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ま、恨みなんて、裁けなければ屍に成るだけだ。
[一度、退席したジョエルが戻ってきて、カップを受け取り]
有難う。
――良い香りだ。
[それからマイルズの言葉に、先よりも柔らかな微笑みを浮かべる。
良い香りに解れたのか]
心配をして呉れると云うのは嬉しいものさ。
[カップに口をつける。薄紅の口唇が柔らかな弧を描いた]
畏まりました。
本日はマリアージュフレールのマルコポーロとエスプリ・ド・ノエル、ウェッジウッドのアールグレイフラワーズの三種をご用意いたしましたがいかがなさいますか?
[エドガーの声にまずは頷き、それからラインナップを口頭で提示して後に軽く首を傾げて尋ねるだろう]
御待たせ致しましたレディ。
…ケーキのお代わりも宜しければ如何ですか?
[ミュウに新しいエスプリ・ド・ノエルのポットを用意しながら、紅茶だけでよいのか尋ねてみるだろう。
彼女のカップには鮮やかな色の紅茶が注がれ]
[紅茶をすすれば、微かな紅がティーカップの縁を彩り。]
あは、こういう楽しみが無ければ、ね。
どんな話かわからない会合なんかに出向く気も失せちゃうもの。
[そして、紅を指先で軽く拭いながらディーノにくすと微笑み]
恨みなんてくだらない感情なのだけどね。
所詮私たちの世界は、Dead or Alive, All or Nothing, そんなモノ。
――そして失うのは全て己の弱さが原因だしね。
[何かを押し殺す様に呟いた後、カップへと目線を落とした。]
まぁ、シャチョウサンの事なんて僕には関係ないけどね。
恨みの管理・・・か。
アヤメさんの恨みを買うのは確かに怖そうけど・・・
実際、あるのかもしれないなぁ?
この中の誰かの間にもそんな関係が。
[言って、微かに微笑みを浮かべつつ、甘く香る紅茶へと*口をつけた*]
情報屋 ノブ がきたらしいよ(13人目……だったかなあ?)。
[─コツコツと靴底が床をゆっくりと叩く音が響く]
…勝手に殺されちゃ困るんだけどねぇ?
[ニヤニヤとしながら皆を見渡し]
あぁ…いい香りだね。
僕にも紅茶をもらえるかな?ミルクと砂糖多目に頼むね。
下らない感情は、下らないなりに使えるモノだけどね。
[アヤメの言葉に、けらりと笑って]
死ぬか生きるか、ねぇ……それは確かに。
[押し殺したような言葉には、気づいても特に追及することもなく]
……おんや?
これは、お久しぶり?
[悠然と入って来たノブに、きょとり、と瞬いて見せた]
ああ、ありがとうよ。
折角だからケーキもいただくかね。
[ジョエルに微笑みを返していたが、聞こえてきた声に流石に入り口の方へと視線を投げて]
おやまあ、死者のお戻りかい。
それとも……
[クツリと笑ってノブに片手を上げた]
……は?
[唐突に出現したノブに、グラスの中の氷がカランと音を立てた。
そのまま、エドガーをちらりと見て]
何か言ってたよな? おっさん?
[みんなの恨み辛みの話を頬杖ついて聞いていたが、靴音に振り向くと、吃驚した顔になる]
……あれ? 社長さん。死んだんじゃなかったの?
恨みつらみを持つ持たぬも、凡ては其れ次第。
この中で、ねぇ…
[オーフェンの言葉にちらりとあたりを見回して――聲に怪訝そうな顔をし振り向いた]
アハ、生きてたのか。其れは好かったねぇ。おめでとう。
お前は本物か?
揃った━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
うう、拙い企画に皆さんありがとうございます。秀樹カンゲキ!!(マテ
[シャロンの評価には微笑んで「恐れ入ります」と告げただろう]
私の紅茶のために足を運んでいただくなど畏れ多い…。
小姐がお望みなのでしたら、電話一本でいつでも馳せ参じてご用意いたしますよ?
[いつでもご用命を、なんてCMみたいな口ぶりで]
畏まりました、では…そうですね、チーズケーキなど如何でしょう?
[折角なら違うケーキを、Toばかりにミュウに微笑みながら尋ねていたのだけれど、現われたノブにきょとんとして。
それから、彼のオーダーににこりと微笑むだろう]
ごきげんよう主計殿、畏まりました。
宜しければケーキも一緒に如何ですか?
ミルクピッチャーとシュガーポットは一緒にお持ちしますので、お好きなだけどうぞ?
[そう伝えてミュウのケーキとノブのオーダーを用意しに一度キッチンに下がり]
[口々に寄せられる質問に手をヒラヒラとさせあしらうように]
さぁてね?僕そっくりの誰かさんが死んだ…ただそれだけの事じゃないのかい?
ダメだよぉ?「情報」はしっかり吟味しなくちゃねえ?
[シャロンの方をちらりと見、上着から一枚のカードを取り出す。其処に描かれたのは双子座をあしらった絵柄]
ほら、これで僕が本物ってわかったかな?
