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―廃墟街―
彼女の言っていたとおり、…本当に広いな。
[森を出て歩くことしばし。
困り顔で辺りを見回す]
拠点が作れるのなら、それに越したことはないが。
[数多くのビルや住居、店舗から、より良いものを見つけるために四苦八苦]
―廃墟―
[廃墟まで戻って異様な気配に気付く。
とてもよく馴染んだ気配]
んー?今日はもう動きはねぇと思ったんだけどなぁ?
[首を傾げて気配の元を探る]
とりあえず様子見ておくに越したことはねぇわな。
巻き込まれても面白くねぇし。
[いつもの緊張感のない口調で呟いて場所を移動する。
いつもと変わらぬへらりとした笑顔のまま、風の速さで]
さすがは、『月』と言うべきか。
……それとも、不定にして可変なる『影』らしい、と言うべきかしら?
[くすくすと、笑う声が上がる。
余裕が崩れないのははったりか、それとも他に理由があるのかは、笑みからは察する事はできず。
それでも、その笑みはゆらりと揺らめく影に、す、と消える]
……そこまでしていただけて光栄、と言うべきかしら。
だからと言って、容易く落ちる気がないのは、再三申し上げている通り。
[僅かに紅を帯びた、銀の刃が上がる。
その周囲に、真紅の陽炎の如きものが、ふわりと揺らめきたった。
もう一つの気配の存在には、気づいているのか、いないのか。
否、気づいていたとしても、その意識は眼前に集中しているのだけれど]
……んん?
[耳に届いた声に、くるりと振り返る。
目に入った姿。
飴色が幾度か瞬いた]
……わー、違う意味での苦手系と遭遇したかも?
[おどけたような口調で言う。
それでも、声には棘らしきものはない]
ええと……『聖騎士』さんだっけ?
[ゆる、と首を傾げつつ、カードの伝える情報を思い返して問いを投げた。
仕種にあわせ、古びたロザリオが微かに揺れる]
ふむ。どうやらそのようで、単に争いに吸い寄せられているだけかもしれませんがね〜
[それは自分やリディアも類するし、他のものも集まるかもしれないが]
では、せっかくの機会ですしいってみましょっかね〜。
[そういって、リディアも了承するなら争いの気配がするところ…そしてそれを見物するための場所を探し移動する]
カードは使っとりゃせんよ。
言うたじゃろう、『ワシん奥の手』じゃて。
[仮面の奥でにぃと口端が持ち上がった]
そん余裕ばいつまで続くじゃろな。
こん姿ばなったワシにゃ、攻撃は効かん。
[その代わり、攻撃が出来なくなるのだが。それは口にせず、男の輪郭の揺らめきは大きくなる]
影技(かげわざ)が奥義、人影一体。
推して参る。
[その言葉と共に、男の身体は溶け、漆黒の闇の如くクローディアの眼前へと広がった]
「おっしゃ、ええどー。
目標はそん角から顔出して真っすぐん位置じゃ」
[広げた影はブラウンの射線をも塞ぐ。故にその位置を伝え、仕掛けると同時にその部分だけ、影の解除を試みる。尤も、高威力の攻撃なのであれば、影諸共突破し目標へ届くことになるだろう]
[風に乗って走り、気流に乗って少し高いところに上がる。飛べるわけではない、身軽なだけ。
辿り着いたのはそう高くない屋根の上]
っと。
なんだぁ?
[近くのビルの屋上に人影を見つけ、それが知った顔である事に少し驚いて]
今日は違うお相手かぁ?
なかなか隅に置けないねぇ。
[どうしてそういう方向に行くのかが謎である]
[棘の無い台詞の内容に朽葉色も瞬く]
…なるほど、直接文句言いに行ったのもいるのか。
[苦く笑って、それから頷いた]
間違いないですよ。
『雷鳴天使』のエリカ、だったかな?
少なくとも俺は、『天使』を特別に思ってるわけじゃないから。
[こんなナリだけど。
そう言って右手で胸元を押さえる]
[ロザリオの無い砂色の衣の裾が風に弄られた]
―廃墟・ビル内―
…どなたか先客がいらっしゃるのかしら?
