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[騎士とイゾルデの会話が聞こえる。]
人のあるべき姿、か。
それを定めるのは何なんでしょうね……
[気もそぞろに上の空。
当然足下がお留守になり――]
ぎゃっ
[こけた。]
[ゲルハルトの言葉に僅か、目を細める。
青は、ち、と気を良くしたような声を上げて]
[不意に、花々の中へとゆるり、踏み出す。
ランタンを持たない銀の頼りは月光限り]
[歩みは器用に花々を避けて]
[指先で花の先を掠め、さらりと銀糸を揺らして]
――…、
[紡ぐのは言葉の無い、唯旋律だけを追う声]
[しばらくはじっと花を見つめる。
その造形を瞳に刻み込むかのように]
………いやいやいや。
あいつのイメージ組み込んだら印象がきつくなる。
[花を見て思い出した友のせいで難航している模様]
[白いエプロンの下のワンピースは、奇跡の薔薇と同じ色。
月光を受けた蒼を伏せた睫の影で映し、夢見るように呟く]
もしかしたら・・・そう、ね。
まだまだ人の知らぬ不思議があちこちで眠っているのかしら・・・
[こんなに月が銀に光る夜には、不思議も素直に信じられる。
妖精同士が持ち寄る花々の香りに顔を上げ、*目を細めた*]
いやいや、お手間をかけさせてしまって――
[苦笑を受かべ、騎士に助け起こされる。]
……へぇ。
これは凄い。
[顔を上げると、一面の蒼。
光を浴びて、朧に輝いていた。]
うん。
でも月の大きい日は見つかりやすいから…っと。
[優しい声にそのまま答え、途中で慌てて言葉を止めた。
なにせここにはお医者のせんせも、弟だっているのだから]
ま、まーな?
[弟の問いに目をそらす。
危ないからダメだぞと、諌めた場所よりここは奥]
[今は弦を弾くことも無い。
唯々声だけが音を紡ぎ、闇空に流れて消えて往く]
[枯草色の肩から飛び出すは青。
銀の周囲を舞って、主の指先は其れを追って]
[舞に似た動きに、触れた青の花がひとつ花弁を舞い上げる]
[まるで、妖精が飛び立ったかのように]
[途中で止まった兄の言葉に、へー、と短く声を上げる。
口元には、にぃ、と笑みが浮かんでいて]
……なぁんで、そこで目ぇ逸らすんだよー?
[こて、と首を傾げつつ、問いかける。
ここを知っている、という時点でこっちも色々言えた義理ではないのだが]
[視線がルイを捉えると、その舞のよな動きを追う。
見惚れるよな、瞳に刻み込むよな。
ピースにせんがためにしばらく瞳はそちらへと向いた]
花……妖精……舞……。
フレアを使って周囲に花と花弁を散らす……ありきたり過ぎるな。
……銀糸、か。
[イメージを纏めようと小さな呟きが零れる]
[皆が花畑で紫がかった青の花を眺めている頃]
せっかく摘んだ花をそのままにしておくのは可哀想。
よろしければ編んでもいいかしら?
[色とりどりの花を組み合わせ、ゆっくりと花冠を作る。
けれど、妖精がくれた首飾りほどの出来栄えにはならない]
久し振りに編みましたが・・・
やはり妖精さんの方がお上手ですわね。
[…騎士のイメージとかけ離れた声と仕草。
おもむろに怪しい態度。
そして、背中から生えた翅]
…
[目を丸くし、驚き。
そして、何も言えなくなる]
か。かわいい、です、ね。
[ようやく出てきた言葉はコレ。
何が、という主語が抜けていた]
[半ば呆然としながら、皆の後に続き。
花畑へと出れば、目を輝かせた]
わぁ…
[胸の前まで手を持ち上げ、月下の華達を見つめる]
[眼前に広がる景色を言葉にする術を知らず
交じり、踊る、銀と蒼に見惚れ、動かない。]
[兄弟のささやかな闘いにも気付かぬまま、医師は立ち尽していた。]
[白いエプロンに包まれた膝に色鮮やかな花冠を置いて一息。
運ばれてきた夜露と花の蜜の飲み物をいただく。
気ままに跳ねたり踊ったりする小さな背には四枚の翅。
銀月の光を受け、きらきらと煌く様は夢幻のように美しい]
・・・・・・きれいですわ・・・・・・
皆様も一緒に見ることが出来たらもっと素敵ですのに・・・
[はぐれた人々を想いつつも、ほぅと感嘆の息を零した]
[書き留める物がない以上、全て記憶に刻むしか無く。
得たイメージを忘れぬよう努力しながら]
もっと素敵な世界って、どこのことだい?
