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…あの、馬鹿野郎。
[微妙に薄れかけていた意識に、その声が届く]
[目を覚まさなければ]
[起きなければ]
[戦わなければ]
[あの馬鹿が死んでしまう]
[鞘を杖にしてどうにか身を起こす]
…ゼル、そのまま抑えてて。
[ガーゴイルへ駆け寄る]
[どれ程堅い体であろうと、どうしても関節だけは構造的に脆くならざるを得ない]
[ガーゴイルの自由な方の腕を掻い潜ると]
[ゼルギウスが抑えている腕の脇下へ、軍刀を力の限り突き刺した]
[ゲルダの声に頷くよりも、口が動いた]
Vento.Io faccio la terra, e mi fermo che la persona!
〔風よ。かの者を大地へと縫いとめよ!〕
[地の精霊や炎の精霊よりは拘束力が弱いが、風の拘束魔法がガーゴイルの動きを鈍くした。関節からギシギシとした軋みが響く]
うわあああああああああ!!!!
[そして、全力の炎を解き放つ]
[身の内から焦がされる痛みに、ガーゴイルが暴れ狂う]
[片腕は封じられ、もう片方は届かない]
[羽ばたいてひっぺがそうとし、転げ回り、壁に体当たりする]
[闇と交差する、光。
押し切られれば、後ろにも余波が出るのは容易に知れた]
……ちっ……抜かせるかよっ!
[低く呟きつつ、複写しておいたカードを一枚、ポケットから引っ張り出す。
紅一色が、軍勢を率いる雄々しき『覇王』の姿を描いたそれを、投げて]
強大なる力……我が闇を巡り、光、退けろっ!
[時計の歪む虚空に響く、声。
砕けたカードは闇の刃に煌めきを纏わせ、光の刃を手にしたブリギッテごと押し返し、衝撃を叩きつける。
虚空に満ちる、闇の波動。
しかし、同時に飛来する雷撃に対処するには、余裕はやや、不足していた]
[ほんの数十秒か数分か、永遠にも思える格闘の後]
[ガーゴイルは沈黙した]
…弾ぜろ。
[最後に一言吐き捨て、刺していた軍刀を抜く]
[背を向けると同時に、ガーゴイルは内から砕け、崩れ落ちた]
ふんっ…光だと…闇を嘗めるな
[影花の盾を予想通りと崩す光をみて、昨日のあんなこともあって苛立があがる。
ギンッと音が成程睨みつける。殺気が三段ぐらいあがった]
さぁ。地獄の亡者よ。猛り狂え。殺し明か…
[そのせいで何かやりすぎなぐらい暴走を…しかけたところで、雷撃に抵抗する余力がない相棒をみて止まる。
昔のような容赦ない殺戮的な我が出そうになったが。
これはチーム戦といったのは己で。己は後衛だ。]
その底のない渦に雷を埋めよっ
[暴走ではなく理性的に制御した地獄の業火はライヒアルトへと迫った雷撃と衝突し。せめぎあい。飲み込んで、そのままカルメンへと向かう]
りゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[ガリガリガリと光と闇の奔流の中、剣を振り下ろした格好のまま声を張り上げていたが。]
くぅっ!! …………あぁぁぁぁぁ!?
[押し切れるかと思った瞬間、さらに加えられる闇の波動。
パキッという音ともに、光の刃に罅が入り。]
くっそぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!
[絶叫と同時、完全に砕け散る光の刃。
そうして押し寄せる闇の波動に吹き飛ばされ、彼女は宙を舞う。]
……お疲れ様。
[ガーゴイルを破壊したゲルダに、振り回されて壁まで転がったゼルが顔を顰めながら、それでも笑顔で労いの言葉をかけた]
今治癒魔法使うからちょっと待ってて。
[言いながら、自分の胸の傷を癒していく。それが治るまでしばし時間が必要だ]
─次元─
[バトルフィールドで最後のぶつかり合いが起きる最中。
影エリアでもガーディアン戦が終了していた]
やれやれ、命がいくつあっても足りないような戦い方をしてるな。
…けどまぁ、信頼出来るからこその行動でもある、かね。
[あまり怪我が酷いようなら、またふわふわが出張するかも知れない]
…全くだよ、疲れた。
[「弱っているな?今が止めを刺すチャンス!」とでも言いたげな笑顔に、こちらもなんとか笑顔で応じる]
どっかの馬鹿は無茶するし…
[隣に同じように壁際に座りこんで片手を伸ばし、ゼルギウスの頭に乗せる]
生意気な…
[そのまま、撫でるとも抑えつけるともつかない感じでぐりぐりと]
[ゲルダがどう思っているかなど露知らず、隣に座ってきたゲルダにドキっと胸を高鳴らせる。ちょっと開いた胸元から白い双丘が見えたなんて言えない。その代わりに首から上を真っ赤に染めた。なんとも青春真っ盛りな状態である。
が、頭を押えつける様に撫でられて、思わず首がゴキゴキと音を立て、胸の高鳴りなどどこかへ失踪してしまった]
あた、あたたたたた! ゲルダさん痛いってば! まだ胸の傷癒えてないんだから!
