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[ため息と共に聞こえてきた返事。
視線は合わせぬまま]
生憎、俺にはお前より占いたい相手がいるんでね。
今夜はカヤを占う。
[手招いた少女が皆より少し近い位置に足を進めたならば。
リッキーに用意させたグラスワインを片手に向き直る]
……いいかい、カヤ。この真珠をよく見るんだ。
[それは昨日のそれと同じように。
落とされた真珠に注意を向けさせると、グラスの縁に指を滑らせる]
[ぱちん]
[鳴らした指の音の後には、じわりと広がる緑]
緑は穏やかな様。
怯えなくていいよ、カヤ。
カヤは自分の信じたいことを信じればいい。
[そういう表情はほんの寂しげにも見えたか。
中から真珠を取りあげると]
カヤは人狼じゃねえぜ。
[パチリと鳴らされた指の音に、ぼぅと真珠を見つめていた目に光が戻る]
私…の信じるもの。私が信じるものって何かな…。
[ついでユリアンが告げた「人狼じゃない」という言葉に、安堵からホゥとため息が漏れた]
あ、あの。ありがとう。
[その礼は人間であると占ってくれた事への礼か。もしくはその前の言葉に対する其か。おそらくはその両方で]
がんばってね。
[ぐ、っと、握りこぶしをクロエにみせる。
こういうところも変人であるといわれる所以であることを、当人は気付いているのかいないのか。
占い師候補二人の結果をきいたなら、焦げ茶のひとみをフーゴーへとむける。
その頃には、まなざしはさすがに真剣なもの]
[ユリアンの結果を聞いて、ふぅ、と短く息をついた。ひとまずは人狼では無いと言う結果が出たことを喜ぶべきか、人狼を引き摺り出せなかったことを悔やむべきか。二種の感情が綯い交ぜになる]
どちらも人狼は当たらず、か…。
どうしたものかな。
[呟き、身の証明が出来て居ない者達を順繰りに見やった]
[アーベルの占いも、ユリアンの占いも、人狼ではないという結果に終わった。
昨日のようなことをまた繰り返すのか、とフーゴーに視線を向ける。
答えは、己も出せるわけはなくて。]
……こっちも、ひと。
[ユリアンの告げた結果に、また小さく呟く。
それはそれで、信じたい結果。
幼馴染を疑うのは、辛い事だから]
……て、あの。
が、がんばる、て、何を、ですか……。
[なんて言ってたら、何故か激励された。
やっぱり、調子狂う、と思いつつも。
ヘルムートがフーゴーへと向ける真剣な眼差しに、居住まいを正した。
膝の上にとん、と飛び上がったぶち猫を一つ、撫でるとそのまま両腕で抱え込む]
[この少ない人数で、人狼ではないと言われる人が増えて行くにつれ、視の潔白ができていないものが疑われるのは当たり前のことで――、そして未だ己が潔白を証明する術のない女は、けれど騒ぎ立てることなく、ただ淡々と周囲を見ている。]
今日も自警団員がやってくるのよね……
「人狼」を始末しに……
[誰が連れて行かれることやら、と僅かに吐息をもらす。]
ふぅん。
[細めたままの目で、カヤを見遣る]
人間、か。
……まぁ、
偽者だったら、何の証明にもならねぇが。
[声は何処まで届くか。
軽く目を閉じ、息を吐いて。
次にその目が捉えるのは結社員の男]
…――なるほど。
[ユリアンの占い結果にも、アーベルと同じ言葉を零し。
すっと碧はフーゴーへと向く。]
嗚呼、でも何もかもフーゴーさんに寄りかかっても、
とは思いますけれどね。
[周囲も同じ動きなら、また微かに首を傾げた。]
[自分への占い結果が人間と出たが、それでどうなるのか?と考えてみれば何が証明されたわけでもなく]
んーと。アーベルが本物の占い師なら、ユリアンは人間で…ユリアンが本物でもやっぱりユリアンは人間で…?てことは、ユリアンは処刑しなくてもいい人って事なのかな?
[と、ここまで考えて一つ当たり前に浮かぶはずだった疑問が今更頭に浮かぶ]
ねえ?どうして私だったの?
[その問いは目線と共にユリアンへと向けられて]
[皆にそう言って聞かせれば、グラスをリッキーに渡し自らは真珠を木箱へとしまって。
ポケットにそれを押し込んだ後はフーゴーへと視線を戻した]
悪かったな、引き当てられなくて。
[呟けば、聞こえてきたゲルダの声に顰めた]
……今日も誰か、あいつらに殺されるのか?
