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なんっつーか、まぁ…。
「とりあえず呑めにゃ♪」
んだな。
此処で何かしようったってどーしよーもねぇしな。
…向こうと、強く引き合える想いとかあるってんなら別だけどさ。
それで。
ユリアン=フェーダ。いや、フェーン、か?
ともかく。もう一つ、話があるのだが。
[ユリアンとリディの話を聞いていたのか、いないのか。
翠玉の眼差しをすっと向けて、声を掛ける]
一端…
[眸はゆるりと其方に向けられ]
そう、ですか。
彼は…大丈夫でした?
[昨日随分と暴れていたから、と。何事も無かったかの様に]
[視線は広場へと戻される]
…
[アーベルの言葉を聞き…視線を落とし]
…終わってしまったことは終わってしまったことなの。
それは、もう、お終い…
仮に、あたしが動いていたとして…それは、"何のため"に動いてたの?
いきなり聞こえてきた頭の中の声を信じ切って、一緒に暮らしていた村の住人を疑うの?
最初に連れていったのは、話をこじらせてきた王様で、あたしの中に居る妖精はその遣いの者なのに?
それこそ…どうかしてるわ。
[その言葉には迷いはなく…]
…それに、妖精は教えてくれなかった。
悪い子、としか。
誰にとって悪なのか。誰にとって善なのか…
その線引きは本人の元でしか行われないわ。
[フェーンという、『本来の名』で呼びかけられて、ほんの一瞬びくりとするものの。
ゆっくりと、そちらを、振り返って]
ん、ああ……悪い、そっちも話の途中だった。
……贅沢を言ってよければ、そっちの『名』では呼ばれたくないんだけど、な。
[はふ、と息を吐いて]
それで?
親父の大ボケの話は、本題じゃないんだろ?
[翠玉の瞳を見返しつつ、静かに問い]
[ユリアンの言葉に、俯きながらもしばし黙り込んで。
ミハエルの声が響けば、そちらへと視線を寄越す。
今まで彼らが、何を話していたのかは判らないけれども]
それに…見る事。言う事なら…誰だって出来るわ。
でも、手を翳すのは…誰にでも出来る事じゃない。
ソレも一緒に人に求めるのは…どうなのかしら?
[視線を閉ざすと、小さく息をつき…]
もう、あたしの見る力は意味がないわ…
それこそ。
あの二人がどうしたいのか。
それだけよ。
[投げかけられた言葉に、一つ、瞬いて]
……向こう……隔離結界に?
[確かに、後一度は衝撃を打ち込む必要があるのはわかっているけれど。
この申し出には、さすがに戸惑った]
わからないならききにいけばいい
[青年の答えは至極単純で]
別にいきなり妖精とやらを信じきらずとも、
それよりも知り合いで職人仲間のユリアンにでも、
騎士の称号を持つダーヴィッドにでも、
丁度祭りを見にきた妖精にもくわしそうなミリィにでも
「こんなことがあったのだけれど」と聞けば良い。
どうせ一人で考えたって結論が出る類じゃない。
妖精なんて非日常過ぎるもんなんだから。
聞いてから判断すれば良い。
聞いてから考えたって遅くはない。
[繰り返される言葉には頷くのみ。
追求が無いことに少なからず驚く。
彼女がもう全て解り切っているかのようで]
……ユリアンは、どうかな。
私は工房まで運ぶだけで何もできなかったから。
ああ、でも声が僅かに聞こえるから意識は取り戻しているようだ。
[彼女に向けていた視線を、彼女の視線を追うように広場へ]
[それから、店に飾られたランプに目を写し]
…イレーナは出来たランプは…出来たランプでもうそれきりなのか?
そのランプにどこか自分の思うようにいかなかった時どうしてだろうって考えないか?
そして、次の一つ作る時…それを反映させはしないのか?
[青年はそう言うとイレーナを覗き込み頭をポフリと撫でる]
[ユーディットに肩を撫でられ、少し落ち着いて…けれど、緊張したまま、やりとりを見つめていた少女は、ミハエルの言葉に、さすがに息を呑んだ]
ミハエル…
手を翳すのは…誰にでも出来る事じゃない。
そうかもしれないけどそうじゃないかもしれない。
実行に移す前にあきらめんのははやすぎないか?
ランプ作るのだって
「こんな難しいの作れないよ」では終らないだろ?
