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[ライヒアルトが食事をしている間に少しうとうとしていて、彼が書類を調べる頃には熟睡していた。やっぱり眠りは安らかでなく、眉間にシワなど刻んでいた。
はっと目が覚め、ライヒアルトが待っててくれたらしい事に気づく。バツが悪そうに笑って。鞄を返すように言われれば、蒼い目がなんとも言えないくらい緩んだ。唇も笑みを浮かべ、
なんと言うか、企んでる笑み全開。
本人も気づいたか、鞄をライヒアルトに渡し、背を見せ表情を整える。]
とりあえず、廊下に行こ。人の気配もするし。
[廊下に出て、気配がする向かいの部屋で着替えが見つかった事を聞けたか、自分達で見つけたか。]
あたしは別に興味ないけど、ライヒは。
[ライヒアルトが興味がないと言うなら他の部屋の探索へ。彼が服を探したいと言うなら、彼の私服姿が見れるかもと興味深い顔で待つだろう*]
―大広間―
[イレーネたちが二階へ行き、数人の手により老人が医務室に運ばれるのを見守り、やがて緑の髪の女性が二階から戻り衣服の事を告げた。]
…
[水色の寝間着はやや肌寒い。
ただ、聞けなかった「クスリ」の事を考えてはいた。
ぽつり、壁に背をつけたまま呟いた。]
チカラ…、空に癒しの星が煌めいているわ。
特別なものではなく、皆に与えられたチカラ。
―医務室―
[カルメンを連れて、医務室に戻ってくる。
きっと眠っている老人に驚くだろうと思ったので、先にその老人のことは伝えるだろう。]
カプセルよりはこっちで休んでたほうがいい。
[そして、ベッドに彼女を下ろして……。]
二階にあがれば服があるらしい。
自分で見るのが一番だと思うが…。
その時は呼んでくれればいい。
[そして、医務室にいる面々を*見回した。*]
―厨房―
[囁く声がした。眠りに落ちていた身体はそれを夢へと乗せる]
……。ママ。
[弟に手伝って貰って、初めて木の上に登った。遠くの景色のことを言う弟に対し、少女は風の冷たさを感じていた。
地上より少し強めに吹く風が、金糸をなぶる。
そのまま眠ってしまって、母親に怒られたのは夕刻になってから。
声の主が去って、ぴくりと肩が揺れる。
誰もいない空間で意識を覚醒させる。その静けさに少しだけ、泣きたくなった]
…、食事はまだよ。
残り物で構わなかったから…
[見たからに食は細そうだろうが、実際もその通りで
ウィンクが飛んでくれば、ふ、と口元だけ緩めて]
…お願いするわ。
そのおたまも
[そう伝える。
彼の顔を見つめるのは首を見ないようにするため。
上がった数値は自分だけではない。]
病は癒しより早いのでしょう…
だけど、諦めはいけないものね。
[向こうに行けば誰かいるのだろう。そう思っても立ち上がれずに]
病気が治ったら、どうなるのかな。
[ここから出て、どこに行くのだろう、わいた疑問。ううん、と俯いて考えないように努めた。鞄の生地に染みこんだ匂いは、もうかすかに残る程度で、名残惜しそうに*顔を埋めた*]
あ、だいじょぶだいじょぶ。片付けとくからねー?
怪我とかしたらたいへんたいへん。
[謝るブリジットに笑みを返すと、手際よく床を片付ける。
なんだかんだ言って、お仕事は手に染み付いてるのか、と思った。]
ありゃ、風邪ひいちゃうよ?
[眠ってる少女に気がついて、背中をぽんぽん。
別れるとき弟は、丁度この位の歳だったかもしれない。]
では、少々お待ちくださいませ。お嬢様。
[茶目っ気を乗せて、どこかの執事かウェイターか、
そんな言葉と仕草を見せる。
顔を注視されてることはなんとなく気がつくが、
その理由までは分からず、ん?と疑問が乗る微笑。]
僕は、貴女に食事を届けたら、
あのご老人に会いに行こうと思います。
少し聴きたいことがあるんです。
[医者の卵である青年が気になっていたのは『クスリ』のこと。
シチューを飲み干すと、では、行って来ますね、
といい置いて、向かうのは厨房。]
…、…ふ
[紳士を装った口振りに、不意をつかれたように笑みが零れた。
細い指を口元に当てて、瞳を細めた。黒髪がさらりと揺れた。]
…そぅ。
私も行っていいかしら?
