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何をって、…本当に、知らないんだ?
[僅かに、驚愕に似た色を浮かべて翠を瞬いた。
尤も、あの子には――見られては困る事を知られてしまったのだし
其の件で言うならば、都合は良いけれど。]
――別に、暈したつもりは無かったんだけれどなぁ。
あの子の事、「妹みたいなもの」だって、言ってたから。
君は、怒るのかと思ってさ。
[腕の包帯までは服で隠せても、掌は覆えない。
紐を持つ手とは逆の、白の見える右手を涼しげに軽く振る。]
…知ってたら、聞かねえだろ普通。
[僅かに、視線がきつくなる。
ヒップバックの重みを、いやだと思いながら確認している自分がいる。
少しだけ、続いた言葉に動揺があっただろうか]
……!
………李雪に、なんかしたのか。
[白い右手の残像に表情を硬くして。
彼の前で、こんなに怒りを顕にするのは初めてかもしれない]
[仰向けで倒れたが故に相手の次なる行動が目に入り]
この程度でやられるほど…軟じゃ無くってよ!
[倒れる中、少しだけ身体を捻り、右手で地面を叩く。
瞬間、ルージュの周囲の地面から影がせり上がり、倒れ込むルージュを包み込む。
それにより迫り来る刃を弾こうと。
刃が影に打ち込まれると、反撃するかのように鋭く尖った影の先がアーベルへと向かう]
ったぁ…。
ホント身体能力じゃ敵わないわね。
けど。
特殊能力で負けるつもりは無いわ!
[影で刃を防いだ状態のまま、己を包んでいる側面の影をすり抜け横に転がる。
すぐに身体を起こし、膝をついた状態でアーベルに相対した]
…それも、そうですね。
[向けられる、強くなった視線には動じないまま、
ゆるりと翠を伏せたまま。薄ら笑みを浮かべて。]
…嗚呼、やっぱり。怒るんだ。
――どうだと思います?
[何処までもはぐらかす様な、言葉。]
……これで終わるようなら、こんなとこにはいねぇんじゃねぇのっ!?
[弾かれた糸を引き戻し、こちらも迫る影を打ち払う]
……そりゃ、こっちの台詞……ってな!
[ふ、と浮かべる孤狼の笑み。
光を受けて煌めく糸に、念を凝らして]
……Schneiden Sie es, und werden Sie die scharfe Klinge!
……日碧、お前…!!
[拳が強く握られる。
グローブが擦れて、ぎりという音がした]
…どうだ、どうじゃない以前の問題だ。
[ぎしり、と皮が音を立てて擦れた]
言わせるまで、だ───
[散らした影を全て手元へと集めて]
全くだわ!
[アーベルの言葉にクス、と笑いを漏らし。
集めた影は細かく分散し、回転する刃を作り出す]
-Schattenschneesturm!
[パチン、と響いたのはスナップの音。
手にするは赤く煌く拳銃。
ホルスターから抜いたかと思えば、そのままの流れ、撃鉄があがり、照準を合わせることすらなくまずはその鉛弾は彼から少し離れた古い瓦礫に軽い雪崩を起こさせる。
そしてその流れそのまま二撃目、距離を近づけるために懐へと飛び込むために走る。
その最中も銃口は確実に日碧を狙おうと向けられるだろう]
[念を込めた糸の刃は光受け、舞う。
影より生まれし刃、それを打ち消さんとするかの如く。
力の干渉が意識を振るわせ、集中に干渉する。
交差しているものたちは、似て非なる物なのかと。
ふと、そんな事を考えつつ──]
……Schneiden Sie es!
[再度、声をあげ、命ずる]
……俺の道……それを、阻むもの、全て……ぶち抜け!
[念を込めた声は糸の鋭さを増し、それは影の刃をも絡めとるよに舞いつつ。
その、刃を生み出した者へと向かい、舞う。
紅呼び起こす、銀煌乱舞]
―回想―
[ユーディットに引っ張られ、慌てて点滴スタンドを掴む。
タイヤが浮いて不自然にがが、と床を擦った。
後からモニタールームを出てきたティルも一緒にcの部屋へ。
部屋に入ったところでシーツを被せられて]
――っ??
