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[もしも、その力に巻き込まれたのが、ダンピール自身でなかったなら、次にそこに来た者は、木の傍に倒れている彼を見つけることになるだろう*]
え、ちょ…ねーさ、
[手を伸ばそうにも、キリルを抱えているせいでそれも叶わず。
思わず足を踏み出しかけて、アナスタシアが手を上げてこちらを制しているのが見えて動きが止まった。]
まさかとは思うけど、さ。
……出れねーの?
[こちらの問いかけが膜の中にまでは届いたかどうかわからないが、今見た一連の出来事からそう判断するのは容易なことで。]
…………ねーさん、菓子に目、眩みすぎ。
[呆れた声音で、ぽつりと呟いた。]
― 廊下 ―
あやつられ…?
[ユルユル][力の抜けた手でドミニカの肩を撫でていた]
[切れ切れな小声に困惑顔でレイスを見る]
そんな風には見えない、けど。
[けれどドミニカが怯えているのも事実]
[困り顔のままユーリーたちの顔を見回した][キョロリ]
― 廊下 ―
な、なにするんじゃよぅぅ、
やっぱりお前さんが悪い人じゃないとか嘘じゃよぅぅぅぅ!
ちゅーかレイちゃんが操られてるとか何事――……
[抗議の声と這い上がろうとした動きが同時に止まった]
……………おおおぅ?
[今度は自ら頭を引っ込め、ぺたりと地面に身を付ける]
また、かしかしちゃんが動いた……?
[ベルナルトの呟きは、最もだと頷きつつ。
きっと彼も頭痛がしそうなのだろうなとふと。]
[気付いたっぽい、と言う言葉に]
ナースチャ、少しは解ってくださいまし!
貴女は今回、ホストですのよ?
[と、お小言を出しかけて。
呆れたような声に、目をぱちぱちと瞬かせた。]
………。
この膜、木の中ではものすごく強いのですね…。
[それとも、力が弱っているからなのだろうか?
妙に、菓子が大きく見える。]
…………
え?
あ、あれ…?
[アナスタシアと、同じくらいの、菓子。]
べ、ベルさん…御菓子、大きくないですか…?
[と、問いかけた。]
─ 廊下→中庭 ─
……んぁ?
[さて、どうしたものか。
ある意味、ここは魔人に任せた方がいいんじゃないか、なんて。
そんな風に思った直後、何か、感じた]
……なん、だ、コレ?
[力の流れる感触は、知ってるような、違うような、なもので]
あー……後で、ここの状況のレポ頼むっ!
[そちらに引かれた意識は、誰に言うでなくこんな言葉を投げかけさせ。
力の流れを辿るよに、ふわり、空間を渡った。**]
[走ることはできない足は、追いつこうとすればすぐに追いつくこともできるだろうから。
何か言われても、足を止めることはない。
部屋の扉を閉めることもない。
そっと囁く聲は、木の力の根付くものにしかとどかない]
― 廊下 ―
[周囲のやりとりを聞きながらぐすぐすと鼻をすすっている。
オリガが困惑しているのを見て、レイスが部屋に戻る姿を見て。
ユーリーやウートラが何かを感じたらしいのもみたけれど、中庭の異変には気づかなくて。
止まらない涙をとめようと目元をこすった]
―― おかしの、き、に、えいよう、をおくる、って……いってた……
[小さな声で呟くように、部屋へと戻るレイスの背を見る。
レイスへとむかったような木の力はほかにはいまのところ感じなくて。
ただオリガの傍に引っ付いていた**]
菓子の実と一緒に生れたらむしろねーさんは本望かもね。
[流石に呆れて思考する気力が半減している為か、こちらの返答も割と投げやり。
とはいえ、このまま放っとくわけにもいかず。]
…しっかし、どうしような、これ。
菓子に目がくらんで中に入って、出れなくなったんだろーけど。
ねーさんが小さくなってんのはこの膜の中に入ったせいだろうな。
[アナスタシアと違い、自分達の大きさは変わっていない。
彼女と自分達の違いは膜の中か外かという点しか考えられない為に、溜息をつきながら推測を口にして。]
[制止の声に止まらない歩みを魔人は追います。
ウートラが身を伏せ、ユーリーが空間を渡るのを背に部屋へと踏み込みました。
泣いていたドミニカにはオリガがいるので問題ないでしょう。]
いったい、どうなってるんだ
[部屋の水に触れて振り返るセイレーンを赤混じりの黒が苛立ちを込めて睨みます。
水を苦手とする魔人は部屋の中に立たず宙に浮かんでいましたが、たまに散る小さな飛沫が触れればそこからパッと水蒸気が散りました。]
