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とりあえず、ここは旦那にあやかるかネ。
秘密ってのは、過ぎると良くない……だったっけ?
[主を待つ間、何をするか、考え出た結論はそれ。
自ら殺した男の言葉を思い出し、口の端を上げた。
主の勧めに、自身は簡単に手と顔を洗うだけに留めると、伴い広間へと向かう。]
―広間―
[どこか憔悴したようにも見えるフォルカーを見つければ、頭を撫でた。]
悪いな、ほったらかしで。師匠は忙しいや。男手、もう2つしかないし。
[そう軽口を叩きながら、暫くは頭を撫でていた。]
…お嬢、フォルカーのこと頼んでいい?
[暫くしてからそう頼み、自分は遺体を運ぶ為と称してエルザを*探すだろう*]
[フォルカーは人である事を知っている。
女の中でそれは疑いようもない事実であるから
何があろうと女があの少女に危害を加える事はない。
蒼花であるゲルダもまた候補からは外れる。
その花の存在を知り言葉を聞いたから。
彼女が誰かを庇う為に此方に刃を向けるなら
それさえも女は抗わずにそれを受け入れるだろう。
支えることが出来なかった双花への罪滅ぼしの為に。
疑いが向かぬあと一人はブリジット。
真っ先にゲルダのことを案じた彼女。
彼女が何者か知ると考えれば蒼花が健在なのは不自然。
対たる存在であるゼルギウスを庇おうとしたのも大きな要因。
女に疑える者は少なくある。
信じられる存在を生かす為に自分が出来る事は何か。
如何すれば良いのか、未だ、答えは出ない**]
[アーベルが一緒にいたので、ブリジットを殺しにいくことはためらわれた。
アーベルにだけは嫌われたくもなかったから。
アーベルから頭を撫でられると、わずかながらその表情に感情の兆しは見せるが、
続いた言葉を聞く頃には元の様子に]
大事なもの、優先だろうし…
[ぽつりと言葉を漏らしてから、ブリジットに任せようとするのには]
いい、殺す相手、探してくる…
[二人に告げた言葉は変わらぬ調子のままに。
怪我の具合はもういいのか、それとも感じるものが鈍っていたためか、しっかりとした足取りで広間を後にしようと席を*立った*]
― →二階廊下―
[まだ誰も広間に居ない内にオレはリネン室からシーツを、更に掃除道具を持って二階へと向かう。
腕の中には相変わらず白い塊。
色んなものを持つことになったから、シーツの上に乗せる形になったけどな。
シーツを取りに行ったその時はまだアーベルは火を熾していたのか、浴室の前には居なかった]
持ってきた。
ライヒアルトから運ぶから、離れてて。
[ゲルダとナターリエの話が粗方終わった後。
オレは二人の傍に歩み寄って、どちらかにミーレを手渡した。
コイツ抱えてたら何にも出来ないからな。
オレはライヒアルトの横にシーツを広げてその上にライヒアルトを横たえる。
作業の間はずっと無言。
包み終えると、ナターリエの方に翡翠を向けた]
どこに運べば良い?
[問いは簡潔。
ライヒアルトの部屋へと言われたなら、シーツに包まれたライヒアルト抱え上げて部屋と運んだ。
扉はまぁ、開けてもらうことになったけど]
―ライヒアルトの部屋―
[抱えたライヒアルトをベッドへと寝かせる。
後ろからナターリエとゲルダも部屋に入って来ただろうか]
んじゃ、オレはゼルギウスも運んでくるから。
手伝いは良いよ、掃除もオレがやる。
[ゲルダに血を触れさせまいと、オレはそう言って部屋の扉へと向かって行った。
その思いはエーリッヒの時も見せていたから、ゲルダには伝わったと思う]
― →二階廊下―
[三人でライヒアルトの部屋に居た間にフォルカーが廊下を通って階下へ下りたらしいが、そんなこと気付くはずもなく。
オレは廊下に戻って今度はゼルギウスをシーツに包み始めた]
あーあ、もうだいぶ固まっちまってるな…。
[呟きは床についた汚れを見てのもの。
掃除しても無駄かもしれない。
そんなことを思いながら、オレは作業を続ける。
……あ、でもオレ、ゼルギウスの部屋も*知らねぇぞ*]
わかった。エーリを悲しませたいわけでも、クレム兄に怒られたいわけでもないから。
もう言わないよ。
[ゆるく頭を左右に振った。>>+78
思わないと言い切るには問題の根は深く。
覚醒する前から自信のあった耳には、寂しげな声も届いてしまうから。>>86]
あやまらないで。
[呟く声は向こうまで届くことがない。
目先に惑わされて動いたことが悔しい。結果殺されたからではなく、彼女の心に深すぎる傷を残してきてしまった]
どうしてまぁ、意思の固いのが多いんだか。
[あまり人のことを言えませんよね。多分。]
…俺はもっと信用しろとは言っても、許さないほど心は狭くないよ。
[でも、割と家族のことになったり、体調に関しては狭いですよね?]