[短い翼が蠢きそれを乱す。
しかし、ユーディットが話を切り出せばやがて大人しく
その話を聞いて]
ご希望ならば、何でも。
あなたの意に沿うままの言葉を差し上げますよ?
――贋物で宜しければ。
[相手を、真直ぐに見据える。
浮かべた笑みは、何処か、作られた]
…嗚呼、やっぱり。
[向けられる銃口に、笑みを浮べたまま。
ぽつりと、呟いて。――続く筈の言葉は、消えた。]
[崩落から距離を取ろうと、逆サイドへと走ると同時に
服の下から、地面へと刃が滑り落とす。
突き刺さる白銀の数、5本。]
――、『舞え』。
[――シャン、 と。
静かに言の葉を紡ぐと共に、高く響く神楽の合図。
呼応する様に、銀が空へと浮かんで。
相手へと向けて突き出した左腕へと従うように、
薄い刃が、二本。青年へと向かって奔る。
向けられる銃口と、続くもう一本は相手の首筋へ向かって。]
殺される――?
じゃあ、どうして手当てとかする、の?
死ぬのは、まだ嫌。
もしそれが本当なら、出たい――此処から。
[ティルの耳の金属には不思議そうな目を向ける]
まじゅつ、じゅじゅつ。
[ふるふると首を振り]
私にできるのは、これを使った事、だけ。
[ぴこ、と翼を動かして見せた]
[ブリジットの能力を尋ねられれば、対峙した時の事を思い起こし]
んと。
何だかよく分からないけど、火が出てきたよ。
あとね、月の光がとっても熱くなった。
不思議だね、とっても不思議。
[でも、とふと思い出したように目を瞬かせる]
――雪が降った後にあんなに熱い光で照らされて。
雪解けの後が、なかった――ような気がする。
[本当はそれ以前に雪が消えていたのだが、
それは対峙中だったため記憶の外にあるらしく]
雪解けの水も、蒸発しちゃったのかな。
でも、それなら私の翼――このくらいじゃすまなそう。
[もっとどろどろに溶けて、翼の形もとれないくらいに
なるのではないかと彼女の感覚は訴えた]
[無数の刃でアーベルを刻むべく影を繰る。
しかし]
……──っ!?
[舞う糸が舞う刃を絡め取って行く。
まるで光が影を打ち消して行くかのように]
まさか…そんな…!
光の前では影は無力だとでも言うのか!
[その叫びはいつものルージュの口調とは僅かに異なり。
迫る光に目を見開く。
身を護るにしても己の影は全て刃と変えてしまっていて。
為す術無く煌きの中へと包まれる]
うあああああああ!!
[乱舞した糸は全身を切り刻む。
身に纏う服は切り裂かれ。
周囲に鮮やかな紅を散らす。
白のワイシャツは紅く染まり、ワインレッドのベストやパンツは更に赤黒く染まる]
[煌きが収まり。
一拍の後に膝から崩れ落ち、うつ伏せに地面へと倒れ込んだ]
ふざけんな!誰が贋物よこせっつった!!
[いつだって欲しいのは真実。
銃口狙う刃は赤い煌きそのもので跳ね返せても首筋狙う刃は薄くその皮膚を削いで、ゆえに青少年の表情は僅かに歪む。
よけた弾み足元が僅かに揺らいだがその反動で体が水平方向に1/4回転]
…忘れんなよ。
最初に嘘こいたのは、お前だぜ。
[きり、と唇僅かに噛めば悔しさゆえに鮮やかな血の珠が小さく浮かび。
それでも足は休むことなく、日碧の足元を狙う、二発。
既に、赤い煌きに残された弾は1つ。
空いている手で青い輝きのホルスターのスナップを強引に開けて、重みのあるもう一丁を取り出し、取出しが完了した時点で残り一発の実弾は日碧の頬の高さ狙って]
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