[誰かがついてきているのならそれはそれでよかった。
ただ、聞こえた言葉に、眉を寄せて]
――…わたしが、取る。
[何をとも言わなかった。
室内に水の力が満ちているからか、しゃがれた声に昔の聲がわずかに重なるように。
水を介して泉のそばへと、力を制御するように送る。
そこに木の力が混じっていることは、気付かれてしまうことは承知の上で。
ニキータが使う力の主導権を、遠くではあるが、少しずつ奪っていこうとして]
――…
ロランを、木が、取りこんだ。
だけですよ。
[ディスプレイを見ることもなく、ただ、もう振りかえりもせずに、そう伝える]
力が暴れているので。
制御、します。
[アナスタシアの様子を睨むような…――単に、目つきが鋭く見えるだけで、注視しているだけなのだが。]
う、ううん…。
[ごそ、とエプロンポケットから裁縫道具を取り出して。そこから、ちいさな鋏を取り出し]
………これじゃあ、流石に切れませんよね…。
[膜を開いてしまえば、出られるとは考えたものの。
うかつに手で触れると、同じように引きずり込まれるかも、と思い]
……ナースチャが、手紙をはやせなくなったのって。
…こうして、縮んでしまったからかも、しれませんわね…。
[とんだ茶会のホストだ、と。少しは茶会にこだわりのあるメイドには、頭痛がひどくなるばかり。]
………とりあえず様子見てるっきゃねーか。
[暫く考えたものの、現状の打開策など浮かばなかった。
身体が小さくなっているとはいえ、今の様子を見た限りアナスタシアは当分心配要らないだろう。
つーか心配するだけバカを見るような気分になりながら、流石にそれは口にせず。]
あー、下手に触らない方が良いと思うよ。
さっき近づこうとしたの、ねーさんが慌てて止めようとしてたから。
[鋏を取り出して膜を切ろうかと考えてるらしいキリルに、溜息混じりに声をかけ。
手紙を生やせなくなった理由には、そうかもね、とほとんど溜息のような呟きを零した。]
[部屋に満ちる水の力。
纏いつくようなそれに魔人は深く眉を顰めます。
しゃがれた声と甘い聲が重なる響きに聞き惚れる間もなく、『取る』という言葉に、とっさに阻もうと手を伸ばしました。]
・・・・・つっ!
だけ、とか違うだろう!
操られてるなら、都合よく、制御されてたまるか!
[水に触れた場所から激しく水蒸気が噴出します。]
ま、ねーさんの居場所が分かっただけでも良しっつーことで。
状況に動きがあるまで、ここでちっと休憩しない?
なんかすっげー疲れたし、紅茶出してもらえると嬉しいんだけど。
[そう言って抱き上げたままのキリルに問いかける。
同意を得られたなら、その場に屈んで彼女を座らせるとその隣に腰掛けて彼女に寄りかかるようにと言って。
木の外では何か進展があっただろうかとか考えながら、溜息をついた。**]
/*
今気付いたが、wikiでは膜の中の菓子手に取れないとか書いてあった。
目が滑って見落としてたごめん…!
ねーさん菓子にかじりついたとか書いちゃったよ。
*/
/*
今更だがwikiから転載
•墓下
お菓子の木が栄養を摂るための空間です。
基本的に、歩いたりするだけでも普段の十倍近く疲労します。
ぐったりですが、殺されることはありません。
お菓子がつつまれてたみたいな薄い膜が、空間を構成しています。
今度は触れても破れることはありません。
膜の向こう側にはお菓子があるけれど、手に取ることはできません。
飲食はしなくても大丈夫なようですが、目の前にはお菓子があります。
何も入っていない膜は、だんだんとお菓子が出来ていきます。人が増えるとその分、増えます。
誰かが作っているようにも見えますが、人はどこにもいません。
膜の中に入ろうとしたら、しっかり取り込まれます。
みんな力を吸われて小型化、もしくは小児化します。
本性で居るのは楽ですが、どんな本性でもお菓子大になります。
*/
イフリートやぁぁあい。
一体なにがどうなってるんじゃ…… っひょー!?
[部屋に遅れて辿り着いたものの、
室内にて噴き出す水蒸気に身を引いた]
おおおお、穏便にしなきゃ駄目じゃよぅ……!
[慌てふためきながらも木の根を伸ばし、室内の隅に這わせる。水を吸い上げる力は土には劣るものの、その気を弱め、結果としてグレゴリーを補助する程度のことは出来るだろう、と]
/*
アナスタシアさんは いいのでは ないでしょうか!
むしろ、アナスタシアさんが身を挺して触ってはならないと示してくれた流れの方が目線わかりやすいかもしれない・・・!
