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[名前を呼ぼうとしたけど、
聲が聞こえて、空気をふるわせられなくなった。
だけど、耳に届く、はるなちゃんの声。]
――っ、本当?!
本当に、見つけられるの…!?
[それは、今、なにより知りたい*答えだった*]
俺は、ついてくのは構いやしないが。
[こちらを見る玲に返しつつ。
蓮実に肩を叩かれ、小さく息を吐いた]
……孝坊も、まだ憔悴してる気がするんだが……。
[言いつつ、向けるのはやっぱり不安げな、案ずるような視線]
[史人から自分の名が紡がれると、その内容を聞いて]
私、は、大丈夫、だよ。
ここで、じっとしてる、分、には…。
[ここに居るだけなら大丈夫、と。自分のせいで皆の行動の制限をかけたくなかったために]
桜を切れば、か。…どうだろうな。
たいていああ言う樹を切るときは、お祓いなんかが必要になるんだが。
宮司はもういないんだろ?
[ふと、首を傾げ]
…名前、なんて言ったっけ?
んだよ、ソレ。
何でちょっと自信なさげなんスか。
[蓮実の声に、冗談めかして抗議の声を上げる。
困ったような笑みは確かに頼りなさげかも知れないが。]
[会話に集中していたために、孝博や涼が起きてきたことには気付いていなくて。涼がかけてきた声でようやくそれに気付く]
え……。
私、は、見つけられない、よ。
そんな、力、持ってない、から…。
[唐突な叫びに驚きながらも、ふるりと首を横に振って]
昔、そういう人が、居たって、ことだけ。
私が、知ってるのは、ね…。
私は、西行院家の分家でしたので、祭祀のことはさほど詳しくありませんので
知っておきたくはあるんです…それに二人よりも落ち着いていられる自信はありますから
[玲の言葉と視線にはそう応えながらも]
まあ…そうですよね
[孝博のことを思えばそうである。一度榛名が倒れたときに手伝ってくれた小百合も裕樹もいなくはあって]
……大事なものを守りたい、そう思うあんたの気持ちはわかるさ。
[けれど、と。
言葉はそこで途切れ]
……気が向いたらでいいが、俺は、それを……既に、二つ、無くしている事。
それだけは、記憶に引っ掛けといてくれると助かる。
[利吉に向けて、それだけ言って。
榛名の言葉に、一つ、息を吐く]
ん……まあ、その内、琉璃も戻ってくるから……大丈夫……だとは思うが。
[不安はあるが、今は、動かねばならない時ではあるし、と思い]
……絶対に、無理はするなよ?
[利吉の言葉に頷いて]
うん…。
目覚めていても、おかしくない、けど。
それが、誰なのかは、分からない。
[それだけ答えて、涼へと歩み寄る利吉を見やった]
[榛名の足手まといになりたくないということから出たであろう言葉と
孝博の抗議の声を聞いて]
では…任せます。孝博。
できる限りはやく戻ってきます
[榛名に史人が言っている横で孝博に頼み
出る段になったらともにいくだろう]
おゥ、頼むよりっチャン。
探偵サマともあろーモンが、そんなんでどーすんの。
[果たして探偵が関係あるのかは不明だが。
史人に不安げな視線を向けられれば、]
ッて、史人サンまで。
大丈夫だッてば。
[へなりと笑い、努めて明るい声を返した。]
気にしないで。色々仕方ない所はあるだろうし。
[琉璃にはそう軽く言う。]
…まぁ、そうね。
[殴り合いで倒せない何か。
ある程度なら殴り合い以外でも倒せなくはないが、それはそれ。今は内に伏せる。]
災難かぁ。まぁそれを言うなら皆そうだし。
今更それを後悔しても始まらないしねー。
[調子はだいぶ、いつもの通りだったろうか。]
大丈夫、無理は、しない。
少なくとも、一人で、外に出る、ようなこと、は、しない。
[「絶対に」と史人に言い頷く。尤も、その時にならなければ無理するかどうかは分からないところでもあるのだが。今は、相手にあまり心配をかけたくなかった]
――見つけられる、よ。
[史人と蓮実の言葉に立ち上がり。
先に出入口の方へと向かい、扉に手を掛けてから。
涼や利吉、榛名を振り向いた]
その為にも一度戻るの。
もう一つ、知っておきたいこともあるから。
[それだけ言うと、扉を開いて外へと足を踏み出した]
…謝らなくて良いさ。状況が状況だ。
謝る必要があるのは…この状況を招いた人間だろ。
謝られても、許せるものじゃないがな。
[ふ、と息を吐いて]
殴り合いで勝てるなら、聡とか、もう勝ってるか。想像に過ぎないが。
[琉璃の後ろをついて歩き]
否定は出来ないな。本当に大変な災難だ。
…負けるつもりもないが。
切る?
とんでもないよそんなこと。
[桜を切るといわれれば恐ろしいことを聞いたといった様子で]
それこそ何が起こるか、飛び出すかわからない…。
殺されたのは…綾野…だね。
[明るい声を返す孝博の様子に、一つ息を吐き]
……わかった、んじゃ、頼むぜ?
[表情を和らげながら言って]
俺たちも、なるべく早く戻るようにするから。
[頷く榛名に頷き返し。
外へと向かう玲の後を追うように歩き出す]
うん、まぁそうだけど。
…玲ちゃん、お払い出来ないかしら?
[櫻木家、葛木家の関係は知らなかったが。
出てくる前の、装束のような白い服を着ていた玲を思い出しながら。]
ええと…綾野さん、だったかしら。
[晴美から聞き、蓮実に確認を取った名前を裕樹に告げる。]
…玲ちゃん…?
