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そうともいうな
[思われたことをずばっといわれても、なんでもないように認める。自覚はあったらしい
いや、他の同学科の人間に既にいわれているのもあったが]
だがその先に呪われてる装備があったらと思うと止められんからな
[呪われた装備にわくわく。しかし一緒に居る人間にとってはとんでもない癖であることに変わりはなく。]
簡単には壊れないとしても壊したいのだから仕方ない
[光の中に居て普段よりも物騒なことを平然と言いつつ。カードより現れた闇成分に和みながらも闇の矢が赤い光球を捕らえるのをみる]
……こわくなんて、ない。
[うそ。
ほんとは怖いけど。
恐れず、前を向く。
進むって、決めたから。]
異界の扉よ、開け!
猛(たけ)し火炎を消す津波を!
見事に打ち抜いたな
[賞賛の言葉を口にしながらそして結界の力が治まったのを感じ取ると]
ということは後二つ…しっかしちょこまかと動くな。
仕方ないから数を増やすか
[青と黄の光球の内。青に狙いを定め]
[火炎の渦を目くらましに、ゼルギウスの援護を受けた速度で一気に接敵する]
[ベアタの詠唱、津波、という言葉に]
.oO(…出る前に叩く!)
[軍刀を横薙ぎに払う]
[剣尖から火炎がほとばしる、風の援護の無い分やや小規模ながら、先刻、ウンディーネの津波を吹き飛ばした紅蓮の雪崩である]
[大丈夫と言う言葉に、僅かに目を細めるが]
……そうですか。でもくれぐれも無茶はしないように。
あと、ティエラも、ね。
[そう言って、ティエラの鼻をちょんと突付く。
そうして、探索を続けていたのだが、]
はあ、つまりは盛大に外れだったと。
[目も前には一番最初につけた印。
マッピングを見るにひたすら十字路がある『だけ』(あと罠)のスペースだったらしく、はぁと溜息が漏れる。]
まあ、溜息ついてても仕方ありませんか。
行きましょう。
[そう言って北へ。]
『精霊よ。
我が呼び声に答えよ。命ずる。その威を我のために示せ』
[集中。周辺のマナより空間を呼び出し。それより出でた精霊を古代言語命ずる
同時に高まる熱気]
『ヒートシャワー』
[最後の詠唱と共に無数の火線が生まれ]
[ゲルダに追風をかけ、後はタイミングを見計らって『風炎一体』を唱えれば、ウンディーネを沈黙させた彼女最大の技を使用する時の援護となるだろう。
ならば、こちらはこちらとしてヘルムートを押し留めておくのが仕事である。
――そんな事を考えながら三人の距離を測っていると、ヘルムートが我が『右腕に導きを』という魔法から、一匹の金属の蛇を作り出しているのが見えた]
……こういう戦闘方法が似てるっていうのは、相性がいいのか悪いのか……。
[なんとも判断つかないと言いながら、珍しく片手で印を作りながら詠唱を開始した]
Le apparizioni di una persona vivente del vento.Risponda alla mia voce.Divenga la protezione.. bestia sacra in cieli di madre di tu, e giocare il mio inno sacro; la falda della fenice cinese――!
〔風の精霊達よ。我が声に答えよ。汝らの母なる天界を守護せし聖なる獣となり、我が聖なる賛美歌を奏でるために鳳凰の羽ばたきを――!〕
[風の精霊が凝縮し、次第に透明でありながら、明確な意思を持つ一羽の人間大の鳥へと変貌した]
Vento Una fenice cinese Una citazione!
〔風凰召喚!〕
[火線が青い光球を削るようにして消滅させれば、
また結界が震え力が弱まった]
っしゃっ。やったか
[そりゃあんだけ無数に放てばクリーンヒットしなくてもあたるでしょう]
「お前は、渦の方に集中しとけ。」
[まっすぐ前を向いたまま、オーヴァンの言葉に頷く。
オーヴァンはブレスで炎を消した後、ゲルダに向かい攻撃を仕掛けた。
渦のほうはなんとか消せました。]
そういえば。
前衛はずっとおまかせのままでいいのかしら。
[何度か折れ曲がりながら北へと向かう途中でふと尋ねる]
上でやったのの他に何か試しておきたいことがあれば。
少し位なら支えられなくも無いのよ。
まあ、ギリギリの戦闘で支えきるのは。
どうにも自信ないけれど。
[呪われた装備のため、という言葉にちょっとだけ呆気に取られたりしつつ]
大体、俺らが何かしたくらいで壊れるようじゃ、試験場にならんだろーが。
[至極まともな突っ込みを入れながら、火線が青の光球を消滅させるのを見やり]
残り、一つ、か!
全てにありて何れにもなき影の力、集い、空翔る刃となれ! 影飛刃!