いらっしゃった、の可能性もありますけれど…。
[溜まった埃が幾分斑なのを見てとり、ぽつ、と呟く。
靴音をたて階段を上った先、未だ無口な男の影はあっただろうか]
[激しくぶつかりあう音でもない、ただ闘気が相手を食い合うようなぶつかり合いの気配。その位置が近くなり、掴んだところで、近くのビルに入る]
―廃墟ビル二階―
こんな場所でいいでしょっかねぇ。…おや?あれは…クローディアさんに、ケイジさんですねぇ。いやはや
[窓から覗きみた光景には少々驚いたように呟き、さすがに気になったのか。気配を絶ち、注意深く窓から覗き込む。リディアもいたならば同じように気配を消すだろうか]
[しかし、気配を消してても、肉まん(ほかほか)をまたしてもどっかからか出して食べていたらある意味見た目は台無しであるが、それを気にせず、リディアにも食べます?と聞いたりする]
了解。
[ただ、言葉少なに答え。
曲がり角から身体を出し、一直線に目標に向かって走っていく。
前もって言われていた、巻き込んでも良い、と言う言葉に、射線に入られる事も気付いていたのか…影が見えてもそのまま左腕を引いて]
高速歯車駆動《ハイスピードギアワークス》。
[左腕の内部構造の歯車を高速回転させ、本来以上の力を拳に伝導させる。
影と重なる時、自身の身体の捻りと加速力で左腕を前に突き出し…
影諸共、クローディアを吹き飛ばそうと。
一見、シンプルな"突き"を繰り出した]
んー、屋根の上じゃ魚は焼けねぇなぁ。
[少し場違いな心配をして辺りを見渡す]
……なんだぁ?こりゃ…普通の気配と違うんじゃね?
[恐らくは向こうの人影も同じ気配を察しているのだろう。
だが男のいる位置からはそれが何かを把握できずに]
何が起こってんだ?これ。
……。
[色々な部屋を調査しているとき、聞こえるのは足音。
そして、それはまっすぐにこちらへと向かってくる]
……。
[煙を大きく吐き出しながら、さてどうしたものかと思案したが、自身の足跡、そして、煙草を吸いながら移動している以上、此処に誰かがいるというのは余程愚鈍なものでない限り知られている情報である。
下手な先手を取られるよりも、先に姿を見せておいたほうが、まだマシであろうことを考えると、警戒を解かないよう、足音の主から10メートル以上離れた場所に姿を現した]
……。
[いつでも攻撃、防御の姿勢が取れるようにしながら、そこに現れた女性の姿を見て───少しだけ目を見張った]
……お嬢さん、か。
[カードの力は使われていない。
それは、言われるまでもなく、『わかる事』]
……それ故に、厄介なのですよ、ね……。
困りましたわねぇ……今回は、他の力は封じてしまっていますし……。
[本気で困っているのかどうかすら危うい口調で呟きながら。
それでも、広がる影へ向けて銀を振るおうとするが]
……っ!?
[背後から近づく気配。
気づくのが遅れれば、対処も遅れる]
本当に、『跳ねモノ』の多いっ……。
[呆れたような言葉は、場にいたものに届くかどうか。
繰り出された突きは、その狙い通りに星詠みを捉えた]
うん、結構いたねぇ。
[さらり、と肯定しつつ頷きを返す。
もっとも、その『文句』は一切取り合わなかったのは言うまでもないのだが]
うん、間違ってないよ。
まあ、特別に思ってたら、こんな呑気に話したりはしない、かな?
[くすり、と笑みを覗かせ。
それから、緩く首を傾げて]
で、と。
ここに上がってきたのは、騒動にひかれて、かな?
―ビル内―
…申し訳ありません。
驚かせてしまいましたか?
[眼を見開いたそれに、聡く首を傾げて微笑む]
まぁ、この場所には似合わない格好ですものね。
貴方の言うとおり、お嬢さん…マドモアゼルには違いありませんし。
[紅のドレスの裾を摘み、ついでに飾りの生花に触れながら一礼を]
ですが、どうせならば、名前で呼んで頂けますか?
リディア、と。
[仮に銀が男の身──影を捉えたとして、影は影故に傷付くことなく漂うのみ。けれどその前に後方より加速してきたブラウンの一撃が影から突き出て。違わずクローディアを捉える]
むぁっ、分かっとってもちょいビビるのぅ。
[自分の身体から突き出るような感覚故に、致し方ないことだろう。そんな間抜けな感想を漏らしつつ、影と化した男は仮面越しにクローディアを見やった。ちなみに広がった影の上方に狐の仮面だけが漂っていたり]
ルールは破るためにあるようなもんやなかとね?
