情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
わとっと!
[カウンターの回し蹴りは、とっさに腕をクロスさせてガードして。
そのまま態勢を低くしつつ、蹴りの後の不安定な足元を狙って行く。
青の瞳には、子供っぽい、わくわくとした光が宿り]
周囲には気を付け……
[礼を言うユーディットに、声をを掛けようとして]
[ぽん、と頭を撫でられる感覚]
な……っ
[無礼者、と言おうとしたが、既にアーベルの姿は無く。
人込みの中へと飛び込んでいく青い髪がちらりと見えた]
…あらら。
[どちらも動きが半端なく良い…
観光目的で来た者達には敷居が高すぎるのだろうか?
割り込む暇がないようで…]
…じゃ、今年はエーリッヒか、ユリアン…なのかな?
[先ほど、見慣れた姿も居たような気がしたが…あの近くにいないと言うことは、飛び入りはしていないのだろうと]
ぬぁっ!
[軸足を払われて、体勢が崩れる。
音高く響く、銀の音。
こける瞬間に花輪は空へ。
突然吹いた強い風が花輪を高く舞い上げる。]
……っ多分、こっちの方だった…と、思…っ!
[よもや、水風船を預けたはずの青年も後を追って来ているとは思わず
見事に勢い良く流されつつも、波へと消えた友人を追って
隙間をちまちまとすり抜けて。]
……っ、みっけた!ミリィ、にベアちゃん……!
…。……。
わ、わわ…っ?
[男性に庇われる様にして立っている、
見覚えのある赤い髪と、少女の存在に気付いて
何とか波に逆らおうとしてみるものの。
―――そりゃ、急に止まれるわけもなかった]
よっしゃあっ!
[響く鈴の音に重ね、歓声が上がる。
体勢の崩れに巻き込まれぬよう、強引に後退しつつ。
天高くに舞った花輪を目で追う。
高く、高く、空を舞う。白い輪。
その落下地点を目測して、そちらへ向けて強引に地を蹴り、走る]
[気を付けるように、と言いかけた主に、言葉もなくこくこくと頷いて。繋がれたままの手をきゅ、と握る。
自分の今の姿からすれば、どちらが保護者かわからないとか、そんな事も意識からすっぽ抜けたまま、青年を憮然と見送る主の後ろで小さくなっていた。]
[見慣れた茶髪がぴょこぴょこと。]
……おいっ!!
[持ち主に頼まれた水風船をわらぬよう、
左腕を、精一杯リディの方へと伸ばす]
[しっかりとしがみ付いてくれたベアトリーチェに安堵しつつ。
絶えることの無い人波の中に立ち続けて居た…が]
へ…?
[此方に向けて投げられた気がする声に振り返り。
その少女も流されて行きそうなのに気が付きはしたのだが。
生憎、腕は二本とも埋まっていた]
[注目すべき花輪に目を遣る余裕は…残念ながら、無かった]
[目の前を、リディが通過していく、そして、気付くと、ユリアンが視線の先に…もう、何がなんだか、少女には判らなくなりつつあった。これももしや、妖精の祭りの魔法だろうか?と思わず現実逃避したくなるほどだ]
…ぉー。
[流石についていけなかった者が棚ぼた、という状況は避けられたようで…小さく声を漏らす]
…もうそろそろ…っと。
[投げ入れる姿を見るならば、人が魅入っている隙に良い場所を取りに行こうと、人の間をすり抜けていく]
ここまで来てっ……。
[にい、と浮かぶ、悪戯っ子の、笑み]
取られるかっての!
[花輪を抱え込むようにして、前方へと飛び込むように一回転。
ついた片手のみでバランスを取り、態勢を立て直す、という無茶を決めた後。
一気に走る。目指すゴールへと]
[我先に前へ進もうとする群衆の中で
その群衆の中の人をつか前ようトする動きは異質で
なかなか、思う様に腕が伸びなくて。
何度か指先がリディの髪を掠めるも
まさか髪を掴むわけにいかなくて。]
……っ!…・……・リディ!掴まれッ!!
…ちょっと…すいません…っと。
[するする、と人の間を通っていき…
歓声が聞こえた気がして、軽く振り返ると…ユリアンが走り出していた]
…ぁ。
[急がないと。
しかし、人々も移動しようとするのか、先ほどよりも進むスピードは遅く…]
[一瞬、騎士らしい男性と目があった気がした。…が、それ所ではなかった。
自分の浅はかさと共に『……あぁ、こりゃ流されるなー』とぼんやり、思考を巡らせた瞬間
聞き覚えのある声が聞こえて、反射的にそちらを振り向く。
視線の先には、先ほど荷物を預けたはずの青年が腕を伸ばしていて]
…っ、アーベルにぃ…!
[…あれ、何でいるんだろ?とか内心チラリと思いつつ
反射的に、差し出された腕へと手を伸ばして]
[蒼の風の気合を背後に捉えつつも、軽く視線を投げるのみで]
いよっ……っとお!
[掛け声。
次の瞬間、その身が高く、跳躍した]
せえのっ、と!
[ジャンプの頂点から、手にした花輪を源泉へと投げ込む。
ふわり舞う、白]
[元気だなぁと子供は思った。
なんというか……
少し考えて、子供はため息。
しかしそれもやっぱり、
人ごみに消えていった。
来年のお祭りの時は、これに巻き込まれないようにしよう。]
…っ、とっ…!
[なんとか人混みを押し退け、源泉の近くの空間に出て…]
…
[息をのむ。
ちょうど、視界に入ったのはユリアンが花輪を投げた瞬間だった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新