[老人がまだ会話ができるか解らないけれど、と思いながら。
エーリッヒに自分が得た情報と、ベアとリーチェ達が話していた事を伝えただろう。]
服は…、その後ね。
―― 回想・冷凍睡眠施設 ――
[食事の誘いに、帰ってきたのは曖昧な反応だけ]
ほんのすこいでも、何かお腹に入れたがいいですよ。
とりあえず、これだけ置いてきて、しまいます
[鞄を掲げて、見せた。
カプセルに戻ろうとしたときに、ダーヴィッドから声をかけられて]
あ、はい。らいじょうぶです。
お気遣い、ありがとうございます。
[そうして、彼らが連れ立って医務室に向かうのを、見た。
手伝おうかと思ったけれど、くらりと幽かに眩暈がして。
気がつかれないよう、そっと踵をかえした]
[ヘルムートには、会釈をするだけの余裕しかなかった。
自分のカプセルに座り込むと、小さく深呼吸をする。
頭痛が引くのを待って、抱えていた鞄を開けることにした]
…………。
[外見は無事だったけれど、中身はかなり荒らされていた。
しょうがないとは思いながら、小さくため息をつく。
残っていたのは、紐でくくられた2冊の小さな本]
[1冊目は、リルケの詩集。
表題の文字をそっと手でなぞって、目を細めた]
良かった。でも、私、2冊も入れましたっけ……?
[もう1冊を確認するために、それをひっくり返す。
目に入る、その題字は]
………コルチャック先生の、伝記………
[声がかすれる。ひどい吐き気がこみ上げてきた。
本を投げ出すと、口元を軽く抑えて洗面所に向かう。
冷凍睡眠装置に入る前、絶食措置が取られていたからきっと何ももどすものはないけれど**]
毛布かなんか持ってきたほうがいいかなぁ?
[幼子の背中を撫でながら、
入ってきたエーリィには人差し指を口の前にたてて、静かにするようにとの仕草。]
[星詠の女性を笑わすことができた青年は、
涼しい顔でしたり顔。]
ええ、それは構いませんよ。
情報提供、ありがとうございます。
[申し出に頷き、厨房へと。]
― 厨房 ―
おや、ベアトリーチェさんはお休みですか。
[辿り着いた場所で、ゲルダにジェスチャーで静かに、
と云われれば声を潜め、これを返しにきたのだと、
おたまを持ち上げた。]
あれだったら、僕が医務室まで運びましょうかね。
あ、ベアトリーチェさん抱えると、
ノーラさんの食事を運べないなぁ……。
[どうしようか、と少しの困り顔を見せた。]
―大広間→厨房前―
…。
[足が石のように重いのは治りそうになかった。やや諦めたように溜め息を吐いて、右足を僅かに引きずりながら厨房へ向かう。]
…。
[眠っている少女を見ると、静かな室内の理由を悟る。
エーリッヒが困っているのなら]
彼女を…先に。
どうしよっか?
…動かしたら、起こしちゃうかな?