[集う面々を確認するようにして]
[ゲルダの漏らした言葉に、昨夜、自衛団に言われた事が脳裏を掠める。
「選ばなかったから」
選ばないとならない。
けど]
……ウチ、は……。
[言葉が途切れるのは、選ぶ事への忌避か、それとも、その後に訪れるものへの忌避か]
……また自衛団に任せるわけには行かない。
連中はおそらく最悪疑いのあるものを全員手に掛けるつもりで居るだろう。
そんな方法じゃ余計な犠牲者が出るのがオチだ。
───俺達が決めて、疑わしきを刑するしかねぇと、俺は思ってる。
自衛団の連中任せじゃ後悔も後を絶たん。
自分らの納得の上でやった方が、まだ後悔も少ねぇ。
[考えていたことを口にし、一度大きく息を吐く]
かと言って俺の独断でやるつもりも無い。
俺自身、見えてるものは少ねぇからな。
……皆が思う『疑わしい者』が誰なのか投票で決めるっつーのも考えてる。
『疑わしい』の判断基準は、各自に任せる。
[そこまで言って、「どうだ?」と言うように周囲を見た]
[カヤがユリアンへ向けた疑問。
それは、自分が抱えているものと、全く同じで。
あっさりと聞ける事を少しだけ羨みつつ。
フーゴーの言葉に、ゆっくりと、そちらをみた]
それも、それで。
……物凄く、難しい、けど、ね。
[口をついたのは、こんな呟き]
………。
疑わしいと思える奴がいなくても、選べと?
[フーゴーの言葉にしばし逡巡した後、そう聞いた。
フーゴーの言うことは解る。
そうでもして、探さなくては、ダーヴィッドの二の舞だと。
だが。
信じるのだと、自衛団長の亡骸に誓った。
あの自分の言葉を裏切るように思えて。]
[ユリアンからの答えを待ちつつフーゴの言葉が耳に入って]
…でも、誰がどうなら怪しいの?
それに、間違ってたらどうするの?
その時は私達…人殺し…だよ。
[フーゴに直接ぶつける事はできなくて、口ごもるように呟いて]
…それでも、そうしなきゃなんだよね。
[それもやっぱり口の中だけで呟いて。フーゴの目を見て頷いた]
[カヤに声をかけられれば]
ああ、誰の目にもそういうことにはなるらしいな。
[その後の疑問には、はたと黙して]
……可愛かったから。
[相手の反応を見遣ってから]
嘘。なんとなくだよ。
[目に付いたからさ、と笑って見せた]
それって、結局殺し合いをしろってことだものね……
[自分で手を下すにしろ、ただ口で疑わしいと言うにしろ、それは相手を死へと一歩、押し出す作業に他ならない。]
――誰も選べなかったら、自警団の人がまた無理やり連れて行くだけだろうし……
[それで得られるのは自分は手を下していないと言う安堵と、相手が人間だった場合の罪悪感。]
……なやむこと?
[応援の内容は、はぐらかしたつもりらしい]
って、あたくしもなやまないとなのねぇ……。
[反対をする人間がいるのなら別だろうかと、あたりをみまわす]
しんじたいものをしんじるなら。
そうして、えらんだあと、最後にのこる人かしら。
えらばれそうな自覚はあるけれど…。
[それでも声高に反対を述べることはない]
ほぉ。
[腕組みしたままで、片眉を上げる]
それで。
選ばれた奴にゃぁ、誰が手を下すんだい?
[投票そのものに、否定は返さない]
……悩むのって、頑張るようなことじゃないような……。
[それ応援されても、と、ため息一つ]
……しんじたいものを、しんじるなら……。
[それから、続けられたヘルムートの言葉に、酒場の中をぐるり、と見回した]
決めねぇと、手を下さねぇと、また連中が勝手に誰かを連れて行く。
連中が誰かを連行して行くなら確かに俺らの手は汚れねぇ。
だがそれで良いとも思えねぇ…。
決めた結果、誰も手を下せねぇってんなら、汚れ役は俺が買って出る。
そのための覚悟は、もう出来てるからな。
手を下すことに対して強制はしねぇ。
[どうせこの手は既に汚れているしな…、とは口にはしなかった。皆が惑う気持ちは良く分かる。だが決めなければいけないんだと、言葉を繰り返した]
ユリアンは──俺にしてみればまだどちらが本物かが判別出来てねぇ。
推奨はしねぇな。
[アーベルが紡いだ言葉にはストップをかけるかのように言葉を紡ぐ]
[ゲルダの言葉に表情を曇らせながらも、そうだな、と頷いて。
ルーミィの言葉には、否定を吐こうとして、出来なかった。
そんな中聞こえた、アーベルの声に知らず眉を寄せる。]
アーベル。
お前にとっては、ユリアンは人狼に与する者、だろう。
だが、俺達にとっては、ユリアンは人間というだけ、だ。
それを示したのは、他でもない、お前だぞ。
お前の感情だけで、手を汚そうとは…するな。
[ユリアンからの返答に頭の中の全てが飛んだ]
あ、あんたは何を言ってるんだ!この、こんな時にぃ!