勘違いするな。
[戸惑うユリアンの様子にも、視線は外さない儘に]
先程言ったように、君に協力する気は、全く持って無い。
僕は、大馬鹿者に話をしに行くだけだ。
金色の光と銀色の光が行き着くのは、同じ場所なのだろう?
僕は自分の失態を取り戻しに行くだけだ。
……それで取り戻せる、だなんて、容易には考えていないが。
[其処まで言い切ると、ふっと溜息を吐く]
これは、僕の“意地”でもある。
[口許には僅か、笑みらしきものが浮かんでいたろうか]
[ミハエルが告げた言の葉は、予想も付かないもので。
あまりの驚きに、主と呼んでしまった事にも気付かず、必死で届かぬ声を張り上げる。]
あぁ、なんて事を…っ!
何を言ってるかわかってるんですかっ!
此処に来て、無事に帰る事の出来る保障なんてなにもないんですよっ!
フィリーネ様を…悲しませるつもりなんですかっ!?
お願いやめて聞かないでユリアンさんっ!!!
そこまでして――怒りにこなくってもいいですからっ!
此処から出ることが出来たら逃げずにちゃんと謝りに行きますからっ!
こっちに来ちゃダメーーーーーーーーーーー!!!
あ……。
[告げられた言葉。
それだけで、なんとなく。
意図は、つかめた気がした。
なんでこんな事には気が回るのかと。
相棒はため息をついていそうだが]
ああ、確かに。同じ場所……同じ、隔離結界の中だ。
団長、エーリッヒ、ミリィと……あの子も、間違いなくそこにいる。
[静かに、答え。
それから、こちらも微かに笑みを]
意地……か。
わかった。
意地を貫くなら、向こうに送る。
その『ついでに』、発生する力を、俺の親子喧嘩の収拾のために使わせてもらうぜ。
ふーむ、いっちょ前に漢だねぇ。
[なんとなく思い出したのは、幼い頃にフィリーネを連れに来た貴族のこと。
ねーちゃんをわたすもんかとかかっていくつもりが、コイツにはかなわないと、すんなり祝福する気になったっけ。
確かにミハエルはあのヒトの子なんだなぁ、と。]
―――ミハ君がいうなら、あたしは止めない。
[沈黙を守っていたものの。
2人の言葉に、小さく息を吐けば。ぽつりと]
―――…ユリアンにぃの言葉が本当なら、
…ちゃんと『終わり』にしたら、団長さんもエリにぃも、
ユーディットさんも、ミリィもミハ君も、…戻ってくるんだよね?
[“声”と言う単語に、僅か反応したけれど]
[…そうですか、と頷く。驚くのにはもう慣れてしまっていた]
[視線はずれて、暗い空へと]
ミリィちゃんは、合意の上だったって聞きました。
…エーリのほうは、如何して?
[金の光に崩れる様に消えた、銀の光を思い出して。気になっていた事を、淡々と口にする]
[呟くようなリディの言葉に、軽く、そちらを振り返って]
『一生信じない妖精』に言われても、アレかも知れねーけど。
帰って来る。
そして、それを成し遂げるのが、俺の『約束』だ。
…聞いても…ね。
あたしには、何の力もなかったわ…"見る事"しか。
ユリアンが…もし、悪い子だったら、何も出来なかった。
もし、協力を求められても、何も、出来なかった…
皆に教えよう物なら、可哀想だったでしょう…?