[聞こえた呆れるような言葉にはそんな言葉を向けた。そうしてから徐々に影は収縮し、再び男の姿へと容を戻す]
[星詠みを捉えると同時に]
強化電流放出機構《ハイディスチャージ》。
[高速歯車駆動で強化された電流放出機構を発動させ、拳に電流を纏わせる。
ズバンッ。
弾けるような音と強い閃光と共に腕を振り抜いた]
…ちと、やりすぎたかね。
[ぶしゅうっ、と音と共に、コートの左袖から白い煙が吐き出され。
右手で頭を掻く]
ほんっと、融通利かないからなあ。
…ごめんなさい、気分良くなかったでしょう?
[眉尻を僅か下げ、少しだけ首を傾げて。
表情には苦いものが残るまま]
記憶違いじゃなくて良かった。
知ってるかもだけど改めて、聖騎士のマイルズです。
[呑気に、との台詞には薄らとした笑みだけを返す。
無言は肯定。険の無い笑みもソレを伝えて]
ええ、闘いの気配がしたから。
気の早い人もいるものだなって。
……。
[その出で立ちのみならず、どうやら中身のほうもお嬢さんなようで、思わず、男は頭をぽりぽりとかいた。
正直、このようなタイプは自分の生きる場所には存在していないので、どういう反応をすればよいか、少しだけ戸惑った]
……。
[ゆっくりと、煙を吐き出し、自分の中の戸惑いを消化させてから、口を開いた]
……死にたくなければ、帰れ。
此処は、お嬢さんがいるような場所じゃない。
[非常に珍しいほどに長い言葉を、彼女へと投げかけた]
おっふぉ、なんちゅー威力じゃ。
[ブラウンの追撃についついそんな声を漏らす]
まぁこん程度で死ぬよなタマやなか。
カードも無事じゃろて。
[心配する点がどこかずれている。容が完全に戻ると、ブラウンのポケットに居た小猿がぴょいと飛び出し、男の肩へと。小猿の輪郭もいつもの状態に戻っている]
[走る雷撃。
与えられる痛みは、如何程か。
しかし、星詠みの笑みは絶える事無く。
腕が振りぬかれると、よろめきながら、二人との間に距離を取る]
……さすがに、効きましたわ。
死ねない、というのは、こんな時ひたすら厄介ですね。
気絶もできやしない。
[は、と一つ息を吐く。
これ以上、動く余力がないのは、一目瞭然か]
……ルールを遵守するものがいなければ、破るのも面白くないのではなくて?
[影にこんな言葉を返しつつ、手から銀をすべり落とす。
地に落ちたそれは死神を描いたカードとなり、その上に、『スター』のカードがひらり、と落ちた]
……まったく……型破り、です、ねぇ……。
[声はやはり、楽しげなまま]
ふむ…確か『デス』の持ち主とは最後ではなかったですかねぇ〜
と、そんなことよりもあれはどんな仕掛けですかねぇ。
[決まりごとめいたものはそんなことよりもで済まされる
影が広がり、収束する様子。クローディア相手に攻撃をした光景を逐一見てる。二対一もあってか、決着はついたようだ。これ以上見るものもないだろう]
さぁて。そろそろ終わりそうですし、さっさと退きますかね
[なんて、リディアを伴ってかは知らないが、戦地より逆向きの方向へ歩き、窓伝いに移動して離れる]
そりゃ、特注だからなぁ。
身体改造する費用を借りようとする輩も多いからな。踏み倒されたんじゃ話にならん。
[声のする方へと顔を向けて]
…まだ立てるのか。
死なない、気絶しないってぇのは…半ば拷問だねぇ。
[やりすぎって事はなかったらしい。
そう分かると頭を掻きつつ]
ちっちゃな身体におっきなパワー、ってな。
俺からすりゃ、お前さん方の方がずっと型破りだけどねぇ。
[ゆっくりと腕を下ろすと、狐面の方へと視線を向ける]
気分は良くなかったけど、まあ、別の手合いに比べれば大した事ないし。
っていうか、そもそも、『聖騎士』さんが謝るところじゃなくない、それ?
[苦いものを帯びた言葉に、ごく軽い口調で返す。
声は、僅かに呆れを帯びて]
間違ってたら、どーするつもりだったんだろ。
ん、まあ、この場でよろしく、っていうのもなんだけど、一応よろしく、ね。
[無言の肯定には、くすり、と笑みをもらし。
それから、飴色を気配を感じる方へと向ける]
気が早いよねぇ、確かに。
……にしても、なんだか、規模が大きいような気がするんだけど……。
[詳細を知る術はなくとも、その辺りは野生の勘が働くらしい]
[状況を把握するために低い屋根伝いに移動して。
見えるのは銀の]
……は?気配の主、って、あれ、かぁ?