[渾身の力を込めてユリアンに蹴りを放った]
俺はいうまでもねえな。
[ちらりとアーベルを見遣る]
なんだ、やろうってのか?
人間を殺ろうってのか、穏やかじゃないねえ。
[やるなら相手になるぜ、と立ちあがる。
徐に手を懐へと]
ベルちゃん…。
[殺したい、とまで、率直なことばに眉根をよせる]
狼だけでも、いいんじゃないの?
[そのひとは人間ではないのか、と。
そのことを理由に逡巡を]
さて、困りましたね…――。
[各々の反応を見ながら、無表情でポツリと呟く。]
嗚呼、けれど、疑うという視点なら、
判断が何にしてもついてない人の中なら、
私が選ばれそうだと思いますよ。
[ヘルムートに向かって、感情的ではなく、
客観的に見てそう思い、滔々と告げた。]
おや、まぁ…――。
[そして占い師2人が争いだすと、無表情で、また
「困りましたね」と呟いた。]
[立ち上がった手前、飛んできたカヤの足をすかっとかわし]
はい、カヤはいい子にしてなさい。
[両手でカヤを持ち上げると立ち上がった椅子へと腰を降ろさせる。
落ち着けと言わんばかりに頭を撫でてやれば、再度振り返り相手を窺った]
……旦那……。
[本気、なんだと。改めて思った。
信じる事も疑う事もできずにいる自分が、少しだけ情けなくなって、軽く、眼を伏せたものの]
アーベル。
……ひとだって、いうなら、ウチは……あんまり、みたくないよ。
[周囲も静止をかける中、零れたのは、小さな呟き。
でも、それは同時に偽りのない本心でもあり]
……アーベルが、殺されるのも……や、だけど。
当てられなかったのは俺の未熟だ!
認めるよ。俺は占い師として力が足りないっ!
[フーゴーとヴィリーに諭されて、叫ぶ]
親父じゃないんだ。もう何年もカードに触ってなかった。
それでも他に誰もいないなら、やるしかないと思った!
読みやすいところから視ちまったんだよっ!
お前ら、二人とも。
お前達二人が殺し合って、何になる。
人狼を探せると、言うのなら。
好き勝手言うのは、せめて、その力を示してから、言え。
[信じたいんだ、という思いを込めて二人を睨み付けて]
やれやれ。
相手以外にゃ何も見えねぇ、ってのかい。
[占い師の争いに、揶揄するような言葉を向け。
視線は他の者たちの間をぐるりと一周する]
[ただでさえ茹であがっているところを抱き上げられ、撫でられて。もはや頭は完全に沸騰していた。座らされた椅子から動くこともできず、顔を、全身を真っ赤にして硬直している]
なら、尚の事。
お前の力で、見つけてみせろ。
自分には出来ないなどと、甘えるな。
俺には、その力すら無いんだ。
[そう、アーベルを睨み付け一喝した。
知らず、悔しさを眼に滲ませて。]
[アーベルの様子に僅かに眉を寄せる。
けれど声をかけることはせず。
ユリアンとアーベルを見比べるようにみやり。]
アーベルとユリアン、どちらを信じるか、か……
[もっとも、それよりも切羽詰った問題もあるのだけれど、人を殺す問題から逃避するように、そちらにはあまり思考が向かなかった。]
…アーベル、おめぇのその態度は信頼を落とすぞ。
自分が視て人間と判断した者を殺そうとするんだからな。
確かにおめぇからすればユリアンは人狼に与する人間になるだろう。
だが今俺らが手にかけなきゃならんのは人間か?
違うだろう?
[アーベルに対し厳し目の視線を向け、静かな低い声で告げた]
お前が、本当に力を持っているのなら。
無駄に命を散らせるような真似は、するな。
[アーベルにそう言うと、目を伏せて。]
…これ以上、ダーヴィッドのように殺される人間を、増やすな。
[ためらいは、まだあるけれど。
椅子から立ち上がり、アーベルの所へと向かう]
……まだ、なんか、ぐるぐるしてる、けど。
ウチは……信じたい、の。
だから……自棄、起こしたら、やだ、よ。
[小さく呟いて。
そ、と。アーベルの手に手を伸ばした]
……さて。
[無論他の者から『選ばれた』とて、大人しく殺されてやるような男でもないのだけれど。
組んでいた腕を解いた]
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