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― 広間 ―
ん。それが命の基本だからな。
出来る事はしないと。
[エーリッヒに頷き答えた。
薬屋の不養生には気をつけようと苦笑を返して]
いや、特には何も。
[質問には首を振った。
護られたという実感も当然ない。
確かに変だと少し眉を寄せた]
─ 台所 ─
[見詰める視線>>132からは、無意識、逃げた。
茶猫がじとー、と見てくるのからも、ついでに逃げた。
姉から突っ込みがなかった>>135のは、きっと何より幸いだった]
ん、ああ……そう、だね。
[それでも、その事実には同意できるから、頷く。
視線が外れて、ほっとしていたのは否めなかった。
そんな気分的なあれそれもあって、台所を出て広間に向かうのは、一番最後になったわけだが]
…………。
[台所を出る前、襟元を引っ張り、そこに絡みつく茨を見る。
天鵞絨に宿るのは、静かないろ]
……例え、そうする事で、朱花宿す者としての責に、反する事になっても。
[ぽつり、紡ぐ言葉に応じて高まる熱。
僅かに顔をしかめながら、それでも]
それでも、俺は…………まもりたい、よ。
[小さな声で、そう、紡いで。
物言いたげな茶猫を肩に乗せると、広間へと向かった]
― 現在軸 広間 ―
[>>139 特に何も、というゼルギウスに]
そっかー……先生が人狼の姿を見てかつ生きているんだったらいろいろ話は楽だったんだが、そんな都合のよいことはないんだな。
[>>142 クレメンスの言葉に、片眉を跳ね上がる]
人狼が、人狼を襲えない? 確かにゼルギウス先生は、リーチェを――
[そんな共感があった。子供の年頃のリーチェを手にかける、心臓に拳をあててぐりぐりされるような痛みをわかちあったと。でもそれは一方的だったのだろうか]
[だが一方で。自分の手段が距離を選ばないものだったからよかったものの。接近しなければならないものだったら、リーチェが何の抵抗もなく、殺されることはなかっただろう。そしてその場合、動けないゼルギウスは邪魔以外の何者でもない]
[口の中が乾いたのか、砂糖お湯に口をつけた]
[そもそもの始まりは月の晩。
狼を見た彼の神父は、その正体も知らずに立ち向かってきた。その行動が正義であると信じて。
目覚めたばかりで未だ自覚もない獣。自ら襲いかかったりしなければ、返り討たれることもなかっただろうに]
[事が始まってからも、少女は未だ躊躇った。
親しい者を殺す等考えられない。けれど全て壊さなければ生き延びられないと聞いたから、悩んだ挙句に一番苦手だった自衛団長を選んだ]
[意識が変わったのはほんの少し前のこと。
大好きだった兄貴分が殺されて、誰もその死を悼まない。
少なくとも少女にはそう見えた。そう思った途端、馬鹿馬鹿しくなった。
こんな人たちの為に、どうして悩まなければいけないのだろう。
こんな人たちに殺されるなんて、絶対に嫌だと。
殺さなければ出られないのなら、すべて殺してやろう――そう決意したのは、つい先程のことだった。
それなのに]
─ 広間 ─
[広間に戻ると、既に他の皆は揃っていた。
空いている場所に落ち着き、エーリッヒがゼルギウスに向ける問いかけと、その答え。
それを自分なりに咀嚼しているところに聞こえたクレメンスの言葉>>142に、天鵞絨が、す、と細められた]
……可能性として、十分にありうる……か。
[自身の論拠は、伝承と口伝のみ。
それでも、投じられた石は、思考を揺らす。
同時、やはり、クレメンスの否定的な思考の意味が図れず、そこに疑問は感じるのだけれど]
[人狼だという告発に否定を返す間も与えられなかった。
死にたくないとただ一言、呟くことすらできなかった。
誰かに助けを求めたくて、伸ばしかけた手は]
(ああ、そうだった)
[途中で無駄だと気付いたから、止めた]
(わたしは、ひとりだったんだ――)
[ふわり、ふわり。する事が無い。
子供の頃から人に仕える為の教育を受けていた為に、自分のために何かすると言う事は得意ではなかった。]
見てるだけー…、かぁ。
[つまんなそうにぽつりと呟いて、事の起こりと終わりを眺めていた。]
― 現在/広間 ―
おはようございます、アマンダさん。
えぇっと、男物の着替えが少なくなってきたもので……
[広間に顔を出せば、先ほどクレメンスと一緒に各部屋を回りに出る前にはいなかった顔も増えていて。
アマンダ>>144の動きづらくはないか、という問いには挨拶をしたあと、ちょっと小声になって視線を泳がせた]
………襲えない、理由?
