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[左腕の痛み、顔の痛み。如何に護りが硬いとは言え、意図的に受け続けていればダメージは蓄積し。鈍い痛みにより集中力が欠けそうになる。ふ、と短く呼吸し、次の動作に入ろうとした瞬間。マリーの左手に集められた水球が変化し、殺傷力のある武器と化す]
汝、固き土。
されど個と解せば軟き流砂と成す!
[一番最初にマリーへ接近した時に踏み抜いた地面。そこから離さなかった足を中心に、気を解放し、マリーの足元を崩そうと変化を起こす。攻撃が放たれた今、体勢を崩させ攻撃を反らせられるかどうかは一か八かの賭け。それでもそれに縋ったのは──]
[ 跳躍の後。
背に生えるは鷲に似た、一対の翼。
その色は今にも闇に溶け込みそうに深い黒 ]
まあ、日本って平和だしなぁ。
見た目上。
[ 滲む赤に眼を眇めつつ、
ばさり、空気を打つ音と共に飛び、距離を取る。
宙に居れど、まるで地上と同じように、
翼でバランスを取り、風を呼び、輪を右に引き戻した。
そう高い位置ではない――精々人二人分程――にも関わらず、
見慣れた公園は、随分と小さく思える。
風が心地好い。 なのに。
眼下にヒビキを見下ろした侭、追撃は加えず ]
――そろそろ、止めとくか?
[ そんなことを、問うた ]
[徐々に砂へと変化していく地面。しかし地面への気の回りが遅い。攻撃をくらい過ぎたか、変化させるための気の練りが足りていない。連戦による精神的な疲労も残っていたのだろう]
ぐっ……!
[成すすべなく、水のレーザーは幸貴の腹部を貫いていく。くぐもった声を漏らし、貫かれる反動で後方へと吹き飛び、そのまま仰向けに倒れ込んだ。倒れた地面に、少しずつ紅き溜まりが形成されていく]
[レーザーを食らい吹き飛ぶサキ。同時に、彼女自身の体力も尽きたのか膝がガクンと落ちる。
だが、剣を杖にし、笑う膝を気力で押さえ込んで、立ち上がる。]
…………あと、ふたり。キューちゃん、救わない、と。ユーゴ、約束、守って、くれるか、なぁ。
[ブツブツと呟くと、倒れているサキを放って夢遊病者のようにフラフラと、そして、時折ズシャッと転びながらも、何処へとなく*歩いていった*。]
っ、は…。
搦め手、なんて、慣れないこと、するもんじゃ、無いね…。
それでも、傷つけ、すぎるのは……──。
[嫌だった。何故そのような行動に出たのか。光邦にも加減はするなと言われていたはずなのに。それもまた、『霊亀』たる性質が影響していたのかもしれない。何より、マリーが傷ついては九尾も、久鷹も、悲しむだろうから]
…表面上は、な。
[漆黒の翼に少しばかり瞠目、それからは、と小さく唇が息を零す。
それは、諦めにも似ていたし、けれど確かに笑みでもあった。
暗い赤の滲む上に手を重ねれば、戒めるように傷口に指を立てる。
抉るほどではなかったが、確かにそれは痛くて、けれどその痛みのおかげで自分の考えが少なくとも一つは纏まる]
…んだよ。
出し惜しみして、損した。
[微かに、唇はつりあがる。
それは。いや、それこそが返事だとばかりに。
手は長刀を目前にかざし血に濡れた指先が刃をなぞる]
────。
WAS YEA RA CHS HYMMNOS Fayra:E-z
was yea ra chs hymnos yor
en chsee fwal fwal yor
exec drone hymnos Fayra:E-z
enter>>H-S//
[紡がれる言葉。
背に、白く舞い上がる炎は三対]
───MA KI RA CENJUE PAK SOR
[血と炎による再練成。
手にするは─── 一振りの大長刀(ナギナタ)]
[霞む意識でマリーがふらふらと立ち去るのを見つける]
拙い、な。
止める、つもりが、逆効果、だ。
どうにか、しな、きゃ…。
[気持ちだけが逸り、身体は全く動かない。零れる紅は意識を朦朧とさせ、発しようとする声を奪う]
[しかし幸いここは土属の影響が高い場所。少しずつではあるが、土気の力を借りて、腹に空いた穴の、簡単な止血だけは施すことが出来るだろうか。どうにか止血が終わった頃、大地に零れた紅は地へ吸収され。赤黒く残る色を残る気力で元の土色へと戻す。それが終わるとふつりと意識が途絶え。光邦や沙耶香が回収するまで、その場に倒れていることになる。今が夜であるのは*不幸中の幸い*]
あ―― そ。
んじゃ、
[ 薄く。薄く、されど違いなく、笑みが滲んだ。
白炎の舞う間、天を仰ぐ。
一度、目を閉じる。目蓋越しにも、注ぐ光は痛い ]
Wehe, Blas, Tobe... Spirale,
[ 風を呼ぶ、呼ぶ、呼ぶ。
生まれるは幾つもの渦、巡る巡る、螺旋。
それは混ざり合い、小さき流れが一つの大きな流れと成る。
視えないそれらを感じ取り、掴む。そのイメージ ]
……やりますかね。
[ 闇を孕んだ眼を開いた。
高く、高く、舞い上がる。
一対の輪持った手に力を篭め、腕を交差させ―― ]
[刀よりもよっぽど持ち慣れた獲物に変われば、その重みを確かめるように柄を握りなおして静かに息を吐き出す。
風の渦は龍のように天より来たりて。
す、と息を吸う。酸素を吸い込み。巡らせ煽らせ]
──fayra hymmne prasrity>>ruinie tussu…!