[振り向き告げられた言葉。一瞬何のことか分からなかったが、今まで自分達が話していたことに関することだと気付くと]
玲ちゃん、が…。
…でも、力を持ってても、おかしく、ない、かな。
櫻木の、血を引く、者、だし。
[何故か、すんなり信じられるような気がした。巫女に誘われた者を見つけることが出来る。ようやく光明が見えてきた気がした]
・・・見つけ?
[涼の言葉に、榛名と交互に見る。
その辺りは聞いていなかったようで。]
ん、
あァ、気をつけ・・・
[史人達に顔を向け、上げかけた片手。
玲の言葉にぴたりと止まった。]
案外なんでもなく、切れたりしてな。
まあ少なくとも、今の所は手を出す気はないけど…。
[此処からでは見えない桜を仰ぐように、視線を流し]
しかし…何が出ても、今より酷い事態って、そう起こるものか?
玲ちゃんが祓えるなら、俺は本気で考えるな。
…ああ、綾乃、さん。
一度は会ってみたかったな。…なんとなくだけど。
…蓮実さん、西行院の家のこと、どこまで知ってます?
晴美さん、継ぐことが決まっていた次代だったのですよね。
[歩きながら、尋ねた]
もしかしたら、綾姉と同じ。
徴があったんじゃないかと思うのだけど…。
[確信ではない。それは本来知るはずのない知識。
ただ綾野の傍に長く居た、そして葛木の娘だった、だからその一部を知ることが出来たというだけ]
もしそうだとしたら。
…巫女様にとっては、封じの要の一つでもあったんですよね…。
[事態を把握していないらしい孝博に視線を向けて]
今、引き起こされている、惨劇。
その、原因であろう、巫女により、誘われた、者。
それを、玲ちゃん、が見つける、ことが、出来る、みたい。
巫女に、誘われた、者を、見つけ、だせば、この惨劇、に、終止符を、打てる。
桜が原因だった場合わね。
[何だか恐怖したような琉璃に軽く言いかけて。]
…桜、切ったら何か出るの?
そういえば魔がどうとかって言ってたっけ。
琉璃ちゃん、何か知ってたりする?
[尋ねるのは、玲が言った類の伝承についてだが。
この村の人間である琉璃も何か知っているだろうかと思い、問いかける。]
そうですね
なにやら、西行院家と櫻木家の次代には何か共通のものが出てくる…と聞いたことはあります。それがどういった意味合いを持つのかまでは知りませんが、それが、玲ちゃんの言う徴だったのでしょうか
[玲に尋ねられた内容に答えながらも考える。封じの要というのは魔についてのことだろう。その要ということは綾野だけではなく晴美が死ねばそれは]
ところで、先程見つけられるといった言葉…聞いてみてもいいでしょうか?
ん……徴って、桜の紋様のか?
[玲が蓮実に向ける問い。思い出すのは、桜の咲いた日に見たもの]
それなら、確かに晴坊っちゃんと……綾にも、同じのがあったっけな。
[言いつつ、やはりまた起きるのは、記憶のフラッシュバック。
それを振り払うよに、頭を振って]
……封じの要。
ならば、それは……桜にとっては、排除すべきもの、か……。
え?
ああ、見つけられるの意味。
[蓮実の答えを聞きながら、一瞬意味を掴み損ねた]
櫻木の継いで来た力の一つ。
私は葛木の娘で、その力は全然弱いけれど。
[チラリと一瞬だけ史人を見た]
魔に変じた人なら、視ることができますから。
綾姉を…櫻木の次代を支える者としての教えも受けてはいるし。
…本当は、さっき少しだけ試したんです。探偵さんに。
でもやっぱり…補助がないとちゃんと取れなくて。
予想以上に疲れちゃった。
[困ったように笑って。
ぼんやりとしていたのは、そのせいもあったらしい]
そうだね、
でも仕方がないとかそんなことで片付けても、
今は皆で協力しなくちゃいけない?ときだし、ね。
これで二人がとかだったら、ボクないちゃうかな。
[くすりとなんとか二人に笑いかける、
そんなことをしているうちに自宅の前につく、
村の中では比較的大きなモダン調の家、
明治か大正のあたりを思わせる]
・・・あァ。
ソレで、見つける・・・か。
[榛名の説明にぽつりと呟いて。
玲が出て行った後の扉を見遣った。]
・・・本当なんスかね、ソレ。
確かに祓えるのなら…、
でもそれができるならとっくの昔にされててもおかしくなかったんじゃって、
こんなことになる前に…。
[裕樹の言葉にはそう返して]
ああ、ごめん、悲観的すぎたね。
うん、きっとなんとか…なってくれるよね…?
[投げかけた疑問は自分へか、他人へか]
[向けられる視線に、小さくため息をついて、右手に視線を向ける]
それで、ぼんやりしてたのか、お前。
取れなかった、って事は、ちゃんと視えなかった、って事か……。
で、これからどうするんだ?
分からない。
でも、何も、手段を持たない、私にとっては、頼りたい、ところ。
私には、何も、出来ない、から…。
[孝博に答えながら、僅かに視線を落とした]
[徴というのは史人の言ったものなのだろう。桜によって排除されるもの。という史人の言葉を聴けば、綾野は不明だが、晴美を排除したものの姿がやはり浮かぶが]
そういうこと…ですか。結果はどうでしたか?
[魔に変じたもの…やはりいるのだろう。とそう玲の言葉から思いながらも、考えるのは…言っていいものか少し迷い]
私も…もしかしたらそういったものが…備わっているかもしれません。櫻木とはまた別…だと思いますが
[いささか自信なく言った]
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