いや、あれに挑むのは……
[『デス』のマスターが二枚目のカードを持ったことは知っていた。つまり彼女に挑んだものがいたということで]
……そういうのって、ありな訳?
[単純に狙っていた獲物をとられた、というだけの心境ではあるが]
―ビル内―
[紫煙のみが埋める沈黙の中、紫紺の瞳は細まって。
穏やかな笑みは、相手の仕種をはかるよう]
…あら。
[くす、と、小さな声をたてて笑った。
ブーツの固い底を鳴らし、一切臆せず近寄っていく]
案外にお優しいんですのね。
心配してくださるの?
そちらのお名前を伺っても宜しいかしら。
[紡ぐ声も、変わらず穏やかで、眼差しは上目遣いに]
かかか、おまはんもワシと似たようなもんか。
根本は違うようじゃが。
[己は影の変異種。その特徴から死ぬことは無いが、『人格』がある限りは人と変わらぬため気絶はする]
他が遵守するけぇ、ワシが破るんじゃ。
[クローディアの言葉にけらけらと笑いを返した。動けぬクローディアをしばし見、地に落ちる二枚のカードへと視線を移す]
褒め言葉と思うておくけぇ。
何もかもおんなじっちゅーんは詰まらんき。
[言いながらカードに近付き、二枚を拾い上げる。『デス』と『スター』のカード。そのうち、『スター』のカードは男の手から逃れ、ブラウンの下へと]
独り占めはあかんとよ。
[逃げられた、なんて言いながら、笑う気配をブラウンに向けた]
―回想―
ああ、星詠みのおねーさんも。
お話したことないなー。
[ぽりぽりと頬をかく]
ん、そですね。
どーせなら見物しておきたいです。
[こくこくと頷きディーノの後に続いた]
―廃墟ビル二階―
なるほど、ここなら特等席。
わ、いいんですかー。
[獣のように気配を押さえながら窓の傍に寄る。
ほかほかまんじゅうもありがたくいただいてもぐもぐしながら戦局を見つめていた]
そん腕でがっちり捕まえるっちゅーこっちゃな。
そげな腕に捕まってもうたら逃げられんのぅ。
さぁてブラウン。
カードの移動は他ん奴らにも知れる。
狙われやすいっちゅーんは肝ん命じときぃ。
[事実か冗談か分からぬ様相で言い、また笑い声を上げる]
なにか理由でもあるんですかねー。
どちらにしても手強そう。
ま、手強くなさそな人なんてもういないでしょうけど。
[いつもより空色を細めて答え]
んー、覗き見を怒られても困りますしね。
消えとくのが一番かな。
[僅かな足がかりだけを伝ってその場を後にした]
体験してみます?
……完全に『食わせれば』、それで事足りますわ。
[ブラウンの言葉に、さらりとこんな事を言って。
視線は、改めて『影』へと]
……それでは、しばし、その『呪い』を託させていただきましょうかしら。
ふふ、『魂の檻』に囚われる側になるなど、いつ以来かしら……?
[二枚のカードが二人の男の手に渡る様子を見やりつつ、楽しげに呟く。
その声が大気に溶けると同時に、その目が閉じられ──]
一応、所属は同じだから。
自分のトコが犯した非礼なら謝るべきかなって。
[朽葉色はゆるりと細められる。
呆れたような声音にまた苦く笑った]
間違ってたらごめんなさいするしかないかな。
こちらこそ、どうぞよろしく。
[胸元に手を当て、僅かに頭を垂れての一礼]
[そうして朽葉色は飴色を追って、戦場へ]
気配の数が多いですね。
三つ巴か…一対二か、どちらかかな。
[揺らぐ気配、声までは聞こえない。今いる位置からでは僅かに銀が動くのが見えただけ。
だけど]
………終わり、か?
[懐の「運命の輪」がそれを伝えてくる。『デス』の所有者が変わったことを]
[狐面が星詠みに言う言葉に軽く眉をひそめるが、男に分かるよしもない]
…『スター』、ねぇ。
何の因果なんだか。
[投げやられたカードを拾い上げると]
ま、貰っておくさ。
どうやら、俺の願いはあの様子じゃあ届かない様だし…
何より、叶えようとするとお前さんとも一戦交えないとならんようだ。
[なら、貰える物は貰っておいた方が良い、と中指で眼鏡を直しつつ]
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