[その後。クレメンス>>128のセリフに、再び首をかしげる。
やはり伯父は、守り手が誰かを守ったと考えていないようで。
理由はわからないが、もし本当に人狼が誰も襲おうとしなかったなら。
それを知るのは、守り手か人狼かの、どちらかだろう]
(伯父上は、そのどちらか?)
― 広間 ―
[視線を外した時、安堵したような声>>140には少し眉を下げた。
唯、ライヒアルトの姿が広間へ戻るのが遅ければ、幾度か台所の入口へと投げる視線。見えない彼の心の内に、姿を見た時とはまた違う呼気が、一つ口をついて出る。胸元に、自然指を寄せた。
皆が広間に揃う頃には、思考を振り払うように一度目を伏せたけれど。]
…クレム兄さん、
[クレメンスの声>>142が鼓膜を揺らす。何処か昏く重い雰囲気を感じて、少し眉を寄せるも。この状況下を思えば、疑問にまでは至らないだろうか。
何よりその言葉は、昨夜広間を出た時、自分が感じた不可解な思いを、形にし得るものだった、から。]
……偽っている、可能性。
―翌日 広間―
[それから誰もいなくならなかった夜が明けて、ベアトリーチェは広間にいた。
自分の亡骸がどうなったのかは見ていない。同胞の言っていた通り、何処かに捨てられたのだろうと思っていた。
きっと誰も、悲しまなかったのだろうと]
……。
[生きている者が出入りするのが分かる。けれどそちらは見ない。
時折聞こえる異なるこえも、聴こえないふりをし続けた。
今のベアトリーチェは、人間も、人狼も、大嫌いだったから。
黙ったままの少女が見つめているのは、人でも狼でもない――修道士の肩の上にいる、茶色の猫]
─ 広間 ─
……。
[寝不足は思考速度を遅くする。少しの沈黙]
俺が人狼だと?
なら何故、ビーチェの方を視なければいけなかったんだ。
疑うのは二人いた。ジットでも良かった。
ただ、俺は……。
[ベアトリーチェを殺したくなかった。そのベアトリーチェは人狼だった。思考が絡がってまた沈黙した]
……花もまだ健在なんだ。
俺が護られてるかもしれないと思って、そちらを狙って、阻まれたのかもしれないじゃないか。
[必死に考えて、もう一つの可能性を挙げた]
[感情が高ぶらないのは、訓練のせいもあるが。何より死んでしまった為にやっても仕方ない、という意識のせいだ。
それでも仕えた人が無事であるかどうかにだけは、注視してしまうのだけど。
ベアトリーチェが人狼らしい。
それを聞いてもそうなんだと思うだけだった。
気づけば小さな金髪が、ふわりと視界の端に居た。]
ベアちゃん。
[一度だけ呼んでみた。]
―広間―
[>>151 クレメンスが私的する可能性。ベアトリーチェが人狼だ。そう信じているからこそ何とか平衡を保っていたのだろうか、眉毛が下がる]
そーだな。人狼は、人狼を襲えない。
ゼルギウス先生自身が人狼なら、襲われないって筋は通る。
でもっ、極端すぎやしねー!?
ゼルギウス先生が、ベアトリーチェを生贄に捧げて生き残ろうって……
[だが、特異なものはもう見た。神の名の下に弟分を殺した友の姿を。――ゼルギウスも、そんな風に変わってしまったとしたと仮定したら事情は違うのだろうか。
日常なら迷いなくそんな馬鹿な、と声をあげられるところが、喉を誰かの指先で絡め取られたかのように、言葉がつまる]
[呼ばれ>>+8、僅かに肩を震わせて振り向く。
誰からも掛かることのないと思っていた声]
あ。
[いなくなったと聞いていたメイド服姿に、一つ瞬く。
襲ったのは同胞で、肉も口にしていない。故に罪悪感は薄いけれど。
暫く後にぎゅっと眉を寄せて、視線を逸らした]
あ。
[向こうが少しでもこちらの声に反応見せたなら>>+9、ぱあっと表情は明るくなった。]
よかったー、聞こえてるのよね!
何だかぼーっとしてるし、ひょっとして幽霊!?