でも、祈れないんだ。
[聲はもう遠いのに、その死も積極的には願うことが出来なくて。
獣の姿から戻れない理由の3つ目だろうか]
きっと大切に食べるよ。……ルなら。
どうするのが正しかったのか。
こうなってもまだ分からない。
[誰かの声が聞こえて呟いた。>>+81
これだけ人数が減って、もう一人も流石に残る花が誰かは推測できたよう。それを理由に躊躇うことはなさそうだけれど。
前向きなのに、諦めているような言い方もしていたから。その結末がどうなるか、墜ちた獣にも分からない]
……似たんだ。きっと。
[>>+83それは他の人を指す意味が大きかったかもしれないが。
自分についてなら、兄のせいにするつもりはないけれど、影響皆無でもないだろう。姉のようだった人を見ていればそう感じたし、エーリも親しいのだからきっとそうじゃないかと思う]
…そう、か。
まぁ、家族だしなぁ。
[ゼルギウスは、おそらく母親の影響が大きいだろう。
世話焼きをこじらせた感も否めないが。]
―二階廊下―
――聞いてあげられなくて、ごめんね。
[伝えられたら>>84。そう言われても、自分は人に漏らさなかった。言わないようにしようと決めていた。
自分が死んでしまったら――それを考えてブリジットに願っただけ。
それも彼女の負担などは何も考えていない、自分勝手な願いだ]
最初から、覚悟はしていたのだろう?
僕らが痛みを感じることを望むのは、人にとってよくないものだって。
…選んだのが自分なのだから、確かに言うことではないね。
[それは己にあてた言葉でもあり。
しかし続けられる言葉には、そっと笑った。
朱花――クレメンスのことを聞いて、ほっとしたように]
うん。生きていたら痛かったかもしれないけれどね。
きっと、そうだったと思うよ。
[エルゼリートが戻ってくると、言われた言葉にうんと頷いて。
ミーレは自分から手を出すことはしなかった。ナターリエが持たないのなら、抱えることも嫌ではないけれど]
エルは、どうしてそんなに僕の手伝いを嫌うの。
[エーリッヒのときもだったけれど、文句の一つは口をつく。
それでもきっと、手伝わせてはくれないのだろうと諦めの溜息を吐いて]
それじゃあ、飲み物でも作っておくよ。
ナターリエも、あとで下においでね。
[それでも思い返せば、そろそろ蜂蜜もなくなるころだろう。
砂糖や、他のものも持っていく為に一度部屋に戻り、鞄の中から調味料を取り出す。
奥に入っている銀のナイフに手は伸ばしかけたけれど、それは止まった。首を振って戻し、代わりに、自分は使わないポーチにいれた鮮やかな花のブローチを持つ。
小さな紙袋に移すと、すぐに部屋を出た。エルゼリートがまだ片付けているようなら、声はかけて、階下へと]
― →広間→外 ―
[降りてくると、隅のほうにフォルカーが、そしてアーベルとブリジットが居た。
机に紙の袋を置いて、]
墓参りに行ってこようかと思ってね。はじめて、だけど。
……内緒にしておいて。心配かけるから。
[袋の中から、黄色の花のブローチだけを取り出した。
痛みはやはり今もあって、それだから周りの様子もあまり気にすることはできず、外へと向かう**]
……ひかり。
[小さな声で、ぽつり、呟く]
うん。
いたくなくて。
さびしくないと。
いい、ね。
[痛みを覚えずに終わる事はできないだろう、と。
夜闇の猫を構築する、青年の意識はそう、思う。
けれど、少年が口にするのは、そこを越えた思い]
―広間―
[フォルカーが、壊れたように殺しに行くと言えば、離れる前に一度手を掴んだ。]
おーい、そんな殺気だらけじゃ、できる事も出来なくなるでしょ。
ちっとは落ち着きなさい。
[そう宥めるように止めるが、きいただろうか。]
それにね、お前の事も大事よ?俺は。
[軽く笑みを浮かべながらそう告げる。
それでも振り切られれば、後は追わない。ブリジットは追ったかもしれないが。
ともあれゲルダが来たのは、まだフォルカーを引き止められていた時だった。]
墓参り、って…墓地は
[そう言いかけて、ようやく思い出した。8年前の事を。
合点がいったように群青は穏やかに細まった。そこには気づかいの色が浮かぶだろう。]
気をつけてネ。ほんと。
[それだけ言って、見送った。
こんどは約束を承諾しなかった]
…オレが嫌だから。
[ライヒアルトの部屋を出る前。
ゲルダの文句>>100へ返したのは、ナイフを捨てに行く前にゲルダに言われたのと同じもの。
理由は言わない。
どう言う意味に取られたかは知らないけど、オレはゲルダに手伝いをさせることなく廊下に出た。
ゼルギウスを包む作業をして居る間にゲルダに声をかけられると、生返事にも似た声を返してオレは作業を続行していた]
―二階―
[それから、手伝ってくると二階へ上がる。
エルザはゼルギウスをシーツにくるんだまま、部屋が分からず困っていただろうか。
なんにせよ近づいて、ゼルギウスの部屋を伝え、遺体を運んだ。
ゼルギウスを運び終えて、一息ついた所で切り出した。]
ところで兄さんさ、ゲルダの姉さんが、蒼花の持ち主って、知ってた?
[ひょっとしたら既に知っているかもしれない。
どうかな?と少し首を傾げて問いかけた。]
[撫でられると、やはり、翠は嬉しげに。
夜闇の翠も、嬉しそうに細められた。
紗の向こうの──現世の様子は、ぼんやりと見えるだけ。
二対の翠は、そこで起こる事をただ、見るだけしかできない]
[飴色を弾く手は今はなく、飴色に触れる事も叶わず。
>>+85小さな歌声のその歌詞を口にはする気になれない。
>>+87兄の言葉にはまた金色が潤みかけ、今度は瞼を伏せて堪えようとした。滲むのは止まらなくても、零すまではしなかったと思う。
少年の希望を願う言葉には、夜闇と同じを予測するから何も言えず。順番で頭を撫でられてしまうとまた、くぅと喉が鳴った。
残っている人達は、ひとりで、ひとりなのに。
金色は半ば伏せられ、耳がその分もピクピクと動いていた]
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