[それでも二人とも無事だったことが嬉しくて、それ以上強くは言わなかった**]
[「 女の子に何してやがる!」]
生意気な…
[「吹っ飛んで溜まるか! 後ろには……。」]
生意気な…
[なんだかニヤニヤしながら、ぐりぐりぐりぐり…]
これも青春..みなさん痛そうな青春ですねえ。
[感心しているんだか呆れてるんだか、増量したふわふわをもふもふと次元回廊に押し込んでから、湯呑みを空にした**]
[押し切る為にと殆どの力を雷撃に注ぎ込んだ。
だが冷静さを保って放たれる地獄の炎はそれすらも飲み込んでみせ]
きゃぁぁぁ!
[殺到する炎。咄嗟にショールで顔を覆うものの、全身を捲かれ焼かれて悲鳴を上げる。
地獄の炎は僅かに残っていた力も全て奪うように燃え。
やがてガックリとその場に崩れ落ちた]
ゲルダ、だって…生意気な…
[なんだかくすぐったそうに呟く声は、思い切りぐりぐりされているゼルギウスには届かないだろう**]
[ライヒアルトはブリギッデを。己もカルメンの術を押し切って。大きく息を吐く
次元属性のところだったとはいえさすがに疲れつつ]
勝ったな…
[勝ったものが。生きたものが。その先の道をいくことができる。
それが...の最も根深いところにある真理。故にその一つであれども嬉しいには相違ない
…最もこれは殺し合いではないため道を望めなくなることなどないのだが]
今回は…前回よりもマシだったぞ
[と。ライヒアルトの前衛の動きについて言う。2対2ではあったが、声をかけたところも、こちらに任せるところは任せたところ。細かく口には出さないがやっぱり厳しく言って]
ところで、傷はどうだ?
[再生力も高めていたため、ショールで殴られたときの傷はいつのまにか消えている。だが。ライヒアルトは?とみる。きられた傷口がまだ治らぬようならば、治癒の魔術ライヒアルトに施すだろう]
…しかし…
[吹っ飛んだのブリギッデやら、カルメンやら。さすがにここまでいったのを治療は相当苦労する。一名ならぎりぎりといったところだが]
…ま、導師に任せていいよな
[はたして本当に導師に任されたのか。突如現れたふわふわになんとかされたのかは知らないが。必要なら休息などもしつつ。時間が来ればB地点へといくのだろう…やっぱりふわふわに*攫われるのかな*]
[砕け散る光に、天鵞絨を細めたのは僅かな時間。
迫る雷を飲み込み、駆けた炎に一つ、瞬く]
……相棒殿、か……。
ありがと、な。
[助けられた、と悟るや、零れたのはこんな言葉。
それから、マシ、という評価に僅かに苦笑する]
多少は進歩、出来てた、って、事で。
傷は……最初のが、効いてる、から、大丈夫だ。
[実際、完治には至らぬものの、痛みは大分和らいでいたからそのまま告げるものの。
治りきっていないのは事実なので、反論の余地はなく。
……ついでに、精神力もぎりぎりなので、抵抗の余地もなかったりする]
[結局治癒は受ける事となるわけで。
その後、続いた言葉に、一つ息を吐く]
……任せるしか、ない、だろ。
回復の符術使う余裕、俺にも、ない、し。
[正直、気絶しないで立っているのは男の意地とか、そんなレベルのものなのは。
見るものが見れば、きっと一目瞭然の事]
─次元─
「バトルの方も終わったようやな」
じゃ俺らも一旦出るか。
[ひょい、と次元の裂け目から再びスタート地点へと降り立ち。
探索に出たゲルダ達が戻るのを待つ。
その間、碧の異界龍はバトルフィールドへと向かい]
「よー、ごくろーさんや。
にーちゃん達はおめっとさん。
ねーちゃん達は残念やったなぁ。
ほなこれ乗っけてしばらく休んどき」
[くるり途中を舞うと、それぞれの頭の上にぽむんとふわふわが落ちて来る。
オトフリートの魔力を吸った、謹製のふわふわ達だ]
[とか言ってたら、ぽむん、と落ちてくるふわふわ。
黒髪の上で跳ねて、腕の中に納まったそれを、どこかぼやけた天鵞絨の瞳で眺めつつ]
……任せる、信頼する。
[零れたのは、小さな呟き]
こんなんで、いいんだっけ……か。
[問うような言葉。
それに続いた親父、という呟きは。
果たして誰かに*届いたか*]
ちょっと、そろそろ止めて……。
だぁぁぁぁぁぁ! 頭撫でるのはいいから、さっさとオーブを持っていきますよ!