[一閃で竜巻を薙ぎ、そこに生まれたわずかな空間に身を滑り込ませれば中心は柔和。
ぐ、とさらに柄を握りなおし]
─── Rudje fayra::ousye!
[轟、と大朱雀の纏う紅蓮の炎は竜巻を飲み込み炎は花弁のように舞い踊る。
朱に視界が染まり、瞳ははっきりと丹朱の色に耀きこちらを目指して下降してくる姿に対峙し、漆黒の翼を撃ち落とすかのように上空めがけて一閃──
力と力のぶつかり合いは、どん、と空気を烈しく揺らす大きな爆発のような*音*]
─屋上─
[閉ざされていた目が、不意に、開く。
何かによって、集中が途切れでもしたかのように、唐突に。
真紅の瞳、そこに宿る色は、困惑と、苛立ちめいたもの]
[ 真昼の太陽が如く、焔を巻き込んだ風は夜天を照らす。
切り裂かれ入り込まれた内部は無の空間、
荒れ狂う風に全ての音は呑まれ、
其処だけ刻の止まったかのような錯覚を覚える。
朱に染まりゆく視界、身体が熱くなってゆく。
されど視えるものは昏く、心は酷く冷えていた ]
――……………、
[ 迫り来る姿を両の眼に映して、
口唇が象った感情は己すら知らない。
二つの刃、二つの力、
闇と陽が触れ合った瞬間、世界が震えた ]
……ったぁく……。
[なにやってんだよ、と。
零れ落ちる声は苛立ちを帯びて。
がし、と頭を欠いた後、翼を羽ばたかせる。
向かう先は、グラウンド]
無事……じゃ、ないな。
まったく……だから、迷うな、っつたんだ。
[意識を失い、倒れた幸貴の様子に露骨に呆れた口調で呟く。
それでも、このままには出来ぬ、と抱え上げる。
……こちらのダメージやら何やらで、ちょっと運び難そうだったのはさておいて。
再び、翼を広げて屋上へ向かい、『隔離の陣』の内へと*向かう*]
[ ――次に眼が映したのは、
数多の星が輝く天だった。
世界はまるで、何事も無かったかの如く静まり返っている。
其処に在る乱れは、力在る者ならば感じ取れようが。
空を舞う為の翼は折れ、風は大気に散っていた。
胸に鋭い痛みに、恐らく緋が滴っているのだろうと思う。
気怠けに持ち上げた手には、何も在りはしない ]
……ちぇ。
いっつも、…勝てねぇーん、だもんなぁ。
[ ああ、喋り辛い。
咳混じりに言葉を吐き出す ]
[ 火傷も幾らか負っているのだろうか。
茫とした頭では上手く把握出来ないが、
少なくともフードは外れて、地には金が零れ落ちる ]
レッドって、柄じゃねぇだろ、
精々……ブラックとか。
[ 相手は何と言っていたか、
聞こえぬ侭に、場違いな文句を垂れる ]
…………あー。 楽しかった、んかな?
[ やがてそんな台詞も止まり、
己の手の向こうに、月を睨む。
深く、深く。息を吐き出して ]
……単に。
壊したかった――んかな。
壊れたかったか。
まあ、 どっちでもいいか。
[ それは天魔らしいとも言える望みで、
彼の口から零れた本心。
くだんねぇ。
小さく晒って、手を下ろす。
闇色の瞳を目蓋の裏に隠し、
翔る事を絶たれた翼は無に帰す。
* 離れた場所に、赤の羽根が一枚、落ちていた *]
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