とか思ってたから安心したわ。
そうよね私も幽霊よね。
[うんうん頷いて、自分が何者なのかを再認識してました。
ふわふわっと近づいて、嫌がられなければ頭を撫でてみた。]
― 広間 ―
[ローザが用意してくれた食事>>123は、自分も少しは貰っただろうか。
けれどそれを食べ終わらない内に、周囲の――特に伯父の会話に耳を傾け、考え込む。
たしかに、ゼルギウスかローザのどちらかが偽っている可能性もある。
だがもし、そうではなかったなら。伯父の発言は、彼らに人狼の可能性をなすりつけようとしている、残った人狼の可能性が高くなるだろう。
だが、伯父が人狼ではなく、守り手だったとしたら。彼を手に掛けるのは危険がある。
そんな事を考えている間に、クレメンスの口から聞こえた断定的な言葉>>157に、眉間にしわが寄った]
……伯父上、少し落ち着いて下さい。
[そう声を掛ける事で、彼の口を塞ぐ事はできるだろうか]
─ 広間 ─
兄さん、ちょっと冷静になってよ。
ゼルギウスが人狼なら、ベアトリーチェをかばわなかったのは不自然じゃないの?
自分が生き残る為の賭けにしたって危険過ぎるわ。
それならまだ、私が人狼だって方が説得力があるんじゃないの。
[朱花の所在を知らぬのと同じく、護り手の所在も知らない。
が、雪の下で眠っている彼らの中にはいないと思っていたから、今日は誰かが護られたのだと思っていた。
が、護り手のことを口にしないのは、強く否定するクレメンスの姿に何かを感じ取ったからで。
それを追及することで、その身に危険が帯びるのを防ぎたかったから。]
っ!?
[予想とは違った明るい声に、びくりと身体を竦ませた。
恐る恐るそちらを見れば手が近づいて来て、撫でられる。
嫌がりはしなかったが体育座りの膝を抱きしめて、顔を半分ほど埋めて]
…… 嫌いじゃないの?
[ぼそぼそと呟いた]
― 広間 ―
まぁ、アマンダ姉さん。
極端な可能性の検討してんだよ、クレメンス先生。
ローザねえさんも、ゼルギウス先生も両方偽っていて、それで、リーチェが人間ならば、みたいな。
[>>161 アマンダとクレメンスとの前提の違いを補修しようと口を挟む。
ずきずきと今も頭痛がする、その原因は――]
で、俺は『見極める力』も『死者を視る力』のどっちもねーから、今でもリーチェが人間だったらと思うと、怖い。だから――
なぁ、アマンダねえさん。アマンダねえさんは、はっきりとベアトリーチェが人狼って言い切れるんだな。
[からからと乾いた声を紡いだ]
─ 広間 ─
[交わされるやり取りに、口を出しはしなかった。
ヘタに口を挟むと混線が深まりそうだから、というのもあるのだが。
直接問わず、第三者の位置から見えるものもある、というのが、強い]
……過去の経験から、『蒼花』以外を受け入れない、とは。
[聞こえた宣>>163に、天鵞絨が細められる。
ただ、それがすぐに人である、との思考にゆかないのは。
伝承に伝わる事例の幾つか、情により、花を散らせぬ狼の物語。
それが、意識を過ぎったから]
ん?誰が?誰を?
[ベアトリーチェの質問が端的で、こっちはきょとんと首を傾げる。>>+11
が、程なくして思い当たると、ああと頷いて。]
んーと、ベアちゃんが人狼だからとか、
私を殺しちゃったからとか?
[死に際の事は相変わらず記憶に無かったから尋ねる。
どのみち殺したかもしれない相手に対する態度ではないのかもしれないが。]
─ 広間 ─
にいさ…
[クレメンスの言葉>>163を聞けば、言葉が出てくるわけもなかった。
欺かれたことがあるなら、信じることは難しいだろう。
辛く伏せた目は、エーリッヒの言葉>>165を聞いてまた開いた。]
そりゃあね。
ゼルギウスとローザ二人ともが偽物だとは思えないもの。
[こくりと頷き、彼をまっすぐに見つめ。]
ウェンデルはともかく、ユーディットに何か力があるなら。
ミハエルに絶対伝えていたはずだもの。
ミハエルが聞いて黙ってたならともかく、何も聞いていないなら。
ユーディットは何も力を持ってなかったのよ。
ユーディットが力を持っていない以上、ローザとゼルギウス二人ともが偽物なんてありえないでしょう?
[>>163 クレメンスが何故あそこまで平然といられたのか、その理由が全てその一言で氷解した]
そっか、だからクレメンス先生は……
覚悟なんて最初っからできてたんだな、ここに巻き込まれた時点で。
[そして、>>166 のゼルギウスの様子は、既視感があった]
なぁ、ゼルギウス先生! 落ち着けって!
[リーチェを殺すつもりだったのと同じように、クレメンスを殺すつもりだと思った。
止めなければ、と立ち上がろうとした]
[だって、止めなければ、ミハエラの大事な人が被害者にか加害者になってしまうじゃないか]
[が、体調があまりにもよろしくなく、一歩踏み出せば別のテーブルに倒れこんだ]
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