ミリィ…って子…ユリアンが、好きなんだから。
遠くに、行って…帰ってこれるかは、王様次第、って。
あんな、我が侭な王様で…それを期待するのは酷、よ。
[小さな声で囁くように呟く]
…リディにも、聞きにくかったしね…王様に対して、怒るのも、分かったから…
…結局…あたしは、見ていることを、選んだわ…
悪い子も、人攫いとか…罪を、侵すまで。
[ランプ、という単語に言葉が詰まり…]
…上手く、いかなかったランプは…何度も、作り直したわ…
大体…失敗していたら、すぐ…わかったから。
[頭を撫でられると、瞳を微かに濡らし]
…でも…あたしの、せいで…
全て、おかしくなったら…困る、じゃない…
ランプとは、違って…何度も、やり直せないんだから…
[少女は、どう言えばいいのか判らなかった。そもそも、ミハエルと同じことをユリアンに頼んだ身で、何かを言えるはずもない。けれど…けれど、感じ取れたことは、やはりあって…]
ユーディット…少し、あなたが羨ましいわ…
[小さく、小さく、呟いた]
一度決めたのならば、その意地は――貫く。
そうだろう。
[ふっと、笑みを消して]
何度も言うが。
君の問題は、僕にも、僕以外の者にも関係無い。
ここまで来た以上、きっちり事は収めろ。謝罪は後回しだ。
[何方の方が年上なのだか、解らない物言い]
妖精の王様も石に宿ってたそいつも、ミリィを連れてっちゃった妖精も、
皆一緒。妖精の言うことは、もー信じない。
……けど。
[小さく息を吐けば、ユリアンへと視線を移して]
……「戻ってくる」って、ミリィが言ったから。
ミリィと約束をしたのがユリアンにぃなら、
―――あたしは"ユリアンにぃ"を、信じる。
[ぽつりと]
そうだな。決めたこと、意地は貫き通すもんだ。
……ああ、わかってる。
俺の問題は、俺の手でケリをつける。
絶対に、な。
[物言いは気にした様子もなく……むしろ、らしいな、などと考えながら。
はっきりと、頷いた]
[ゆるゆると息を吐き出し、視線は更に下へ。
視線が辿り着いた珈琲は購入した時そのままの量を保っている]
…最初に、団長が消えたろう?
その時に妖精王の気配が彼からして、な。
……それだけといえば、それだけだ。
[言い訳にもならない、と心の内で呟いて]
[はっきり言い切られる言葉に、胸が詰まって――言葉も出なくなって。
(少年の言う『大馬鹿者』が、自分ではなくエーリッヒだったりして…なんて一瞬現実逃避しかけたりもしつつ)
ぼろぼろ泣きながら彼らの会話に耳を傾ける。
――ミリィと繋がれたままの手に力が入るのは、消して逃げようとしている訳ではなく。]
……リディ……。
[ぽつり、呟かれた言葉に、わずか表情が緩んだか]
……ありがと、な。
[小さな呟きには、安堵と、それから感謝の響き]
色々難しく考えすぎなんだよイレーナは。
先に回り込んで考えすぎて…動けなくなってる。
[青年はイレーナの”もし”が沢山ついた言葉に苦笑し
イレーナの髪をぐしゃぐしゃと撫でる。]
ユリアンが悪い奴かって言われれば、
大馬鹿だとは思うけど悪い奴じゃないって信じられないかな?
それに王様に期待できなくても
ユリアン自身が打破するかもしれないとかも
……俺はさ……ランプ扱ってないからかな…
ランプよりも人間の方が案外頑丈だって信じてるよ
……悪いことばっかじゃなくて、色々信じてみようぜ?
なんせ妖精がいるなんて信じられないことがある村なんだから
[ミリィの小さな呟きは、半分自分自身の嗚咽に紛れて聞こえなかったけど。
それでも、同意するように、何度も何度も *頷いた。*]
[リディとユリアンとの遣り取りを見れば、……小さく溜息]
僕はリディと違って、君が嫌いだし、信じている訳でもないが。
それは、君が人間だろうが、妖精だろうが、関係のない事だ。
[そもそも数日前まで、妖精の存在等信じてすらいなかったのだが]
……僕が見るのは、あくまでも個人だからな。
[髪をくしゃりと掻いて、両の手を腰に当てる]
で。此方は何もしなくていいのか。
モノの見方なんて、人それぞれだろ?
見んな違ってる。
んで、だからこそ、面白いんだ。
[さらり、返して]
ん、そのまま立ってれば大丈夫……。
……ああ。衝撃がでかいかもしれんから、それに対する気構え作っとくとかはしといた方がいいかも。
[ユリアンの言葉にふるふると首を振って。
小さく息を吐けば、ぺしりと自分の頬を叩く。]
…っ、はい!あたしの八つ当たりはこれにて終わりっ!
ごめんね、ユリアンにぃ。 多分、…八つ当たりなの。
――― ミリィに守るよって言ったのに、あたしが守れなかっただけだから。
[ごめん。と小さく謝罪を口にすれば、
投げてしまったペンダントへと掌を差し出して。]
[ゆっくりと席を立つ。
満たされたままのカップは椅子の上に置いて。
天を、睨みつける]
……今日こそは、連れて行ってくれるのだろうな?
[揺らめく銀の陽炎は、誰かの目に留まっただろうか]
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