[半分照れ隠し気味に叫ぶとガーゴイルの残骸からオーブを拾うとずんずん歩いて行ってしまった。後ろからクスクスと笑い声が聞こえ、より顔が赤くなる。と、スタート地点に戻るとマテウス達の顔が見えた]
マテウス先生!
[大声でマテウスを呼ぶと、これどーぞ。と言わんばかりに鼻先にオーブを突き付け、受け取り確認する前に手を離して部屋隅で体育座り。その横でゲルダはまだクスクスと笑っていた**]
[ずしゃぁごろごろ……、と不時着&横転。
剣も着地の衝撃で手を離れ、がらんがらんと転がる。刀身からは先ほどまでの光は失われ、今はただの見た目古い剣でしかない。]
くっ……ぐぅぅっ。
[そんな状態でも辛うじて意識を保っていたのは。彼女の意地であったのだろう。
しばし、唸り声を漏らしていたが]
くっそ………しまらない……ですね。
ああ、勝ちたかったなぁ。勝って……ゼルギウスさん………と
[そこで限界が来たのか、糸が切れたように意識を手放す。
その目から一筋の涙が零れ落ちた。]
─三層・S地点─
ぉお?
[顔が赤いままにスタート地点へと戻って来て。
突き付けるように掲げられたアメジストオーブを受け取る。
受け取った後、ゼルギウスは部屋の隅で拗ねるように体育座り]
やれやれ、何があったんだか。
ほれ、そこで拗ねてないで、次の階層に向かうぞ。
[あの後のやり取りは見て居なかったために小さく首を傾げるのだった]
[吹き飛ばされてしまったブリギッテの元には茶虎猫が。
心配そうに、みゅうと鳴く]
……んぅ。
[ふわもふ。柔らかい感触と共に魔力が注ぎ込まれた。
精神力の枯渇によって手放していた意識が戻ってくる]
あぁ。
負けちゃった、のねぇ。
[倒れている状態からどうにかその場に座り直す]
ブリギッテ。大丈夫…?
[彼女が意識を失った後、異界龍から齎されたふわふわは彼女の頭の上でぽみゅぽみゅと跳ねているだろう。
ううぅぅ、と彼女が苦しそうな呻き声を上げてるのは、案外それが原因なの*かもしてない*。]
[ゲルダ達を促して、まずは2チームが居るバトルフィールドへと向かう]
よ、お疲れさんだ。
ライヒアルトとナターリエはおめでとう。
少し休んだら次の階層へ向かうぞ。
カルメンとブリギッテは残念だが、ここで脱落だ。
休んだ後に追試会場へと向かってもらう。
次は、と言うよりは次も、だな。
二層目と三層目の勝利チームで戦ってもらうぞ。
次の階層に移動後、準備が出来たらバトルフィールドへ向かってくれ。
[移動前に簡易的に説明を入れて。
しばらくはその場で生徒達を休憩させる。
その間に次元回廊からギュンターを呼び出し、ふわふわの回復で追いつかない分の治療に当たってもらった]
ごめんなさいねぇ。
[倒れているのを見れば溜息と共に告げて。
茶虎猫はブリギッテの涙をそっと舐めたり]
はぁい。
悔しいですけれども。
[マテウス導師が来れば小さく頷いて。
回復魔法を貰えば、どうにか動けるようには*なるだろう*]
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