうのかね…
[加えて新たな技能や知識技術までそこに追加されていくとなればやっかいなことこの上ない]
早めに退治しないと手がつけられなくなる可能性もでてくるか?
[確かな知識と技術をもち、行動に移す力も持ち、姿までもを変える相手と戦うことなどあまり考えたくはない]
[環境に合わせた変化という話を聞くと少し冗談交じりに]
いっそ、知識とかつけていって仲良くしようぜって向こうがなってくれれば楽なんだけどな。
[人間の行動は本能にだけはよらない、理性があるから。
同じことがPMCに起きのかは疑問を残すことになるだろうが]
俺も行く。
[スティーヴが向かうのはきっと食事も、オーフェンとの会話も終えた後で自分もそれについていこうとした**]
[>>+53ばつが悪そうに笑うジョエルに、だろう?と笑いかけ。
不思議そうにこちらの言葉を繰り返した彼にこくと頷いた。]
そうだ。
…これを見ろ。
[言うなり、親子の傍に歩み寄って食事中の少年の頭に手を伸ばす。
が、その手は子供の柔らかな髪に触れることなく透り抜けた。]
こんな風に、誰かに触れようとしても私の手は透り抜けてしまう。
無論、触れないのは人だけではない。
何も触れなくなってしまった。
でも、お前は触ることが出来る。
お前が私に触れてくれたことが、本当に安心できたんだ。
[そう言って微笑むと、ジョエルの頬に手を伸ばし。
温もりは感じられないが掌にしっかりと伝わる感触に、安堵の息を零して手を下ろした。]
…そうか。
[こちらの疑問に対する答えは思いもよらないもの。
恐らくは、人工生命体としては許されない理由。
けれど、答えを聞いた女は安堵したような表情を浮かべ。
それを微かな苦笑に変えて、ジョエルを見上げた。]
しかし、お前が真っ先に死んではそれは叶わないのではないか?
PMCに未知の力があるかどうかは知らないが、死んだ者を生き返らせることなど出来ないだろうし。
[お前は詰めが甘いな、と苦笑しながら手を伸ばし。
背伸びをして届いた頭を軽くなでた。**]
…
[安堵の表情の理由が解らず眉を寄せたけれど、]
…そーか
壊れなかったら、なれる可能性、あったのか
[詰めが悪いと苦笑をされ、撫でられると、はは、とゆるく苦笑を返した。]
でもPMCが俺についたとしても、
それはPMCであって、俺じゃない
[実際どうだったのだろうか。
もし”俺”に成り代わる事で、オリジナルへと近づけるのなら。
”俺”は本当に、ただの失敗作だ。]
…
[またよくわからない何かがあふれそうになるけれど、撫でる手が優しかったので、やっぱり苦笑を浮かべてしまう。]
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