ま、こんなものいくらでも作れちゃうけどねぇ。
[だらりと腕を下ろすと袖口から大量のカードがこぼれ落ちる]
[動揺を一瞬で隠して、ツカツカとノブに歩み寄る。]
[その右肩をがっしと掴んで]
…よく生きてた。
[そのまま腕で強引に引き寄せ、耳元に口を寄せて囁く。]
後で報告しろ…!
[それだけの事、と言われれば、妙に納得したようになるほど、と呟いて]
……ま、生きてたんならそれはそれで。
別に悪くはないんじゃない?
[問題あるなら、あるなりに、手が下されるんだろうし、と。
楽観的な事を言いつつ、タルトの最後の一欠片を口に放り込む]
で、あとは星詠みの君、かあ……マイペースなんだよねぇ、彼女……。
[それを飲み込んでから、こう呟いて、また欠伸を一つ]
成る程、其う云う事か。
[ノブの手から零れる沢山のカードを見ながら、くつくつとした笑みは止められず]
良く、其れだけの数を作ったものだな。
隣席が空いているのはどうにも気に障る。
良く似た誰かとやらに、感謝でもするか?
村の設定が変更されました。
ああ、それで頼むよ。
[ノブから視線は外さぬままにジョエルに答えて。
無数のカードやエドガーの動きを薄笑いと共に見つめていた]
村の設定が変更されました。
『影武者…というわけか。我々をたばかるとは。』
『なるほどあの男に、あれほどの作戦実行能力があるとは思えなかったが。表向きあの影武者に任務を受けさせて、遂行はこちらの本物が行っていたわけだ。』
『いや、こいつも本物かどうかは即断出来ないな…。何故戻って来た?影武者は何故死んだ?』
[ミュウにはチーズケーキのプレート、ノブには紅茶のポットとミルクピッチャーとシュガーポットを添えて、そして彼の前にティーカップを]
おやおや、まるでマジシャンのようですね。
右や左の旦那様ー…なーんて?
[袖口から床に舞いちるカードをみておどけながらノブのカップに紅茶だけ注ぐ。
あとは自分で好きにしろ、と言うことらしい]
[足元にばらまかれたカードがするすると袖口に戻っていく]
お片づけ…と。散らかすのはよくないからねえ。
[足元のカードが片付いたことを確認してから席につき紅茶をすする]
さあてねえ?影武者なんて僕は立てた事ないからなぁ?
なんで死んだんだろうねえ?むかつく顔だったんじゃ…って僕そっくりだったかもなのか。
[そういってけらけらと笑う]
■1.ノブ・ミルレイト
■2.29
■3.双子宮
■4.紙製のモノを自在に操る能力を持つ。
もっとも得意とするのは紙製のモノを複製する事。
強度もある程度調整できるらしく金属製のもの以外なら斬る事なら可能。
大量の紙を眼前に出しシールドのように使う事も。
体術等はそこまで得意では無く紙を複製、強度変化させ飛ばす事で闘う。
■5.組織の表用の会社の社長として組織に存在していたが、その人物は影武者。
実際の指揮等は本人が行っていた模様。
情報収集よりも情報操作を得意とし、自身の存在は今まで隠し続けてきた。
影武者が殺された?事で表に出る事を決心したようだが、今表にでてきているのが本人かどうかはまだ不明。
[ノブとエドガーのやりとりを眺めながら、冷静さを取り戻してゆき。]
ま、情報の錯綜でも起こってたかしらね?珍しい事。
[皮肉笑いのその後に、ディーノへと向き直り。]
まぁね、案外そのくだらない感情が原動力になっちゃったりする事もあるし。
でも……殺しを楽しむには要らない感情だわ。
[ノブのおどけた言葉にスッと目を細めると]
……食えない奴
やっぱ私は社長さんのこと好きにはなれそうに無いな
[そう言って肩を竦める]
[ジョエルの口ぶりにくすと笑いながら。]
あは、そんな事言ってると、本当に呼び出しちゃうかもよ?
その辺の喫茶店で飲むよりずっと美味しいもの。貴方の紅茶って、ね。
[けらけらと笑うノブの様子にひょい、と肩をすくめて]
ああ、よくあるねぇ。
それで無駄なケンカ売られた事もあるし。
[アヤメの言葉に、さらり、とこう返す]
殺るのを楽しむには無用……ね。そうかも。
[続いた言葉は呟くようで。
口元には微か、皮肉っぽい笑みがかすめるか。
とはいえ、それは刹那のものですぐに消え失せてしまったが]
やれやれ。
楽しいのはいいけれど面倒なのはゴメンだよ。
[微妙な空気が流れるのには薄く笑ったまま。
ケーキが運ばれればそちらに顔を戻して一口運び]
ああ、これも美味いネェ。
[アヤメの言葉ににこりと微笑み]
その辺の喫茶店よりはずっと良質な紅茶の葉だからではないでしょうか?
小姐がお召しとあらば喜んで。
[その表情はやはり微笑んでいて。
はたして、見せる表情が本当かどうかは謎だが]
そっくりだったなら殺されるかもな
[カレンの反応に、くつくつと笑ってノブへと云う。
それから紅茶を飲み干すと]
何にせよ、愉しめれば其れでいいじゃないか。
然し…
[足りないと呟き*ため息を吐いた*]
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