[最後残った黄の光球へ向けてカードを投げる。
カードが作り出すのは、淡い紫色に煌めく刃]
[ちらりとベアトリーチェとゲルダの戦闘を片目で追いつつ、ぼやきの声を上げた]
……軍刀持っている割には、物理攻撃少ないな。
選択ミスしたかも知れぬが……もしも物理攻撃されたときのことを考えたのならばやはりこちらがベターだったかな。
ふ。
今は、我がパートナーを信じるか。
[すぐに視線はゼルギウスに向かい、飛んでくる巨大な鳥を見て、笑みを浮かべた]
ゼルギウス。
貴様と私。どちらが頑丈か……試してやろう。
伸びろ!グングニール!
[敢えてヘルムートはその魔法をかわさずに、攻撃の死角となる場所から、手に持った槍をゼルギウスへと伸ばした。
不規則にぶれながら動く槍は、たとえ気付いてもよけるのは難しいかも知れない]
[翔けた刃は、光球へと迫るものの。
直前、輝きを強めた光に飲み込まれ、消える]
……ちっ……ちょいと、力が足りなかったか!
[舌打ちしつつ、次のカードを左の手に]
邪、魔、だ!
[次元竜の攻撃を、紙一重、潜るようにしてかわす]
はぁ!!
[そして下段から、鋼の地面に火花が散るような擦り上げ]
[たとえ剣を受け止めたとしても、受け止めた武具ごと火炎で焦がす、得意技である]
それはそうだな。だができなくてもやりたくなった衝動あった以上やる
私は素直だからな
[突っ込まれても居直った。
カーバンクルを触るのを避けたり等など何が素直なのかと金色の龍は静かに息を吐きつつも、今度は影を飲み込み、まだ元気に居座る最後の一つ光球をみつつ]
…やっぱ数だな。点攻撃より面だ。しかし影を取り込むなど。光成分の癖に生意気だ。
[まだ呼び寄せている精霊をそのままにぶつぶついいながら]
『更に我にその力を魅せ。満足させよ
―――――ヒートウェイブ』
[高熱の波を作り出し放つ]
[一つヘルムートは勘違いしていた。風凰は、ただの攻撃魔法ではない。言うなればベアトリーチェが使役している異界龍ににた性質を持っている。
当初何か使い魔を使役しようと考えていたゼルだったが、精霊魔法を習得していくにつれて、精霊自身を自分の守護獣のように使えないかと考えるようになった。その結果、水の精霊は人間大のピクシー姿をした『水姫』と風の精霊を人間大の鳥の姿をした『風凰』である。
従って、風凰はヘルムートと一緒に動くグングニールさえも敵対存在と認識した]
『クェェェェェ!』
[大気を震わし雄叫びをあげながら、透明で光の加減で時折輝く尾をグングニールへと伸ばして主人であるゼルギウスを守りながら、ガパァ! と開けられた口から、圧縮空気をヘルムートへと打ち放つ]
[灼熱の波が黄の光球を飲み込み、を見て、集中を解除する]
よし。これで邪魔な結界はなくなったな。
ではゆくか。この…怪しすぎる扉にな
[と言って、やっぱり光空間にいるせいで顔色が悪いまま悠々と扉を開け、D-1地点へと入る]
― →D-1―
…やっぱり祭壇だな。
[綺麗に荘厳に飾り付けられている祭壇は。どこか教会のような神聖さを漂わせ、げんなりしつつ、浮遊している濃紺の帽子とマントを着用したオレンジ色のカボチャをみて]
今度はカボチャか…さっさと済ませるぞ
[光空間大嫌いなためいきなりやる気です]
……っ!!
[相手の攻撃を受けるのは仮定していたとは言え、さすがに、こちらの攻撃までも止められるとは思ってもいなかった。
避けられない圧縮空気の一撃を受けて、ヘルムートの顔が苦悶に満ち、口から血の塊を吐き出す。
―――だが]
……言ったぞ。
どちらが、より頑丈か、とな!!
[更に強く槍を握り締め、伸びた槍を道しるべ代わりに魔力を注ぎ込む。
ぶわ……!と、槍から発していた小さな白い光が大きく光り、ゼルギウスへと槍の先から更に白い魔力の槍が伸び、風凰の体を突き抜けて、その体へと襲い掛かった]
[北へ歩きながらカルメンに問われたことに、んー? と首を傾げると]
私は別にこのままで構わないですけど。
それに、カルメンさんの援護もとても助かってますし。
[そう言ってにぱーと満面の笑み。]
むしろ、カルメンさんこそ何かやってみたいこととかあります?
時間稼ぎならいくらでも引き受けますよ。
……素直……って、言うのか、それ。
[突っ込みは、今度は小声でした]
ん、結界も解けたし、さっさと行くか。
[灼熱の波に飲まれた黄の光球、それが赤、青と共に照明へと戻るのを見るともなしに見送って、扉の先へと進み]
─ →D-1─
……カボチャ……ジャック・オ・ランタンか。
[部屋の中の様子にげんなりとしたのはこちらも同じ]
だな、さっさと出たいのは、同感だし。
[さらりと言う手には、既にカードが握られて]
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