[眠る少女のやわらかほっぺをふにっとしながら、
礼を言われるとはにかんだ笑みを見せて。]
美味しいって言われると、つくりがいあるよ。
またなんか作るね。
ノーラさん、待って居られたら良かったのに。
[ゲルダの傍によると、後ろから掛かる声に、
一度そちらを向いて、困った風な表情を作る。
ちらり――刹那、彼女の足に視線を向け]
起こさないように、運びますよ。
美味しい料理を作ってくださるのは嬉しいです。
でも、ゲルダさんも無理しないように、ね。
[ゲルダの声に、違和感を感じて、
視線を彼女に移すと、はにかんだ笑みに重ねるよう
微笑を作った。]
[皆が口にし、美味しいと言っているシチューに軽く火を入れてからお玉を使って小さな皿によそう。]
…いい匂いね。
[冷凍されていたものも量には限りがあるのだから、そう長くは持たないのではないかと思う。長期間、ここに留まるのは病にも良くないと感じていた。
]
お嬢様にはなれそうになくて…
[待っていれば、と言うエーリッヒには冗談混じりな言葉を返し
ベアトリーチェを運ぶ姿を見送ってから食事を始めた。]
…柔らかい味ね。
[細い瞳をゲルダに向けて礼を告げる。
食事が終われば片付けて医務室へ向かうだろう。**]
では、今度は是非お嬢様になってみてください。
[ノーラの冗談混じりな言葉に、
こちらも冗談混じりに、けれど願いを込めて。
云いながら、自分が使った器は片すと、
ベアトリーチェを横抱きに抱え上げた。
少し背中が軋む音――そ知らぬふりを。]
僕は、先に医務室に向かいますね。
[抱え上げたとき、少女が起きて否と示さなければ、
ベアトリーチェを抱えて医務室の方へ。
否と示されたなら、少女の髪をなで、
「今度から寝るときは医務室のベッドでね?」
と告げて、どちらにしても
ゲルダにも声を掛けてから厨房を出る。]
…うん、判ってる。
[無理するなとの言葉にこくりと頷く。]
みんな、病人さんなんだもん。
みんなで無理しないようにしなくちゃ。
だから、無理せず出来る事は出来るだけやった方がいいと思うの。
[ノーラが食事を取るのを見ると、嬉しそうに目を細めて。]
…うん。
こういうときだから、ちゃんと食べた方がいいんだよ。
食べないと…余計に弱っちゃうとおもうんだ。
食器おいといてね、洗っとくー。
[他のお皿とかも片付け始めた。]
……無理強いは出来ない、か。
[様子を覗うも、目覚める気配が無ければ、
小さく息を吐き出す。
もし、答えてくれるなら
――投与されたという『様々なクスリ』のこと。
明らかに病状が進んでいると、自分が自覚できる今、
投与されたものは特効薬ではないと思われて。]
……『クスリ』が何のための薬か。
できたら、副作用とか分ってるなら知りたかったのだけれど。
[思わず口から零れる、独り言。
数値を隠すために触れたバンドの質感が、酷く冷たく感じられた。]
― 医務室 ―
[ヴィヴィと共に医務室へと入る。
道中、せんせいとすれ違えば、先程の礼と
ごめんなさい、という小さな謝罪。
医務室に入り、面々へ軽い会釈をし。
ヴィヴィから老人の事を伝えられ、
実際に目の当たりにした時は、無表情だったけれど。
心中では強いショックを受けていた。]
……。
[横たえられたベッドから老人の様子を、窺う。
服の説明をしてくれるヴィヴィには、]
…ありがとう。
ごめん、なさい。
[此処まで運んでくれた礼と、謝罪を。]
[ふっと視線を老人から上げる。
聴こえた女性の声にそちらを向く。
――顔は何度か拝見したけれど、名前を聞いただろうか。
記憶を探りながら、微笑みを作り頷く。]
ええ。様々なクスリと聴いたので……。
特効薬ではないのでは……というのと、
人によって投与されたものが違うなら、
副作用の方も気になって。
[蒼を緑で捕らえて、ふっと付け足す]
僕は、医者の卵なものですから。
[何故、副作用を気にするのか、端的な答えを。]
[緑が二つ。
蒼とぶつかる形になると、微笑を返す。
ベッドに横になりながらも]
そう。
……医者の、卵。
[ふ、と息を吐く。]
特効薬なら、そうね。
もう少し、改善に向かっていても、いいものね。
……わざわざ、丁寧に、あの声は。
色々、とつけくわえていたし。
[思い出しながら蒼が眠たげに瞬く。]
[金糸の彼がいう事は、
確かに自分もずうっと気にはなっていた。
何故、そんな物を投与する必要があったのか。]
……。
[金糸の彼から、横たわる老人へ視線を移す]
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