[空色を見返す。
その力が強まるのを、自分の瞳は『視て』いた]
[くるり、振り返る。
しゃらりと背で銀糸が月光を弾いて煌いた]
[細めた瞳。
揺れる外套の襟元から覗く口元は微かな笑みを刷き]
…――
[連なる音は其の儘、青を追っていた手を伸べる]
[導かれるように青は舞って。
くるり、くるり。
ヴェルナーの周囲を駆け。
イゾルテとギールギースの間を抜けて]
まだ早いって言っただろー。
一人じゃなかったならいいけどさ。
[強く言えるはずもない。
このままうやむやにしてしまおうと、マリオンに近づいて。
髪を引っ掻き回そうと、頭に向けて手を伸ばした]
[目の前に妖精…ギールギースの姿が現れると、目を瞬かせた]
え?
[耳元で囁かれれば、少し身を固くするも。
出発前に話した事だと分かれば、少し慌てて]
べ、別に…怖い、って。
…少しは、思ってたけど。
[少しバツが悪そうに言う]
でも。こんな景色ばかりなら…
怖く、ない、な。
んなコトいったってさー。
道があったら進んでくのが探検ってもんじゃんかー。
[よくわからない理論で返しつつ。
伸ばされる手は避けそこなったため、髪はまた、ぐしゃぐしゃにされて]
もー、なでんな、ってのにー。
『ふふふ…とっても、とっても、素敵な所。』
[そう返すと、口の中で呪を転がし始めた。]
(このおにーちゃんに当たればいいんだけど…)
[内心の不安は口には出さず、一心に力を練る。
どこからか現れた光の粒子が、ギールギースの翅に集う。]
・・・、・・・あら?
[煌く金色の翅を見る内、ふと脳裏に何かが引っかかった。
花の香りが移った指先で秀でた額を軽く押さえる]
ああ、そうですわ・・・
こちらに運ばれる時に見えた光・・・・・・あら、まあ。
マリオンくんの傍にも、よく似た光がありましたかしら?
[妖精達は答えを知っているのかいないのか。
それぞれに顔を見合わせてくすくす笑うだけ。
ホラントとヒルダに同意を求め、困った風に眉を下げる]
[イゾルテの視線の先、青はギールギースの周囲を巡る]
[其れは力を貸しているようで。
力の矛先を掻き回しているようで]
[ちち、ちっ]
[上がる声は微かに笑っているようにも聞こえるか]
[ふと、指先の錯覚に引かれて視線を泉へと向ける。
水面に映る銀月が震えたような気がした]
・・・?
[上座の王様はえっへんと胸を逸らし、髭をひねりひねり。
何が起こるかわかっていても教えないのは妖精の性]
これから行くところとはまた違うのかい?
[はっきりとした答えを示さないギールギースに軽く首を傾げる。
その間にも翅には光が集まり、輝きが増していた]
それはまあ、そうだけど。
危ないっていうからには理由もあるんだよ。
[それを無視して騒ぎを起こした経験者は語る。
わしゃわしゃと髪をかき回して]
親父ほどじゃなくても、拳骨よりマシだろー。
[理由になってるのやらなってないのやら]
足元気をつけないと
踏むしちゃいそう!
もったいない
気をつけないと
ふふっ
[楽しいを、いっぱいに表現する
しゃらん
腰元の鈴がなった
ストールが、ふわり]
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