*/
[水が蒸発しても、力の主導権を奪うのは、やめない。
行使の仕方はわかっていたから、ニキータの操る力を引き寄せるのは簡単に出来る。
彼が持て余す分、根こそぎ奪ってしまうつもり。
本来ならば、普段から慣れた力が失われてゆく場所でやるようなものではないと、そんなことくらい理解はしていた]
――っ、
出来る、から、手出ししないでくださ…い!
[声は、水のない今、いつものようなしゃがれた音だけ。
慣れない強い力に、それでもグレゴリーと、ウートラへと視線は一度ずつ、飛ばして。
力を、手元に、引き寄せる。
ベルナルトとキリルを襲ったのとおなじ、食らおうとする木の力は、場所が離れても強い。一人、木の中に取り込むことくらい、簡単にできるだろうくらい。
――そしてそれは、手元に引き寄せることで自分を危険にするとわかったうえで]
― 廊下 ―
栄養を。レイスがそう言ったの?
[キュッ][ドミニカの小声に唇を噛む]
[ユーリーが転移するのを少しだけ不安げに見送って]
[ウートラに頼むと言われ小さく頷いた][コクッ]
おまかせします。
今は足手まといになりかねないから。
[ハフッ][こんなことなら危ない橋を渡るのではなかった]
[短気を後悔しながら動かずにレイスの部屋を見ていた]
[ドミニカを背中に庇うような位置で][*ジッ*]
[レイスが何をしようとしているのかを正確に把握していたとはとても言えはしないでしょう。
ただレイスの淡々とした言葉>>134に、このまま唯々諾々と菓子の木に都合よい制御を受け入れる事はできなかったのでした。]
邪魔する と、いっただろう!
[手出しするなと言うしゃがれた声>>138に怒鳴り返します。
エント>>136が言う穏便の欠片もありません。
ブワッと噴出する水蒸気の中でイフリートの身の端々が赤くチリチリ音を立てました。
穏便とはとても言えない手段は水を食らった分だけ魔人の体も削っていきます。
白い幕がはれた時その姿があったなら―――削れた断面に赤い炎を覗かせて佇んでいるのでした。**]
は、はい。紅茶なら、大丈夫ですのよ!
[声をかけられて、再度近い距離を自覚し、かぁ、と頬が染まった]
[座ってからは、少しのお呪い程度の力でティーポットとカップ、それに茶葉の缶を呼び出す。
キリルと共に在るそのセットは、彼女の呼びかけには此処でもこたえるよう。]
[寄りかかるのは少し恥ずかしかったけれど、そうしなければ動けない、と自分に言い聞かせるようにしながら。
嬉しいような、気恥ずかしいような、そんな感覚を覚えている。]
[鼻歌でも歌いそうな様子で紅茶を淹れ、ベルナルトの傍へ*置いた。*]
ちゅーか、レイちゃんが制御?しようとしてるんなら邪魔したら不味いんじゃ……いや制御したら制御したで、他の人が捕まるんかのぅ?
ええと、もう、こらレイちゃん、その力、手放しなさい!
[思考は纏まらず思いつくままに言葉を並べ立てて水の気を奪うのを中断し、子供を叱りつけるような声を飛ばす。叫んだ直後、まさに彼から離れて牙を剥いた木の力の流れは微かながら感じ取ることは出来たが止める手立てはなく]
ちょ、イフリート危―――――
[それどころか、己の不得手とする炎の化身が放つ力により吹き飛ばされて、壁にぶつかり一瞬意識が遠ざかる。
水と中和されたことにより、燃えずに済んだのは*不幸中の幸い*]
[力を奪ったのは。
注意をそらす為に無理をしてロランを取りこんだ仲間のため。
――それは同時に木の意志でもあるとは、考えることもない。
無理に引き寄せた力の制御は、やはりうまくいかず。
邪魔するという言葉を聞いて、苦しそうな口元に、わずかに笑みが浮かんだ。
水の多い室内、彼にとってはきついだろうと、頭の片隅で考える。
ウートラも強い炎の中は危険だろう。
木にしてみれば、餌が減るのは困るから。
本人にしてみれば、友が苦しむのも困るから。
無理やり抑えていた力が緩む。
かわりに、室内に残っていた水がざわめいた。
グレゴリーからは遠ざかるように。
ウートラは、守るように。
伸びてくる手に、微笑った]
[制御から外れた力が襲うのは、自分だったら良いと、思ったのは何のためか。
もし自分がここに残ってしまったら、次はだれを連れてゆくべきだろう。
そう思ったのは、一瞬。
キャパシティーを超えた力の大きさに、意識を飛ばすのだった**]
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